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HubSpotからコンタクトを削除しないほうがよいのはなぜですか?

更新日時 December 1, 2016

HubSpotのコンタクトデータベースの根本的な価値は、各インタラクションがそれまでのインタラクションに基づいて構築されるということです。コンタクトをインポートすると、この価値も、最も基本的なレベルで実現されます。HubSpotの、そしてインバウンドマーケティングの真のメリットは、匿名の訪問者が連絡可能なコンタクトへと変わっていく流れにあります。これは、効果的なコンテンツを作成することで訪問者による自発的なコンバージョンが行われることによって実現します。具体的には、訪問者が、提供されるリソースを獲得する見返りとして、自分の個人情報(Eメールアドレス、名前、会社名など)を入力してくれることでコンバージョンが発生します。コンテンツは、ブログ購読、eBookのダウンロード、デモリクエストなどの形式で提供されます。

コンタクトはコンバージョンの際、フォームに入力した情報以上のものを提供してくれます。コンタクトデータベースとトラッキングコードの統合により、コンタクトがフォームを送信した正確な場所がわかります。コンタクトのブラウザにCookieが記録されるので、このコンタクトがそのサイトに再び戻ってきた場合、そのコンタクトのアクティビティとページビューが自動的に記録されます。コンタクトタイムラインに、Eメールの送信、フォームの送信、リストへの追加、ライフサイクルステージの遷移といったアクティビティが時系列で示されます。このように、コンタクトのインタラクションはどんどん蓄積されていくので、そのコンタクトが誰なのかだけでなく、そのコンタクトが何に興味あるのかについても把握できるようになります

あなたの会社に興味を持っているコンタクトがいれば、そのコンタクトをインバウンドマーケティングファネルの下へと導くためにコンテンツを調整することができます。コンテンツは、フォーム内のスマートフィールドプログレッシブプロファイリングスマートコンテンツを利用することにより、調整することができます。次に、コンタクトを管理可能な特定グループに分類するため、リストとペルソナを作成できます。これは、つまり訪問者が見るコンテンツにコンテキストを追加しているということです。

HubSpotからコンタクトを削除すると、これらすべてが失われることになります。結果的に、既知のコンタクトを匿名の訪問者に戻すことになります。HubSpotコンタクトを削除すると失われるすべての内容を次のリストに示します。

  • コンタクトのインタラクションデータのすべて(Eメールインタラクションを除く):
    • フォーム送信データ
    • ウェブサイトアクセス情報
    • リストメンバーシップデータ
    • インテグレーション(Salesforce、Wistia、GoToWebinar、SurveyMonkey)からのデータ
    • ライフサイクルステージ遷移データ
    • カスタムイベント(Enterpriseのみ)完了についての情報
  • 既存レポートへの影響:
    • 削除されたコンタクトはダッシュボードから削除されます
    • そのコンタクトによる今までのアクセス記録はソースレポートに残りますが、特定のソース別のコンタクト数からはそのコンタクトは除外されます
    • [Content(コンテンツ)] > [Campaigns(キャンペーン)] > 特定のキャンペーンの順に選択して開かれるキャンペーンダッシュボードに表示される、キャンペーン別のコンタクト数からは除外されます
    • コンタクトは、フォーム送信レポートとランディングページ送信レポートに残りますが、「No contact(コンタクトなし)」と表示されます。

マーケティングに非常に役立つ、そのコンタクトについての今までの全インタラクション、つまりコンテキスト情報の履歴がすべてなくなります。コンタクトの情報をすべて保存していて、再度インポートしても、設定していたスマートコンテンツやリストメンバーシップは元に戻りません。さらに重要なこととして、そのコンタクトが誰なのか、ウェブサイトをどのように見つけたのか、インバウンドファネルのどこまでたどり着いていたのかといった、コンタクトの情報が消えてしまいます。過去のインタラクションのデータが消えてしまうため、最適なコンバージョンを実現するためにどのようにHubSpotポータルやマーケティングキャンペーンを調整したらよいかがわからなくなります。

コンタクトが完全なスパム送信だった場合など、コンタクトを削除する理由が正当である場合であっても、データベースからコンタクトを削除する前には必ず、そのコンタクトとの将来的なインタラクションの可能性を検討することが重要です。