イベントと関連付けられた収益レポート
HubSpotのイベントに収益レポートを追加するには、次の3つの方法があります。
- 要素クリックイベント
- javascriptイベント
- HTTP APIイベント
イベントが実行されるたびに、トリガーされたイベントに関連付けられた値が、コンタクトのレコードのRevenue(収益)フィールドに追加されます。コンバージョン値を設定するときは、特定の値を入力するか、Javascript変数やFull jQueryセレクターを入力して動的に値を指定することができます。
クリックされた要素
追跡する要素に金額の値が関連付けられている場合は、[Use conversion value(コンバージョン値を使用)]ボックスをチェックして、コンバージョン値を追加できます。この要素クリックイベントで取得された値は、デフォルトのRevenue(収益)プロパティ(コンタクトのAnalytics(アナリティクス)プロパティグループ内)に送られます。
これは、イベントを使って購入を追跡したいEコマースやその他のB2Cのウェブサイトで役に立ちます。JS変数やセレクターを使って、動的な値を保存することもできます。

カスタムイベントで値をトラッキングする
カスタムイベントで値を追跡するには、自分のJSスニペットでその値を更新してからJavascriptに追加します。HTTP APIイベントでも同様に値を渡せます。HubSpotは、イベントの完了時にコンタクトのプロパティhs_analytics_revenueを更新します。

カスタムイベントでのその他の一般的な使用方法
外部サイトへのログインをトラッキングする
外部ウェブサイトにログインのみのセクションがある場合、誰が実際にログインしているのかに興味があるかと思います。カスタムイベントを使うと、この情報をHubSpotに送ることができます。ログインがあると、イベントがトリガーされて情報がHubSpotに送られます。それがコンタクトのレコードに保存されると、一定の時間枠やイベントが実行された回数の合計などで区切って、最近のログインに基づいたリストを作成できます。
ブラウザーやモバイルの使用状況
モバイル向けサイトが頻繁に使用されるかどうかを把握していますか?カスタムイベントを使うと、訪問者がどのブラウザーを使っているか、およびモバイルデバイスからはどれくらい頻繁に訪問されているかがわかります。この情報を把握することにより、サイトを訪問した人が最高のエクスペリエンスを得られるようにできます。
放棄ショッピングカート
B2Cの会社には、常に、訪問者がオンラインショッピングカートを放置したまま去ってしまうという問題があります。関心がなくなったり、またはちょっと他のことに気が散っている場合でも、穏当に注意を喚起するメッセージを送ると、結果は大きく違います。訪問者が配送料を計算したときにカスタムイベントをトリガーするように設定した場合、HubSpotのLists(リスト)ツールで、そのイベントをトリガーしたが実際には購入していないすべてのコンタクトを確認できます。