ワークフローのツアー

更新日時 July 5, 2016

必要条件

ソフトウェア: HubSpot マーケティング
サブスクリプション: Pro & Enterprise

近年、「マーケティングオートメーション」は業界の流行語となり、多くのマーケター用ツールセットの主要な機能になっています。マーケティングオートメーションソフトウェアは強力なツールであることが証明されています。ところが、そのパワーと柔軟さが、マーケティングエフォートの複雑さや焦点を絞り込めない問題につながることもあります。時間を節約してマーケティングキャンペーンを拡大しようとして複雑なソフトウェアを使うと、「MOFU(Middle of the Funnel)」ばかりのマーケティングにつながり、有望な見込み客や顧客を獲得できないことがよくあります。

我々、米国のインバウンドマーケターは、コンタクトがリードナーチャリングキャンペーンのメッセージのみを個別に受け取るのではないことを、現実として知っています。マーケティングオートメーションの成功は、ユーザーのコンテキストに基づいて、関連性が高くタイムリーなアクションを起こせるかどうかにかかっています。つまり、コンタクトは、マーケターから届いたEメールを読むだけではないということです。ブログ記事を読む、ウェブサイトにアクセスする、ソーシャルメディアでマーケターと交流するなど、他のこともしています。インバウンドマーケティングが特別な理由は、コンタクトがコンテンツとどのようにやり取りするかという考え方です。HubSpotのワークフローでは、このデータをコンタクトの行動に使用し、パーソナライズされ、関連性が高く、コンテキストのあるマーケティングを作成できます。

HubSpotのツールは、関心の高いコンタクトとのパイプライン構築に役立つよう高度に相互接続しており、タイムリーなコンテンツでコンタクトを育てることができます。また、セールスチームに商談をまとめるための総合的な情報を与えて、セールスチームを応援できます。このユーザーガイドでは、ワークフローの機能だけでなく、コンテキストがあり、焦点が絞り込まれていて、測定可能なオートメーションを設定する方法も説明します。

ワークフローとは

ワークフローは、開始条件に基づき実行される、自動化された一連のマーケティングアクションです。ワークフローを使って、リードナーチャリングのタスクを自動化する、内部機能を遂行するなどを達成できます。このツールでは、複数のアクションを任意の間隔と順番で実行できます。また、分岐ロジックを使い、コンタクトがコンテンツやウェブサイトとどのようにやり取りしたかに基づいて、特定のアクションを実行する機能もあります。Workflows(ワークフロー)は、ProfessionalEnterpriseのHubSpotアカウントでのみご利用いただけます

ワークフローのアクションには次のようなものがあります。

  • コンタクトが特定のフォームに有効なEメールアドレスを入力したら、約束したオファーを含むフォローアップEメールを送信する。
  • ウェビナーやカンファレンスが近づけばリマインダーEメールを、イベント後にはフォローアップEメールを送信する。
  • コンタクトがフォームに入力した内容に応じて、さまざまなEメールを送信する。
  • コンタクトのプロパティを動的に更新して、ページのスマートコンテンツの異なるバージョンがコンタクトに表示されるようにする(ProfessionalアカウントとEnterpriseアカウントのみ)。

ワークフローはリードナーチャリングを自動化するうえで威力を発揮するだけでなく、次のような内部タスクを遂行する際にも役立ちます。

  • コンタクトが無料トライアルフォームを送信したら、セールス担当者に通知する。
  • トライアル開始日などの内部コンタクトプロパティを自動で設定する。
  • コンタクトをカンファレンス登録者の静的リストに追加して、履歴を表示できるようにする。
  • コンタクトがフォームに入力したら、ウェブフック経由で別のシステムにコンタクトのデータを投稿する。

HubSpotのWorkflows(ワークフロー)ツールの強みは、絞り込まれた目標に向けてワークフローのパフォーマンスを追跡できる機能です。目標リストを設定することは、ワークフローの状況が一目でわかるようになるため、多くのワークフローで重要になります。

ワークフローのツアー

Workflows(ワークフロー)ツールにアクセスするには、[Contacts(コンタクト)] > [Workflows(ワークフロー)]の順に進みます。

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Workflows(ワークフロー)ダッシュボードが開きます。このダッシュボードには、ワークフローの全リスト、ワークフローに登録されているコンタクトの総数現在アクティブなコンタクトの数(ワークフローを完了していない人数)、最後にワークフローを更新した日付が表示されます。

灰色のドットはアクティブでないワークフローを表し、緑色のドットはアクティブなワークフローを表します。ワークフローダッシュボードでは、ワークフローをさまざまなタイプやステータスで絞り込んだり、特定のペルソナに関連付けられているワークフローに絞り込むことができます。

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ワークフローを新規作成するには、[Create new workflow(新規ワークフローを作成)]ボタンをクリックします。新規ワークフローを作成する際に最初に表示されるのは、ワークフローに内部で使用する名前を付けるフィールドと、「標準」、「固定日付」、「プロパティベース」の3つのワークフローから1つを選ぶオプションです。ワークフローのタイプについては後述のセクションで詳しく説明しますが、次にワークフローの3つのタイプを簡単に紹介します。

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ワークフローのタイプ

  • 標準 - このワークフローは、コンタクトがスマートリストに参加する、フォームを送信する、ページにアクセスする、イベントを完了するなどの行動によりトリガされます(Enterpriseアカウントのみ)。標準ワークフローは、個別のコンタクトやコンタクトの静的リストを手動で登録してもトリガできます
  • 固定日付 - このワークフローは同じ開始条件でトリガされますが、ステップが進むタイミングは、ウェビナー、カンファレンス、休日など所定のカレンダーの日付に関連しています。
  • プロパティベース - このワークフローは同じ開始条件でトリガされ、日付が基準になるという点では固定日付のワークフローと同様です。ただし、ステップが進むタイミングは、トライアルの有効期日、更新日、誕生日や記念日など、コンタクトの記録に記載されているカスタムの日付プロパティに関連しています。 HubSpotでのカスタムプロパティ作成について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ワークフローのタイプについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

開始条件

ワークフローにコンタクトを登録する際に、手動で行うか自動で行うかを選べます。手動を選ぶと、個別のコンタクトやリストを確認して、ワークフローに適した人を登録できます。自動を選ぶと、ワークフロー構築の基礎になる基準のリストが表示されます。

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目標リストと概要

目標リストとは、ワークフローの目標としての役割を果たすスマートリストです。目標リストに追加されたコンタクトはワークフローから登録解除され、ワークフローの最初でカウントされます。 目標リストはワークフローの効果を測定する際に役立ち、自動化を統一目標に集中させることができます。 目標リストについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

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アクション

ワークフローを開くと、[Actions(アクション)]画面に移動します。この画面には、ワークフローを開始したコンタクトの人数、ワークフローの開始条件、各アクション、ワークフローの中でのコンタクトの現在位置や各アクションでの人数、送信Eメールのクリックスルー率、抑制リスト(あれば)など、ワークフローで起こっているすべてのことがスナップショットで表示されます。目標リストがある場合、目標リストに含まれるコンタクトの人数やコンバージョン率も表示されます。

この画面には、[Actions(アクション)]タブをクリックすればいつでもアクセスでき、ワークフローの取り組みにどのような傾向があるかをスナップショットで確認できます。 統合された目標リストの指標では、ワークフローに登録され、目標リストに追加された人数がカウントされます。 ワークフローの効果測定について詳しくは、後述のセクションをご覧ください。 

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ワークフローは複数のアクションで構成されます。 アクションは、ワークフローで実行される個別の機能です。よく使われるアクションには、次のようなものがあります。

  • 遅延 - ワークフローのアクションとアクションの間に遅延を設定します。
  • Eメールを送信 - ワークフローを進んでいるコンタクトに自動Eメールを送信します。
  • コンタクトプロパティの値を設定 - 「トライアル開始日」など、コンタクトプロパティの値を設定します。

ワークフローで自動化できるすべてのアクションについて詳しくは、後述のセクションをご覧ください

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パフォーマンス、履歴、設定

各ワークフローで、ワークフローのEメールのパフォーマンス、履歴設定を確認できます。これらのリンクは、ワークフローの左側メニューにあります。

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パフォーマンス

このエリアには、ワークフローのEメールのパフォーマンスが表示されます。 まず、コンバージョン率の点から、ワークフローのパフォーマンスの概要を確認します。

その下には[Contact Performance(コンタクトのパフォーマンス)]セクションがあり、ワークフローに登録されているコンタクトの人数、ワークフローを完了した人数、離れた人数、目標を達成した人数が、所定の期間ごとに表示されます。このセクションの右上にある日付フィルターを使うと、特に絞り込んだ期間で確認したりカスタムの日付範囲に変更したりできるため、長期間にわたってワークフローがどのような成果を挙げたかをよりよく把握できます(ワークフローのパフォーマンスについて詳しくは、こちらをご覧ください)。

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履歴

ここではワークフローの履歴を時系列で確認できます。ここに記載される詳細情報には、コンタクトの登録日時、ステップの実施予定、コンタクトプロパティの設定やEメールの送信といったアクションの完了、コンタクトがワークフローを完了した日時、途中でエラーが発生したか(不適格のためコンタクトにEメールが送信されなかった)などの情報があります。

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設定

このエリアでは、ワークフローの実行方法に関する特定のルールを管理します。この画面には、コンタクトが2回以上登録できるかを管理したり、ワークフローをキャンペーンや抑制リストに添付したりするなどの設定があります。ワークフローの設定は、このガイドの後述のセクションで詳しく説明します

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