正規表現を使用してプロパティー値を検証する
更新日時 2025年 2月 17日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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正規表現(regex)を使用してテキストプロパティー値を検証することで、CRMデータの一貫性と品質を向上させることができます。正規表現は、目的のテキストパターンを定義する文字のシーケンスです。例えば、特定の桁数の値を求めたり、特定の文字と書式を含めたりできます。
正規表現を手動で設定するか、AIを使用して検証ルールの目標に基づいて正規表現を生成できます。詳しくは、サンプルのユースケースをご参照ください。
注:HubSpotの正規表現エンジンでは、キャプチャーグループをサポートしていません。パターンマッチングには正規表現を使用できますが、後で使用するために一致の一部を抽出する、式内のキャプチャされた値を参照する(つまり、後方参照)、一致結果を変数またはグループに格納するなど、キャプチャーグループに関連する機能は使用できません。
正規表現の検証ルールをプロパティーに追加する
テキストプロパティーの検証ルールに正規表現を追加できます。正規表現は手動で入力することも、AIを使用して記述することもできます。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
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左のサイドバーメニューで、[プロパティー]を選択します。
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[オブジェクトを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、[「オブジェクト」プロパティー]を選択して、そのオブジェクトのプロパティーを作成または編集します。
- フィールドタイプが「単行テキスト」または「複数行」のプロパティーを作成または編集します。正規表現の検証ルールを使用する場合、プロパティーには1,000文字の制限があります。
- プロパティーエディターで、[ルール]タブに進みます。
- 正規表現を使用した検証を設定するには、[正規表現を使用して検証]を選択します。代わりに単純なルールを使用する場合は、他の検証ルールを設定する方法をご確認ください。
- 正規表現を追加します。
- 正規表現を手動で追加するには、[正規表現]フィールドに表現を入力します。
- AIを使用して正規表現を生成するには、[生成]をクリックしてプロパティーを検証する方法の説明を入力し、[生成]をクリックします。その他のフィールドも自動的に生成されます。
- [無効な値のメッセージ]フィールドにエラーメッセージを入力します。これは、ユーザーが入力した値が検証要件を満たしていない場合に表示されます。
- 任意でエラーメッセージに詳細を追加する場合は、[追加のヘルプメッセージ]を入力します。
- 検証をテストするには、[正規表現をテスト]フィールドに値を入力します。正規表現が機能している場合、無効な値を指定するとエラーが発生しますが、有効な値は受け入れられます。
- プロパティーの設定または編集を終了したら、[作成]または[保存]をクリックします。
検証ルールは、作成時、レコード上、オブジェクト一覧ページ上、インポート時、または新しいフォームエディターを使用して作成されたフォームへの送信時に、ユーザーがプロパティーの値を設定または編集した場合に適用されます。
正規表現の構文
正規表現の設定方法については、こちらのRegex cheatsheet(正規表現チートシート)(英語)をご参照ください。
正規表現の使用例
使用例としては、次のようなものが挙げられます。
注:以下の正規表現を実装する前に、ご自身のユースケースで機能することを確認してください。
- 米国の電話番号:電話番号を「(123) 456-7890」の形式で入力するよう求める場合は、正規表現の
^\(\d{3}\) \d{3}-\d{4}$
を使用できます。 - Eメールアドレス:入力された値が標準のEメール形式(例:user@example.com)に従っていることを検証するには、正規表現の
^[a-zA-Z0-9._%+-]+@[a-zA-Z0-9.-]+\.[a-zA-Z]{2,}$
を使用できます。 - 郵便番号:郵便番号を5桁で入力するよう求めたい場合は、正規表現の
^\d{5}$
を使用できます。 - URL:URLが「http://」または「https://」で始まることを検証するには、正規表現の
^https?:\/\/[^\s/$.?#].[^\s]*$
を使用できます。 - 空白なし:空白が入力されないようにするには、正規表現の
^\S*$
を使用します。