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HubSpotとMicrosoft Teamsの連携

更新日時 2024年 10月 31日

以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。

すべての製品とプラン

 

 

HubSpotとMicrosoft Teamsを接続して、2つのアプリ間でコミュニケーションをシームレスに同期する方法を説明します。本連携についてご意見やご要望、またご提案などがございましたらこちらのフォーム(英語)からご送信ください。

注:
  • HubSpotアカウントにはMicrosoft Teamsのインスタンスを1件のみ接続できます。 
  • 法人用でないMicrosoft TeamsアカウントをHubSpotに接続することはできません。
  • HubSpotの異なるデータセンター間で同一のMicrosoft Teamsアカウントをインストールすることはできません。

始める前に

HubSpotとMicrosoft Teamsを接続する前に、Microsoft TeamsでHubSpotアプリがブロックされていないこと、およびHubSpotが許可されていることを確認します。

  • Microsoft Teams管理センターに移動します。
  • 左側のサイドバーで、[Teamsのアプリ]>[アプリの管理]をクリックし、HubSpotを検索します。 
  • HubSpotアプリをクリックし、[ステータス]を[許可]に切り替えます。 
MS TeamsでHubSpotアプリを許可
  • 左側のサイドバーで[アクセス許可ポリシー]をクリックします。 
  • 組織のアクセス許可ポリシーでHubSpotアプリが許可されていることを確認します。 

MS Teamsの許可画面

アプリの要件

Microsoft Teamsとの連携をインストールする方法は、フルインストールと限定インストールの2通りがあります。どちらのインストール方法でも、HubSpotアカウント内の全てのユーザーに連携がインストールされます。 

注:インストールを実行できるのは、HubSpotアカウントでスーパー管理者権限またはアプリ マーケットプレイス アクセス権が割り当てられているユーザーのみです。Microsoft Teams連携のフルインストールを行えるのは、Microsoft Teamsのグローバル管理者のみです。

Microsoft TeamsアカウントをHubSpotに接続する際に、以下のアプリ権限の許可を求めるメッセージが表示されます。 
  • フルインストールの場合:
    • 組織情報の読み取り:組織の名前を取得するために必要です。
    • 全てのユーザーの詳細プロフィールの読み取り:ユーザーに関する基本情報を取得するために必要です。
    • 全てのグループの読み取り:チームのリストを取得するために必要です。
    • オンラインミーティングの読み取りと作成:オンラインミーティングを作成するために必要です。
    • 全てのグループのメンバーシップの読み取り:連携時にチームのメンバーに関する基本情報を読み取るために必要です。
    • Read all call records(全ての通話レコードの読み取り):新しい通話に関する通知を受け取り、通話記録機能の通話詳細を読み取るために必要です。
    • Read all the members of all channels(全てのチャネルの全てのメンバーの読み取り):ID、名前、Eメールなど、チャネルメンバーに関する情報を取得するために必要です。
    • Read online meeting artifacts(オンライン ミーティング アーティファクトの読み取り):Microsoft Teamsウェビナー出席者のレコードを取得してウェビナー同期機能を使用するのに必要です。
    • Read all users' virtual events(全てのユーザーのバーチャルイベントの読み取り):ウェビナー情報を取得し、ウェビナーと登録の変更に関する通知を受け取って、ウェビナー同期機能を使用するのに必要です。 
    • チャネルの作成:ワークフローでチャネルを作成する機能の一部として、チャネル作成のために必要です。
    • 全てのチャネルの名前、説明、設定の読み取りと書き込み:チャネルのリストを読み取るために必要です。
    • Microsoft Teamsアプリの全てのチーム管理:HubSpotボットをチームのMicrosoft Teamsアカウントにインストールするために必要です。 
    • Teamsアプリの全てのユーザー管理:HubSpotボットをユーザーのMicrosoft Teamsアカウントにインストールするために必要です。
    • サインインとユーザープロフィールの読み取り:サインインを行うユーザーのMicrosoft TeamsユーザーIDとEメールアドレスを読み取るために必要です。
  • 限定インストールの場合:
    • オンラインミーティングの読み取りと作成:オンラインミーティングを作成するために必要です。
    • Teamsアプリのユーザーアカウント管理:HubSpotボットをMicrosofot Teamsアカウントにインストールするために必要です。
    • サインインとユーザープロフィールの読み取り:サインインを行うユーザーのIDとEメールアドレスを読み取るために必要です。

注:HubSpotは、HubSpotボットが通知を送信するMicrosoft TeamsのユーザーID、チームID、プライベートチャットにアクセスします。

Microsoft Teamsアプリをインストールする

  • HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックし、[アプリマーケットプレイス]を選択します。
  • Microsoft Teams」連携を検索し、結果の中からMicrosoft Teamsを選択します。
  • 右上の[アプリをインストール]をクリックします。
  • インストールオプションを選択する前に、表示されるダイアログボックスまたは以下のテーブルで、2通りのインストール方法を確認します。
フルインストール 限定インストール
フルインストールを選択するには、Microsoft管理者である必要があります。フルインストールを選択した場合、全ての機能を使用できます。  Microsoft管理者でなくても、限定インストールを選択できます。限定インストールでは、Microsoft TeamsでHubSpot通知を受信することと、ミーティングにMicrosoft Teamsミーティングリンクを追加することのみ可能です。
  • [フルインストール]または[限定インストール]を選択し、[アプリをインストール]をクリックします。
teams-

  • Microsoft Teamsアカウントのサインイン画面にリダイレクトされます。Microsoft Teamsのログイン情報を入力します。
[限定インストール]を選択した場合、Microsoft Teamsの接続アプリの設定画面にリダイレクトされ、HubSpotで連携アプリの利用を開始できます。HubSpotユーザーに接続されているMicrosoft Teamsユーザーアカウントを変更するには、[ユーザーアカウント]タブをクリックし、[接続済みのアカウントを編集]ドロップダウンメニューをクリックします。

接続済みのTeamsアカウントの編集

フルインストール]を選択した場合、必要な許可を確認し[許可]をクリックします。Microsoft Teams接続アプリの設定画面にリダイレクトされ、アプリ間のチームの接続とユーザーアカウントのセットアップを完了できます。
  • HubSpotに同期するチームを選択するには、[接続済みのチーム]タブをクリックします。
  • 特定のチームをHubSpotに接続するには、チーム名の横の[接続]スイッチをクリックしてオンに切り替えます。
MS Teamsの接続

  • 連携をインストールしたユーザーは、[表示]チェックボックスを選択して、HubSpotユーザーが閲覧できるチームを制限できます。新規作成されたチームを全てのユーザーが既定で閲覧できるようにするには、[既定で新規作成されたチームの共有範囲を有効にする]チェックボックスをオンにします。

注:「限定インストール」を選択していたものの「フルインストール」に変更したい場合は、アプリをアンインストールして再インストールする必要があります。

アプリの設定を確認

一般設定

[自分設定]タブで、接続済みのアカウントを確認します。接続済みのアカウントを編集するには、次のようにします。

  • [接続済みのアカウントを編集]>[接続済みのアカウントを変更]をクリックします。 
  • 右側のパネルで、Microsoft TeamsユーザーEメールを確認し、[リンク済みアカウントを更新]をクリックします。 

[グローバル設定]タブで、全ての接続済みのチームを確認します。

  • チーム名をクリックして、メンバー数を確認します。
  • Microsoft Teamsチームのユーザーが表示して接続できる内容を制御するには、クリックして共有範囲を有効にします。
  • [接続]をクリックしてMicrosoft TeamsのチームをHubSpotに接続し、ユーザーがさまざまな機能でアクセスできるようにします。
  • [アップグレード]をクリックして、新機能を利用できるようにチームをアップグレードします。

[個別のユーザーの設定を管理]セクションでは、HubSpotアカウントの個別のMicrosoft Teamsユーザーの設定を表示および管理します。

コミュニケーション

[受信トレイ]タブで、どのサポート受信トレイがMicrosoft Teamsチャネルに接続されているかを確認します。

  • オン/オフ切り替えスイッチオンをクリックしてオンに切り替え、受信トレイをMicrosoft Teamsチャネルに接続します。
  • [チーム]ドロップダウンメニューをクリックし、チームを選択します。
  • [チャネル]ドロップダウンメニューをクリックし、チャネルを選択します。 
  • [受信トレイチャネルのタイプ]ドロップダウンメニューをクリックし、Microsoft Teamsに接続するサポートチャネルを選択します。

Teams電話

[Teams電話]タブで、Teams電話の設定を確認して、Teams電話の通話をHubSpotレコードに記録します。HubSpotとMicrosoft Teams電話の設定方法を説明します。 

ウェビナー

[ウェビナー]タブで、Microsoft Teamsウェビナーのグローバル設定と個別設定を管理します。HubSpotおよびMicrosoft Teamsのウェビナーの設定方法について詳しくは、こちらをご覧ください。 

HubSpotユーザーをMicrosoft Teamsユーザーにマッピングする

Microsoft Teams連携の全ての機能を使用するには、HubSpotユーザーをMicrosoft Teamsユーザーにマッピングする必要があります。この機能には、ミーティングへのMicrosoft Teamsミーティングリンクの追加、Microsoft TeamsでのHubSpot通知の受信、カスタム通知の作成などが含まれます。両方のアプリでEメールアドレスが一致すると、ユーザーは自動的にマッピングされます。一致しない場合は、Eメールアドレスを手動でマッピングする必要があります。

ユーザーを手動でマッピングするには、次のようにします。

  • [全般設定]タブをクリックします。 
  • [アカウントを接続]をクリックします。
  • 右側のパネルの[Microsoft Teamsアカウント]フィールドにMicrosoft TeamsのEメールアドレスを入力し、[リンク済みアカウントを更新]をクリックします。 
Microsoft Teamsアカウントの関連付け
  • Microsoft Teamsアカウントに認証メッセージが送信されます。Microsoft Teamsに移動して、HubSpotからのメッセージを開き、[認証]をクリックします。
Teamsのアカウント認証
  • アカウントが確認されると、HubSpotから自分のMicrosoft Teamsアカウントに歓迎メッセージが送信されます。連携を使い始めることができます。

Microsoft Teams内のHubSpotからの歓迎メッセージ

スーパー管理者である場合は、[全般設定]セクションでマッピングされた全てのユーザーを確認できます。 

ユーザー マッピング エラーのトラブルシューティング

HubSpotユーザーをMicrosoft Teamsユーザーにマッピングする際に発生する可能性があるエラーのトラブルシューティング方法をご紹介します。 

「リンク済みMicrosoft Teamsアカウントの更新中に問題が発生しました。」

このエラーを解決するには、Microsoft TeamsでHubSpotアプリがブロックされていないことを確認します。

  • HubSpotを検索します。 
  • ステータスが[許可]になっていることを確認します。 

Microsoft Teamsのステータス

  • Microsoft Teamsに戻ります。
  • 左下の[アプリ]をクリックし、HubSpotを検索します。 
  • HubSpotアプリをMicrosoft Teamsアカウントに手動で追加するには、[追加]をクリックします。

Microsoft TeamsへのHubSpotの追加

Microsoft Teamsのミーティングリンクをミーティングに追加する

CRMでミーティングをスケジュールするときや、ミーティングツールを使用するときに、Microsoft Teamsのミーティングリンクを追加できます。ミーティングリンクは、HubSpotアカウントで設定されている既定の言語で作成されます。 

  • CRMのレコードからスケジュールしたミーティングにMicrosoft Teamsリンクを追加するには、HubSpotアカウントでレコードに移動します。
    • コンタクト:HubSpotアカウントにて、[CRM]>[コンタクト]の順に進みます。
    • 会社:HubSpotアカウントにて、[CRM]>[会社]の順に進みます。
    • 取引:HubSpotアカウントにて、[CRM]>[取引]の順に進みます。
    • チケット:HubSpotアカウントにて、[CRM]>[チケット]の順に進みます。
  • レコードの名前をクリックします。
  • 左側のパネルで、meetings [ミーティング]をクリックします。画面の下部に開いたウィンドウで、ミーティングを設定します。
  • [場所を選択]>[Microsoft Teams]をクリックします。 
Microsoft Teamsのミーティング

 

また、ミーティングツールで作成したスケジュール設定ページに、Microsoft Teamsのミーティングリンクを含めることもできます。

注:Office 365カレンダーのミーティングツールへの接続は必須ではありませんが、Microsoft Teamsとの連携を最大限に活用するためには、接続することをお勧めします。 

  • HubSpotアカウントにて、[ライブラリー]>[ミーティング]の順に進みます。
  • ミーティングにカーソルを合わせて[編集]をクリックします。
  • [概要]ページで、[ビデオ会議リンクを追加]ドロップダウンメニューをクリックし、[Microsoft Teams]を選択します。

スケジュール設定ページにミーティングリンクを追加

  • [保存]をクリックします。

注:HubSpotを使用してMicrosoft Teamsのミーティングリンクが作成された場合、作成後にリンクの更新をすることはできません。HubSpotでリンクを更新するには、新しいミーティングを作成する必要があります。

次のステップ

HubSpotとMicrosoft Teams を接続したら、次の記事をお読みください。

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