IMAP/SMTP経由で受信トレイを接続する際に起こるエラーのトラブルシューティング
更新日時 2023年 1月 19日
対象製品
すべての製品とプラン |
IMAPとSMTP経由で受信トレイを接続した際に、接続プロセスまたはEメール連携設定にエラーが発生する場合があります。エラーの発生理由を理解するために、IMAPとSMTP経由で受信トレイを正常に接続するための手順を参照してください。
- HubSpotから、該当するIMAPサーバー上の指定のポートに対する接続が行われます。
- 入力済みのEメールアドレスとパスワード、またはカスタムユーザー名(提供されている場合)を使用して、HubSpotからIMAPサーバーへのログインが行われます。
- HubSpotから、該当するSMTPサーバー上の指定のポートに対する接続が行われます。
- 入力済みのEメールアドレスとパスワード、またはカスタムユーザー名(提供されている場合)を使用して、HubSpotからSMTPサーバーへのログインが行われます。
- 受信トレイが機能していることを確認するために、HubSpotによって受信トレイからアカウントのBCCアドレスにテストメールが送信されます。
プロセスを理解することで、エラーの発生箇所と解決方法が分かりやすくなります。例えばSMTP設定が正しくない場合、HubSpotが正常にIMAPサーバーに接続されてログインできますが、SMTPサーバーへの接続中にエラーが発生します。
右側の[目次]でエラーメッセージを選んで、エラーの発生箇所と解決方法を確認してください。
IMAP設定が正しくありません
該当するIMAPサーバー上の指定のポートにHubSpotが接続できません。
- IMAPのサーバーとポートが正しいことを確認してください。ほとんどのIMAPポートは993または143です。
- サーバーがIMAPとSMTP経由で接続する技術要件を満たしていることを確かめてください。
- 貴社のITチームが、特定のIPアドレスにしか受信トレイとの接続を認めていない場合があります。この場合、ITチームに依頼して、許可リストにHubSpotでの受信トレイの接続に使用されるIPアドレスを追加してもらう必要があります。
IMAP認証エラー
- IMAPのサーバーとポートの設定が正しいことを確認してください。ほとんどのIMAPポートは993または143です。
- 権限なしエラーのステップを確認してください。
- ITチームやEメールプロバイダーと協力し、これらの認証エラーに関する詳細が分かるかどうかを確認します。次のようなケースが考えられます。
- 貴社のITチームが、特定のIPアドレスにしか受信トレイの認証を認めていない場合があります。この場合、ITチームに依頼して、許可リストにHubSpotでの受信トレイの接続に使用されるIPアドレスを追加してもらう必要があります。
- 一部のサーバーによっては、メールボックスへの同時接続が多すぎる場合に認証エラーが返されることもあります。IMAPを使用した受信トレイ接続の際にHubSpotが確立する同時接続をご覧ください。
IMAP検証エラー
- IMAPのサーバーとポートの設定が正しいことを確認してください。ほとんどのIMAPポートは993または143です。
- IMAPサーバーがIMAPとSMTP経由で受信トレイを接続する技術要件を満たしていることを確かめてください。
- 貴社のITチームが、特定のIPアドレスにしか、IMAPサーバー上で稼動しているIMAPサービスへのアクセスを認めていない場合があります。この場合、ITチームに依頼して、許可リストにHubSpotでの受信トレイの接続に使用されるIPアドレスを追加してもらう必要があります。
SMTP設定が正しくありません
- SMTPのサーバーとポートが正しいことを確認してください。ほとんどのSMTPポートは465、587または25です。
- IMAPサーバーがIMAPとSMTP経由で受信トレイを接続する技術要件を満たしていることを確かめてください。
- 貴社のITチームが、特定のIPアドレスにしか受信トレイとの接続を認めていない場合があります。この場合、ITチームに依頼して、許可リストにHubSpotでの受信トレイの接続に使用されるIPアドレスを追加してもらう必要があります。
テストメールに失敗しました
権限なし
- Eメールとパスワードが正しいことを確認してください。
- 一部のサーバーでは、ログインするカスタムユーザー名が必要です。設定の際に接続用のカスタムユーザー名が必要な場合は、ITチームに確認してください。
- サーバー上でアプリ固有のパスワードが求められるかどうかを確認してください。
- SSL証明書を確認してください。
- 貴社のITチームが、特定のIPアドレスにしか受信トレイの認証を認めていない場合があります。この場合、ITチームに依頼して、許可リストにHubSpotでの受信トレイの接続に使用されるIPアドレスを追加してもらう必要があります。
権限なし - 接続するにはアプリパスワードが必要です
Eメールクライアントによっては、ユーザーがログインするためにアプリ固有のパスワードの作成を求められる場合があります。Eメールプロバイダーのステップに従ってアプリ固有のパスワードを作成し、アプリ固有のパスワードを使用してログインしてください。
以下に、この問題について一般的に使用されるプロバイダーが説明している文書へのリンクを示します。
権限なし - SSL証明書が信頼されていません
IMAP/SMTPサーバーは、信頼できる認証機関によって署名されたSSL証明書を保持している必要があります。このエラーメッセージは、貴社で保持されているSSL証明書が破損している、期限切れになっている、または認識されていない認証機関によって署名されていることを示します。
受信トレイにサインインして接続を続行するには、IMAP経由で受信トレイを接続する際に、[詳細オプション]セクションにある[セキュアでない証明書を許可する]チェックボックスを選択してください。
関連記事
-
1対1のEメールの送信と返信
HubSpotでは、コンタクトレコード、または関連企業、取引、チケット、カスタムオブジェクトのレコードから各コンタクトにEメールを送信することができます。また、個人メールや、会話の受信箱に接続されたチームのメールアドレス
ナレッジベース -
個人用EメールをHubSpotに接続する
個人用EメールをHubSpotに接続すると、CRMからの1対1のEメール送信、CRMのログへのEメール返信記録、シーケンスEメールの送信を行ったり、受信トレイ内でセールスツールにアクセス可能になるHubSpot...
ナレッジベース -
HubSpotのメール開封・クリックトラッキングを理解する
HubSpot Sales Chromeエクステンション、HubSpot Sales Office 365アドイン、HubSpot Sales Outlookデスクトップアドインを...
ナレッジベース