HubSpot WordPressプラグインをインストールして使用する
更新日時 2025年10月22日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
HubSpotオールインワンマーケティングWordPressプラグインを使用すると、WordPressサイトとHubSpotアカウントを簡単に接続できます。プラグインを使用すると、HubSpotトラッキングコードが自動的にWordPressページに追加され、WordPressアカウントから直接さまざまなHubSpotツールにアクセスできます。
始める前に
プラグインをインストールして使用するには、以下の要件を満たす必要があります。
アクセス権限が必要 プラグインをインストールするには、HubSpotのスーパー管理者およびWordPress管理者である必要があります。
- お客さまのウェブサイトまたはブログで、WordPress.orgインストールまたはWordPress.comビジネスプランが使用されている必要があります。これ以外のWordPress.comプラン(Premium、Personalなど)ではプラグインやJavaScriptを使用できないため、このプラグインとの互換性がありません。
- WordPressバージョンがプラグイン要件に一致している必要があります。これは、「WordPressバージョン」の横にあるプラグインページの右サイドバーに記載されています。
注:プラグインをインストールするには、ブラウザー上のサードパーティーCookieを有効にして、サードパーティーCookieをブロックするアドインや拡張機能を無効にする必要があります。
プラグインのインストール
プラグインはWordPressアカウントから直接追加できます。
- WordPressのウェブサイト管理ダッシュボードにログインします。
- 左のサイドバーメニューで、[プラグイン]>[新規追加]の順に選択します。
- HubSpotのCRM、メールマーケティング、ウェブチャット、フォーム、およびアナリティクスプラグインを検索します。
- 右上にある[今すぐインストール]をクリックします。
- [Activate Plugin(プラグインを有効化)]をクリックします
- 左のサイドバーメニューから[HubSpot]に移動します。
 
 - [アカウントにログイン]をクリックして、インストールプロセスを完了します。まだHubSpotアカウントをセットアップしていない場合は、作成するように求められます。
- アカウントでブランドを使用している場合は、HubSpot設定でプラグインが使用するブランドを選択します。
注:zipファイルを使用してプラグインをインストールする場合は、プラグインをダウンロードしてWordPressアカウントにアップロードしてください。
プラグインをインストールした後は、HubSpotでウェブサイトデータの追跡を開始し、WordPressからHubSpotフォームを作成し、ウェブサイト用のウェブチャット、Eメール、セグメント、レポートを作成することができます。
注:WordPressのマルチサイトネットワークを設定している場合は、各サイトで個別にプラグインを有効化する必要があります。
プラグインを使用する
プラグインをインストールすると、WordPressからHubSpotフォームを作成し、ウェブサイト用のウェブチャット、Eメール、セグメント、レポートを作成することができます。
HubSpotツールへのアクセス
WordPressアカウントの左側のパネルで、以下にアクセスできます。
- フォーム:ウェブサイトで使用するモバイルレスポンシブフォームを作成します。リードナーチャリングのために、フォローアップEメールを特定のフォームに追加することが可能です。
- ウェブチャット:ウェブサイトにウェブチャットを追加し、サイト訪問者とリアルタイムでチャットします。自動対応のチャットボットを設定することで、自分がオンラインでないときにも訪問者に対応できます。
- コンタクト:1つのコンタクトデータベースで、全てのコンタクト、リード、顧客に関する詳細な分析を一元管理できます。CRMでコンタクトレコードを会社や取引などと関連付けることが可能です。
- Eメール:直感的なドラッグ&ドロップエディターを使って、クリーンでレスポンシブなEメールを作成できます。受信者の既知のコンタクトプロパティーに基づいて、パーソナライズされたコンテンツや件名を含めることができます。
- リスト:マーケティングEメールキャンペーンの送信またはワークフローでのコンタクトの登録を行うときに使用できるセグメントを作成します。
- レポート:マーケティング、営業、カスタマーサービスのパフォーマンスに関するレポートダッシュボードやレポートを作成および共有できます。
注:ウェブサイトによっては、チャットウィジェットがWordPressサイトのページ読み込み時間に影響を与えることがあります。こちらで、ページ読み込み時間に影響する要素について詳細をご確認ください。
HubSpotのコンテンツをWordPressのサブフォルダーでホスティング
HubSpotのコンテンツ(ブログ、ランディングページ、サイトページ、導入事例など)をサブフォルダー(例:website.com/subfolder)でホスティングできます。
WordPressのサブフォルダーにHubSpotコンテンツをセットアップするには、次の手順に従います。
- WordPressプラグインをインストールします。
- WordPressの左のサイドバーメニューから[HubSpot]に移動し、[設定]を選択します。

- ドメインを選択します。

- [HubSpot上でホスティングするコンテンツのリバースプロキシーをオンにする]スイッチをオンに切り替えます。
- ドメインを追加します。HubSpotでコンテンツをホストするドメインは、HubSpot内で[公開の準備完了]に設定されている必要があり、WordPressで使用しているドメインと完全に一致している必要があります。
注:1つのポータルに複数のWordPressサイトを接続できるため、サイトを識別するためにドメインの入力が必要です。
- [HubSpotパス]フィールドに、コンテンツに設定したスラッグを追加します。
- [WordPressパス]フィールドに、HubSpotコンテンツにルーティングするスラッグを追加します。
-  
  - *を追加することで、柔軟なパスを作成でき、特定のURLを指定しなくても動的なリクエストルーティングが可能になります。例えば、ブログ(example.com/blog/)を含むウェブサイトがある場合、各ブログページ(「/blog/post1」、「/blog/post2」など)のルールを手動で設定するのではなく、「/blog/*」のような柔軟なパスを使用できます。
- 柔軟なパスを使用する場合は特に、両方のパスに同じスラッグを設定することが推奨されます(例えば、HubSpotコンテンツのパスが「/blog/*」であれば、WordPressパスも「/blog/*」にすることが推奨されます)。
 
![[HubSpotパス]フィールドと[WordPressパス]フィールドの設定方法を示すスクリーンショット](https://53.fs1.hubspotusercontent-na1.net/hub/53/hubfs/Knowledge_Base_2023-24-25/wordpress-settings-proxy-slug.png?width=600&height=206&name=wordpress-settings-proxy-slug.png)
- 定期的にキャッシュが更新されて新しいパスが検出されますが、右上の[キャッシュをリセット]をクリックすると、ルートを即座に更新できます。
![[キャッシュをリセット]ボタンを示すスクリーンショット。](https://53.fs1.hubspotusercontent-na1.net/hub/53/hubfs/Knowledge_Base_2023-24-25/wordpress-settings-reset-cache.png?width=600&height=206&name=wordpress-settings-reset-cache.png)
