ミーティングツールの設定を管理する
更新日時 2023年 3月 6日
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カレンダー設定から、Google、Office 365、またはExchangeのカレンダーをミーティングツールに接続できます。これにより、接続されたカレンダー内にイベント(予定)がある場合は、スケジュール設定ページにもそのイベントの期間中は予定が入っていると表示されます。設定では、既定のスケジュールページの編集、他のカレンダーの追加、接続されたドメイン上でのスケジュール設定ページURLのホスティングを行うことも可能です。
カレンダーの接続は、ミーティングツールでのスケジュール設定ページの作成、表示、または編集には必要ありませんが、ミーティングの予約には必要です。カレンダーが接続されていない場合、スケジュール設定ページはオフラインモードになります。このため、ミーティングのリクエストは可能ですが、カレンダーには自動追加されません。
GmailまたはOffice 365カレンダーを接続する
ミーティングツールには、Google Apps(G Suite)、Gmail(Google の無償版)、またはOffice 365でホスティングされているカレンダーを接続できます。カレンダーを接続する前に、次の点に注意してください。
- カレンダーをミーティングツールに接続すると、関連付けられている受信トレイがEメール連携設定で自動的に接続されます。ただし、カレンダーが連携された後で、カレンダーの接続を無効にすることなく受信トレイの接続を無効にできます。
- 自分の受信トレイをコミュニケーションツールの共有受信トレイとして接続している場合は、自分のカレンダーをミーティングツールに接続することはできません。ミーティングツールに接続できるのは、ユーザー個人の受信トレイのみです。
- HubSpotと接続する前に、正しいGmailまたはOffice 365アカウントにログインしていることを確認してください。
カレンダーを接続するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [カレンダーを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスで、[Google/Gmail]または[Office 365]をクリックしてから、[カレンダーを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスの情報を確認してから、[承諾してGoogle(またはOffice 365)に接続]をクリックして、自分のカレンダーへのアクセスをミーティングツールに許可します。
ミーティングダッシュボードにリダイレクトされ、そこで個々のスケジュール設定ページをセットアップできます。
このカレンダー同期によってCRMのコンタクトレコード上に作成されたミーティングから、実際のカレンダーイベントへの招待がコンタクトに送信されます。カレンダーが接続されていない場合は、レコード上にミーティングエンゲージメントが作成されますが、カレンダーイベントの招待は送信されません。
必要な開示: HubSpotは、ミーティングツールを動かすため、また、イベントをCRMのコンタクトに関連付けるために、お客様のGoogleカレンダーとお客様がGoogle経由でアクセスするその他のカレンダーの両方にアクセスすることができます。Hubspotは、カレンダーの作成または変更、およびカレンダー上の個々のイベントの更新を行うことができるものとします。
Exchangeカレンダーを接続する
Exchangeカレンダーを接続する前に、ExchangeサーバーでExchange 2010 SP2以上が実行されていることをITチームに確認してください。カレンダーを接続するには、ExchangeのEメールアドレスとパスワードが必要ですが、Exchangeサーバーの構成によってはHubSpotで追加情報が必要になる場合があります。カレンダーを接続する前に、以下の表を参照して、必要な情報がすべて揃っていることを確認してください。
情報(*必須) | 値の例 |
Eメールアドレス* | jdo@hubspot.com/jp |
パスワード* | HubSpot123 |
ユーザー名 | jdoe |
Exchange URL | https://email.hubspot.com/ews/exchange.asmx |
Exchangeバージョン | Exchange 2010 SP2以上 |
注:Exchangeアカウントが2要素認証を使用するように設定されている場合、サードパーティーアプリのパスワードを入力する必要があります。サードパーティーアプリのパスワードを生成する方法については、Microsoftのドキュメントをご覧ください。
カレンダーを接続する前に、次の点に注意してください。
- 接続されているExchangeカレンダーのミーティングをキャンセルしたり再スケジュールしたりすることはできません。
- 次に示すように、ExchangeカレンダーとHubSpotカレンダーの双方向同期はサポートされていません。
- CRMレコードを介して作成されたミーティングは、Exchangeカレンダーに追加されません。
- Exchangeカレンダーで作成されたミーティングは、カレンダーイベントとしてHubSpotに同期されません。
- Exchangeカレンダーを使用してEメールにミーティング時間の提案を挿入することはできません。
カレンダーを接続するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで、[全般]をクリックします。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [カレンダーを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスで[Exchange]を選択して、[カレンダーを接続]をクリックします。
- カレンダーをHubSpotに接続した場合の動作や操作について説明を確認した後、[続行]をクリックします。
- ダイアログボックスで、以下の情報を入力します。
- Eメールアドレス:ExchangeのEメールアドレス。
- ユーザー名:ユーザー名を入力します。通常、これはEメールアドレスの@記号の前に表示される文字列か、ユーザーIDです。
- パスワード:Exchangeのパスワード。
- Exchange URL:Exchangeサーバーへのアクセスに使用するURLを入力します。
- [受信トレイを接続]をクリックします。
ミーティングダッシュボードに移動し、個々のスケジュールページを設定することができます。
接続されたカレンダーの設定をカスタマイズする
カレンダーの接続後、Sales HubまたはService Hubの有料(シートを割り当てられている)ユーザーは、スケジュール設定ページURLをカスタマイズできるようになります。HubSpotのご契約内容に応じて、HubSpotに接続済みのカスタムドメイン上でスケジュール設定ページURLをホスティングすることもできます。全てのユーザーは、自分の設定に追加のカレンダーを接続することができます。
スケジュール設定ページURLと既定のスケジュール設定ページを編集する(Sales HubまたはService HubのStarter、Professional、またはEnterpriseのみ)
今後作成する各スケジュール設定ページについては、スケジュール設定ページURLをHubSpotのカレンダー設定で変更できます。セールスメールのテンプレートにミーティングリンクを挿入する際に使用する既定のスケジュール設定ページを変更することもできます。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [ミーティングURL]フィールドのURLを編集します。スケジュール設定ページURLの変更は、今後の全ての新規スケジュール設定ページに適用されますが、既存のスケジュール設定ページのURLは変更されません。
- 別のスケジュール設定ページを既定として選択するには、[既定のミーティングリンク]ドロップダウンメニューをクリックします。
追加のカレンダーを接続する
追加のカレンダーを連携カレンダーに接続することができます。コンタクトがミーティングを予約すると、HubSpotによって各カレンダーの空き状況が確認され、予定が入っている時間はブロックされます。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [選択済みカレンダー]ドロップダウンメニューをクリックし、追加のカレンダーを選択します。
- 追加のカレンダーを削除するには、カレンダーの名前の横にある[X]をクリックします。
- [保存]をクリックします。
HubSpotアカウントにカレンダーを追加できるのは、接続されているGmailまたはOffice 365アカウントでEメールが所有しているか、アクセス権があるものだけです。新しいGoogleカレンダーと新しいOffice 365カレンダーの設定と共有方法について説明します。プロスペクトによってミーティングが予約されると、そのミーティングイベントは個人の既定のカレンダーにのみ表示され、他の連携済みカレンダーには表示されません。
いずれかのカレンダーへのアクセス権を1つでも失った場合は、他に連携済みカレンダーがあっても、コンタクトがあなたとのミーティングを予約できなくなります。誰かがあなたとのミーティングを予約しようとしていることを通知するEメールがあなたに届きます。その場合、アクセスを付与し直してもらうようにカレンダーの所有者に依頼するか、使用しないカレンダーを自分の設定から削除することができます。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- カレンダーを設定から削除するには、使用しないカレンダーの横にある[X]をクリックします。
スケジュール設定ページをカスタムドメイン上でホスティング
ドメインマネージャーでドメインが接続されていれば、どのユーザーでもカスタムドメインにスケジュールページをホスティングすることができます。
スケジュール設定ページに独自のカスタムドメインを使用すると、自社のブランドを反映させたり、過去のフォーム送信から収集済みの情報を事前入力するフォームフィールドを有効化したりできます。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [ミーティングドメイン]ドロップダウンメニューをクリックし、HubSpotアドレスの代わりにスケジュール設定ページをホスティングするカスタムドメインを選択します。ドメインマネージャーで接続されているドメインのみが、選択用のドロップダウンメニューに表示されます。
カスタムドメインのスケジュール設定ページが検索エンジンによってインデックス登録されないようにする場合は、robots.txtファイル内に「Disallow: /meetings*」を追加します。
注:カスタムドメインを使用する場合でも、他のドメインで既に使用しているスケジュール設定ページとは異なるURLスラッグが必要になります。
例えば、「http://yourcustomname.com/meetings/example」と「http://app.hubspot.com/meetings/example」は同じと扱われるため、「http://app.hubspot.com/meetings/example」がすでに存在する場合、「http://yourcustomname.com/meetings/example」は使用できなくなります。
ミーティングリンクをチャットウィジェットに追加する
チャットウィジェットにミーティングのリンクを組み込んでおき、訪問者にチャットでの会話中にあなたのスケジュール設定ページにアクセスして時間を予約してもらうことができます。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [チャットプロフィール]セクションにある[メッセージ チャット ウィンドウにミーティングの予約ページへのリンクを含める]チェックボックスをオンにします。
- [チャット ミーティング リンク]ドロップダウンメニューをクリックし、ミーティングのリンクを選択します。
ミーティングツールの設定に変更を加える作業が完了したら、[保存]をクリックします。スケジュール設定ページを作成または編集する方法と、それをコンタクトと共有する方法をご覧ください。