Google広告アカウントをHubSpotに接続する
更新日時 2025年 2月 4日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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Google広告アカウントをHubSpotに接続すると、HubSpotの広告ツールでGoogle広告を管理できます。Google広告アカウントの接続が完了すると、HubSpotでそのアカウントに含まれる既存の全ての広告キャンペーンが表示され、関連するレポートが作成されます。
Google広告の接続要件
- HubSpotに接続できるのは、個々のGoogle広告アカウントのみです。Google広告マネージャーアカウントをHubSpotに接続することはできません。マネージャーアカウントで管理しているGoogle広告アカウントをそれぞれ個別にHubSpotに接続する必要があります。
- 利用を停止しているGoogle広告アカウントをHubSpotに接続することはできません。また、接続したGoogle広告アカウントを利用停止した場合は、HubSpotから接続解除されます。HubSpotでは、利用停止されたアカウントの横にはエラーが表示されます。利用を停止したGoogle広告アカウントを再開する方法については、Google側のサポート資料をご確認ください。
- ブラウザーに広告ブロッカー拡張機能をインストールしている場合、Google広告アカウントの接続時およびHubSpot広告ツールの使用時には、この拡張機能をオフにする必要があります。
- Google広告アカウントを接続するHubSpotユーザーには、以下の権限が必要です。
- HubSpotでは、ユーザーに広告ツールへの「公開」アクセス権が必要です。
- Google広告アカウントでは、ユーザーに個別アカウントの「管理者」アクセス権が必要です。ユーザーのアクセスレベルを確認するには、[ツール]ドロップダウンメニューをクリックし、[アクセス]を選択します。
- HubSpotでスマートキャンペーン(旧称Google Expressキャンペーン)のトラッキングやレポート出力を行うことはできません。Google広告アカウントを作成したのが最近の場合は、デフォルトでスマートモードになっているはずです。スマートモードでは、全ての広告がスマートキャンペーンとして作成されます。アカウントがスマートモードであるかどうかを確認するには、次の手順に従います。
- Google広告アカウントにログインします。
- URLが「ads.google.com/jp/express」で始まっている場合、アカウントはスマートモードになっています。
- エキスパートモードに切り替えるには、上部メニューの[ツール]をクリックし、[エキスパートモードに切り替える]を選択します。
Google広告アカウントを接続する
Google広告アカウントをHubSpotに接続しましょう。接続プロセス中にエラーが発生した場合は、これらの問題のトラブルシューティングを行う方法をご確認ください。広告アカウントを初めて接続する場合は、 広告ツールで広告アカウントを設定する方法をご確認ください。- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[広告]の順に進みます。
- [アカウント]タブで、[アカウントを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスで、[Google広告]を選択します。
- ポップアップウィンドウで、Google広告アカウントに関連付けられたEメールアドレスを使用してGoogleアカウントにログインし、[許可]をクリックします。
- Googleアカウントが既存のGoogle広告アカウントに関連付けられている場合、ダイアログボックスに各アカウントの一覧が表示されます。ダイアログボックスで、HubSpotに接続するアカウントの横にあるチェックボックスをオンにしてから、[接続]をクリックします。
- 既存のGoogle広告アカウントがない場合は、HubSpot内でアカウントを作成できます。
- ダイアログボックスで[広告アカウントを作成]をクリックします。
- アカウント情報を設定します。
- 広告アカウント名:広告アカウントの名前を入力します。
- Eメールアドレス:Googleアカウントへのログインに使用したEメールアドレスを入力します。
- タイムゾーン:Google広告アカウントのタイムゾーンを選択します。
- 通貨:Google広告アカウントの通貨を選択します。この通貨が新しいGoogle広告アカウントの中で設定されます。後でこれを変更することはできません。
- [アカウントを作成]をクリックします。
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- [新しいGoogle広告アカウント設定に移動して、請求情報を追加します]というリンクをクリックます。ブラウザーで新しいタブが開いたら、Google広告内でアカウントのセットアップを完了します。
- Google広告アカウント内で請求情報を追加したら元のタブに戻り、[請求情報を追加しました]をクリックします。
接続したGoogle広告アカウントを管理する
Google広告アカウントを接続したら、接続した全てのアカウントがHubSpotの[広告アカウント]設定に表示されます。Google広告アカウントを接続すると、追加ユーザーを接続できるようになります。これにより、接続された追加ユーザーもアカウントの広告キャンペーンを管理および作成できます。
Google広告アカウントを管理するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[広告]の順に進みます。
- 広告アカウントにカーソルを合わせて[アクション]ドロップダウンメニューをクリックします。
- 詳細を表示:接続した広告アカウントの追加情報(自動トラッキングの設定、プライマリーユーザーなど)を表示します。
- Googleユーザーアカウントを接続:この広告アカウントのGoogleユーザーを接続します。ユーザーが接続済みの場合、このオプションはグレー表示されます。
- アクセス権を管理:Marketing Hub Enterpriseサブスクリプションをご利用の場合は、自分の広告アカウントへのアクセス権を管理できます。HubSpotアセットへのアクセスを制限する方法の詳細をご確認ください。
- 別のビジネスユニットに移動:「ビジネスユニット追加オプション」を使用している場合、広告アカウントを特定のビジネスユニットに関連付けることができます。
- 広告アカウントの接続を解除:Google広告アカウントを接続解除します。Google広告アカウントを接続解除した場合の動作について詳細をご確認ください。
注:広告アカウントに未払いの請求問題やGoogleの広告ポリシーへの違反がある場合、または長期間にわたってアクティビティーが行われていない場合は、いずれもHubSpotで[非アクティブ]としてマークします。この問題を解決するには、Google広告のアカウント設定とGoogle側のサポート資料を確認する必要があります。
HubSpotのマネージャーアカウントでGoogle広告の接続を管理する
Google広告アカウントを接続すると、Google広告アカウントが「HubSpot Customer MCC」というマネージャーアカウントにリンクされていることを通知するEメールが届きます。マネージャーアカウントは、HubSpotがユーザーの広告アカウント全体の広告パフォーマンスを監視して追跡するためのGoogleアカウントのことです。
Google広告アカウントをHubSpotのマネージャーアカウントにリンクすると、HubSpotで以下が可能になります。
- アカウントに関する問題をGoogleにエスカレーションする。
- GoogleがHubSpotのお客さまに提供するベータ版製品およびその他の特典を利用できるようになる。
次の点にもご注意ください。
- Google広告アカウントとHubSpotのマネージャーアカウントのリンクは、HubSpotの広告ツールのコアとなるコンタクトトラッキングとレポート機能には必要ありません。そのためリンクしたくない場合は、HubSpotのマネージャーアカウント(HubSpot Customer MCC)とGoogle広告アカウントのリンクを解除する方法をご確認ください。
- Google広告アカウントの請求先がデフォルトのマネージャーアカウントに設定されている場合、HubSpot Customer MCCからの一部の変更がアカウントに表示される場合があります。変更が発生しないようにするには、Google広告アカウントの請求がそのアカウントに対して設定されており、デフォルトでマネージャーアカウントに設定されていないことを確認してください。
必須の開示事項:Google広告連携には、Google広告利用規約が適用されます。HubSpotは、お客さまのアカウントを表示および管理でき、Google広告のアカウント番号を保管するものとします。連携を承認すると、HubSpotは接続された広告アカウントに対する権限を含むユーザートークンを受け取ります。HubSpotは、お客さまが権限を持つ全ての広告アカウントを閲覧できますが、保管することはしません。Googleは、接続した広告アカウント内の全てのキャンペーン、広告グループ、および広告の設定詳細(名前、予算、入札戦略、クリエイティブなど)とパフォーマンス指標(インプレッション、クリック数など)を共有します。