マーケティングEメール分析におけるボットフィルタリングについて理解する

ボットフィルタリングをオンにすると、ボットによって行われた可能性があるアクティビティーが Eメール パフォーマンス データから除外されます。これにより、Eメールに対する人間のインタラクションに関する信頼性の高い情報が手に入るので、Eメールキャンペーンの成功度をより正確に測定できるようになります。

ボットアクティビティーの特定および除外方法

Eメールのボットアクティビティーには、Appleのメールプライバシー保護や、Mimecastなどの企業スクリーナーなどのプライバシーフィルターによって開始されるトリガーが含まれます。HubSpotは、IPフィルタリングなどの検出アルゴリズムを使用して、Eメールアクティビティーが人間の操作によってトリガーされたかどうかを自動的に検出します。

デフォルトで、アカウントのボットフィルタリングは有効になっています。この設定が有効な場合、ボットによって行われた可能性があるアクティビティーが自動的に除外されるので、マーケティングEメールに対するオーガニックエンゲージメントを測定できるようになります。

注： Eメールのクリック数や開封数に関連するコンタクトプロパティーは、ボットフィルタリングをオンにすると影響を受けます。例えば、HubSpotがEメールのボット開封を検出した場合、[開封されたマーケティングEメール ]のカウンターは増加 しません 。

ボットフィルタリングがEメール分析に与える影響を確認する

マーケティングEメールを送信し、受信者がコンテンツにエンゲージしたら、Eメールの開封率やクリック率といった測定指標をEメール パフォーマンス ページで確認できます。

1. HubSpotアカウントにて、［マーケティング］＞［Eメール］の順に進みます。
2. 送信したEメールの名前をクリックします。
3. Eメールパフォーマンス測定指標の上で、ボットフィルタリングが有効になっているかオフになっているかを確認します。 
4. [開封率 ]および[クリック率 ]レポートでは、開封率とクリック率が、ボットを含めた場合と含まない場合に表示されます。