プロパティーの条件付きオプションを設定する
更新日時 2025年5月30日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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プロパティーの条件付きロジックを設定することで、別のプロパティーの値に基づいて関連するオプションのみが表示されるようにできます。この条件付きロジックは、ドロップダウン選択、複数チェックボックス、単一チェックボックス、ラジオボタン選択などの列挙型プロパティータイプに対してのみ有効です。
例えば、コンタクトの所属部門を示す「部門」プロパティーと、役職を指定する「役割」プロパティーがあるとします。この場合、「役割」プロパティーに対して条件付きオプションを設定することで、コンタクトの「部門」プロパティーの値が「エンジニアリング」に設定されているときに、「役割」のオプションとして「エンジニア」、「エンジニアリングマネージャー」、「エンジニアリングディレクター」だけが表示されるようにできます。
条件付きプロパティーオプションは、カスタムの列挙型プロパティーおよび以下のデフォルトのプロパティーに対して設定できます。
- 会社プロパティー:CSMセンチメント、最適顧客プロファイルティア、会社キーワード、リードステータス、業種、タイプ。
- コンタクトプロパティー:購入時の役割、ジャーニーのステージ、リードステータス、コンタクトのデータを処理するための法的根拠、雇用上の主務、勤続年数、雇用上の兼務、従業員数。
- 取引プロパティー:取引タイプ、フォーキャストカテゴリー。
- チケットプロパティー:解決方法、カテゴリー、ソース。
- キャンペーンプロパティー:キャンペーンステータス。
- リードプロパティー:リードタイプ、リードラベル、見込みなしの理由。
- リストプロパティー:読み取り専用、通知。
- 製品プロパティー:製品タイプ。
- ユーザープロパティー:空き状況。
条件付きプロパティーオプションを設定する
プロパティーの条件付きオプションを設定するには、プロパティー設定の編集権限が割り当てられている必要があります。条件付きオプションを設定するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
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左のサイドバーメニューで、[プロパティー]に移動します。
- [オブジェクトを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、条件付きオプションを設定する対象のオブジェクトを選択します。
- 既存の列挙型プロパティーの名前をクリックし、そのプロパティーの条件付きオプションを編集します。このプロパティーは依存プロパティーとなります。
- [条件付きオプション]タブをクリックします。
- 制御プロパティー(つまり、依存プロパティーに対して表示するオプションを決定するプロパティー)を選択するには、[制御プロパティー]ドロップダウンメニューをクリックし、目的のプロパティーを選択します。制御プロパティーとして選択できるのは、列挙型プロパティーのみです。
- 制御プロパティーの値に基づいて条件付きオプションを設定するには、次の手順に従います。
- [制御プロパティーが次の値に等しい場合]セクションで、オプションをクリックします。
- [これらのオプションを表示]セクションで、制御プロパティーに対して該当する値が設定されているときに、レコードに表示するプロパティーオプションを選択します。
- 制御プロパティーに対して該当する値が設定されているときに全てのオプションを表示するには、[使用可能な全てのオプション]をクリックします。
- 制御プロパティーに対して該当する値が設定されている場合に特定のオプションのみを表示するには、[次のオプションのみ]をクリックし、表示するオプションのチェックボックスをオンにします。少なくとも1つの値を選択する必要があります。
- 制御プロパティーのオプションのそれぞれについて、必要に応じて以上の手順を繰り返します。
- 完了したら、[保存]をクリックします。
今後、手動で新規レコードを作成する際、プロパティーの値をレコードで設定する際、オブジェクトのインデックス画面でインラインで設定する際、あるいはHubSpot Sales拡張機能やプレイブックで設定する際に、プロパティーに使用可能なオプションは、そのレコードの制御プロパティーの値によって決定されます。制御プロパティーに値が設定されていない場合、依存プロパティーで選択可能な全てのオプションが表示されます。
注:現在、条件付きオプションは上記以外のフォームやツールではサポートされていません。
条件付きオプションとのオプションのマージ
条件付きオプションが設定されているプロパティーでオプションをマージする場合、条件付きオプションのロジックがそのまま維持されて、マージされたオプションに固有のロジックは適用されなくなります。マージ後の条件付きオプションのロジックが適切に機能するようにするために、依存プロパティーの条件付きオプションのロジックを確認し、手動で編集することができます。
プロパティーの条件付きロジックの追加
以下の方法で、条件付きプロパティーのロジックを追加で設定することができます。
- プロパティーの条件付きロジックを設定して、別のプロパティーを設定または更新する際に表示されるようにします。
- パイプラインステージに基づいて表示するプロパティーを選択します。