2要素認証をリセットする

2要素認証（2FA）に使用するデバイスを紛失した場合や、デバイスを変更した場合、HubSpotモバイルアプリをアンインストールした場合、またはその他の理由で2要素認証が利用できない場合は、2要素認証をリセットする必要があります。2要素認証のリセットには少なくとも48～72時間を要します。これには、ログイン情報が漏洩している場合に、悪意ある攻撃者からお客さまのアカウントを保護できるよう、十分な時間を確保するねらいがあります。例えば、漏洩したログイン情報を使って悪意ある攻撃者がお客さまのアカウントにアクセスしようとした場合、2要素認証のリセットに追加のセキュリティー操作が求めることで、不正アクセスを阻止するための時間的余裕が生まれ、防御壁も増やせます。2要素認証がリセットされるとユーザー名とパスワードでしかログインできなくなるため、新しい方法での2要素認証をすぐに設定することが推奨されます。

パートナーアカウントのユーザーが2要素認証のリセットをリクエストした場合は、パートナーアカウントのスーパー管理者にリクエストが転送されます。

注：HubSpotアカウントにアクセスできなくなる事態を避けるには、2要素認証ログインに一次と二次の認証方法をどちらも設定しておくと確実です。2要素認証をセットアップすると、バックアップコードが提供されます。このコードはPDF形式でダウンロードしてデバイスに保存できます。ファイル名は「backupCodes.pdf」です。2要素認証の一次方法と二次方法（Google Authenticatorとテキストメッセージなど）の両方を設定し、復元用のバックアップコードを保存しておくことで、HubSpotアカウントの2要素認証の安全性と信頼性を最大限に高めることができます。

2要素認証のリセットをリクエストするには、次の操作を行います。

• HubSpotログイン画面でログイン資格情報を入力します。
• 2要素認証が利用できない場合は、ログイン確認画面で以下のいずれかの選択肢をクリックしてください。

• • 電話でコードを連絡：確認コードを電話でお知らせします。
  • 認証デバイスがなくなりましたか？：アカウント管理者またはHubSpotのサポートチームからアクセス権を受け取ります。
  • Photo identification（写真付き身分証明書）：写真IDでアカウントを確認します。詳しくは、写真IDによるNametag自動アカウント回復を参照してください。
  • ログインプロンプトが表示されませんか？(HubSpotモバイルアプリ）：アプリでログインコードを確認する方法が表示されます。新しいデバイスを入手した場合は［デバイスを新調した］、元のデバイスがなくなった場合は［デバイスを紛失した］、認証アプリをアンインストールした場合は［デバイスでアンインストールした］をクリックします。その後、アカウント管理者またはHubSpotのサポートチームからアクセス権が受け取れます。

• • • 複数のスーパー管理者がアカウントに設定されていて、そのアカウントのみを使用し、Eメールアドレスが他のアカウントに共有されていないユーザーがリセットをリクエストした場合、スーパー管理者のうち1人にEメールが送信されます。ユーザーにはコードが記載されたEメールが届きます。2要素認証をリセットするには、そのコードをスーパー管理者の1人と共有する必要があります。

• • • お使いのアカウント内で唯一の管理者がリセットをリクエストする場合、またはスーパー管理者がアカウントに設定されていない場合は、以降の確認方法が記載されたEメールがリクエスト元のユーザー自身に届きます。Eメール内のリンクをクリックすると、セキュリティーに関する質問のリストが開きます。回答を送信していただくと、HubSpotサポートチームの担当者がサポートのEメールをお送りします。このEメール送信までに48～72時間かかる場合があります。
    • 複数のアカウントをご利用の場合は、最も古いアカウントがリセットの対象と判断され、そのアカウントに対してリセット処理が進められます。
• スーパー管理者またはHubSpotのサポートチームが2要素認証をリセットすると、アカウントへのアクセスが即座に許可されます。 

• 2要素認証がリセットされた後は、Eメールアドレスとパスワードでログインできます。