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コミュニケーション受信トレイでホスティング対象EメールアドレスにEメールを転送する
更新日時 2025年11月12日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
受信トレイがOffice 365またはGoogleでホスティングされているのでない場合、あるいはコンタクトとのコミュニケーションのためにGoogleグループアカウント、メールエイリアス、共有メールボックス(Microsoft 365共有メールボックスなど)を使用してしている場合は、コミュニケーション受信トレイでホスティング対象メールを設定し、メールクライアントから受信トレイにメールを転送できるようにします。
例えば、Googleグループのメーリングリストがある場合、Googleグループの設定にHubSpotでホスティングされたEメールを追加すると、Googleグループのアカウントに送られたEメールをコミュニケーションの受信トレイに表示できます。
この記事では、HubSpotホスティング対象Eメールを設定し、それをEメールプロバイダーでの転送先アドレスとして追加する方法について説明します。
注:HubSpotのホスティング対象コミュニケーションの受信トレイにスパムが表示されないようにするため、HubSpotは受信メールのセキュリティーチェックを実施します。一部のEメールが拒否される場合があります。正当なEメールが拒否されていると思われる場合は、IT部門にメールサーバーが正しく設定されていることを確認するように依頼してください。
HubSpotでホスティング対象Eメールアドレスを設定する
受信トレイの設定でホスティング対象Eメールアドレスをカスタマイズすることができます。
- HubSpotアカウントにて、[CRM]>[受信トレイ]の順に進みます。
- 左下にある[受信トレイ設定]をクリックします。
- [チャネル]タブで[チャネルを接続]をクリックします。
- [チームの共有アドレス]をクリックします。
- [その他のEメールアカウント]を選択します。

- 次の画面で、コンタクトがあなたからのEメールを受信したときに送信者名とアドレスが表示される方法をカスタマイズします。
注:複数のホスティング対象Eメールアドレスで同じ送信者名を使用することはできません。接続するホスティング対象Eメールアドレスの送信者名には、一意の値を設定する必要があります。
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- 表示される送信者名をカスタマイズするには、[送信者名]ドロップダウンメニューをクリックし、オプションを選択します。
- エージェントと会社名:このオプションを選択すると、ユーザーの名前と会社名が表示されます。テキストフィールドに会社名を入力します。
- 会社名:会社名のみを表示するには、このオプションを選択します。テキストフィールドに会社名を入力します。

- 送信元アドレスをカスタマイズするには、オプションの横にあるラジオボタンを選択します。
- 既定の使用:有料アカウントのユーザーの既定の送信元アドレスは[ユーザー名]@[サブドメイン].hs-inbox.comとして表示されます。無料ユーザーのデフォルトの送信元アドレスは[ユーザー名]@[サブドメイン].hubspot.inbox.comとして表示されます。
- 送信元アドレスをカスタマイズ:表示するEメールアドレスをテキストフィールドに入力します。認識されていないEメールアドレスを入力する場合は、そのドメインへのアクセス権があることを確認する必要があります。[ドメインを接続]をクリックして、Eメール送信ドメインを接続し、認証します。
- 表示される送信者名をカスタマイズするには、[送信者名]ドロップダウンメニューをクリックし、オプションを選択します。

注:Marketing Hub、Sales Hub、またはService Hub Starter、ProfessionalもしくはEnterpriseユーザーの場合、接続済みEメール送信ドメインを、カスタマイズした送信元アドレスとして入力できます。Eメール送信ドメインの接続方法をご確認ください。
- 受信トレイから送信するEメールにチームの共有アドレスの署名を含めるには、[チーム署名を追加]をクリックします。
- 「シンプル」エディターのテキストボックスで、チームの共有アドレスの署名をカスタマイズします。
- 下部のアイコンを使用して、テキストのフォーマットの成形、リンクの挿入、または画像の挿入を行います。
- 送信者の氏名または名前に入力するパーソナライズトークンを挿入するには、[トークンを挿入]ドロップダウンメニューをクリックして[フルネーム]または[名]を選択します。コンタクトがチームの共有アドレスからのEメールを受信すると、Eメールの送信元ユーザーの名前がEメールの署名として表示されます。

- [次へ]をクリックします。
- 受信したコミュニケーションは既定で、社内で対応の優先順位を決められるように、未割り当てのままになります。コミュニケーションを特定のユーザーとチームメンバーに割り振りする場合は、[自動的にコミュニケーションを割り当て]スイッチをクリックしてオンに切り替えます。
- [割り当て先]ドロップダウンメニューをクリックし、ルーティングオプションを選択します。
- 顧客対応エージェント:サポートに関する質問に回答するためのAI利用の顧客対応エージェントを割り当てます。顧客対応エージェントについてもっと詳しく。
- 特定のユーザーおよびチーム:受信したコミュニケーションを選択したユーザーまたはチームに割り振りする。[特定のユーザーおよびチーム]ドロップダウンメニューからユーザーまたはチーム名を選択します。
- コンタクト担当者:受信コミュニケーションをコンタクトの担当者に割り振りします。これが可能なのは、レコードに担当者が割り当てられていて、Cookieによってトラッキングされているコンタクトのみです。担当者がオフラインの場合、コミュニケーションはEメールで訪問者の担当者に送信されます。
- デフォルトでは、連絡を受けると対応可能な担当者に割り当てられます。対応できる担当者がいない場合、Eメールの割り当ては行われません。[対応可能なユーザーのみに割り当てる]チェックボックスをオフにすると、エージェントの対応可否に基づく割り当てを無効にできます。
- [割り当て先]ドロップダウンメニューをクリックし、ルーティングオプションを選択します。
- 受信コミュニケーションにチケットを作成するには、[受信したコミュニケーションをサポートチケットとして扱う]のスイッチをオフに切り替えます。
- チケットのプロパティーをカスタマイズするには、[チケットを編集]をクリックします。
- 右側のパネルでプロパティーを編集し、[保存]をクリックします。
- 注:2024年4月1日より後に作成されたアカウントで、受信トレイに接続されたチャネルからチケットを作成することはできません。それに代わる方法について、ヘルプデスクでチケット管理方法についてご確認ください。あるいは、受信トレイを共有受信トレイとして使用することもできます。
- [次へ]をクリックします。
- [転送先アドレスをコピーする]フィールドで、転送先アドレスをプレビューします。転送先アドレスを編集するには、[アドレスをカスタマイズ]をクリックし、ダイアログボックスでアドレスを編集してから、[保存]をクリックします。
- コミュニケーション受信トレイでEメールを受信するには、その前に、Eメールプロバイダーの設定に、転送先アドレスを追加します。
注:このステップの後で転送先アドレスを編集することはできません。変更は、ホスティング対象Eメールのセットアップを完了する前に加えてください。
Eメールプロバイダーの設定に転送先アドレスを追加する
HubSpotでホスティング対象Eメールアドレスをセットアップした後、Eメールプロバイダーの設定で、転送先アドレスとしてそのホスティング対象Eメールを追加する必要があります。
- HubSpotで、転送先アドレスの横にある[コピー]をクリックします。
- 転送先アドレスを追加する方法の説明を表示するには、[Eメールプロバイダーを選択]ドロップダウンメニューをクリックします。Eメールプロバイダーの設定に転送先アドレスを追加するには、次のようにします。

- プロバイダーがドロップダウンメニューに表示されない場合、以下の追加プロバイダーのリストを表示します。
- Eメールプロバイダーの設定に転送先アドレスを追加したら、HubSpotに戻り、右下の[接続して完了]をクリックします。
注:ホスティング対象受信トレイに送信するEメールの最大サイズは30MBです。それにはEメールの添付ファイルも含まれます。
ホスティング対象受信トレイに確認Eメールが送信されたという通知を受け取ることができます。アカウントのコミュニケーション受信トレイに移動して確認コードを確認し、Eメールを検証してください。ホスティング対象Eメールが正常に接続されると、他の接続済みチームの共有アドレスのチャネルとともに表示されます。コミュニケーション受信トレイに転送されたEメールへの対応方法について、詳細をご確認ください。

注:Eメールがコミュニケーション受信トレイのホスティング対象Eメールアドレスに転送されると、デフォルトでは、HubSpotは転送者のEメールアドレスではなく、元のEメールの「送信者」のEメールアドレスがあるコンタクトレコードにそのEメールを関連付けます。これにより、受信トレイで自動転送ルールを使用している場合でも、Eメールをコンタクトに正しく関連付けることができます。受信トレイで転送ルールを管理する方法について、詳細をご確認ください。