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Breezeを使ったワークフローのデータ管理

更新日時 2025年10月16日

以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。

「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:調査」ワークフローアクションを使用して、HubSpotのAIであるBreezeを使用し、登録されたレコードからデータを分析、要約、分類します。

その後、「レコードを編集」アクションや分岐などの他のワークフローアクションで、そのアクションの出力を使用できます。例えば、アクション内で、登録されたレコードを分析するプロンプトを入力し、分岐を使用してこれらのレコードを分類できます。 

アカウントでMarketing Hub Enterpriseのサブスクリプションを利用している場合は、このアクションを使用して、自動配信マーケティングEメールで使用するパーソナライズされたコンテンツを生成することもできます。 

注:AI機能の有効なデータ入力では、プロンプトを含め機密情報を共有しないでください。管理者はアカウント管理設定で生成AI機能を設定できます。HubSpot AIがお客さまのデータを利用して信頼性の高いAIを提供し、お客さまがご自身のデータを管理する方法については、HubSpot AI Trustに関するよくある質問(FAQ)をご覧ください。

注:2025年9月3日以降、ワークフローのAIアクションにはHubSpotクレジットが必要になります。HubSpotクレジットの詳細をご確認ください。
  • 2025年8月29日より前にワークフローでAIアクションを使用していたアカウントは、2025年11月10日までは引き続き追加料金なしで、ワークフローで特定のAIアクションを使用できます。これには、「Breezeに依頼」アクションが含まれます。 
  • これらのアカウントにも、2025年9月8日にこの変更に関する通知が送信されます。
  • データエージェントのアクションでは、直ちにクレジットが消費されるようになります。

始める前に

「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:調査」ワークフローアクションを使用してレコードのデータを分析する前に、以下の点にご注意ください。

  • [生成AIツールや機能へのアクセス権をユーザーに付与]および[CRMデータ]設定がオンになっている必要があります。AI設定の管理について詳細をご確認ください。 
  • 各アクションには毎月3,000回の実行回数の上限が設定されており、この上限は各月の初日にリセットされます。実行回数の上限に達した場合、上限がリセットされるまでアクションは失敗します。この上限は、ベータ期間中に変更される場合があります。 
  • 「データエージェント:カスタムプロンプト」および「データエージェント:調査」アクションで使用されるLLMモデルは、インターネットに接続されていません

「データエージェント:カスタムプロンプト」ワークフローアクションを使用する

 「データエージェント:カスタムプロンプト」アクションを使用するには、次のようにします。
  1. HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します
  3. 登録トリガーを設定します
  4. +プラスアイコンをクリックしてアクションを追加します。
  5. 左側のパネルで[AI]セクションをクリックして展開します。次に、[データエージェント:カスタムプロンプト]をクリックします。 
  6. [メッセージ]セクションで、プロンプトを入力します。データパネルを使用して、登録されたレコードまたは関連付けられたレコードからプロンプトにプロパティーを追加できます。
    • プロンプトで使用する必要がある全ての情報を含めることをお勧めします。プロンプトには、プロンプトに追加されたデータ以外のコンテキストや情報は含まれません。考慮する必要がある全てのコンテキストをプロンプトに含める必要があります
      • 例えば、プロンプトに追加しない限り、登録されたレコードの他のプロパティー、タイムラインのアクティビティー、最近送受信したEメールの内容などは利用されません。
      • 登録されたレコードごとにパーソナライズされた動的な応答を作成するには、コンタクトプロパティーなどのパーソナライズトークンを追加する必要がありますアクションにデータ変数を追加することで、関連付けられているレコードやアクティビティーから情報を追加することもできます。
    • プロンプトを入力する際は、その後のアクションに合わせて応答を制限することをお勧めします。例えば、プロンプトに次のように追加することができます。「必ず「メーカー」または「輸入業者」のいずれかの値を含む、一語の回答で応答してください。」
    • プロンプトメッセージの長さは最大3,000文字に制限されています。

workflows-action-data-agent-custom-prompt

  1. 出力を定義するには、[アクション出力]セクションをクリックして展開します。(任意) 
  2. [+出力を追加]をクリックして、アクションの出力を定義します。 
  3. 最初のドロップダウンメニューをクリックし、出力タイプを選択します。次に、出力値を入力します。値のリストから選択するには、次のようにします。
    • 出力タイプとして[列挙]を選択します。 
    • 出力値を入力します。 
    • オプションを追加するには、[+値を追加]をクリックします。 
    • オプションを削除するには、delete削除アイコンをクリックします。 
  4. 出力を削除するには、出力の横にあるdelete削除アイコンをクリックします。 
  5. 上部にある[保存]をクリックします。 

workflows-action-data-agent-custom

「データエージェント:カスタムプロンプト」アクションをテストする

ワークフローの「データエージェント:カスタムプロンプト」アクションを使用してアクションをプレビューし、想定どおりに動作することを確認します。アクションの成否や生成される応答など、特定のレコードに対して実行されたアクションの結果をプレビューできます。 

  1. HubSpotアカウントで、[自動化]>[ワークフロー]に移動します。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックします。
  3. ワークフローエディターで、[データエージェント:カスタムプロンプト]アクションをクリックします。
  4. 左下の[アクションをテスト]をクリックします。
  5. 右側のパネルで、[対象]ドロップダウンメニューをクリックし、このアクションをテストするレコードを選択します。
  6. [アクション出力]セクションで、次の内容を確認できます。
    • このアクションの最終的な成功または失敗の状態:レコードに対してアクションが正常に実行されるかどうか。
    • 応答:アクションで使用されたプロンプトによって生成される出力
       

workflows-test-data-agent-custom-prompt-action

「データエージェント:調査」ワークフローアクションを使用する

  1. HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します
  3. 登録トリガーを設定します
  4. +プラスアイコンをクリックしてアクションを追加します。
  5. 左側のパネルで[AI]セクションをクリックして展開します。次に、[データエージェント:調査]をクリックします。 
  6. [何をお知りになりたいですか?]セクションで、プロンプトを入力します。
  7. [このデータのソースはどこですか]ドロップダウンメニューをクリックし、以下の項目から選択します。 
    • プロパティーデータ:登録されているレコードの既存のプロパティーのデータを使用します。 
    • コールの文字起こし:登録されているレコードに関連付けられている直近5件のコールの文字起こしのデータを使用します。 
  8. [このプロンプトで返されるデータの種類は]ドロップダウンメニューをクリックし、[文字列]、[数値]、または[ブール値]を選択します。
     

workflows-action-data-agent-research

「データエージェント:スマートプロパティーへの入力」ワークフローアクションを使用する

  1. HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します
  3. 登録トリガーを設定します
  4. +プラスアイコンをクリックし、アクションを追加します。
  5. 左側のパネルで[AI]セクションをクリックして展開します。次に、[データエージェント:スマートプロパティーへの入力]をクリックします。
  6. [スマートプロパティーを実行するオブジェクト]ドロップダウンメニューをクリックし、オブジェクトを選択します。
  7. [入力オプション]セクションで、入力オプションを選択します。
  8.  [入力するスマートプロパティー]ドロップダウンメニューで、既存のスマートプロパティーを選択します。
  9. [Save(保存)]をクリックします。

スマートプロパティーの作成および使用について詳細をご確認ください。

AI生成の出力を分岐で使用する

「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:調査」アクションを追加すると、アクションで生成された出力に基づいて、レコードが異なる分岐を辿るようにすることができます。 

  1. HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します
  3. 「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:カスタム」アクションを設定します
  4. +プラスアイコンをクリックし、アクションを追加します。
  5. 左側のパネルで[分岐]をクリックします。次に、[1件のプロパティーまたはアクション出力]を選択します。 
  6. [分岐の基準にするプロパティーまたは値]フィールドをクリックします。 
  7. [データ変数を選択]パネルで、[次の場所からのプロパティーまたはアクション出力を表示]ドロップダウンメニューをクリックし、[アクション出力]を選択します。 
  8. [データエージェント:カスタムプロンプト]または[データエージェント:調査]セクションをクリックして展開し、[応答]を選択します。
     

workflows-action-data-agent-branches 

  1. 上部にある[次へ]をクリックします。
  2. 設定したAI出力に基づいて分岐を設定し、[保存]をクリックします。
     

workflows-action-data-agent-branch-options 

「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:調査」アクションからAIによって生成された出力を使用してレコードを更新する

「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:調査」アクションで生成された出力に基づいて、登録されたレコードまたはその他の関連レコードのプロパティーを更新することもできます。 

  1. HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します
  3. 「データエージェント:カスタムプロンプト」または「データエージェント:調査」アクションを設定します。
  4. +プラスアイコンをクリックしてアクションを追加します。
  5. 左側のパネルで[CRM]をクリックします。次に、[レコードを編集]を選択します。 
  6. [レコードタイプ]ドロップダウンメニューをクリックし、ターゲットオブジェクトを選択します。 
  7. [編集するプロパティー]ドロップダウンメニューをクリックし、プロパティーを選択します。 
  8. [値を選択]フィールドをクリックします。 
  9. [データ変数を選択]パネルで、[次の場所からのプロパティーまたはアクション出力を表示]ドロップダウンメニューをクリックし、[アクション出力]を選択します。 
  10. [データエージェント:カスタムプロンプト]または[データエージェント:調査]セクションをクリックして展開し、[応答]を選択します。 
  11. 上部にある[保存]をクリックします。 

 workflows-action-data-agent-edit-record

AI生成の出力を自動Eメールで使用する(Marketing Hub Enterpriseのみ)

自動Eメールで使用するカスタムトークンをAI生成の出力から作成します。1つのアカウントにつき最大1,000件のトークンを作成できます。自動Eメールでのカスタムトークンの使用について詳細をご確認ください。 

  1. HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  2. 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します。
  3. ワークフローエディターで、プラスアイコン[+]をクリックしてワークフローアクションを追加します。
  4. 右側のパネルで、[Eメールを送信]アクションを選択します。
  5. [自動Eメール]ドロップダウンメニューをクリックし、自動Eメールを選択します。または、新しい自動Eメールを作成します。 
  6. [カスタムトークンをEメールに追加]セクションで、カスタムトークンを設定します。
    • [プロパティーを選択]テキストフィールドをクリックします。 
    • [次の場所からのプロパティーまたはアクション出力を表示]ドロップダウンメニューをクリックし、[アクション出力]を選択します。 
    • [データエージェント:カスタムプロンプト]または[データエージェント:調査]アクションをクリックして展開します。[応答]を選択します。既定では、トークンの[キー]フィールドは自動的に[応答]に設定されます。これはさらにカスタマイズすることができます。 
    • 上部にある[保存]をクリックします。 
  7. トークンを設定したら、自動Eメールでカスタムトークンを使用する方法を確認してください。 

 
workflows-action-data-agent-email-token

活用事例の例

以下の例では、「データエージェント:調査」または「データエージェント:カスタムプロンプト」アクションを使用して複雑なプロセスを自動化するためのさまざまな方法を示しています。

  • 訪問者を選別する:「データエージェント:調査」アクションを使用して、フォームまたは記録されたコールで訪問者が提供したフリーテキスト情報を分析して、関心を判断します。次に、アカウントのユーザーに、最も見込みが高いリードを最初にフォローアップするように通知します。
  • レコードデータの形式を設定する:「データエージェント:カスタムプロンプト」アクションを使用して、アカウント内のデータの形式を設定します。データが複数の異なる形式で入力または送信されている場合に、このアクションを使用して値を特定の形式に標準化できます。例えば、「州」プロパティーの異なる値の形式を、2文字の州の略語に設定することができます。
  • セールスイネーブルメント用のEメールの下書きを作成する:「データエージェント:カスタムプロンプト」アクションを使用して、セールスイネーブルメントを行います。レコード内の特定のプロパティーに基づいてアプローチEメールの下書きを作成するプロンプトを入力できます。次に、Eメールを関連付けられたタスクレコードに保存し、このEメールを確認して送信する営業担当者を割り当てます。

 

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