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コンタクトをマージする

更新日時 2023年 1月 18日

対象製品

すべての製品とプラン

HubSpotアカウントで、2つのコンタクトを1つのレコードにマージすることができます。コンタクトをマージする前に、コンタクトレコードのデータがどうなるかを理解してください。

注:2つのコンタクトレコードをマージすると、マージ解除することはできませんマージ後のセカンダリーレコードのEメールアドレスで新しいコンタクトを作成する方法を学習します。

コンタクトをマージする

  • HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [コンタクト]の順に進みます。
  • プライマリーコンタクトとして保持するコンタクト名をクリックします
  • [アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[マージ]を選択します。
  • ダイアログボックスで、ドロップダウンメニューをクリックし、プライマリーコンタクトにマージするコンタクトを検索します。セカンダリーコンタクトを選択したら、[マージ]をクリックします。セカンダリーコンタクトのEメールアドレスは、マージ後のコンタクトの2つ目のEメールアドレスとして追加されます。

注意:連絡先レコードが合計250件以上のマージに含まれている場合、連絡先をマージすることはできません(例:連絡先Aと連絡先Bがそれぞれ130件のマージに関与している場合など)。制限に達すると、マージする代わりに、新しい連絡先を作成するか、手動で連絡先レコードを編集する必要があります。

  • マージが進行中であることを示すメッセージが表示されます。すべてのコンタクトのアクティビティーが同期されるまでに、最大30分かかる場合があります。

2件のコンタクトをマージするとどうなりますか?

プライマリーコンタクトのレコードはマージ後も残ります。セカンダリーコンタクトはプライマリーレコードにマージされます。

コンタクトのプロパティー

通常は、各プロパティーの最新の値がプライマリーコンタクトで使用されます。ただし、以下の例外があります。

  • Eメール: プライマリーコンタクトのEメールアドレスがプライマリーEメールアドレスとして維持されます。セカンダリーコンタクトのEメールアドレスは、2つ目のEメールアドレスとして追加されます。
    • セカンダリーコンタクトにプライマリーコンタクトよりも新しいEメール値がある場合、マージ後のコンタクトの [Eメール]プロパティーの履歴には、[コンタクトをマージ]のみが変更ソースとして示されます。
    • プライマリーコンタクトのEメール値の方が新しい場合、マージ後のコンタクトの[E メール]プロパティーの履歴には、[コンタクトをマージ]ではなく、プライマリーコンタクトでの元の変更ソースが示されます。
  • ライフサイクルステージ:ファネルの最も先に進んだステージが維持されます。たとえば、片方のコンタクトが「リード」で、もう一方が「顧客」の場合、マージ後のコンタクトのライフサイクルステージは「顧客」になります。
  • 作成日: 古い方のコンタクトの値が維持されます。
  • コンバージョン数および送信された固有のフォーム数:各コンタクトの値が合計されます。たとえば、プライマリーコンタクトが3件のフォームを送信し、セカンダリーコンタクトが2件のフォームを送信した場合、送信されたフォーム数は5件になります。
  • マーケティング コンタクト ステータス:アカウントにマーケティングコンタクトがある場合、最もマーケティング可能なステータスが保持されます。例えば、一方のコンタクトが「マーケティング」、他方が「非マーケティング」に設定されている場合、統合されたコンタクトは「マーケティング」に設定されます。
  • アナリティクスのプロパティー:これらのプロパティーは再同期され、両方のコンタクトのページビュー数の合計が示されます。
  • アナリティクス - オリジナルソースタイプ: オリジナルソースのプロパティーの最も古い値が保持されます。
  • Eメール情報プロパティー: プライマリーコンタクトの値は、オプトアウトプロパティーを含むこれらのプロパティーのために維持されます。
  • 法的根拠:両方のコンタクトレコードの最新の値が保持されます。

関連付け

  • プライマリーレコードに関連付けられている会社が維持されます。
  • いずれかのコンタクトレコードに関連付けられている取引やチケットはすべて、マージ後のプライマリーコンタクトに関連付けられます。ただし、それぞれの取引またはチケットが関連付けられている会社は変わりません。以下のような場合が挙げられます。
    • プライマリーコンタクトは会社Aと取引Aに関連付けられています。
    • セカンダリーコンタクトは会社Bと取引Bに関連付けられています。
    • マージ後のコンタクトレコードでは、会社Aとの関連付けが維持され、取引Aと取引Bが両方とも関連付けられます。会社Aと取引Aの関連付けと、会社Bと取引Bの関連付けは引き続き保持されます。

エンゲージメント

両方のレコードのすべてのタイムラインアクティビティーはマージされ、プライマリー コンタクト レコードに表示されます。マージイベントもタイムラインに追加されます。コンタクトが以前にマージされたかどうかを確認するには、[アクティビティーを絞り込み]ドロップダウンメニューをクリックし、[マージ]チェックボックスを選択します。

リストメンバーシップ

  • セカンダリーコンタクトは、すべての静的リストから削除されます。
  • 動的リストメンバーシップは、マージ中に発生したデータの変更によって変更される場合があります。

コミュニケーションのサブスクリプション

すでにGDPR設定が有効になっている場合のみ、これが適用されます。コンタクトレコードには、プライマリーEメールアドレスのサブスクリプションと、セカンダリーEメールアドレスの別のサブスクリプションが設定されます。

ソース

セカンダリーコンタクトからの訪問回数がソースに保持されます。ただし、訪問回数はプライマリーコンタクトにリンクされます。

フォーム送信

どちらのコンタクトに関連付けられているCookie(HubSpotユーザートークン)もすべてプライマリーコンタクトにマージされます。
  • セカンダリーコンタクトが以前にフォームを送信したことのあるデバイスからフォームを送信すると、送信データが重複排除されてプライマリーコンタクトに関連付けられます。
  • セカンダリーコンタクトのEメールアドレスは恒久的にプライマリーコンタクトに関連付けられます。コンタクトが一度もフォームを送信したことのないデバイスから、セカンダリーコンタクトレコードのEメールアドレスを使用してフォームを送信すると、この送信はプライマリーコンタクトのレコードに反映されます。

ワークフローの登録(ProfessionalEnterpriseのみ)

  • セカンダリーコンタクトはすべてのワークフローから登録解除されます。
  • 既定では、マージ中に発生したデータの変更の結果として、プライマリーコンタクトは自動的にワークフローに登録されません。ワークフロー設定で、マージされたコンタクトがマージ時に登録されるようにできます。
  • 先に進むと、マージとは関係のないプロパティーの変更またはアクションの結果として、プライマリーコンタクトをワークフローに登録することができます。 

Salesforce同期(「Professional」および「Enterprise」のみ)

HubSpotとSalesforceの同期を有効にしていた場合、HubSpotでコンタクトをマージすると、Salesforceに影響が及びます。

注:HubSpotでマージしたレコードがどちらもSalesforceと同期されていた場合は、それらのレコードをSalesforceでマージすることを推奨しますHubSpotのプライマリーコンタクトレコードと同期していたSalesforceレコードを保持することをお勧めします。

  • 各HubSpotレコードは、1つのSalesforceレコードにのみリンクできます。したがって、HubSpotでマージした後は、プライマリーコンタクトのみが引き続きSalesforceレコードに同期されます。
  • プライマリーコンタクトにマージされたセカンダリーコンタクトがSalesforceと同期していた場合、レコードはもう存在しないため、SalesforceのレコードはもはやHubSpotに同期されなくなります。

コンタクトをマージ解除できますか?

コンタクトをマージ解除することはできません。そのため、マージ後のコンタクトからセカンダリーEメールアドレスを削除し、そのEメールアドレスを使用して新しいコンタクトを作成するという方法で対処してください。

  • HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [コンタクト]の順に進みます。

  • コンタクトの名前をクリックします。

  • [概要]カードで、[Eメール]プロパティーの上にカーソルを重ねて鉛筆アイコン editをクリックします。
  • ダイアログボックスで、元のプライマリーコンタクトレコードにマージされた追加Eメールアドレスの横にある[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、 [削除]を選択します。

これで、削除されたEメールアドレスを使用して新しいコンタクトを作成できます。

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