コンタクトをマーケティングコンタクトに設定する
更新日時 2024年 12月 3日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
Marketing Hub Starter , Professional , Enterprise |
HubSpotでは、個人に関する情報をコンタクトレコードに保存して管理します。データベースには、マーケティングEメールの送信や広告によるターゲティングなどを通じてマーケティングを行う予定のコンタクトが含まれている場合があります。また、既存の顧客など、マーケティングツールを使用してエンゲージメントする予定のないコンタクトが含まれている場合もあります。マーケティング対象とするコンタクトを指定し、マーケティングを行うコンタクトについてのみ料金を支払うようにすることができます。
マーケティング対象に設定されたコンタクトは請求対象のコンタクト契約数上限にカウントされ、少なくとも次回の変更反映日まではマーケティングコンタクトと見なされます。
マーケティングコンタクトの使用方法、またはマーケティングコンタクトの請求の処理方法について詳細をご確認ください。
注:以下の説明は、マーケティングコンタクトの料金体系に対応したMarketing Hub Starter、Professional、Enterpriseの各アカウントに適用されます。HubSpotアカウントにマーケティングコンタクトへのアクセス権があるかどうかを確認する方法、またはアカウントのマーケティングコンタクトをリクエストする方法をご確認ください。
新しいコンタクトの既定のマーケティング コンタクト ステータスを設定する
コンタクトは、フォームやチャットフローなど、HubSpotのさまざまなツールによって作成されることもあります。ツールによって、コンタクトは既定でマーケティング対象またはマーケティング対象外に設定されますが、特定のツールの既定の設定はカスタマイズ可能です。各ツールの既定のマーケティング コンタクト ステータスと、特定のツールの既定のマーケティング コンタクト ステータスを更新する方法をご確認ください。
個別のマーケティングコンタクトを作成する
手動でコンタクトを作成し、マーケティングコンタクトとして設定するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、[CRM]>[コンタクト]の順に進みます。
- 右上の[コンタクトを作成]をクリックします。
- 右側のパネルで、コンタクトのプロパティーを入力します。
- [このコンタクトをマーケティングコンタクトに設定]チェックボックスをオンにして、コンタクトをマーケティングコンタクトとして設定します。
- [作成]をクリックします。コンタクトの作成について詳細をご確認ください。
インポート時にコンタクトをマーケティングコンタクトに設定する
新規コンタクトを作成してマーケティングコンタクトに設定したり、インポート時に既存のコンタクトのステータスをマーケティングコンタクトに更新したりすることができます。新規コンタクトのインポート時にマーケティングステータスを設定しなかった場合は、既定でマーケティング対象外に設定されます。インポート時に全てのコンタクトをマーケティングコンタクトに設定するには、次の手順に従います。
注:単一ファイルのインポートで全てのコンタクトをマーケティングコンタクトに設定することのみが可能です。複数のオブジェクトまたは複数のファイルをインポートする場合、コンタクトをマーケティングコンタクトに設定することはできません。
- マーケティングコンタクトに設定したい全てのコンタクトを含む1つのインポートファイルを作成します。既存のコンタクトを更新する場合は、既存のレコードを識別するために、コンタクトのEメールアドレスまたは「レコードID」の値を含めます。
- ファイルをインポートします。
- [詳細]ステップで、[これらのコンタクトをマーケティングコンタクトに設定]チェックボックスをオンにします。
- ダイアログボックスで、推定されるマーケティングコンタクトの数を入力し、[[x]件のコンタクトをインポートして設定]をクリックして確定します。
- [インポート完了]をクリックします。
インポートが完了すると、コンタクトの[マーケティングコンタクトのステータス]プロパティーが[マーケティングコンタクト]に設定されます。
既存のコンタクトをマーケティングコンタクトに設定する
既存のコンタクトを手動でマーケティングコンタクトに設定するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、[CRM]>[コンタクト]の順に進みます。
- マーケティングコンタクトとして設定するコンタクトの横にあるチェックボックスをオンにします。フィルターを設定するか、既存の保存済みビューを使用すると、適切なコンタクトの選択に役立ちます。例えば、特定のリストのメンバーで、「登録読者」ライフサイクルステージを持つ全てのコンタクトを選択します。
- 表の一番上にある[その他]ドロップダウンメニューをクリックし、[マーケティングコンタクトに設定]を選択します。
- ダイアログボックスにコンタクトの数を入力し、[◯件のコンタクトを設定]をクリックします。コンタクトはすぐにマーケティングコンタクトとして設定され、コンタクト契約数上限にカウントされます。
フォームを使用してコンタクトをマーケティングコンタクトに自動設定する
フォームを作成すると、既定では、フォームを送信するコンタクトは自動的にマーケティングコンタクトに設定されます。フォームを送信するコンタクトは、既存のマーケティング対象外のコンタクトを含め、全てマーケティングコンタクトとして設定されます。この設定は、既定では全てのフォームで有効になっていますが、フォームごとに設定を更新できます。HubSpot以外のフォームでの送信を行うコンタクトについても既定のステータスを設定できます。
ワークフローを使用してコンタクトをマーケティングコンタクトに自動設定する(「Professional」および「Enterprise」のみ)
「Professional」または「Enterprise」サブスクリプションを利用しているアカウントでは、ワークフローを使用し、プロパティー値に基づいてコンタクトを自動的にマーケティングコンタクトに設定できます。
コンタクトのマーケティングステータスを設定するコンタクトベースのワークフローを設定するには、次の手順に従います。
- HubSpotのアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
- 既存のワークフローを編集するには、ワークフローにマウスポインターを合わせて[編集]をクリックします。または、新しいコンタクトベースのワークフローを作成する方法をご確認ください。
- ワークフローエディターで[+]プラスアイコンをクリックしてアクションを追加します。
- 右側のパネルで、[マーケティングコンタクトのステータスを設定]アクションを選択し、[値]ドロップダウンメニューをクリックして、[マーケティングコンタクトに設定]を選択します。
- ワークフローをオンにすると、[マーケティングコンタクトのステータスを設定]アクションの実行時に、登録トリガーと一致するコンタクトがマーケティングコンタクトとして設定されます。
注:「マーケティングステータスを設定」アクションの結果が「HubSpotが接続アプリの情報ログによってレート制限されているため、アクションが失敗しました」と表示された場合、ワークフローとHubSpotの他のツールとの通信が一時的に確立されなかったために、連絡先のステータスが更新できていません。このアクションは成功するまで自動的に再試行されます。
ワークフローの使用方法についてはこちらをご参照ください。
コンタクトをマーケティングコンタクトに設定するユーザー権限を削除する
既定では、コンタクトをマーケティングコンタクトに設定する権限が全てのユーザーに付与されています。特定のユーザーに対して操作を制限するには、次の操作を実行します。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[ユーザーとチーム]に移動します。
- 権限を編集するユーザーの名前をクリックします。
- [アカウント]タブをクリックします。[アカウント]タブが表示されていない場合は、[その他]をクリックし、[アカウント]を選択します。
- [設定アクセス]セクションで、[マーケティングコンタクトのアクセス]スイッチをクリックしてオフに切り替えます。
- 右下の[保存]をクリックします。対象のユーザーはコンタクトをマーケティングコンタクトに設定できなくなります。
HubSpotのユーザー権限について詳細をご確認ください。