Eメール サブスクリプション タイプを設定する
更新日時 2022年 6月 8日
サブスクリプションタイプとは、Eメールを介してコンタクトとやり取りするための法的根拠を表します。コンタクトが自分のEメール配信の設定を管理して、必要なEメールだけを受け取る(オプトインする)ことができます。
マーケティングコンタクト機能をご利用の場合は、マーケティングコンタクトにのみマーケティングEメールを送信できます。この仕組みの詳細をご確認ください。
注:カスタム サブスクリプション タイプはHubSpot CRMアカウントでは使用できません。ただし、アカウント上のGDPRツールを有効にしている場合は、[マーケティングEメール]または[セールスEメール]サブスクリプションタイプを手動でコンタクトに追加できます。
配信設定とタイプの仕組み
サブスクリプションタイプごとのコンタクトのステータスを確認するには:
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [コンタクト]の順に進みます。
- コンタクトの名前をクリックします。
- コンタクトレコードの左側の[コミュニケーションのサブスクリプション]セクションで、[サブスクリプションを表示]をクリックします。
- 右側のパネルで、各サブスクリプションタイプのステータスを確認します。各サブスクリプションタイプの可能なステータスは、「配信登録済み」、「配信解除済み」、「示されていない」の3つです。
- このステータスは、GDPRを有効にしているかどうかに基づいて、コンタクトにEメールを送信できるかどうかを決定するオプトイン状態に対応します。
- GDPRを有効にして適用している場合、サブスクリプションタイプは、コミュニケーションに対するコンタクトの同意を明確に表す3つの状態をキャプチャーします。サブスクリプションタイプごとに、コンタクトは次の3つの状態のいずれかを取ります。
- オプトイン済み:この状態にあるコンタクトは、あなたのブランドからのEメール受信に明示的に同意しています。この状態は、特定のサブスクリプションタイプの「配信登録済み」ステータスに対応します。
- オプトインまたはオプトアウトしていない(既定):この状態にあるコンタクトは、あなたのブランドからのEメール受信に同意するかどうかをまだ決めていません。この状態は、特定のサブスクリプションタイプの「示されていない」ステータスに対応します。あらかじめ明示的な同意を得ない限り、この状態にあるコンタクトにEメールを送信することはできません。
- オプトアウト済み:この状態にあるコンタクトは、あなたのブランドからのEメール配信の受信を解除しています。この状態は、特定のサブスクリプションタイプの「配信解除済み」ステータスに対応します。あなたからのEメールのサブスクリプションタイプに関連付けられたステータスが「配信解除済み」である場合、コンタクトにEメールを送信することはできません。
- GDPRを有効にして適用している場合、サブスクリプションタイプは、コミュニケーションに対するコンタクトの同意を明確に表す3つの状態をキャプチャーします。サブスクリプションタイプごとに、コンタクトは次の3つの状態のいずれかを取ります。
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- GDPRを有効にしていない場合、サブスクリプションタイプごとのコンタクトのステータスは次の2つのいずれかになります。
- オプトイン済みまたはオプトアウトしていない(既定):コンタクトが特定のサブスクリプションタイプを登録しているか、あなたのブランドからのEメール受信に同意するかどうかをまだ決めていない場合、コンタクトはこの状態になります。この状態は、特定のサブスクリプションタイプの「配信登録済み」ステータスと「示されていない」ステータスの両方に対応します。
- GDPRを有効にしていない場合、サブスクリプションタイプごとのコンタクトのステータスは次の2つのいずれかになります。
注:GDPRが無効になっている場合、コンタクトのサブスクリプションタイプが「示されていない」であればEメールを送信できますが、Eメール送信に関する良い評判を維持するために、Eメールの送信に先立って明確な同意を得ることを強くお勧めします。
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- オプトアウト済み:この状態にあるコンタクトは、あなたのブランドからのEメール配信の受信を解除しています。この状態は、特定のサブスクリプションタイプの「配信解除済み」ステータスに対応します。Eメールのサブスクリプションタイプに関連付けられたステータスが「配信解除済み」である場合、コンタクトにEメールを送信することはできません。
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サブスクリプションタイプのステータスは、個別に手動で、ワークフローを使用して一括で、またはAPI経由で更新することができます。
コンタクトとのコミュニケーション
アカウント上のGDPRツールを有効にした状態で、アカウント設定で[コミュニケーションに法的根拠があるコンタクトへのマーケティングEメールの送信のみを許可します]チェックボックスをオンにしている場合は、ステータスが[オプトイン]になっているコンタクトにのみEメールを送信できます。
コンタクトは、そのサブスクリプションタイプへの同意の通知が記載されたフォームを利用することで、該当するEメール サブスクリプション タイプに対してオプトインできます。手動で法的根拠を適用する場合は、コミュニケーションの法的根拠も選択します。既存のコンタクトとの同意を確立する必要がある場合は、Eメール配信の設定を更新するためのリンクが記載されたEメールを送信するか、承認パスキャンペーンを実行できます。
アカウント上のGDPRツールを使用していない場合は、ステータスが[オプトイン]または[オプトインもオプトアウトもしていない]になっているコンタクトにEメールを送信できます。そのサブスクリプションタイプをオプトアウト済みのコンタクトには、Eメールは配信されません。各サブスクリプションタイプについて登録を希望しているコンタクトを追跡するには、フォームでカスタムプロパティーを使用することができます。
上記のGDPR設定以外に、マーケティングコンタクト機能をご利用の場合は、マーケティングコンタクトにのみマーケティングEメールを送信できます。
サブスクリプションタイプを設定する
Eメール サブスクリプション タイプは、設定で作成および管理できます。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[Eメール]の順にクリックします。
- [サブスクリプションタイプ]タブをクリックします。
- Marketing Hub Enterpriseアカウントと、ビジネスユニット追加オプションをご使用の場合は、サブスクリプションタイプを特定のビジネスユニットに関連付けることができます。ページ上部にある[現在のビュー]ドロップダウンメニューをクリックし、[ビジネスユニット]を選択します。
- [サブスクリプションタイプを作成]をクリックします。
- このサブスクリプションタイプの名前と用途の簡単な説明を入力します。
- アカウント上のGDPR機能を有効にしている場合、任意で、サブスクリプションタイプを設定して、配信登録者への連絡の方法や理由を明確に示すこともできます。
- [サブスクリプションの目的]ドロップダウンメニューをクリックして、サブスクリプションタイプの目的を選択します。この目的は、関連付けられている配信登録者に送信予定のEメールの性質と合わせておきます。HubSpotマーケティングブログで、一般的なサブスクリプションタイプの詳細をご確認ください。
- [コミュニケーションの方法]ドロップダウンメニューをクリックし、配信登録者への連絡方法を選択します。
- コンタクトがサブスクリプションタイプを確認すると、最初にコミュニケーションの目的と方法が表示され、次にサブスクリプションタイプの名前と説明が表示されます。サブスクリプションタイプがどのように表示されるかは[プレビュー]で確認できます。
- [保存]をクリックします。
- [サブスクリプションタイプ]タブで、特定のサブスクリプションタイプをクリックし、ドラッグ&ドロップ操作でサブスクリプションタイプを並べ替えます。これにより、配信設定ページにサブスクリプションタイプが表示される順序を管理できます。
注:
- 国際的なコンタクトが存在する場合は、Eメール サブスクリプション タイプの翻訳を作成し、受信者のブラウザーの言語に基づいてレンダリングすることができます。個々のサブスクリプションタイプに翻訳を追加する方法については、こちらの記事をご覧ください。
- HubSpotアカウントには、最大1,000件までサブスクリプションタイプを作成できます。
サブスクリプションタイプを編集する
サブスクリプションタイプの情報を変更するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[Eメール]の順にクリックします。
- [サブスクリプションタイプ]タブをクリックします。
- タイプの上で[編集]をクリックします。
- 必要な変更を加えたら、[保存]をクリックします。
注:アカウント上のGDPRを有効にしている場合、既定のサブスクリプションタイプ(「セールス」、「サービス」など)の[サブスクリプションの目的]フィールドまたは[コミュニケーションの方法]フィールドを編集することはできません。
サブスクリプションタイプのコンタクトプロパティーを管理する
新しいサブスクリプションタイプを作成すると、「Opted out of email(Eメールをオプトアウト済み):(Eメール サブスクリプション タイプ)」というコンタクトプロパティーが作成されます。
このプロパティーはコンタクトレコード上には直ちに表示されますが、既存のコンタクトについては次のいずれかが起こるまでプロパティー値が設定されません。
- コンタクトが別のコンタクトとマージされる。
- コンタクトのEメール アドレス プロパティーが変わる。
- コンタクトが、そのEメールタイプから明示的にオプトインまたはオプトアウトする。
- 連携によって(つまりパブリックAPI経由で)、コンタクトがそのEメールタイプからオプトインまたはオプトアウトしたことが明示される。
この既存のコンタクトプロパティーは、サブスクリプションタイプに変更を加えると更新されます。サブスクリプションタイプの名前を変更すると、対応するプロパティーの名前が変更されます。サブスクリプションタイプを無効化すると、対応するプロパティーがコンタクトレコードから非表示になります(逆に、有効化すると表示されます)。
Thank you for your feedback, it means a lot to us.
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