Eメール配信カテゴリーを設定する
更新日時 2024年 9月 10日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
Marketing Hub Starter , Professional , Enterprise |
Content Hub Professional , Enterprise |
Marketing Hub Basic(旧製品) |
配信カテゴリーは、Eメールを通じてコンタクトと連絡するための法的根拠となります。コンタクトは受信を希望するEメールにのみオプトインできるように、Eメール設定を管理することができます。
アカウントでマーケティングコンタクトを利用できる場合は、マーケティングコンタクトにのみマーケティングEメールを送信できます。
注:カスタム配信登録カテゴリーは、HubSpotのCRMアカウントではご利用いただけませんが、アカウントでデータプライバシー設定を有効にしている場合は、手動で[マーケティングEメール]または[セールスEメール]配信カテゴリーをコンタクトに追加できます。
配信設定とタイプについて
配信カテゴリーごとにコンタクトのステータスを確認するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、[CRM]>[コンタクト]の順に進みます。
- コンタクトの名前をクリックします。
- コンタクトレコードの左側の[コミュニケーションの配信登録]セクションで、[配信登録を表示]をクリックします。
- 右側のパネルで、各配信カテゴリーのステータスを確認します。各配信カテゴリーに表示される可能性があるステータスは、[配信登録済み]、[配信停止済み]、[示されていない]の3つです。
- このステータスは、データプライバシー設定を有効化しているかどうかに基づいて、コンタクトにEメールを送信できるかどうかを決定するオプトインの状態に一致します。
- データプライバシー設定が有効で適用される場合、コンタクトのコミュニケーションへの同意を明確に示すように、3つの状態が配信カテゴリーに取り込まれます。各配信カテゴリーにおけるコンタクトの状態は、以下の3つあります。
- オプトイン済み:この状態のコンタクトは、貴社からEメールを受信することに明示的に同意しています。この状態は、特定の配信カテゴリーの[配信登録済み]ステータスに一致します。
- オプトインもオプトアウトもしていない(既定):この状態のコンタクトは、貴社からEメールを受信することに同意するかどうかをまだ決めていません。この状態は、特定の配信カテゴリーの「示されていない」ステータスに一致します。あらかじめ明示的な同意を得ない限り、この状態のコンタクトにEメールを送信することはできません。
- オプトアウト済み:この状態のコンタクトは、貴社からのEメール配信を停止しています。この状態は、特定の配信カテゴリーの「配信停止済み」ステータスに一致します。Eメールの配信カテゴリーに関連付けられたステータスが[配信停止済み]の場合、コンタクトにEメールを送信することはできません。
- データプライバシー設定が有効で適用される場合、コンタクトのコミュニケーションへの同意を明確に示すように、3つの状態が配信カテゴリーに取り込まれます。各配信カテゴリーにおけるコンタクトの状態は、以下の3つあります。
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- データプライバシー設定を有効にしていない場合、配信登録カテゴリーのコンタクトのステータスは、以下の2つの状態のいずれかになります。
- オプトイン済みまたはオプトアウトしていない(既定):コンタクトが特定の配信カテゴリーを登録しているか、貴社からEメールを受信することに同意するかどうかをまだ決めていない場合、コンタクトはこの状態になる場合があります。この状態は、特定の配信カテゴリーの[配信登録済み]ステータスと[示されていない]ステータスの両方に一致します。
- データプライバシー設定を有効にしていない場合、配信登録カテゴリーのコンタクトのステータスは、以下の2つの状態のいずれかになります。
注:データプライバシー設定がオフになっている場合、コンタクトの配信カテゴリーが[示されていない]であれば、Eメールをコンタクトに送信することができます。ただし、Eメール配信に関する健全な評判を維持するため、Eメールを送信する前に明示的な同意を得ることを強くお勧めします。
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- オプトアウト済み:この状態のコンタクトは、貴社からのEメール配信を停止しています。この状態は、特定の配信カテゴリーの[配信停止済み]ステータスに一致します。Eメールの配信カテゴリーに関連付けられたステータスが[配信停止済み]である場合、コンタクトにEメールを送信することはできません。
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配信カテゴリーのステータスは、個々の配信カテゴリーに対して手動で更新するか、ワークフローを使用して一括で更新するか、またはAPI(英語)を使用して更新することが可能です。
コンタクトとのコミュニケーション
アカウントでデータプライバシー設定を有効化していて、アカウント設定で[コミュニケーションに法的根拠があるコンタクトへのマーケティングEメールの送信のみを許可します]チェックボックスをオンにしている場合、ステータスが「オプトイン」となっているコンタクトにしかEメールを送信できません。
コンタクトは、その配信カテゴリーへの同意の通知が記載されたフォームを通じてEメール配信カテゴリーにオプトインできます。法的根拠を手動で適用する場合は、コミュニケーションの法的根拠も選択できます。既存のコンタクトの同意を確立する必要がある場合は、Eメール配信の設定を更新するためのリンクが記載されたEメールをコンタクトに送信するか、承認パスキャンペーンを実施できます。
アカウントでデータ プライバシー ツールを使用していない場合は、ステータスが[オプトイン済み]または[オプトインもオプトアウトもしていない]になっているコンタクトにEメールを送信できます。その配信カテゴリーをオプトアウトしたコンタクトには、Eメールは配信されません。各配信カテゴリーについて登録を希望しているコンタクトをトラッキングするには、フォームでカスタムプロパティーを使用することができます。
注:配信登録確認リンクを含むEメールは、データプライバシーの適用プロセスをバイパスし、明示的にオプトインしていないコンタクトにも送信されます。
上記のデータプライバシー設定以外に、マーケティングコンタクト機能が利用できる場合は、マーケティングコンタクトにのみマーケティングEメールを送信できます。
配信カテゴリーを設定する
Eメール配信カテゴリーは、[設定]ページで作成および管理できます。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[Eメール]の順にクリックします。
- [配信カテゴリー]タブをクリックします。
- [配信カテゴリーを作成]をクリックします。
- 配信カテゴリーの名前と用途の簡単な説明を入力します。
- アカウントでデータプライバシー設定をオンにした場合、オプションで配信カテゴリーを設定し、登録読者に対して連絡する方法と理由を明確に示すことができます。
- [配信登録の目的]ドロップダウンメニューをクリックして、配信カテゴリーの目的を選択します。この目的は、関連付けられている登録読者に送信予定のEメールの主な性質に合わせて選択します。HubSpotのマーケティングブログ(英語)で、一般的な配信カテゴリーの詳細をご確認ください。
- [コミュニケーションの方法]ドロップダウンメニューをクリックし、登録読者への連絡方法を選択します。
- コンタクトが配信カテゴリーを確認すると、最初にコミュニケーションの目的と方法が表示され、次に配信カテゴリーの名前と説明が表示されます。配信カテゴリーがどのように表示されるかは[プレビュー]で確認できます。
- [保存]をクリックします。
- [配信カテゴリー]タブで、配信カテゴリーをクリックし、配信カテゴリーをドラッグ&ドロップして並べ替えます。これにより、配信設定ページに配信カテゴリーが表示される順序を管理できます。
注:
- 海外のコンタクトが含まれる場合は、Eメール配信カテゴリーの翻訳を作成し、受信者のブラウザーの言語に基づいて表示されるようにすることができます。個々の配信カテゴリーに翻訳を追加する方法については、こちらの記事をご覧ください。
- HubSpotアカウントでは、最大1,000件まで配信カテゴリーを作成できます。
配信カテゴリーを編集する
配信カテゴリーの情報を変更するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[Eメール]の順にクリックします。
- [配信カテゴリー]タブをクリックします。
- 配信カテゴリー上にカーソルを合わせ、[編集]をクリックします。
- 必要な変更を加えたら、[保存]をクリックします。
注:データプライバシー設定をオンにした場合は、既定の配信カテゴリー([セールス]、[サービス]など)の[配信登録の目的]または[コミュニケーションの方法]のフィールドは編集できません。
配信登録をアーカイブする
配信カテゴリーが不要になった場合は、アーカイブすることができます。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[Eメール]の順に移動します。
- [配信カテゴリー]タブをクリックします。
- アーカイブしたい配信カテゴリーにカーソルを合わせ、[アクション]をクリックし、[アーカイブ]をクリックします。
- ダイアログボックスで、[配信カテゴリーをアーカイブ]をクリックします。
注:「1対1」の配信カテゴリーをアーカイブしたものの後で1対1のEメールを送信するか、別のHubSpotツールでフォーム、シーケンス、ワークフローなどの配信カテゴリーを使用した場合、配信カテゴリーはHubSpotにより自動的にアーカイブから復元され、配信設定ページに再び表示されます。
配信カテゴリーのコンタクトプロテイーを管理する
新しい配信カテゴリーを作成すると、[Eメールをオプトアウト済み:[Eメール配信カテゴリー]]というコンタクトプロパティーが作成されます。
このプロパティーはコンタクトレコードには直ちに表示されますが、既存のコンタクトについては次のいずれかが発生するまでプロパティー値が設定されません。
- コンタクトが別のコンタクトとマージされる。
- コンタクトのEメール アドレス プロパティーが更新される。
- コンタクトがそのEメール配信カテゴリーのタイプから明示的にオプトインまたはオプトアウトする。
- 連携によって(パブリックAPI経由で)、コンタクトがそのEメールのタイプからオプトインまたはオプトアウトしたことが明示される。
この既存のコンタクトプロパティーは、配信カテゴリーに変更を加えると更新されます。配信カテゴリーの名前を変更すると、対応するプロパティーの名前が変更されます。配信カテゴリーを無効にすると、対応するプロパティーがコンタクトレコードから非表示になります(同様に有効にすると表示されます)。