HubSpotアカウントでデータプライバシー設定を有効にする
更新日時 2024年 12月 18日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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個人情報保護法(一般データ保護規則(GDPR)など)は、個人データの保護を強化するために存在します。これらの法律により、個人データを収集または処理する組織の義務が増大します。
注:こうした機能はHubSpotに組み込まれていますが、状況に応じた最適なコンプライアンス上のアドバイスについては自社の法務部門にご相談ください。
スーパー管理者または「アカウントの既定設定を編集」権限が有効になっているユーザーは、HubSpotアカウント設定でデータプライバシー設定を有効にすることができます。HubSpotアカウント設定は、HubSpotアカウント全体でデータ プライバシー コンプライアンスの取り組みをサポートすることを目的とした機能を自動的に有効にする、一元化された場所です。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで[プライバシーと同意]を選択します。
- [データのプライバシー設定をオンにする]スイッチをクリックしてオンに切り替えます。ポップアップボックスで、[はい、データのプライバシー設定をオンにします]をクリックします。
- コミュニケーションするための法的根拠があるコンタクトにのみマーケティングEメールまたは顧客フィードバックアンケートEメールを配信するには、[Eメールの法的根拠]チェックボックスをオンにします。[保存]をクリックします。既定では、アンケートEメールの法的根拠は[正当な利害関係 - 顧客]に設定されます。
- [アンケートの法的根拠を設定]をクリックし、アンケートEメールのコミュニケーション用の既定の法的根拠を変更します。これを編集した後、[アンケートの法的根拠を編集]をクリックして変更を行います。
注:コミュニケーションを行う際の法的根拠は、Eメールアドレスごとの根拠となります。コンタクトはEメールを受信するEメールアドレスごとに同意する必要があります。
- [保存]をクリックします。
[Eメールの法的根拠]チェックボックスが選択されている場合、コンタクトのEメール配信登録ページの全ての配信カテゴリーのチェックはデフォルトで外されます。
データのプライバシー設定が有効になるとアカウントに以下の機能が追加されます。
- Cookieの使用に対する同意のバナーが既定でオンになります。
- HubSpot Sales拡張機能またはアドインをご利用の場合、コンタクトのデータ処理の法的根拠がなければ、それを通知するバナーがコンタクトレコード上に表示されます。
- 新しく作成されたフォームの法的根拠通知およびコミュニケーション同意チェックボックスのフォームフィールドを使用したデータプライバシー対応フォーム。既存のフォームの場合、または新しいフォームエディター(ベータ版)を使用している場合は、各フォームについて通知と同意に関する情報を追加する必要があります。
- 1対1のセールスEメールおよびシーケンスEメールの配信登録解除リンクをまだオンにしていないユーザーも、そのリンクが既定でオンになっています。
- 既定で通知/同意を含むスケジュール設定ページ(データのプライバシー設定をオンにする前に作成されたスケジュール設定ページを更新してこのメッセージを含めることはできません)。
- リストのインポート、一括編集、または手動コンタクトの作成により、コミュニケーション同意およびデータ処理の法的根拠をコンタクトに追加する機能。
- コンタクトのデータを処理するための法的根拠がなければ、コンタクトを対象としたEメールのトラッキング(開封およびクリック)は追加されません。
データのプライバシー設定がオフになっている場合でも、完全削除機能は全てのアカウントで利用できます。コンタクトを削除する際には2つの選択肢があります。90日以内であればコンタクトを復元できる「復元可能な削除」か、GDPRおよびその他の個人情報保護法に準拠してコンタクトを完全に削除する「完全な削除」があります。
注:お客さまのアカウントでデータプライバシー設定をオフにした場合、Cookie同意バナーは自動的にオフになりません。
「データのプライバシー設定」に含まれるセットアップタスクをクリックして、データプライバシー機能の設定を続けます。