マーケティングコンタクトについて

Marketing Hubサブスクリプションを購入する際には、コンタクト契約数を選択して、HubSpotのマーケティングツール（マーケティングEメール、広告など）を通じて毎月使用するコンタクト数の上限を設定します。この契約数に含まれるコンタクトはマーケティングコンタクトと呼ばれ、サブスクリプションの料金に影響する唯一のコンタクトです。マーケティング活動の対象にする予定がないコンタクトは、マーケティング対象外のコンタクトと呼ばれます。マーケティング対象外のコンタクトはコンタクト契約数にカウントされず、請求対象になりません。

この記事では、マーケティングコンタクトプロパティーの使用方法と、プロパティーとマーケティングツールとの関係について説明します。マーケティングコンタクトの請求について詳細をご確認ください。

注：以下の情報は、マーケティングコンタクトを備えたMarketing Hub Starter/Professional/Enterpriseアカウントにのみ該当します。旧Marketing Hubアカウントはマーケティングコンタクトを備えていない場合があります。ご使用のHubSpotアカウントにおいてマーケティングコンタクトをご利用になれるかどうかを確認する方法、またはアカウントのマーケティングコンタクトをお申込みになる方法をご確認ください。

マーケティングコンタクトに関するアクセスを確認

全ての新しい Marketing Hub アカウントにはマーケティングコンタクトが含まれています。マーケティングコンタクトが登場する前にMarketing Hub のサブスクリプションをご購入いただいている場合は、現在ご利用いただけない場合があります。 Marketing Hub のご契約内容にマーケティングコンタクトが含まれているかどうかを確認するには、次の手順に従います。

1. HubSpotアカウントにて、右上に表示されるアカウント名をクリックし、［アカウントと請求］をクリックします。
2. [概要]タブの [製品 & アドオン]セクションで、 Marketing Hub サブスクリプションに [マーケティングコンタクト]と示されているかどうかを確認します。
3. サブスクリプションに マーケティングコンタクトと表示されている場合、マーケティングコンタクトにアクセスできます。

4. 「マーケティングコンタクト」と表示されていない場合は、マーケティングコンタクトをご利用になれません。アクセス権をご希望の場合は、 HubSpotサポート (Starter)または カスタマー サクセス マネージャー (ProfessionalまたはEnterpriseのみ)にお問い合わせください。

マーケティングコンタクトのプロパティーを理解する

コンタクトのマーケティングステータスに関する情報を表示するデフォルトのコンタクトプロパティーのセットがあります。例えば、これらのプロパティーを使用して レポート や リスト を作成し、ワークフローによって変更されたコンタクトの数をモニターすることができます。コンタクトのプロパティー値をチェックする方法を学ぶ。

• マーケティングステータス：コンタクトが現在マーケティングコンタクトか、マーケティング対象外のコンタクトかを示します。
  
  • ［マーケティングコンタクト］の場合、コンタクトはこの期間内はマーケティングコンタクトで、コンタクト契約数に対してカウントされます。
  • ［マーケティング対象外のコンタクト］の場合、コンタクトはこの期間中マーケティング対象外のコンタクトで、コンタクト契約数に対してカウントされません。
• 次回の変更反映までのマーケティングコンタクト：コンタクトを次回の変更反映日にマーケティングコンタクトとみなすか、マーケティング対象外のコンタクトとみなすかを示します。
  • 値が [はい]の場合、コンタクトは現在マーケティングコンタクトですが、 次回の変更反映日にマーケティング対象外のコンタクトとして設定されます。
  • 値が空白の場合、コンタクトの現在のステータスは 更新日以降も同じままになります。
• マーケティングコンタクトのステータス ソース タイプ:コンタクトのマーケティングコンタクトのステータス値を最後に設定したツール(ワークフローなど)を示します。 
• マーケティング コンタクト ステータス ソース名：コンタクトのマーケティングコンタクトステータス値を最後に設定した特定のユーザー、アクティビティー、またはツールのIDを示します。

詳しくはこちらHubSpotのデフォルトのコンタクトプロパティー。

マーケティングコンタクトが必要なマーケティングツール

HubSpotアカウントの以下のマーケティングツールは、マーケティング対象に設定されたコンタクトにのみ機能します。

• マーケティングEメール( フォーム送信後のフォローアップEメールを含む)
• 広告ツールのコンタクトリストオーディエンス。
• ワークフロー内のマーケティング関連処理（Eメール送信、広告オーディエンスへの追加／広告オーディエンスからの削除など）

注: マーケティングステータスに関係なく、1 対1のセールスEメール、 シーケンス 登録Eメール、チケットキックバックEメール、トランザクションEメール、顧客フィードバックアンケートなど、他のタイプのEメールがどのコンタクトにも送信される可能性があります。

次のステップ

マーケティングコンタクトを管理するには、以下の点に注意する必要があります。

• 各種ツールの既定のマーケティングステータスを確認
• コンタクトをマーケティングコンタクトに設定します。
• コンタクトをマーケティング対象外に設定する。
• ユーザーがマーケティングステータスを更新できないようにします。