HubSpotに接続してデータを同期する
更新日時 2023年 10月 26日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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HubSpotデータ同期を使用すると、HubSpotと他のアプリケーションの間で一方向または双方向の同期を作成し、すべての顧客データを1つのプラットフォームに連携できます。アプリによっては、データ同期を使用してコンタクト、会社、取引、製品、請求書、アクティビティー、販売注文を同期できます。
データ同期を使用するアプリについては、こちらをご確認ください。
始める前に
- HubSpotアカウント上でスーパー管理者の権限、またはアプリマーケットプレイス権限を付与されている必要があります。
- HubSpotアカウントに接続されている特定のアプリによっては、他にも必要な権限がある場合があります。
連携アプリを接続する
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックし、[アプリマーケットプレイス]を選択します。
- 検索バーにアプリ名を入力して検索し、検索結果をクリックします。
- 右上の[アプリをインストール]をクリックします。
- ダイアログボックスで[次へ]をクリックし、アプリのアカウントにログインします。
- アクセス許可を求める画面が表示されるので、内容を確認して[許可]をクリックします。HubSpotで設定されているアプリページにリダイレクトされます。
同じサードパーティーアプリの複数のインスタンスをHubSpotに接続することが可能です。例えば、2つのMicrosoft Dynamicsアカウントを管理している場合、両方のアカウントのデータを単一のHubSpotアカウントに接続して同期できます。追加アカウントを接続するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- アプリの名前をクリックします。
- [アクション]>[アカウントを管理]をクリックします。
- 右側のパネルで[別のアカウントを接続]をクリックします。
- アプリをHubSpotに接続する手順を進めます。
データ同期を有効にする
アプリを接続した後、連携する2つのアプリ間でデータの同期を開始するには、アプリの設定を完了させ同期を有効にする必要があります。
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- アプリをクリックします。
- [同期をセットアップ]をクリックします。
- [同期するオブジェクトを選択]ページで同期するオブジェクトを選択し、[次へ]をクリックします。他のアプリとのコンタクトおよびリードの同期の詳細を参照してください。
- [次へ]をクリックします。
同期方向を設定する
[設定]画面で、同期方向を選択し、サードパーティーアプリのフィールドをHubSpotのプロパティーにマッピングします。
[同期方向を選択]セクションで、HubSpotからサードパーティーアプリに、またはその逆の方向でデータを同期する方法を決定します。3つのオプションがあります。
- アプリ間でデータを同期します:新規オブジェクトの情報と更新されたオブジェクトの情報の全てを、2つのアプリの間で同期します。両方のプラットフォームにレコードがすでに存在する場合、そのプロパティーがマージされます。
- サードパーティーアプリからHubSpotにのみデータを同期します
- HubSpotからサードパーティーアプリにのみデータを同期します
[データの競合を解決]セクションのドロップダウンメニューをクリックし、データの不一致がある場合に他方のアプリのデータを上書きする既定のアプリを選択します。既定のアプリにフィールド値がない場合、サードパーティーアプリのデータは変更されません。この設定によって、[同期方向を選択]セクションで選択された同期方向が無視されることはありません。
フィールドマッピングを確認する
[フィールドをマッピング]セクションで、既定のプロパティーマッピングと、HubSpotとサードパーティーアプリの間で情報がどのように同期されるかを確認します。Operations Hubの有償サブスクリプションをご利用の場合は、プロパティーのカスタムマッピングを設定できます。
マッピングを無効にするには、トグルをクリックしてオフにします。
カスタム フィールド マッピングを設定するには:
- [マッピングを追加]をクリックします。
- ドロップダウンメニューを使用して、マッピングするサードパーティーアプリとHubSpotプロパティーを選択します。
- success[更新]をクリックします。

- カスタムマッピングをオフにするには、スイッチをクリックしてオフにします。
データ同期のフィールドマッピングに関する具体的なルールと考慮事項の詳細をご確認ください。
同期ルールを設定する
[制限]画面で、HubSpotからサードパーティーアプリに(またはサードパーティーアプリからHubSpotに)オブジェクトレコードを同期する方法を設定します。
既定では、有効なEメールアドレスがあるコンタクトのみを同期するよう設定されています。これを変更にするには、[重複の可能性を低くする]セクションで、[Eメールアドレスがあるコンタクトのみを同期]のチェックボックスをオフにします。
最初の同期中に、HubSpotは両方のデータベースを比較します。一致が検出されると、既存のレコードが更新されます。データ同期では、最初にコンタクトのEメールアドレスを照合し、続いて会社のEメールアドレス、名前、ドメインを比較して、コンタクトレコードの一致を検出します。
会社レコードの場合、データ同期では、会社名またはドメイン名に基づいて各アプリの会社レコードが照合されます。一部のアプリにはドメインフィールドがないため、一部のコネクターでは名前のみをメインの識別子として使用できます。
注:アプリに会社名とドメインの両方のフィールドがある場合、会社名が同じでドメインが異なるレコードや、ドメインが同じで会社名が異なるレコードがあると、HubSpotはその2つのレコードを照合します。
[同期するレコードを制限]セクションで条件を選択して、HubSpotからサードパーティーアプリに(またはその逆方向に)同期するレコードを次のように制限します。
- [編集]をクリックします。
- 右側のパネルでプロパティーを選択し、HubSpotからサードパーティーアプリに(または逆方向に)同期するレコードを制限します。
- [完了]をクリックします。

「同期するレコードを制限」 セクションは、HubSpotとサードパーティーアプリの間で最初に同期するレコードを制限するだけです。 一度レコードが同期されると、プロパティーマッピングの設定に基づき、レコードのデータが継続して双方向に同期されるようになります。
レコードを関連付ける
HubSpotは、接続した元のアプリとの同期中に、可能な限りレコード間の同じ関連付けを維持しようとします(会社とコンタクトとの関連付け、取引と会社との関連付けなど)。
他のアプリから同期しているコンタクトに関連付けられているレコードを表示するには、次の手順に従います。
- いずれかのオブジェクト同期の[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[同期設定を編集]を選択します。
- [設定]をクリックします。
- [フィールドをマッピング]セクションで[全てのマッピング]ドロップダウンメニューをクリックし、[関連付けマッピング]を選択します。
- サードパーティーアプリから同期しているレコードと、そのオブジェクトへの関連付けが表示されます。
関連レコードは、同じオブジェクトに対して同期が実行されている場合にのみ作成されます。例えば、コンタクトの同期のみで会社の同期がない場合、関連付けられた会社は同期されなくなります。
レコードに複数の会社が関連付けられている場合は、プライマリー会社のみが同期されます。
注:ほとんどの場合、データ同期で自動的に請求書を関連付けることができるのは、コンタクトに対してのみです。HubSpotの会社レコードに対しては、請求書を手動で関連付ける必要があります。
ルールを確認して同期を開始する
[確認]画面で、設定したルールを確認し、[保存して同期]をクリックします。その後、初回の同期が開始されます。
初回の同期が完了すると、変更後10分以内にレコードが同期されます。
削除されたレコードを再同期する
HubSpotまたはサードパーティーアプリのいずれかでレコードを削除した場合、削除したレコードを再同期することで、どちらのアプリにでもレコードを再作成できます。
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- アプリをクリックします。
- [失敗]列で、同期できなかったレコードの数をクリックします。
- 右側のパネルで[アクション]をクリックします。
- [HubSpotの削除されたレコードを再同期]または[[サードパーティーアプリ]の削除されたレコードを再同期]のいずれかを選択します。

- [全てを再同期]をクリックします。
データ同期を無効にする
データの同期を無効にすることで、アプリとHubSpotの間でレコードが同期されないようにできます。- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- アプリをクリックします。
- [アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[同期を無効化]を選択します。
- ポップアップボックスで、[同期を無効化]をクリックします。
同期を無効にしたら、[同期設定を編集]をクリックして再度有効にするか、または同期を削除することができます。
同期の健全性を確認する
アプリを接続したら、HubSpotとサードパーティーアプリ間の同期レコードの概要を表示します。
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- アプリをクリックします。
- [同期の概要]タブで、[オブジェクトビュー]をクリックし、オブジェクトごとの同期のステータスを表示します。
- [同期中]列でレコードの数をクリックすると、HubSpotとアプリの間で同期されている全てのレコードを確認できます。
- [失敗]列でレコードの数をクリックすると、HubSpotとアプリの間で同期が失敗した全てのレコードを確認できます。
- [エラーカテゴリー]列で、失敗した理由を確認します。
- ツールヒントにカーソルを合わせると、解決するための手順が表示されます。
- [レコードビュー]をクリックし、HubSpotとアプリの間で同期されている全てのレコードを表示します。
- ドロップダウンメニュー を使用して、オブジェクトタイプ、同期ステータス、または特定の時間枠でレコードを絞り込みします。
- ドロップダウンメニュー を使用して、オブジェクトタイプ、同期ステータス、または特定の時間枠でレコードを絞り込みします。