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チケットパイプラインのルールを設定する

更新日時 2024年 7月 24日

以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。

Service Hub   Professional , Enterprise

スーパー管理者は、ユーザーがチケットを作成してパイプラインを経由させる方法を管理するために、チケットパイプラインに適用するルールを設定できます。個々のパイプラインには現在、次のルールを適用することができます。

  • 新規チケットを作成できるステータスを設定するルール。
  • パイプラインでのステータスのスキップを制限するルール。
  • パイプラインでのチケットの後退を制限するルール。

例えば、ユーザーがチケットのステータスをスキップできないよう制限する場合は、チケットのステータスを次のように編集します。

ticket-pipeline-rule-example

チケットパイプラインのルールを設定する

パイプラインルールは、デスクトップHubSpotモバイルアプリでチケットを手動で作成または更新する際と、連携あるいはHubSpotの公開APIでユーザーIDを渡す際に適用されます。ワークフロー、他のAPI、あるいはスーパー管理者またはプロパティー設定の編集権限を持つユーザーによってチケットが作成/編集される際には、パイプラインルールは適用されません。このようなシナリオでは、有効にされたパイプラインルールをバイパスすることができます。

ルールを設定するには:

  • HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
  • 左サイドバーメニューで[オブジェクト]>[チケット]に移動します。
  • [パイプライン]タブに移動します。
  • [パイプラインを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、ルールを設定する対象のパイプラインを選択します。
ticket-pipeline-select
  • 下部にある[パイプラインルール]タブをクリックします。
  • ルールの各行で、スイッチをオンに切り替えることで、そのルールを適用します。
  • ルールに応じて、設定をカスタマイズします。
ticket-pipeline-rule
    • チケットの作成を特定のステータスに限定:新規チケットの作成を許可するステータスを選択します。このルールを有効にすると、ユーザーはHubSpotだけでなく、連携やHubSpot APIを使用する場合でも、選択されたステータスでしかチケットを作成できなくなります。
    • チケットのステータス省略を禁止:ユーザーがパイプラインの全てのステータスをスキップできないようにするには、[全てのステータス]を選択します。ユーザーが特定のステータスをスキップできないようにするには、[ステータスを選択]を選択し、スキップできないステータスを選択します。ただし、チケットが「クローズ済み」ステータスに移行するのであれば、ユーザーはステータスをスキップできます。このルールは、APIや連携を使用してチケットを編集する際にも適用されます。
    • チケットの後退を制限:ユーザーがパイプラインの全てのステータスからチケットを後退できないようにするには、[全てのステータス]を選択します。ユーザーが特定のステータスに達したチケットを後退できないようにするには、[ステータスを選択]を選択し、対象のステータスを選択します。このルールを有効にすると、ユーザーはHubSpotだけでなく、APIや連携を使用する場合でも、選択されたステータスからはチケットを後退できなくなります。ただし、チケットが再開されるのであれば、ユーザーは「クローズ済み」ステータスからチケットを後退させることができます。
  • [保存]をクリックします。

設定または更新したパイプラインルールは自動的に保存され、以降はチケットへのアクセス権を持つユーザーに適用されます。パイプラインルールは、スーパー管理者またはプロパティー設定の編集権限を持つユーザーには適用されません

注:パイプラインに対してルールが有効にされていると、ユーザーはそのパイプラインまたはパイプライン内のチケットのステータスを一括編集することもできなくなります。


パイプラインルールを編集または無効にする

  • HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
  • 左サイドバーメニューで[オブジェクト]>[チケット]に移動します。
  • [パイプライン]タブに移動します。
  • [パイプラインを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、ルールを設定する対象のパイプラインを選択します。
  • 下部にある[パイプラインルール]タブをクリックします。
  • 既存のルールを編集するには、ルールの行にあるedit編集アイコンをクリックします。右側のパネルで変更を加えてから、[保存]をクリックします。

edit-ticket-pipeline-rule

  • ルールを無効にするには、スイッチをクリックしてオフに切り替えます。ダイアログボックスで、[パイプラインルールを削除]をクリックして確定します。

チケットパイプラインのカスタマイズについて詳細をご確認ください。

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