データエージェントを設定して使用する

データエージェントを使用して、質問に答えたり、データを変換したり、ワークフローを強化したりできます。データエージェントでは、以下を使用できます。

• スマートプロパティー: カスタムプロパティーにAIによる具体的な回答が入力され、ビジネスに固有のデータインサイトが得られます。
• スマートアクション: ワークフローを設定し、データエージェントのカスタムアクションを組み込みます。
• スマート列: AI を使用してデータを調査、分析し、データポータルにデータセット列を追加します。

HubSpotのデータエージェントは、 HubSpotの全てのデータに対してAIの力を活用し、無休のデータ操作マシンとして機能し、CRMの情報を効率的に拡充、変換、修正します。

注: AI機能へのプロンプトなどのデータ入力において、機密情報を共有しないでください。管理者はアカウント管理設定で 生成AI機能を設定できます 。HubSpot AIが信頼性の高いAIを提供し、データをどのように管理するかについては、 HubSpot AIの信頼性に関するよくある質問(英語)を参照してください。

ユースケース

レベニュー オペレーション チームは、「適性/意思シグナル」という名前の マートプロパティー を作成することができます。このは、データエージェントを使用して、最近の資金調達や雇用の急増といった重要な情報をウェブ上で照会し、新しい 会社 レコードを自動的に「高成長/意思」 または「標準適合」として分類します。

続いて、「高成長」のリードに対して スマートアクションをトリガーするワークフローを設定できます。これにより、データエージェントは関連するコールの文字起こしとEメールを分析して、最も大きな 課題を 要約し 、「プライマリー課題の要約」 プロパティーに書き込みます。

最後に、営業マネージャーは、データ ポータルの「 次のステップの推奨」列を利用できます。「フィット/意図のシグナル」を評価してその日のコールリストに優先順位を付け、「課題の概要を活用してアプローチする」ように担当者に指示します。これにより、営業チームは優先順位の高いリードについて事前に調査され、それぞれのニーズに合わせたアクションプランを常に保有することになります。

始める前に

データエージェントを設定して使用する前に、次の権限を設定する必要があります。

• [AI設定]で、以下のスイッチをオンに切り替えます。 
  • 生成AIツールや機能へのアクセス権をユーザーに付与
  • CRMデータ
  • 顧客へのコンバージョンデータ
  • ファイルデータ
• ユーザー設定で、[データエージェントのアクセス ]スイッチをオンに切り替えます。スーパー管理者はすでにこの機能をオンにしています。
• データエージェントは、HubSpotクレジットを通じて提供されます。エージェントが1つのレコードの1つのプロンプトに対する回答を生成したときにクレジットが消費されます。

データエージェントの概要

データエージェントの概要を知るには、次の手順に従います。

1. HubSpotアカウントにて、［データ管理］＞［データエージェント］の順に進みます。
2. [概要 ]タブには、以下の情報が表示されます。
   • データエージェントのショートカット: 各機能で、クリックしてスマートプロパティー、スマートアクション、スマート列の詳細を確認してください。
   • CRMのデータエージェントのクイックアクション: 事前に選択したクイックアクションに基づいてスマートプロパティーを作成します。
   • スマートプロパティー: テキストボックスにスマートプロパティーを生成するか、プロンプトを選択して再生成します。
3. [管理 ]タブには、以下の情報が表示されます。
   • スマート プロパティー テーブル: 作成した全てのスマートプロパティーのテーブルを確認します。このテーブルでプロパティーを追加できます。
   • 検索バー: テーブル内のスマートプロパティーを検索するには、検索バーを使用します。

データエージェントページからのスマートプロパティーの作成

[データエージェント]ページからスマートプロパティーを作成するには、次の手順に従います。

1. HubSpotアカウントにて、［データ管理］＞［データエージェント］の順に進みます。
2. 次のいずれかの方法でスマートプロパティー作成パネルに移動します。
   • 右上の[ スマートプロパティーを作成]をクリックします。

1. • CRMのデータエージェントのクイックアクション で、テンプレートをクリックします。
   • [スマートプロパティー]の下で、[スマートプロパティーを作成 ]テキストボックスにプロンプトを入力し、[プロパティーを生成]をクリックします。
   • [スマートプロパティー]で、テンプレートをクリックします。表示されるテンプレートを変更するには、[再生成]をクリックします。
   • [ 管理 ] タブで、[ スマートプロパティーの作成 ] をクリックします。
2. スマートプロパティー作成パネルが、選択内容に応じてさまざまなオプションとともに表示されます。スマートプロパティーを作成するには：
   • [オブジェクトタイプ ]ドロップダウンメニューをクリックしてオブジェクトを選択します。
   • [プロパティーラベル ]テキストボックスに入力します。
   • [ フィールドタイプ ]ドロップダウンメニューをクリックし、フィールドを選択します。
   • 必要に応じて、[このプロパティーでは、重複にならない値を必須 にする]チェックボックスをオンにします。
   • [データ エージェント プロンプトを追加]をクリックします。
     • [ 何を知りたいですか? ]テキストボックスに、情報を知りたい内容を入力します。
     • [+プロパティートークンを挿入 ]をクリックすると、データセット内の他のプロパティーを参照できます。
     • [このデータはどこから取得しますか? ]ドロップダウンメニューで、[ウェブリサーチ]、[会社のウェブサイト]、[ プロパティーデータ]、[コールの文字起こし]のいずれかを選択します。
     • プレビューを確認してから、[変更を適用]をクリックします。
   • 必要に応じて、[スマートプロパティーのクイックフィル ]チェックボックスをオンにします。
   • [プロパティーを作成]をクリックします。
3. プロパティーが表示されます。

CRMインデックスページからスマートプロパティーを作成

CRMインデックスページでスマートプロパティーを作成する方法をご確認ください。これらのスマートプロパティーは、作成後もデータエージェントのスマートプロパティーテーブルに取り込まれます。

スマートアクションとスマート列を使用する

スマートアクションの場合、 ワークフローにおけるデータエージェント:スマートプロパティー入力 アクションおよび データエージェント:リサーチ アクションの使用方法をご確認ください。

スマートカラムについては、データポータルで スマートカラム を使用する方法をご覧ください。