取引作成の既定値を設定する
更新日時 2024年 4月 25日
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取引情報の一貫性を維持するために、新規取引の既定値(取引のクローズ日、取引名、取引金額など)を設定できます。設定できる既定値は、取引の作成方法によって異なります。
- 取引のホームページまたは関連レコードで取引を手動で作成する場合は、既定のクローズ日を設定できます。
- 関連レコードで取引を手動で作成する場合は、既定の名前を設定できます。
- 取引に商品項目を関連付ける場合は、取引金額を表すために使用する金額計算を設定できます。
既定のクローズ日を設定する
既定では、取引のクローズ日は作成された月の最終日に設定されますが、新たに作成される取引の既定のクローズ日を設定することもできます。
注:デフォルトの締め日設定は、モバイルアプリ、インポート、ワークフローで作成された取引には適用されません。ワークフローでは、[レコードを作成]ワークフローアクションを使用するときに、既定のクローズ日を設定することができますが、クローズ日が設定されていない場合、取引の作成時にクローズ日が空白になります。
デスクトップアプリで新しく作成される取引の既定のクローズ日を設定するには、次のようにします。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで[オブジェクト]>[取引]を選択します。
- [取引の作成]の[既定のクローズ日を新規取引に適用]チェックボックスは既定でオンになっています。クローズ日を編集するには、次のようにします。
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- 事前定義された移動日付を使用するには、[特定の期間の終了]を選択します。ドロップダウンメニューで、[今月]または[翌月]の期間を選択します。
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- 取引の作成日に基づくカスタム移動日付を使用するには、[取引作成からの時間]を選択します。数値を入力し、ドロップダウンメニューから期間を選択します。
- クローズ日を含めないようにするには、[既定のクローズ日を新規取引に適用]のチェックボックスをオフにします。この設定をオフにすると、新たに作成された取引に、既定ではクローズ日が設定されなくなります。
取引のクローズ日は、以下のような場合にHubSpotによって自動的に設定または更新されます。
- ユーザーがオープン取引を作成し、クローズ日を手動で選択していない場合。
- ユーザーが取引を成約または失注ステージに初めて移動させた場合。取引を成約ステージから失注ステージに移動した場合や、失注ステージから成約ステージに移動した場合も含みます。
HubSpotの既定の取引プロパティーの詳細をご確認ください。
レコードに作成される取引の既定の名前を設定する
スーパー管理者権限を持つユーザーは、コンタクト、会社、取引、チケット、またはカスタムオブジェクトのレコードで取引を作成する際に自動的に入力される既定の名前を設定できます。
既定の取引名を設定または削除するには:
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[オブジェクト]>[取引]の順に移動します。
- [取引の作成]の[[取引を作成]フォームをカスタマイズ]をクリックします
- 左側のサイドバーで[既定値を追加]をクリックします。
- 既存の既定名を編集するには、edit 鉛筆アイコンをクリックします。
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- フィールドに新しい名前を入力します
- パーソナライズトークンを名前に追加するには、[パーソナライズ]をクリックします。
- [タイプ]ドロップダウンメニューをクリックし、トークンとして使用するプロパティーを持つオブジェクトを選択します。取引レコードとチケットレコードで取引を作成するときに会社トークンを使用する場合、取引またはチケットのプライマリー会社の情報のみが入力されます。
- [トークン]ドロップダウンメニューをクリックし、トークンに入力する値があるプロパティーを選択します。
- [挿入]をクリックします。
- [更新]をクリックします。
- 既定の名前を削除するには、delete削除アイコンをクリックします。ダイアログボックスで、[削除]をクリックして確認します。既定の名前が設定されていない場合、名前は空白となり、コンタクト、会社、取引、チケット、カスタムオブジェクトのレコードで取引を作成する際にこの名前を手動で設定することができます。
- 右上の[次へ]をクリックします。
- 左上の[戻る]をクリックしてフォームエディターを終了します。
これで、ユーザーがパーソナライズトークンと静的テキストを使用して、既存のコンタクト、会社トークン、取引、チケット、カスタムオブジェクトのレコードから新規の取引を作成すと、既定の取引名が入力されます。レコードフォームをカスタマイズする方法について詳細をご確認ください。
注:レコードに利用できるトークンがない場合、取引名には利用可能なトークンまたはテキストが入力されます(例:「[会社名][市町村名]新しい取引」、「市町村名」の値がない場合は「HubSpot, Inc 新しい取引」)。全てのトークンが使用可能でない場合、発生する可能性があるデータ品質の問題を最小限に抑えるため、取引名は空白になります。
既定の取引金額を設定する
商品項目を取引レコードに関連付ける際に、どの計算によって取引値を表すかを選択できします。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[オブジェクト]>[取引]の順に移動します。
- [セットアップ]で、ユーザーが商品項目を取引に追加した際に取引レコードに表示する取引金額を選択するには、[既定の取引金額]ドロップダウンメニューをクリックします。次のいずれかの計算を選択します。
- 合計契約額(TCV):経常収益と1回限りの料金を含む、取引に関連する商品項目に基づく取引の合計額。[金額]プロパティーの値は考慮されません。
- 年間契約価値(ACV):12か月間の取引の価値。
- 年間経常収益(ARR):この取引について年間で獲得した収益の合計金額。取引に関連付けられた定期的な商品項目の契約期間と金額に基づいて計算されます。契約期間がない場合、12か月間と見なして計算されます。[金額]プロパティーの値は考慮されません。
- 月間経常収益(MRR):この取引に関する月次の定期収益。これは取引に関連する定期的な商品項目の契約期間と金額に基づいて計算されます(合計金額を期間の月数で除算した値)。[金額]プロパティーの値は考慮されません。
- 手動入力:商品項目を追加または削除する場合、取引の[金額]プロパティーの値は変更されません。取引金額を手動で更新する必要があります。
変更内容は自動的に保存され、選択された金額の中に取引価値が表示されます。