取引ステージ計算プロパティーを使用する
更新日時 2024年 7月 15日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
Marketing Hub Professional , Enterprise |
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ステージ計算プロパティーは、取引のステージごとに費やされた時間を示します。これにより、パイプラインにおける取引の進捗状況をより良く理解できます。(表示、レポート、ワークフローなどの)他のHubSpotツールでステージ計算プロパティーを使用すると、取引の優先度を設定し、パイプラインのパフォーマンスを評価し、特定の取引に対するアクションを自動化できます。
ステージ計算プロパティーについて理解する
以下の既定のプロパティーは、取引がパイプラインステージをどのように進んでいるかについての情報を示します。これらのプロパティーは、現在および過去の取引ステージ値に基づいて自動的に更新されます。パイプライン内の取引ステージごとに、これらのプロパティーセットがあります。
- [ステージID]を開始した日付:取引がそのステージに入った日時。
- [ステージID]を終了した日付:取引がそのステージから出た日時。
- [ステージID]に最後にとどまった時間:取引が最後にステージに入って以降、そのステージにとどまった合計時間。これは、[開始した日付]および[終了した日付]のプロパティーに基づいて計算されます。取引が現在、いずれかのステージにいる場合は、このプロパティーの値は設定されません。ただし以前に取引がそのステージに存在していた場合を除きます。以前に存在していた場合、この値は取引がステージに前回とどまった時間を示し、取引がそのステージから出るまでは更新されません。
- [ステージ]の累積時間:取引がそのステージで費やした累積時間。これは、取引が何度も繰り返しステージに入った場合に、そのステージでの合計時間を追跡するのに役立ちます。取引が現在、いずれかのステージにいる場合は、このプロパティーの値は設定されません。ただし以前に取引がそのステージに存在していた場合を除きます。以前に存在していた場合、この値は取引がステージに前回とどまった時間を示し、そのステージから出るまでは更新されません。
注:従来は、レガシー取引ステージ計算プロパティー([ステージ開始]、[ステージ終了]、[ステージの時間])をレポート内のフィルターとして利用できました。これらのプロパティーは、2024年3月に新規および既存のレポートに関して上記の計算プロパティーに置き換えられます。ご使用のアカウントにProfessionalまたはEnterpriseサブスクリプションがある場合、従来のプロパティーを使用しているレポートを更新するために必要なアクションはありません。ご使用のアカウントに無料ツールまたはStarterサブスクリプションがある場合、取引ステージ計算プロパティーはレポートで利用不可になります。
HubSpotの既定の取引プロパティーについて、および ライフサイクルステージ計算プロパティーについて詳しくご確認ください。HubSpotツールでステージ計算プロパティーを使用する
取引ステージ計算プロパティーを使用すると、ビュー、リスト、ワークフロー、レポートで取引をセグメント化し、アクションを自動化できます。
注:レコードが現在とどまっているステージに関する[累積時間]および[[ステージ]に最後にとどまった時間]プロパティーに基づいて、そのレコードがワークフローに登録されることはありません(例えば、取引が現在[コンタクト送信済み]ステージにある場合の[[コンタクト送信済み]に最後にとどまった時間])。これらのレコードを登録するには、トリガー条件を[取引ステージ過去[x]日間、更新がない:]および[取引ステージ次のいずれかに該当する[ステージ]]にする必要があります。
例えば、次のように対処することができます。
- 保存済み表示を作成し、特定のステージに2週間を超えてとどまっている取引を特定します。
- [[ステージ]の累積時間]プロパティーを使用して全ステージで費やされた時間の合計を示すレポートを作成します。
- 取引が[コンタクト送信済み]に入った日付が7日前を超えている場合に取引担当者によるフォローアップタスクをトリガーする、ワークフローを作成します。