クライアントアカウントへのパートナー従業員アクセスを管理する
更新日時 2025年10月28日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
始める前に
パートナー管理者とは、ユーザー作成時に適用される、または既存のユーザーに適用される権限セットです。パートナー管理者は必要に応じて個別の権限を削除または追加できます。なお、パートナー管理者は次の機能にアクセスできません。
- Oktaを介したSCIMによるユーザープロビジョニング。
- 他のデータセンターへの移行。
クライアントのHubSpotアカウントにおける2種類の管理者の違いと、それぞれで利用できる機能について、以下の表を参照してください。
| スーパー管理者 | パートナー管理者 | 利用可能な機能 | |
| 昇格アカウントアクセス | はい | はい | 
 | 
| 完全な管理者権限 | はい 
 | いいえ 
 | 
 | 
| パートナーシート経由の有料Sales HubまたはService Hub機能 | はい | はい | 
 | 
| マルチアカウント管理機能 | いいえ | はい | 
 | 
パートナー管理者になる
パートナー管理者になって従業員の権限を管理するには、クライアント アクセス マネージャーへのアクセス権限が必要です。次の手順に従ってください。
- スーパー管理者であるか、「表示」および「編集」パートナー従業員管理権限を持っている必要があります。
クライアントのアカウント内でパートナー管理者になるには、まず自分のパートナー管理者アクセスリンクをクライアントに渡す必要があります。パートナー管理者になれるのは、Solutions PartnerおよびProviderのみです。
- パートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- 右上の[アクセスリンクを取得]をクリックします。
- ダイアログボックスで[リンクをコピー]をクリックして、自分のパーソナル アクセス リンクをコピーします。これをクライアントに送信します。
 
 
- クライアントがアクセスリンクを開いて承認すると、あなたはパートナー管理者権限を持つパートナー従業員としてクライアントのHubSpotアカウント内に作成されます。
- クライアントがアクセスリンクを承認すると、Eメールが届きます。
 
 
 
また、パートナー従業員に代わってアクセスリンクを送信することもできます。次の手順に従ってください。
- パートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- [従業員]タブをクリックします。
- 従業員の名前をクリックします。
- 右上の[アクション]をクリックし、[アクセスリンクをコピー]を選択してクライアントに送信します。
 
 
 クライアントのHubSpotアカウントに従業員を追加します。
パートナー管理者は、パートナーアカウントから直接、クライアントアカウントに従業員を追加できます。
注:クライアント アクセス マネージャーに表示されるクライアント名は、パートナーCRMの会社レコードの名前に由来しており、クライアントの正式名称とは異なる場合があります。
- HubSpotパートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- [クライアント]タブで、パートナー従業員の追加先となるクライアントの上にカーソルを重ね、[アクション]をクリックして[従業員を追加]を選択します。
- 右パネルで、[従業員]ドロップダウンメニューをクリックし、アカウントに追加する従業員を選択します。
- [権限セット]ドロップダウンメニューをクリックして、これらの従業員に与える権限セットを選択します。
- [従業員を追加]をクリックします。
全ての従業員が、クライアント アクセス マネージャーの[従業員]タブに表示されます。パートナー従業員Eメールドメインを持つ従業員には、Eメールアドレスの横にチェックマークが付きます。クライアントのHubSpotアカウントに従業員が追加されると、その従業員はパートナーシートにアクセスできるようになります。

既存の従業員をクライアントのHubSpotアカウントに手動でリンクする
パートナー従業員Eメールドメインを持たない従業員がクライアントのアカウントに既に存在する場合、その従業員が管理クレジットを受け取るには、その従業員をクライアントのアカウントに手動でリンクする必要があります。手動で従業員をリンクするには:
- HubSpotパートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- [従業員]タブで、アカウントに関連付ける従業員の上にカーソルを重ね、[アクション]>[クライアントをリンク]の順にクリックします。
- ドロップダウンメニューからクライアントを1つ選択し、[確認]をクリックします。
クライアントのHubSpotアカウントで従業員権限を更新する
パートナー管理者は、クライアントアカウントにおけるパートナー従業員の権限をパートナーアカウントから更新できます。その際、パートナー管理者は、自分が持っている権限のみを他の従業員に追加または削除できます。例えば、パートナー管理者が「レポート」アクセス権限を持っていない場合:
- 従業員を追加するか従業員の権限セットを変更した場合、その従業員には「レポート」アクセス権限が与えられません。
- 従業員が既に「レポート」アクセス権限を持っている場合、パートナー管理者が権限セットを変更してもその権限は削除されません。
従業員の権限を更新するには、次の手順に従います。
- HubSpotパートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- [クライアント]タブで、権限を編集する対象のクライアントの上にカーソルを重ね、[アクション]をクリックして[詳細]を選択します。 
  - 権限を編集する対象の従業員の上にカーソルを重ね、[アクション]をクリックして[権限セットを変更]を選択します。
 
-  
  - [権限セット]ドロップダウンメニューをクリックし、従業員に適用する権限セットを選択します。
- [確認]をクリックします。
 
クライアントのHubSpotアカウントから従業員を削除する
パートナー管理者は、パートナーアカウントを介してクライアントのアカウントから従業員を削除できます。従業員を削除する際、パートナー管理者は、従業員が所有する全てのアセットを確認できます。
スーパー管理者であるか、「表示」および「編集」パートナー従業員管理権限を持っている場合に、クライアントアカウントからパートナー従業員を無効化または削除することができます。クライアントの再有効化、権限の編集、クライアントへの従業員の追加を行うには、クライアントアカウントのパートナー管理者である必要があります。
注:1人の従業員を無効化しても、パートナーとクライアントの間の管理された関係は終了しません。管理された関係を終了するには、クライアントアカウントから全ての従業員を削除する必要があります。
1つまたは複数のクライアントアカウントから従業員を削除する
- パートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- [従業員]タブをクリックします。
- クライアントアカウントから削除したい従業員の上にカーソルを重ね、[クライアントから従業員を削除]をクリックします。
- ウィザードで、パートナー従業員がユーザーである全てのクライアントアカウントと、影響を受ける全てのアセットを確認します。

- 従業員を削除するクライアントアカウントの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [次へ]をクリックします。
- 削除情報を確認し、[完了]をクリックします。
1つのクライアントアカウントから全ての従業員を削除する
クライアントのHubSpotアカウントから全てのパートナー従業員を削除するには:
- パートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- [クライアント]タブで、[アクセス権のタイプ]フィルターをクリックし、全てのチェックボックスをオンにします。これにより、いずれかの従業員がアクセスできるクライアントのリストを確認できます。
- 管理された関係を終了する対象のクライアントの名前をクリックします。
- チェックボックスをオンにすると、全従業員が選択されます。
- [パートナー従業員を削除]をクリックします。
 

- ウィザードで、全ての従業員および影響を受けるアセットを確認します。
- [削除の確認]をクリックします。
- あるクライアントアカウントの全従業員が無効化されている場合、パートナー管理者は、アカウントの全従業員を再有効化または削除することができます。
- あなた(パートナー管理者)と全ての従業員が既に非アクティブ化されている場合、パートナーアカウント内のスーパー管理者または「表示」および「編集」パートナー従業員管理権限を持つパートナー従業員は、あなたと他の全てのユーザーをクライアントアカウントから削除できます。
-  クライアントアカウントから全てのパートナー従業員を削除しても、貴社とHubSpotクライアントの間の管理された関係が「直ちに」終了するわけではありません。関係が終了するのは、クライアントアカウントで下記に該当するパートナーアクティビティーが最後に行われてから60日後です。 - パートナーアカウントでクライアントを管理する全ての従業員を無効化する。
- クライアントのアカウントで全てのパートナーアクティビティーを停止する。
 
スーパー管理者からパートナー管理者への移行
既にクライアントアカウントのスーパー管理者であれば、パートナーアカウントを介してパートナー管理者になることができます。パートナー管理者になると、クライアント アクセス マネージャーを使用して他のスーパー管理者をパートナー管理者に変更することができます。
- HubSpotパートナーアカウントで、[パートナー]>[クライアント アクセス マネージャー]に移動します。
- パートナー管理者にするクライアントアカウントの上にカーソルを重ね、[パートナー管理者に変更]をクリックします。
- パートナー管理者になった後もクライアントアカウントでの請求権限を保持したい場合は、ポップアップウィンドウで[請求権限を保持]をクリックしてオンに切り替えます。
- [確認]をクリックします。
注:クライアントアカウントには、少なくとも1人のスーパー管理者が必要です。あなたがクライアントアカウントの唯一のスーパー管理者である場合、自分自身や他のユーザーをパートナー管理者に変更することはできません。
