既定のマーケティングEメール設定とトラッキング設定の管理
更新日時 2023年 11月 22日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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アカウントで使う既定のEメール設定および管理や、Eメールフッターと配信カテゴリーを設定できるのは、スーパー管理者および「ウェブサイト設定」のアクセス権を持つユーザーのみです。
Marketing Hub Enterpriseエディションでは以下の設定に加えて、マーケティングEメールの送信頻度を設定できます。
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[Eメール]の順に移動します。
- ページ上部で、設定(全般のEメール設定)、配信登録、配信カテゴリーといったタブの中から該当するものを選び、内容を確認し、必要に応じて編集します。
設定
[設定]タブでは、Eメールの既定サイズ、色、Eメールフッター情報を設定できます。
フッター
Eメールフッターには、オフィス所在地に関する住所などの情報が表示されます。ここに記入する情報は全てのマーケティングEメールフッターに自動的に含まれます。マーケティングEメールを送信するためには、以下の項目が必須です。
- オフィス所在地名
- 会社名
- 住所
- 市区町村
- 都道府県
詳しくは、HubSpotでEメールフッター情報を設定する方法をご確認ください。
サイズ
従来のエディターでマーケティングEメールを作成している場合、メール本文の幅とパディングを[サイズ]セクションで編集できます。ここで設定したサイズは、従来のエディターを使用して作成する全てのマーケティングEメールに適用されます。
次のフィールドにピクセル数を入力します。
- Eメール本文の幅:テキストや画像など、Eメールの内容を表示するスペースです。既定では600pxに設定されており、ほとんどの一般的なEメールクライアントに対応できます。
- Eメール本文のパディング:EメールコンテンツとEメール外枠との間のスペースです。既定では30pxに設定されており、ほとんどの一般的なEメールクライアントに対応できます。
フォント
マーケティングEメールで使用する、既定のフォントを選択できます。カスタムフォントを適用するには、テンプレートのHTMLマークアップを編集する必要があります。
- ドロップダウンメニューから、[基本フォント]、[第2基本フォント]、および[基本フォントサイズ]を選択します。
- 既定の色を更新するには、カラーパレットをクリックします。カラーグラデーションをクリックして色と濃淡を選択するか、手動で16進数値を入力します。
カラー
[カラー]セクションでは、メールをデザインするときに簡単に使用できるよう、お気に入りの色をカスタマイズできます。更新版のEメールエディターをお使いの場合は、Eメールの本文、境界線、既定の背景カラーを選択することも可能です。
更新したい既定色の横にあるカラーパレットをクリックします。カラーグラデーションをクリックして色と濃淡を選択するか、16進数の値を手入力します。

RSS Eメール日付形式
- RSS Eメールの上部に記載される日付の言語を選択するには、[日付の言語]ドロップダウンメニューをクリックして言語を選択します。言語を選択すると、その下の[RSSフィード日付形式]で選択可能なオプションが自動的に更新されます。
- [RSSフィード日付形式]ドロップダウンメニューをクリックして、希望の日付形式を選択します。

Eメールパーソナライズの既定値
コンタクトおよび会社のパーソナライズトークンで、グローバル既定値を設定できます。詳しくは、パーソナライズトークンにグローバル既定値を使用する方法をご確認ください。Eメールの既定値を編集するには、Eメールの編集アクセス権が必要です。
- [既定を編集]をクリックします。
- ダイアログボックスで、プロパティーを検索して選択し、[既定値]を入力します。
- [保存]をクリックします。
配信登録
[配信登録]タブでは、Eメール設定ページのテンプレートや、マーケティングメールの配信登録設定を管理できます。
配信設定ページ
まず、ドロップダウンメニューをクリックし、配信設定ページに使用するテンプレートを選択します。次に、[アクション」ドロップダウンメニューで[編集]を選び、選択したテンプレートを編集します。デザインマネージャーのアクセス件をお持ちの場合、[編集]をクリックして、選択したテンプレートを編集し、[プレビュー]をクリックしてテンプレートを確認できます。
- 配信登録設定ページ:コンタクトがEメール配信カテゴリーに対する自分のオプトインステータスを管理するページです。
- 配信登録解除バックアップページ:配信登録解除ページにアクセスした訪問者がコンタクトとして認識されない場合に表示されるページです。
- 配信登録の更新確認ページ:コンタクトが配信設定を更新した後に表示されるページです。
注:配信登録設定ページのURLを設定するには、Eメールのコンテンツタイプ用にサブドメインをHubSpotに接続する必要があります。
エンゲージ(反応)がないコンタクトには送信しない
この機能では以前のEメールキャンペーンからのデータを使用して、マーケティングEメールを開封してクリックしていないコンタクトを除外します。
- この機能を有効にするには、[エンゲージ(反応)がないコンタクトには送信しない]スイッチをクリックしてオンに切り替えます。
- 個々のEメールに対してこの設定を管理するには、Eメールエディターの[受信者]タブを使用します。
配信再登録Eメール
この設定により、Eメール配信カテゴリーのいずれかを配信停止にしたコンタクトは、HubSpotの全てのフォームにて、配信登録を管理できるようになります。コンタクトがフォームにEメールアドレスを入力すると、HubSpotはフォームに関連付けされたEメールの配信登録状況を検出し、オプトアウトされている場合には再登録のためのリンクを表示します。
注:配信再登録Eメール機能は、フォームAPI(英語)を使用した外部フォームには対応していません。ただし、フォームAPIを使用して、Eメールの配信を停止していないコンタクトに対するフォーム送信をトリガーすることは可能です。
- 配信再登録Eメールを作成し公開するには、次の手順に従います。
- [Eメールを作成]をクリックします。
- リダイレクトされる配信再登録Eメール用のエディター上で、Eメールの詳細を編集します。このエディターにはカスタマイズ可能なテキストがあらかじめ入力されていますが、[設定を更新]ボタンのリンクは変更せず、そのまま残しておく必要があります。
- Eメールの準備ができたら、右上の[確認および公開]をクリックします。
- [公開]をクリックしてEメールを公開すると、Eメール設定にリダイレクトされます。
- [配信再登録Eメール]スイッチをクリックしてオンに切り替え、[保存]をクリックします。


注:Eメールをオプトアウトしているコンタクトが、フォーム送信時に配信再登録リンクをクリックしなかった場合、配信再登録Eメールは送信されません。
コンプライアンスコピーのEメール
注:[コンプライアンスコピーのEメール]設定をオンにすると、受信者に大量のEメールが発生することがあります。お使いのEメールプロバイダーが容量を処理できるかどうか、社内のIT担当者にご確認いただくことをお勧めします。
ダブルオプトイン
ダブルオプトインでは、フォームから作成された新しいコンタクトを確認するための、フォローアップEメールによる確認ステップが追加されます。この設定をオンにすると、全ての新しいコンタクトはEメールアドレスが正しいことを確認してから配信を確定するようになるため、Eメールの到達可能性を向上できます。
詳しくは、ダブルオプトインが既存のコンタクトに与える影響と、ダブルオプトインを有効にする方法をご確認ください。
配信カテゴリー
[配信カテゴリー]タブをクリックし、配信登録者がオプトインできるEメールの種類を管理します。既定では、アカウントに[Marketing Information]というEメール配信カテゴリーが設定されています。
新しい配信カテゴリーを作成するには、次の手順に従います。
- [配信カテゴリーを作成]をクリックします。
- [配信登録名]と[説明]を入力します。
- 入力した情報は、[配信カテゴリー]タブに表示されます。また、公開用の[プレビュー]テキストが自動的にコピーされるため、顧客向けのコミュニケーションの設定ページに表示されるテキストを確認できます。[作成]ボタンをクリックします。
Eメール配信カテゴリーを設定するナレッジベース記事で、これらのカテゴリーがコンタクトプロパティーにどのような影響を与えるかなどについて詳しく説明していますのでご参照ください。
注:データのプライバシー設定をオンにし、Eメールの法的根拠チェックボックスを選択した場合、配信にオプトインしたコンタクトにのみEメールが送信されます。[コンタクトのデータを処理するための法的根拠]プロパティーが[該当しない]に設定されているコンタクトであっても、明示的に配信登録していないEメールを引き続き受信することがあります。詳しくはHubSpotコンタクトのデータを処理するための法的根拠の追跡をご覧ください。
トラッキング
Eメールのクリックや開封を追跡して、マーケティングEメール送信のパフォーマンスを測定できます。EメールトラッキングはマーケティングEメール設定において既定で有効になっています。トランザクションEメール追加オプションが有効なアカウントでは、SMTP API(英語)を使用して、HubSpot以外の外部Eメールのクリックもトラッキングできます。
Eメールのトラッキング設定を編集する手順
- ページの上部にある[トラッキング]タブをクリックします。
- [Eメールの開封をトラッキング]このスイッチをオンに切り替えて、マーケティングEメールを開封した受信者をトラッキングし、Eメールのパフォーマンスデータ、ダッシュボードレポート、コンタクトタイムラインのEメールエンゲージメントにその詳細を表示します。[クリック数をトラッキング]設定を使用するには、[Eメールの開封をトラッキング]設定を有効にする必要があります。
注:[Eメールの開封をトラッキング]設定をオフにした場合でも、HubSpotのEメール送信ネットワークの健全性をサポートするために、HubSpotはこのデータを匿名で追跡します。
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- [HTML Eメールのクリック数をトラッキング]スイッチを切り替えて、Eメールの送信後にEメール内の各リンクがクリックされた回数をカウントするかどうかを設定します。テストEメールのクリックは含まれません。
- [プレーンテキストEメールのクリック数をトラッキング]スイッチを切り替えて、プレーンテキストEメールの各リンクが送信後にクリックされた回数をカウントするかどうかを設定します。
- [クリック トラッキング ドメイン]では、Eメール内のリンクが参照するドメインを表示できます。これはEメールツール用に接続されたHubSpotドメインです。独自のドメインを参照すると、送信者の評価と到達可能性の結果が向上します。
- ビジネスユニット追加オプションを購入されている場合、Eメールで使用するクリック トラッキング ドメインをカスタマイズできるので、Eメール内のリンクが各ブランドで統一されます。
- ビジネスユニット追加オプションを購入していない場合、全てのEメールに対して一度に設定できるEメール トラッキング ドメインは、1件だけです。[ドメインを管理]をクリックし、別のドメインを接続します。
- [ソーストラッキング]のセクションで、UTMトラッキングパラメーター(英語)に基づいてHubSpotがお客さまのウェブサイトへのトラフィックソースを特定するかどうか、またどのように特定するかを選択します。[全てのURLにソース トラッキング タグを追加する]または[URLに既存のタグがない場合にのみソーストラッキングを追加する]を選択すると、Eメールのクリックによって発生したトラフィックをマーケティングEメールに帰属させるために、Eメール内の該当するリンクに自動的に以下のソースタグが追加されます。
- utm_medium=email
- utm_source=hs_email
- utm_content=[email ID number]
- utm_campaign=[campaign name]
- ページ下部の[IDトラッキング]スイッチを切り替えて、マーケティングEメール内のリンクをクリックしたコンタクトを識別するかどうかを設定できます。これらのクリック情報は、Eメールのパフォーマンスデータとコンタクトレコードに表示されます。IDは受信者のEメールアドレスに基づきます。
注:クリックトラッキングとIDトラッキングが有効な場合、Eメールのクリックは、受信者のコンタクトレコードに関連付けられた訪問者のブラウザー上のCookieを設定します。コンタクトがEメールを第三者に転送しても、全てのクリックは引き続き元の受信者に関連付けられます。詳しくは、HubSpotでのCookieトラッキングの仕組みをご確認ください。
SMTP
[SMTP]タブでは、トランザクションEメール追加オプションの詳細を確認できます。追加オプションを購入されたお客さまは、ここでトランザクションEメールトークンを確認し、管理できます。
詳しくは、開発者ドキュメントでSMTP APIトークンを作成する方法(英語)をご確認ください。