HubSpotで請求されるサブスクリプションを編集する
更新日時 2023年 6月 2日
この記事では、サブスクリプションを編集するための次の方法をご紹介します。
- サブスクリプションの商品項目(価格、数量、割引など)を編集する
- サブスクリプションの次回の支払い期日を編集する
- サブスクリプションの支払い方法を更新する
サブスクリプションの商品項目を編集する
お客様からサブスクリプションのアップグレードまたはダウングレードのどちらが要求されているかを問わず、サブスクリプションの内容を変更して対処し、解約を回避しなければならない場合があります。HubSpotでは、サブスクリプション サイド パネル内で、現在有効な、または予定されているサブスクリプションを編集することができます。
例えば、次のように対処することができます。
- 既存の商品項目の価格を変更する。
- 購入者が契約に追加することに同意した商品項目を新たに追加する。
- 購入者が契約から除外するよう求めている既存の商品項目を削除する。
- 購入者が当初契約した商品項目の数量を増やす、または減らす。
- 商品項目の割引を追加または削除する。
サブスクリプション内容の変更は、次回の請求サイクルから適用され、サブスクリプションの契約期間全体を通して、またはサブスクリプションがキャンセルされるか再度編集されるまで維持されます。サブスクリプションを編集する際は、以下の制限事項をご確認ください。
サブスクリプションを編集するには:
- HubSpotアカウントで、サブスクリプションが関連付けられているコンタクト、会社、取引、または支払いレコードに移動します。
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト]>[コンタクト]の順に進みます。
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト]>[会社]の順に進みます。
- HubSpotアカウントにて、[セールス]>[取引]の順に進みます。
- HubSpotアカウントにて、[セールス]>[支払い]>[支払い]の順に進みます。
- コンタクト、会社、取引、またはレコードの名前をクリックします。あるいは、支払いダッシュボードで、サブスクリプションに関連付けられている支払い金額をクリックします。
- レコードの[サブスクリプション]セクションで、サブスクリプションにカーソルを合わせ、[プレビュー]をクリックしてサブスクリプション サイド パネルを開きます。
- 右側のパネルで、右上にある[アクション]をクリックします。次に、[サブスクリプションを編集]を選択します。
- サブスクリプションエディターで、サブスクリプションを更新します。
- 商品項目を新たに追加するには、右上にある[商品項目を追加]をクリックし、[製品ライブラリーから追加](「Professional」または「Enterprise」のみ)あるいは[カスタム商品項目を作成]を選択します。右のサイドバーで、商品項目の詳細を設定し、[保存]をクリックします。
注:新たに追加された商品項目に対する請求は、サブスクリプションですでに設定されている請求頻度に応じて行われます。例えば、サブスクリプションの請求が毎月行われる場合、追加した商品項目に対する請求も毎月行われることになります。これは、製品ライブラリーから異なる請求頻度に設定された商品項目を追加する場合にも当てはまります。また、新たに追加された商品項目に対する請求は、サブスクリプションの残りの契約期間を通して継続されます。
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- 商品項目を削除するには、商品項目にカーソルを合わせて、[アクション]をクリックし、[削除]を選択します。
- 商品項目の価格、数量、割引を編集するには、商品項目エディターで、それぞれに対応する列を使用します。
- 商品項目の名前、SKU、説明、単価を編集するには、その商品項目の名前をクリックします。右側のパネルで、商品項目の詳細を編集し、[保存]をクリックします。
- 変更を行った後、左下にある[保存]をクリックして変更内容を保存します。変更は、次回の請求サイクルからサブスクリプションに適用されます。
- 表示されるダイアログボックスで、社内用のメモを残す必要がある場合はそのメモを入力します。これらのメモには、リスト、ワークフロー、レポートなどの他のツールで[前回の変更の理由]プロパティーを通じてアクセスできます。完了したら、[サブスクリプションの更新]をクリックします。
変更内容が保存されると、次のことが行われます。
- サブスクリプションに関連付けられているコンタクト宛てに、サブスクリプションの変更を知らせるEメールが送信されます。このEメールの内容は、次のようになります。
- HubSpotでは、サブスクリプションレコードも更新されて変更が反映されます。
- レコードの[最終変更日]の下に、サブスクリプションが編集されて次回の支払いの後に変更が適用されるという注意書きが示されます。
- [商品項目]セクションには、商品項目に対して行われた変更が表示されます。[現在の請求サイクルを確認]をクリックすると、購入者の現在の支払い対象が表示されます。
- 次回の請求サイクルで変更が適用されると、[MRR](月間経常収益)プロパティーと[ARR](年間経常収益)プロパティーも変更を反映して更新されます。
- レコードの[最終変更日]の下に、サブスクリプションが編集されて次回の支払いの後に変更が適用されるという注意書きが示されます。
制限事項
サブスクリプションを編集する際は、次の点にご注意ください。
- 編集できるサブスクリプションは、ステータスが「有効」または「スケジュール済み」のものだけです。
- 次回の支払い日の前に余裕を持って購入者に通知できるよう、次回の支払い期日まで残り2日になると、サブスクリプションを編集できなくなります。
- 変更に応じた支払い額の日割り計算は行われません。保存された全ての変更は、次回の請求サイクルから適用されるため、現在の請求サイクルには影響を及ぼしません。
- 次回の請求サイクルまでに、必要に応じていくらでも変更することができます。サブスクリプションの次回の支払いは、正常に保存された最後の変更に基づいて回収されます。
サブスクリプションの支払い方法を更新する
お客様がサブスクリプションの支払い方法を更新する必要がある場合、お客様側で支払い方法を更新するためのリンクを手動で送信できます。
お客様に支払い方法の更新リンクを送信するには:
- HubSpotアカウントで、サブスクリプションが関連付けられているコンタクト、会社、取引、または支払いレコードに移動します。
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト]>[コンタクト]の順に進みます。
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト]>[会社]の順に進みます。
- HubSpotアカウントにて、[セールス]>[取引]の順に進みます。
- HubSpotアカウントにて、[セールス]>[支払い]>[支払い]の順に進みます。
- コンタクト、会社、取引、またはレコードの名前をクリックします。あるいは、支払いダッシュボードで、サブスクリプションに関連付けられている支払い金額をクリックします。
- 右のサイドバーで、[サブスクリプション]カード上のサブスクリプションにカーソルを合わせて、[プレビュー]をクリックします。
- 右上にある[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[支払い方法を更新]を選択します。
- ダイアログボックスで内容を確認してから、[リンクを送信]をクリックします。サブスクリプションに関連付けられているコンタクトのEメールアドレスに、リンクが送信されます。お客様に送信されるEメールには、次のようにリンクが記載されます。
購入者がEメールに記載されている[支払い方法を更新]をクリックすると、チェックアウトページが表示されます。購入者はこのページで、サブスクリプションを確認して、新しい支払い方法を入力できます。支払い方法が更新されると、それ以降、サブスクリプションの全ての自動支払いでその新しい支払い方法が使用されます。
サブスクリプションの次回の支払い期日を編集する
サブスクリプションの次回の支払い期日はサブスクリプションレコードで更新できるようになっているため、今後の支払いについてより柔軟に対応できます。次回の支払い期日を再スケジュールすると、支払いに関連付けられているコンタクトに確認Eメールが送信され、サブスクリプションレコードの[次回の支払い期日]プロパティーと[終了日]プロパティーに新しい請求サイクルが反映されます。
注:全てのサブスクリプションで次回の支払い期日を更新できるわけではありません。詳細については、下記の制限事項のセクションをご覧ください。
サブスクリプションの次回の支払い期日を編集するには:
- HubSpotアカウントで、サブスクリプションが関連付けられているコンタクト、会社、取引、または支払いレコードに移動します。
- HubSpotアカウントで、[コンタクト]>[コンタクト]に移動します。
- HubSpotアカウントで、[コンタクト]>[キャンペーン]に移動します。
- HubSpotアカウントで、[セールス]>[取引]に移動します。
- HubSpotアカウントで、[セールス]>[支払い]に移動します。
- コンタクト、会社、取引、またはレコードの名前をクリックします。あるいは、支払いダッシュボードで、サブスクリプションに関連付けられている支払い金額をクリックします。
- 右のサイドバーで、サブスクリプションにカーソルを合わせ、[プレビュー]をクリックします。
- 右側のパネルで、右上にある[アクション]をクリックします。次に、[次回の支払い日を編集]を選択します。
- 日付選択カレンダーを使用して次回の支払い日を選択し、[更新]をクリックします。
次回の支払い期日が更新されると、HubSpotは新しい次回の支払い日を確認するEメールを購入者に送信します。
サブスクリプションレコードの[次回の支払い期日]プロパティーと[終了日]プロパティーにも新しい請求サイクルが反映され、[最終変更]プロパティーに、支払い日が更新された日付が追加されます。
制限事項
- 次回の支払い期日を再スケジュールできるサブスクリプションは、ステータスが「有効」または「スケジュール済み」のものだけです。支払いリンクと見積もりに定期的な支払いをスケジュールする方法をご確認ください。
- サブスクリプションの支払いが1件でも処理中の場合、サブスクリプションの次回の支払い期日を再スケジュールすることはできません。
- 支払い日を変更して次回の支払い予定日と同日にすることはできません。
- 購入者が連続して請求されることを避けるために、最後に支払いが回収された日から3日以内の日付に支払い日を変更することはできないようになっています。
- 次回の支払いの前に余裕を持って購入者に通知するために、新しい支払い日を現在の日付から2日以内の日付にすることはできないようになっています。
- 支払い日を調整しても、支払い額の日割り計算は行われません。