カスタム見積もりテンプレートの作成と使用
更新日時 2025年5月20日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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HubSpotのご契約内容に応じて、見積もりテンプレートを下のようにカスタマイズできます。
- Sales Hub Professional/Enterpriseアカウントでは、スーパー管理者権限または見積もりテンプレート管理権限を付与されたユーザーが、見積もり作成時に使用可能なカスタム見積もりテンプレートを作成および編集できます。編集可能なモジュールによって、自社のニーズに合わせたテンプレートのデザインとコンテンツの変更が可能になります。
- HubSpotの無料ツールまたはSales Hub Starterツールを使用して、アカウントに含まれるデフォルトの見積もりテンプレートに適用されるテーマ設定は編集できますが、カスタム見積もりテンプレートは作成できません。
- HubSpotの全ての契約プランでは、デザインマネージャーを使用して見積もりテンプレートを作成および編集できます。ただし、見積もり作成用のテンプレートを使用するには、Sales Hub Professional/Enterpriseの契約が必要です。HubSpotの開発者向けドキュメントでカスタムCMS見積もりテーマの開発の詳細をご確認ください。
カスタム見積もりテンプレートを作成する(Sales Hub Professional/Enterpriseのみ)
HubSpotには3種類のデフォルト見積もりテンプレートが用意されていて、そのまま使用することも、新しいテンプレートを作成することもできます。カスタム見積もりテンプレートを作成すると、新しいテンプレートとして保存され、デフォルトのテンプレートは元のまま残ります。
コーディング不要のカスタマイズ
テンプレートにデフォルトのCMSテンプレートのいずれかを使用する場合に、コーディングなしでカスタマイズできる一般的な例を以下に示します。
- コンタクト、会社、取引オブジェクトからテキストまたはパーソナライズトークンを見積もりに追加する(例:税の番号、テキスト、または取引プロパティー)。
- デフォルトの条件(見積もり作成時の編集から保護可能)を追加する。
- ロゴ、フォント、色を編集する。
- モジュールを隠す。
- 商品項目テーブルから列を削除する、または列を追加する。
- [商品項目]テーブルから[合計]セクションまたは[小計]セクションを削除する。
開発者を必要とするカスタマイズ
以下に、コーディング不要のテンプレートエディターではカスタマイズできないものの、開発者が見積もり用のカスタムCMSテンプレートを作成することで可能になる一般的な例を示します。
- カスタムテンプレートをゼロから作成する。
- テンプレートにモジュールを追加する、または削除する。
- 商品項目テーブルにカスタム製品プロパティーの列を追加する。
- パーソナライズトークンに複数の値を取り込み(例:商品項目トークンに、最初に関連付けられた商品項目の値を取り込む)。
- 商品項目を見積もりに自動追加する。
- 税、手数料、値引を見積もりに自動追加する。
- 複数の商品項目テーブルを作成する。
- 商品項目テーブルにセクションを追加する(例えば、ソフトウェアとハードウェアを販売する場合に、全てのソフトウェアを1つのセクションに、全てのハードウェアを別のセクションに配置する)。
- 小計または合計をカスタマイズする。
- 電子署名モジュールを非表示にする。
コーディング不要のテンプレートエディターを使用して、カスタム見積もりテンプレートを作成
作業を進める前に、カスタマイズされた見積もりを作成するユーザーにスーパー管理者権限があることを確かめておきます。新しいカスタム見積もりテンプレートを作成するには、次の操作を行います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで、[オブジェクト]>[見積もり]の順に進みます。
- [見積もりテンプレート]タブをクリックします。
- [見積もりテンプレートをカスタマイズ]をクリックします。
- 始めるテンプレートにマウスポインターを合わせ、[選択]をクリックします。
- 上部にあるedit 鉛筆アイコンをクリックし、見積もりテンプレートの名前を入力します。
- モジュールの内容を編集するには、左パネルからモジュールをクリックし、モジュールの内容を編集します。
注:見積もり内でパーソナライゼーショントークンを使用する際には、動的な表示は行われません。代わりに、トークンは見積もりの公開時に描画され、署名時には更新されません。このため、支払い状況、支払い日、電子署名日、電子署名の完了署名など、見積もりの公開後に更新されるプロパティーにはパーソナライズトークンを使用しないでください。
- 商品項目テーブルを編集するには、商品項目テーブルモジュールをクリックします。
- 商品項目プロパティーを再配置するには、プロパティーを別の位置にドラッグアンドドロップします。
- 見積もりに小計、手数料、合計を表示しない場合は、値の横にあるチェックボックスをオフにします。
- 引き続き左パネルの編集可能モジュールを開き、見積もりテンプレートに含まれる画像、テキスト、見出しに変更を加えます。右側で、変更のプレビューを参照します。
注:コメントまたは規約モジュールを編集する際、これらのモジュール内にある、購入者向けの規約またはコメントのトークンを削除しないでください。トークンが削除された場合、ユーザーが見積もりエディター内でこれらのモジュールに含めるテキストは、公開された見積もりには入力されません。
- [設定]タブをクリックします。
- 見積もりテンプレートのデフォルトドメインを設定するには、[ドメイン]ドロップダウンメニューをクリックします。
- テンプレート内のモジュールタイトルとラベルのデフォルト言語を選択するには、[言語]ドロップダウンメニューをクリックします。テンプレートにすでに含めたカスタマイズ済みコンテンツは、言語を変更する際に削除される点にご留意ください。表示されるダイアログボックス内で、[削除]をクリックします。
注:リッチテキストモジュールを使って見積もりテンプレートに追加したコンテンツは、自動翻訳されません。サンプルデータもテンプレートプレビューでは翻訳されません。
- 選択した言語に応じて、日付と住所の書式を適用するためにデフォルトのロケールを設定することもできます。[ロケール]ドロップダウンメニューをクリックし、ロケールを選択します。
- 色、フォント、ボタン、バナーのスタイルを編集するには、[テーマ設定を編集]をクリックします。
- 見積もりテーマに使用するグローバルカラーを編集するには、[グローバルカラー]セクションをクリックして展開します。[ボタン設定]または[バナー設定]をクリックして展開し、ボタンの色やバナーテキストの色を編集することもできます。16進数値を入力するか、カラーパレットをクリックして、色を設定します。
- 見積もりテーマに使用するグローバルフォントを編集するには、[グローバルフォント]セクションをクリックして展開し、ドロップダウンメニューをクリックしてフォントを選択します。
- テンプレートをデザインマネージャー上で編集するには、[CMSテンプレートを編集]をクリックします。
- 見積もりテンプレートのカスタマイズが完了したら、[保存]をクリックします。
見積もりを作成する際に、カスタム見積もりテンプレートを選択できるようになりました。見積もりの公開後に、コンタクトと見積もりを共有する方法をご確認ください。
見積もりテンプレートを管理
スーパー管理者は、見積もりテンプレート設定内で既存のデフォルトおよびカスタムの見積もりテンプレートを管理できます(テンプレートからの見積もりの複製、削除、新規作成など)。
HubSpotの無料プランまたはSales Hub Starterを使用している場合、スーパー管理者はアカウントに含まれるデフォルトの見積もりテンプレートのテーマ設定を編集できます。Sales Hub Professional/Enterpriseを使用している場合、スーパー管理者はデフォルト見積もりテンプレートとアカウント内のカスタム見積もりテンプレートを編集できます。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで、[オブジェクト]>[見積もり]の順に進みます。
- [見積もりテンプレート]タブをクリックします。
デフォルト見積もりテンプレートセクションでは、アカウントに標準で付属する3つのテンプレートを管理できます。テンプレートのオプションを表示するには、デフォルトテンプレートにマウスポインターを合わせ、アクションドロップダウンメニューをクリックし、オプションを選択します。
- プレビュー:テンプレートから作成された見積もりがどのように見えるかを表示します。
- テーマを編集:テンプレートのテーマを編集します。デフォルトのテンプレートは同じテーマを使用するため、変更を加えると3つの全テンプレートに影響します。
- テンプレートを使用:テンプレートから新しい見積もりを作成します。
- 見積もりで非表示:新規見積もり作成時にこのテンプレートがオプションとして表示されないようにします。後でドロップダウンメニューから[テンプレートで表示]を選択することで、元に戻すことができます。
- 編集:見積もりテンプレートを編集。テンプレートエディターでは、「設定」タブでテンプレートのテーマを編集することもできます。
- 複製:見積もりテンプレートの複製を作成します。
- テンプレートを使用:テンプレートから新しい見積もりを作成します。
- 見積もりで非表示:新規見積もり作成時にこのテンプレートがオプションとして表示されないようにします。後でドロップダウンメニューから[テンプレートで表示]を選択することで、元に戻すことができます。
- 削除:テンプレートを削除します。