HubSpotのユーザーを削除する
更新日時 2023年 5月 23日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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- ユーザーを無効にする:ユーザーはアカウントにログインしたりアクセスしたりできなくなりますが、そのユーザーのユーザープロファイルはアカウントに維持され、後で再び有効にすることができます。例えば、ユーザーが無効にされても、そのユーザーのレコードへの割り当ては維持されます。また、レポートにもこれまで通りにそのユーザーが記載されます。また、無効にされたユーザーには通知が届かなくなります。
- ユーザーを削除する:ユーザーはアカウントにログインしたりアクセスしたりできなくなり、ユーザーのユーザープロファイルはアカウントから削除されます。削除されたユーザーはコミュニケーションから割り当て解除され、レポートからも削除されます。ユーザーを削除するとアカウントから削除されるものについて詳細をご確認ください。
ユーザーを無効にする
ユーザーが会社を退職したり、会社のHubSpotアカウントにログインする必要がなくなったりした場合、「スーパー管理者」権限を持つユーザーは、そのユーザーを削除するのではなく無効にすることができます。これにより、重要なデータへのアクセスを失うことなく、ユーザーの過去の活動を保存することができます。
無効にされたユーザーが再び有効にされると、プロパティーの変更やコンテンツの更新など、そのユーザーの過去のアクティビティーが引き続き有効になります。
注:
- そのユーザーがアセットを所有している場合や、フィルターの条件(ワークフローなど)に含まれている場合は、それらのツールからもそのユーザーを手動で削除してください。
- そのユーザーがスケジュール設定ページを所有していたり、グループやラウンドロビンのスケジュール設定ページに含まれている場合は、ミーティングの予約が入らないように、削除または再割り当てする必要があります。
- [アカウントと請求]の設定で連絡先として設定されているユーザーを削除する場合、そのユーザーを連絡先の役割から削除するまでは、ユーザーを削除できません。
- [レコードを担当者にローテーション]ワークフローアクションの使用時には、無効にされたユーザーはスキップされます。
- テンプレートやマーケティングEメールでパーソナライズトークン(コンタクト担当者など)を使用している場合、無効にされたユーザーも引き続き表示されます。
ユーザーを無効にするには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューから[ユーザーとチーム]を開きます。
- ユーザーの名前をクリックします。
- [アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[ユーザーを無効化]を選択します。
- 対象のユーザーに有料シートが割り当てられている場合は、ダイアログボックスでcircleFilledラジオボタンを使用して、そのユーザーの有料シートを削除するか保持するかを選択します。次に、[ユーザーを無効化]をクリックします。
- ユーザーには、プロファイルが無効にされたことを通知するEメールが届きます。
ユーザーを再有効化するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューから[ユーザーとチーム]を開きます。
- ユーザーの名前をクリックします。
- [アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[ユーザーを再有効化]を選択します。
- ダイアログボックスで、[ユーザーを再有効化]をクリックします。

- ユーザーには、プロファイルが再有効化されたことを通知するEメールが届きます。
ユーザーまたは自分のユーザーアカウントを削除する
注:「Sales Hub Starter」/「Professional」または「Service Hub Professional」のユーザーをHubSpotアカウントから削除するには、その前に、そのユーザーの有料のセールスツールおよびサービスツールに対するアクセス権を削除する必要があります。
ユーザーまたは自分自身のユーザーアカウントを削除する前に、そのユーザーや自分が作成したコンテンツや所有するレコードに影響が及ぶ可能性があることに留意してください。次に例を示します。
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ユーザーがアカウントから削除される際に、そのユーザーが作成したアセットやアクティビティーはHubSpotによって削除されません。これには、ブログ記事、ページ、リスト、ワークフロー、フォーム、レポート、およびEメールやメモなどのセールスアクティビティーも含まれます。アセットでは「無効化/削除された(ユーザーのEメールアドレス)」が作成者として表示されます。
- ユーザーが削除されると、そのユーザーが作成した全てのスケジュール設定ページが削除されます。
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削除されたユーザーが公開したソーシャルメッセージは、公開されたままになります。一方、削除されたユーザーがソーシャル メディア アカウントの管理者であった場合は、該当するアカウントの再接続が必要になります。
- 削除されたユーザーが作成したマーケティングEメールは残されますが、マーケティングEメールに関連付けられていたユーザー情報は全て消えてなくなります。例えば、マーケティングEメールが誰によって作成されたかを調べたくても、該当する名前は表示されません。
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アカウント内で作成されたシーケンス、テンプレート、ドキュメントは、ユーザーの削除後も残ります。ただし、そのユーザーのセールステンプレートに他のユーザーがアクセスするためには、ユーザーを削除する前に共有を設定しておく必要があります。
- 削除されたユーザーに割り当てられていたコミュニケーションは、割り当て解除されます。
- アカウントからユーザーを削除した場合、そのユーザーが担当していたコンタクト、会社、取引、チケットの担当者プロパティーには、「無効化/削除された(ユーザーのEメールアドレス)」が表示されます。お使いのHubSpotアカウントがSalesforceと連携されていて、削除されたユーザーが引き続きSalesforceユーザーである場合、そのユーザーの名前は、HubSpotへのアクセス権が付与されたことのないSFDCユーザーと同じく「ユーザー名(Salesforce)」と表示されます。
- アカウントから削除されたユーザーは、リストやダッシュボードなどのフィルターの選択肢に表示されなくなります。絞り込みの際に[無効な所有者を表示]チェックボックスをオンにすると、削除されたユーザーをフィルターに表示できます。
ユーザーを削除する前に、そのユーザーが担当者になっている全てのレコードを再割り当てしてください。HubSpotのレコードの担当者を設定する方法について詳細をご確認ください。
アカウントからユーザーを削除するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントで、メイン ナビゲーション バーにある設定アイコンをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[ユーザーとチーム]に移動します。
- 削除するユーザーの横にあるチェックボックスをオンにしてから、テーブルの上部にある[アカウントから削除]をクリックします。複数のユーザーを選択して一括削除することができます。
- ユーザーにレコードが割り当てられている場合、ダイアログボックスが表示され、割り当てられているレコードが表示されます。レコード数のリンクをクリックしてオブジェクトダッシュボードに移動し、レコードの割り当てを手動で変更できます。
- ダイアログボックスで、[アカウントから削除]をクリックします。削除されたユーザーは、お客様のHubSpotアカウントにアクセスできなくなります。
[アカウントと請求]の設定で連絡先として設定されているユーザーを削除する場合、そのユーザーを連絡先の役割から削除するまでは、ユーザーを削除できません。
- HubSpotアカウントで、右上に示されているアカウント名をクリックし、[アカウントと請求]をクリックします。
- 上部にある[会社情報]タブをクリックします。
- [請求連絡先]セクションで、ユーザーに設定されている役割の横にあるdeleteゴミ箱アイコンをクリックします。
- ダイアログボックスで[はい、役割から削除します]をクリックします。
- そのユーザーがプライマリーコンタクトとして設定されている場合、別のユーザーに置き換える必要があります。
- [プライマリーコンタクト]の横にあるドロップダウンメニューをクリックし、別のユーザーを選択します。
- ダイアログボックスで[はい、ユーザーを役割に追加します]をクリックします。
これでアカウントからユーザーを削除できるようになります。
注:アカウントからユーザーを削除しても、ユーザーはブログ執筆者として残ります。ブログ執筆者プロファイルを手動で削除する方法をご確認ください。
特定のHubSpotアカウントから自分のユーザーアカウントを削除することもできます。
特定のHubSpotアカウントから自分のユーザーアカウントを削除する前に、メインのナビゲーションバーの右上にあるアカウント名をクリックして、正しいHubにログインしていることを確認します。
特定のHubSpotアカウントから自分のユーザーアカウントを削除するには:
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[セキュリティー]に移動します。
- 下部にある[このアカウントから自分自身を削除]をクリックします。他のアカウントにも属している場合、それらのアカウントには引き続きアクセスできます。
- ダイアログボックスで、自分のEメールアドレスを入力し、[削除]をクリックします。
自分自身のユーザーアカウントを削除する
ユーザーのアクセス権がHubSpotアカウントから削除されると、そのユーザーはアカウントにアクセスできなくなります。ただし、アカウントのEメールアドレスに関連付けられているユーザーは存続します。アカウントにまだ他のユーザーが残っていて、自分が唯一の「スーパー管理者」でなければ、自分のユーザーアカウントを完全に削除できます。
注:ユーザーアカウントを削除すると、ユーザーアカウントのEメールアドレスに関連付けられているアカデミー認定も削除されます。認定を維持するには、ユーザーアカウントを削除する前に、認定を新しいEメールアドレスに移行してください。
ユーザーアカウントを完全に削除するには、次の手順に従います。
- 削除するユーザーとしてログインします。どのHubSpotアカウントに対してもアクセス権がないことを確認します。
- HubSpotアカウントで、右上に示されているアカウント名をクリックし、[プロファイルと設定]をクリックします。アカウント名が表示されていない場合は、ユーザープロファイルのアイコンをクリックしてください。
- 左側にあるサイドバーメニューで[セキュリティー]をクリックします。
- 「完全に削除」で、[ユーザーアカウントを削除]をクリックします。
- ダイアログボックスで、自分のユーザーEメールアドレスを入力し、[ユーザーを削除]をクリックします。
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