ライフサイクルステージを使用する
更新日時 2022年 5月 18日
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マーケティングプロセスと営業プロセスのどの段階にあるか応じて、コンタクトと会社を分類できます。[ライフサイクルステージ]プロパティーを使用することで、チームは特定のコンタクトまたは会社がプロセスのどの段階にあるかを判断し、マーケティング部門から営業部門へのリードの引き渡し状況をより良く理解できるようになります。
ライフサイクルのステージ
一般的にライフサイクルステージは、コンタクトまたは会社がプロセスのどの段階まで進んでいるかをトラッキングするために使用されます。ライフサイクルステージのプロパティーに対する既定の自動更新では、ステージは常に前進します(例:値なしから「サブスクライバー」、「サブスクライバー」から「商談」など)。手動でライフサイクルステージの値を更新する方法をご確認ください。
既定の[ライフサイクルステージ]プロパティーには、オプションとして次のステージがこの順序で含まれています。

- サブスクライバー:ブログまたはニュースレターに登録することにより、さらに多くの情報を受け取ることをオプトインしたコンタクト。これは、コンタクトがブログ サブスクリプション フォームでコンバージョンしたとき、マーケティングEメールに含まれるリンクを使用してウェブサイトを訪問したとき、コンタクト インデックス ページで手動で作成されたとき、あるいはChrome、Office 365、Outlook用のHubSpot Sales拡張機能のコンタクト プロファイル サイドバーで手動で作成されたときに、HubSpotによって自動的に設定されます。
- リード:ウェブサイト、または何らかの他のやり取りを通じて、サブスクリプション登録以降の段階へとコンバージョンしたコンタクトまたは会社。これは、コンタクトがリードフォームでコンバージョンしたとき、またはSalesforceからHubSpotに同期されたときに、HubSpotによって自動的に設定されます。
- MQL(マーケティング活動で獲得した見込み客):マーケティングチームにより営業チームへの引き渡しが可能と判断されたコンタクトまたは会社。
- SQL(営業がフォローすべきと認定された見込み客):営業チームにより可能性のある見込み客と判断されたコンタクトまたは会社。
- 商談:取引に関連付けられているコンタクトまたは会社(自社との潜在的な取引に関わっているなど)。設定で[ライフサイクルステージを同期]を選択した場合、コンタクトまたは会社がオープン取引に関連付けられると、HubSpotによってこれが自動的に設定されます。
- 顧客:少なくとも1つのクローズ済み取引のあるコンタクトまたは会社。設定で[ライフサイクルステージを同期]を選択した場合、コンタクトまたは会社に関連付けられた少なくとも1つの取引が「取引成立」として設定されると、HubSpotによってこれが自動的に設定されます。
- エバンジェリスト:自社の支持者となった顧客。
- その他:上記のどのステージにも当てはまらないコンタクトまたは会社。
いくつかのライフサイクルステージはHubSpotによって自動的に更新されるので、プロパティーのオプションは編集不可になっています。
レコードのライフサイクルステージを更新する
新しいコンタクトまたは会社の既定のライフサイクルステージは、それらがどのように作成されたかによって決まります。ただし、手動で[ライフサイクルステージ]プロパティーを更新したり、独自の自動トリガーや条件を設定したりすることもできます。[ライフサイクルステージ]プロパティーは、次の方法で更新できます。
- 個人コンタクトまたは会社の[ライフサイクルステージ]プロパティーを手動で更新する。
- インデックスページからコンタクトまたは会社のライフサイクルステージを一括で更新する。
- [ライフサイクルステージ]列をインポートして、コンタクトまたは会社のリストの[ライフサイクルステージ]プロパティーを更新する。新しいレコードをインポートしてそれらのライフサイクルステージを設定しなかった場合、特定のアクションが完了したときにHubSpotによって自動的に設定されるまで、ライフサイクルステージは空白になります。
- コンタクト、会社、取引レコードの間でライフサイクルステージの自動同期を設定する。
- チャットフローで[[コンタクト/会社]のプロパティーの値を設定]アクションを使用するか、ワークフローで[プロパティー値を設定]アクションを使用する(「Professional」または「Enterprise」アカウントのみ)。
- HubSpotとSalesforceの連携など、[ライフサイクルステージ]プロパティーを同期する特定の連携アプリ内でライフサイクルステージを設定する。
[ライフサイクルステージ]プロパティー履歴で、更新のソースを確認できます。
注:
- チャットフローまたはワークフロー内の[プロパティー値を設定]アクション、インポート、フォームでは、レコードの既定の[ライフサイクルステージ]プロパティーを先のステージにのみ設定できます。これらのツールを使ってライフサイクルステージを前のステージに設定するには、まずレコードの既存のライフサイクルステージ値をクリアする必要があります。この値は、手動でクリアすることもできますし、ワークフローやコンタクトデータを同期する連携機能によって自動的にクリアすることもできます。
- 手動でライフサイクルステージをより早期の値に設定した場合、より大きな値に対応する[[ライフサイクルステージ]になった日付]プロパティーがクリアされます。
ライフサイクルステージをモニタリングする
[ライフサイクルステージ]プロパティーを使用すると、リストまたは保存済みビューを作成するときにレコードをセグメント化できます。さらにHubSpotアカウントでレポートを使用すると、コンタクトがプロセスのどの段階にあるか、またライフサイクルステージ間をどのように移動したかを確認できます。ProfessionalまたはEnterpriseアカウントでレポート権限を持つユーザーは、カスタム ファネル レポートを作成できます。
リードステータス
[リードステータス]プロパティーは、SQL(セールス対象となる見込み客)ライフサイクルステージ内のサブステージを表します。既定のリードステータスのオプションを次に示します。- New(新規)
- Open(オープン)
- In Progress(進行中)
- Open Deal(オープン取引)
- Unqualified(見込みなし)
- Attempted to Contact(連絡試行済み)
- Connected(接続済み)
- Bad Timing(タイミング悪し)
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