インポートエラーのトラブルシューティング
更新日時 2022年 4月 27日
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HubSpotにレコードをインポートするときに、エラーが発生する場合があります。以下では、インポート中に検出されたエラーを解決する方法、エラーファイルをダウンロードする方法、エラーの詳細を表示する方法、インポートファイルまたはSalesforceでの問題を修正する方法を説明します。
インポートを開始したりエラーのあるファイルを修復したりする場合は、その前に、HubSpotへのインポートに関連する利用条件や要件を確認してください。
インポート中のエラーを解決する
インポートを完了する前に、HubSpotはファイルの最初の3行で、特定のエラーがないかどうかをチェックします。以下のいずれかのエラーが検出された場合、インポートプロセスでプロパティーをマッピングする際にユーザーに対して注意が喚起されます。
- 担当者が見つかりませんでした
- 日付を解析できませんでした
- 数値を解析できませんでした
- Failed Validation(検証が失敗しました)
- 無効なドメイン
- 無効なEメールアドレス
- 無効な列挙オプション
- Invalid object ID(無効なオブジェクトID)
これらのエラーを解決するには、[HubSpotプロパティーにファイルの列をマッピングする]画面で次の操作を行います。
- exclamation 感嘆符アイコンにカーソルを合わせ、表示されるポップアップボックスで[インポートエラーを修正]をクリックします。
- 右側のパネルで、どの列と行が影響を受けているかなど、エラーの種類に関する詳細を確認します。
- 推奨される解決策がある場合は、[このエラーを修正]セクションが表示されます。推奨される解決策を確認し、エラーに応じてオプションを選択します。
-
- [[名前]プロパティーを編集]をクリックします。右側のパネルにプロパティーエディターが表示されます。推奨事項に基づいてプロパティーを更新し、[保存]をクリックします。
- プロパティーが読み取り専用の場合(既定のHubSpotプロパティーの一部など)、[[名前]プロパティーを表示]クリックすることで、プロパティーの詳細を表示できます。読み取り専用のプロパティーを編集することはできません。そのため、エラーを解決するには、ファイルを更新して再インポートする必要があります。
- 形式(「日付」形式など)を更新するには、ドロップダウンメニューをクリックします。
- [その他のオプション]セクションで、次の操作を行います。
- rightをクリックして展開し、追加オプションのそれぞれを確認します。
- マッピング先のプロパティーの詳細を表示するには、[[名前]プロパティーを表示]をクリックします。
- 特定のエラーについて詳しく調べるには、[このエラーについてもっと詳しく]をクリックします。
- エラーが解決されると、[マッピング済み]列にsuccessチェックマークが示されます。
注:HubSpotは最初の3行以外のエラーを検出することはないため、ファイルの残りの部分に解決されていない他のエラーがある可能性もあります。
エラーファイルをダウンロードする
- レコードに移動します。
- コンタクト:HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [コンタクト]の順に進みます。
- 会社:HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [企業]の順に進みます。
- 取引:HubSpotアカウントにて、 [セールス] > [取引]の順に進みます。
- チケット:HubSpotアカウントにて、[サービス] > [チケット]の順に進みます。
- カスタムオブジェクト:HubSpotアカウントで、[コンタクト]>[コンタクト]に移動し、左上のドロップダウンメニューをクリックし、カスタムオブジェクトの名前を選択します。
- 右上の[インポート]をクリックします。
- エラーが発生したファイルインポートの上にカーソルを重ねて[その他]ドロップダウンメニューをクリックし、[エラーファイルをダウンロード]を選択します。
- ダウンロードしたzipファイルからCSVファイルを取り出し、CSVファイルを開きます。
- このファイルの「Error code(エラーコード)」ヘッダーの下に表示されるエラーコード、「Object type(オブジェクトタイプ)」の下に表示される対象オブジェクト、「Reason(理由)」に表示されるエラーの原因、および以降の列に表示されるエラーのあるオブジェクトの詳細を確認します。
ファイルインポートのエラーを解決する
エラーコード、エラーの詳細、および考えられる解決策のリストを、エラーコードのアルファベット順に以下に示します。場合によっては、エラーを含むレコードがインポートされ、HubSpotでそれを修正したり、またはインポートファイルを修正して再インポートしたりすることができます。また場合によってはレコードがインポートされず、インポートファイルを修正した後で再インポートする必要が生じることがあります。
注:ファイルのエラーコードには英大文字と下線文字が含まれますが、この記事では通常のテキストとして示してあります。例えば、ファイルの中でAMBIGUOUS_ENUMERATION_OPTIONSと表示されているエラーは、下の表では、「Ambiguous enumeration option(列挙オプションがあいまい)」となっています。
Ambiguous enumeration option(列挙オプションがあいまい)
エラーの意味
列挙プロパティーで定義されている既存のオプションのうち複数のレコードが同じレコードに一致しています。これは複数選択、ドロップダウン選択、ラジオ選択、チェックボックスタイプのプロパティーに適用されます。
ファイル内の値がプロパティーオプションの内部値ではなく、ラベルである場合にも、このエラーが表示されることがあります。これに該当するのは、ラベルが内部値と異なる列挙型プロパティーオプションです。
影響を受けたレコードはインポートされましたが、列挙プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
また、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
Could not find owner(所有者が見つかりません)
エラーの意味
インポートファイルに、HubSpot内のユーザーに一致しないレコード所有者が含まれています。影響を受けたレコードはインポートされましたが、「所有者」フィールドには値が含まれません。
エラーを解決する方法
インポートファイルの「所有者」列のデータを更新して、アカウント中のユーザーの姓名またはEメールを含めるようにします。レコードを割り当てる先の人がまだアカウントのユーザーではない場合は、ユーザーとして追加し、アカウントに表示される名前またはEメールを使用してもう一度インポートします。
Could not parse date(日付を解析できません)
エラーの意味
インポートファイルに、インポート処理中に選択した形式に一致しない日付値が含まれています。影響を受けたレコードはインポートされましたが、日付プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
正しい値でインポートファイルを更新して再インポートするか、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行います。
Could not parse number(数値を解析できません)
エラーの意味
インポートファイルの数値プロパティーに、数字以外の文字を含む値が含まれています。影響を受けたレコードはインポートされましたが、「数値」プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
正しい値でインポートファイルを更新して再インポートするか、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行います。
Could not parse row(行を解析できませんでした)
エラーの意味
インポートファイルの中に、処理できないデータを含む行が含まれています。これが必須プロパティーである場合、レコードはインポートされませんでした。必須プロパティーではない場合、レコードはインポートされましたが、そのプロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
インポートするプロパティーの正しい形式にデータ値が一致することを確認し、誤りがあるならそれを修正して、ファイルをもう一度インポートします。また、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
Could not parse term(期間を解析できません)
エラーの意味
インポートファイルには、承認されている期間形式に一致しない期間の値が含まれています。影響を受けたレコードはインポートされましたが、期間プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
ファイルの中の期間値を更新して、月数を表す整数またはISO 8601期間形式(例:3年6か月と4日間ならP3Y6M4D)にしてから、もう一度ファイルをインポートします。また、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
Duplicate alternate ID(代替IDが重複している)
エラーの意味
同じ代替IDがファイル内で複数回使用されていました。データはインポートされましたが、HubSpotの中で同じレコードが重複している可能性があります。関連付けを試みていた場合、レコードは関連付けられませんでした。
エラーを解決する方法
- 重複を避けるには、コンタクトの場合は「Eメール」、会社の場合は「会社のドメイン名」、またはオブジェクトの「[オブジェクト]ID」を使用します。
- レコードを関連付けるには、「Eメール」、「会社のドメイン名」、「[オブジェクト]ID」を使用するか、1つの一意値が複数レコードに関連付けられる1対多プロパティーを使用します(例えば会社名の場合、同じ会社で働く複数のコンタクトがその会社名に関連付けられます)。詳しいガイダンス情報については、サンプル インポート ファイルをご覧ください。
Duplicate association ID(関連付けIDが重複している)
エラーの意味
レコードの関連付けに選択した関連付けIDが一意ではありません。
エラーを解決する方法
2つのファイルの間で共通の列となる別の列ヘッダーを選択します。最適な結果を得るには、1つの一意値が複数レコードに関連付けられる1対多プロパティーを使用します(例えば会社名の場合、同じ会社で働く複数のコンタクトがその会社名に関連付けられます)。詳しいガイダンス情報については、サンプル インポート ファイルをご覧ください。新しい関連付けIDを選択したら、もう一度ファイルをインポートします。
Duplicate object ID(オブジェクトIDが重複している)
エラーの意味
同じ[オブジェクト]IDがファイル内で複数回使用されていました。HubSpotでは、影響を受けたレコードの更新や関連付けが行われませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルを更新して、その[オブジェクト]IDの行を1行のみにします。HubSpotに含める最新情報を記載した行を保持します。重複を削除したら、ファイルをもう一度インポートします。
Duplicate row content(行の内容が重複している)
エラーの意味
インポートファイルに重複したレコードが含まれていることがHubSpotによって検出されました。インポートによって新しいレコードは作成されませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルから重複を削除し、再インポートします。
Duplicate unique property value(一意のプロパティー値が重複している)
エラーの意味
同じ一意値がファイル内で複数回使用されていました。データはインポートされましたが、HubSpotの中で同じレコードが重複している可能性があります。関連付けを試みていた場合、レコードは関連付けられませんでした。
エラーを解決する方法
- 重複を避けるには、コンタクトの場合は「Eメール」、会社の場合は「会社のドメイン名」、またはオブジェクトの「[オブジェクト]ID」を使用します。
- レコードを関連付けるには、「Eメール」、「会社のドメイン名」、「[オブジェクト]ID」を使用するか、1つの一意値が複数レコードに関連付けられる1対多プロパティーを使用します(例えば会社名の場合、同じ会社で働く複数のコンタクトがその会社名に関連付けられます)。詳しいガイダンス情報については、サンプル インポート ファイルをご覧ください。
Failed to create association(関連付けの作成に失敗)
エラーの意味
HubSpotはレコードを現在の形式に関連付けることができません。レコードはインポートされましたが、関連付けられませんでした。
エラーを解決する方法
レコードを関連付けるためのファイル要件が満たされていることを確認してください。1つのファイルでインポートする場合、オブジェクトごとに一意の識別子を追加することが必要な場合があります。2つのファイルでインポートする場合、適切に関連付けるための共通の列として別の列を選択することが必要な場合があります。ファイルに変更を加えてからもう一度インポートするか、またはレコードを手動で関連付けます。
Failed to opt out contact(コンタクトのオプトアウトに失敗)
エラーの意味
HubSpotはオプトアウトファイルで特定のコンタクトをオプトアウトできませんでした。エラーを解決する方法
Failed to process object with empty property values(空のプロパティー値を含むオブジェクトの処理に失敗)
エラーの意味
ファイルの中の複数の列に空値が含まれており、HubSpotはそのレコードを処理できませんでした。その行のデータはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルの欠落プロパティー値を入力してから、もう一度ファイルをインポートします。
Failed validation of Email, Deal/Ticket stage, or Deal/Ticket pipeline(「Eメール」、「取引/チケットステージ」、または「取引/チケットパイプライン」の検証に失敗)
エラーの意味
エラーを解決する方法
File not found(ファイルが見つかりません)
エラーの意味
選択したファイルが見つかりませんでした。データはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
ファイルがコンピューターに保存されていて、そのファイルタイプが正しいものであることを確認してください。完了したら、もう一度ファイルをアップロードします。
GDPR blacklisted email(GDPRブラックリストに含まれるEメール)
エラーの意味
インポートファイルにGDPRのためにブロックされたEメールが1件以上含まれています。これらのコンタクトはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルは他のコンタクトのインポートはしますが、ブロックされたコンタクトをインポートで追加することはできません。これらのコンタクトを手動で追加することができますが、それらはマーケティングコミュニケーションからは自動的にオプトアウトされます。
Incorrect number of columns(列番号が正しくない)
エラーの意味
インポートファイルに、ヘッダーのない列が少なくとも1つ含まれています。ヘッダーがない列のデータはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
その列のデータをインポートすべきかどうか確認し、適切なヘッダーを追加するか、またはその列を削除してから、もう一度ファイルをインポートします。
Invalid alternate ID(無効な代替ID)
エラーの意味
インポートファイルに、Eメールアドレス、ドメイン名、または[オブジェクト]IDとしてインポートされた無効な値が含まれています。インポート処理によってレコードは作成または更新されませんでした。
エラーを解決する方法
正しいEメール、ドメイン名、または[オブジェクト]ID値を使ってインポートファイルを更新し、もう一度ファイルをインポートします。
Invalid association identifier(無効な関連付けID)
エラーの意味
インポートファイルに、レコードを関連付けるための適切な一意値が含まれていません。データはインポートされましたが、結果としてできたレコードはHubSpotの中で関連付けられませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルを更新して、有効な関連付けID(例えばコンタクトの場合は「Eメール」、会社の場合は「会社のドメイン名」、または[オブジェクト]ID)が含まれるようにしてから、もう一度ファイルをインポートします。複数のオブジェクトをインポートして関連付ける目的でファイルを適切に設定する方法について、詳細をご確認ください。
Invalid enumeration option(無効な列挙オプション)
エラーの意味
インポートファイルに、列挙プロパティーの既存の選択肢に一致しない値が含まれています。これは複数選択、ドロップダウン選択、ラジオ選択、チェックボックスタイプのプロパティーに適用されます。影響を受けたレコードはインポートされましたが、列挙プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
インポートファイルをHubSpotのプロパティーと比較することにより、誤った値を特定してください。既存のオプションに一致するようにインポートファイルの値を更新するか、またはプロパティーのカスタムオプションとして値を追加することができます。完了したら、ファイルを再インポートするか、または影響を受けたレコード内のプロパティー値の更新を手動で行います。
Invalid file type(ファイルタイプが無効)
エラーの意味
インポートファイルが、HubSpotへのインポートとしては正しくないファイルタイプです。データはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
ファイルを.csv、.xls、または.xlsxファイルに変換してから、もう一度インポートします。HubSpotにインポートするファイルに関する追加の要件を確認します。
Invalid number size(無効な数値サイズ)
エラーの意味
インポートファイルには、小さすぎるか大きすぎる数値が含まれています。影響を受けた行はインポートされましたが、数値プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
特定のプロパティーまたはプロパティータイプの形式の要件を確認し、正しい形式に合わせてファイルを更新してから、もう一度インポートします。また、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
Invalid object ID(無効なオブジェクトID)
エラーの意味
インポート中に、[オブジェクト]IDを使用して既存のレコードを更新するチェックボックスが選択されてオンになっていました。しかし、ファイルにリストされている[オブジェクト]IDは、HubSpotの既存のIDに一致しませんでした。レコードはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
[オブジェクト]IDが正しいことを確認してください。正しいオブジェクトIDを取得するには、既存のレコードをエクスポートする必要があります。HubSpot上の既存のオブジェクトの更新も関連付けもしない場合は、インポート処理中にチェックボックスを選択状態にしないでください。
Invalid required property(無効な必須プロパティー)
エラーの意味
インポートファイルの必須プロパティーに含まれる値が無効です。その行のデータはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
特定のプロパティーまたはプロパティータイプの形式の要件を確認し、正しい形式に合わせてファイルを更新してから、もう一度インポートします。
Invalid sheet count(無効なシート数)
エラーの意味
インポートファイルに複数のシートが含まれています。データはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルから付加的なシートを削除してから、もう一度インポートします。HubSpotにインポートするファイルに関する追加の要件を確認します。
Invalid spreadsheet(無効なスプレッドシート)
エラーの意味
インポートファイルは有効なスプレッドシートファイルではありません。データはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
ファイルを.csv、.xls、または.xlsxファイルに変換してから、もう一度インポートします。HubSpotにインポートするファイルに関する追加の要件を確認します。
Limit exceeded(制限を超過)
エラーの意味
HubSpotは、制限が原因でレコードを作成できません。ファイルが大きすぎるか、またはリストの最大数に到達するなど、アカウント上限に達している可能性があります。データはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
ファイルが150MB未満、250,000行未満、1,000列未満であることを確認してください。ファイルが大きい場合、データを複数のファイルに分けてから、もう一度インポートします。ファイルのサイズが正しい場合、HubSpotサブスクリプションとその制限について、詳細を確認してください。
Multiple companies with this domain(このドメインに複数の会社が一致)
エラーの意味
インポートファイルの「会社のドメイン名」の値に、HubSpotアカウント内の複数の会社が一致しています。インポートによって会社レコードは更新されませんでした。
エラーを解決する方法
会社ホームで該当する「会社のドメイン名」の値を検索して、重複するドメインを見つけます。会社レコードをマージするか、それらのいずれかを削除してから、ファイルを再インポートします。
Multiple owners found(複数の所有者が検出された)
エラーの意味
インポートファイルに、アカウント内の複数ユーザーに一致する「所有者」の値が含まれています。これは通常、名前で発生します(例:HubSpotアカウントにJohn Doeというユーザーが2人存在し、インポートファイルに「John Doe」という名前が含まれている場合)。影響を受けたレコードはインポートされましたが、「所有者」プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
インポートファイルの中で所有者の名前をEメールアドレスに置換してから、もう一度ファイルをインポートします。また、影響を受けたレコード上での「所有者」プロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
No object ID from association identifier(関連付けIDからのオブジェクトIDがない)
エラーの意味
インポート中に、[オブジェクト]IDを使用して既存のレコードを更新するチェックボックスが選択されてオンになっていました。しかし、必要なオブジェクトIDがファイルに含まれていませんでした。データはインポートされましたが、結果としてできたレコードはHubSpotの中で関連付けられません。
エラーを解決する方法
インポートファイルを更新してオブジェクトIDを含めてから、もう一度ファイルをインポートします。正しいオブジェクトIDを取得するには、既存のレコードをエクスポートする必要があります。複数のオブジェクトをインポートして関連付ける目的でファイルを適切に設定する方法について、詳細をご確認ください。
Outside valid term range(有効期間が範囲外)
エラーの意味
インポートファイルには、承認されている期間範囲内にない期間の値が含まれています。影響を受けたレコードはインポートされましたが、期間プロパティーには値が含まれていません。
エラーを解決する方法
ファイル内の期間値を更新して、有効な時間範囲内(1以上の整数の月数)になるようにしてから、もう一度ファイルをインポートします。また、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
Outside valid time range(有効時間が範囲外)
エラーの意味
インポートファイルには、承認されている時間範囲内にない時間の値が含まれています。影響を受けたレコードはインポートされましたが、時間範囲プロパティーには値が含まれません。
エラーを解決する方法
ファイル内の時間値を更新して、有効な時間範囲内(1000年未満)になるようにしてから、もう一度ファイルをインポートします。また、影響を受けたレコード上でのプロパティー値の更新を手動で行うこともできます。
Property definition not found(プロパティーの定義が見つからない)
エラーの意味
インポートファイルの中に、HubSpotプロパティーに一致しない列ヘッダーが含まれています。その列のデータはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
インポート中に、既存のプロパティーを選択するか、またはファイル内のマップ列に新しいプロパティーを作成することにより、[オブジェクト]プロパティーページに対して列を正しくマッチングさせます。また、一致しない列のインポートをスキップすることもできます。
Property value not found(プロパティー値が見つかりません)
エラーの意味
インポートファイルに、必須プロパティーの値が欠落しています。その行のデータはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
インポートファイルを更新して必須プロパティーの値を含めてから、もう一度ファイルをインポートします。
Unknown bad request(不明で誤りのあるリクエスト)
エラーの意味
インポートファイルに、HubSpotアカウント内の既存のレコードと一致しない無効なレコードIDが含まれています。データは既存のどのレコードにも一致しないため、インポートでレコードが更新されませんでした。
エラーを解決する方法
[オブジェクト]IDが正しいものであることを確認してください。正しくないIDが検出された場合、正しい[オブジェクト]IDを使ってインポートファイルを更新して、もう一度ファイルをインポートします。
Unknown error(不明なエラー)
エラーの意味
不明なエラーが原因で、HubSpotがファイルを処理できません。データはインポートされませんでした。
エラーを解決する方法
ファイルがすべての要件を満たしていることを確認してください。ブラウザーのキャッシュをクリアするか別のブラウザーを使用した後、もう一度インポートしてみてください。それでもエラーが表示される場合、コミュニティーに投稿するか(すべてのユーザー)、またはサポートチームに連絡してください(「Starter」、「Professional」、および「Enterprise」のアカウントのみ)。
Salesforceインポートエラー
- レコードに移動します。
- コンタクト:HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [コンタクト]の順に進みます。
- 会社:HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [企業]の順に進みます。
- 取引:HubSpotアカウントにて、 [セールス] > [取引]の順に進みます。
- チケット:HubSpotアカウントにて、[サービス] > [チケット]の順に進みます。
- カスタムオブジェクト:HubSpotアカウントで、[コンタクト]>[コンタクト]に移動し、左上のドロップダウンメニューをクリックし、カスタムオブジェクトの名前を選択します。
- 製品:HubSpotのアカウントで、メイン ナビゲーション バーの設定アイコン設定をクリックします。左のサイドバーメニューで、[オブジェクト]>[製品と見積もり]に移動します。
- 右上の[インポート]をクリックします。製品インデックスページを表示している場合は、[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[インポート]を選択します。
- エラーが発生したSalesforceインポートの上で、[インポートエラーを表示]をクリックします。
- [インポートエラー]のテーブルで、エラーの上で[詳細を表示]をクリックして、詳細情報を表示します。
- 右側のパネルには、エラーの説明とともに、解決情報が表示されます。エラーの影響を受けたレコードのリストも表示されます。レコードのリンクをクリックしてレコードにアクセスし、必要に応じて変更を行います。

Thank you for your feedback, it means a lot to us.