インポートエラーのトラブルシューティング
更新日時 2021年 1月 20日
対象製品
すべての製品とプラン |
HubSpotにレコードをインポートするときに、エラーが発生する場合があります。エラーファイルをダウンロードするか、エラーの詳細を表示して、インポートファイルを正しくセットアップしたことを確認するか、またはSalesforceで問題を修正できます。
ファイルのインポートエラー
- HubSpotアカウントで、コンタクト、会社、取引、チケット、または製品に進みます。
- 右上の[インポート]をクリックします。
- エラーが発生したファイルインポートの上にカーソルを重ねて[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[エラーファイルをダウンロード]を選択します。
- ダウンロードしたzipファイルからCSVファイルを取り出し、CSVファイルを開きます。
- このファイルのError code(エラーコード)ヘッダーの下に表示されるエラーコード、Reason(理由)列に表示されるエラーの原因、および以降の列に表示されるエラーのあるオブジェクトの詳細を確認します。
エラーコード、エラーの詳細、および考えられる解決策のリストを以下に示します。
Invalid Enumeration Option(無効な列挙オプション)
インポートファイルに、列挙プロパティーの既存の選択肢と一致しない無効な値が含まれています。
インポートによってレコードが作成または更新されますが、列挙プロパティーには値が含まれません。
HubSpotのプロパティーとインポートファイルを比較して値の誤りを特定したら、正しい値でインポートファイルを更新して再インポートするか、影響を受けたレコード上でプロパティー値を直接更新します。ファイルが再インポートされると、レコードが新しい値で更新されます。
Failed Validation(Invalid Email)(検証失敗(無効なEメール))
インポートファイルに、一般的なEメールアドレスの形式(例name@domain.com)に準拠していないEメールアドレスが含まれています。インポートによってレコードが作成されず、また既存のレコードは更新されません。
正しいEメールの値でインポートファイルを更新して再インポートします。
Failed Validation(Deal Stage or Pipeline)(検証失敗(取引ステージまたはパイプライン))
インポートファイルの取引ステージプロパティーに、HubSpotの既存の取引ステージに一致しない無効な値が含まれています。インポートによってレコードが作成されず、また既存のレコードは更新されません。
正しい取引ステージでインポートファイルを更新して再インポートするか、HubSpotに取引ステージを追加します。
Could Not Parse Number(数値を解析できません)
インポートファイルの数値プロパティーに、数字以外の文字を含む値が含まれています。インポートによってレコードを作成または更新できますが、数値プロパティーには値が格納されません。
正しい値でインポートファイルを更新して再インポートするか、影響を受けたレコード上でプロパティー値を直接更新します。
Could Not Parse Date(日付を解析できません)
インポートファイルに、インポート中に選択した形式に一致しない日付値が含まれています。インポートによってレコードを作成または更新できますが、日付プロパティーには値が格納されません。
正しい値でインポートファイルを更新して再インポートするか、影響を受けたレコード上でプロパティー値を直接更新します。
Duplicate Row content(重複する行の内容)
インポートファイルに重複オブジェクトが含まれていることがHubSpotによって検出されました。インポートによって新しいオブジェクトは作成されません。
インポートファイルから重複を削除し、再インポートします。
Header and row sizes don’t match(ヘッダーと行のサイズが一致しません)
インポートファイルで、ヘッダーがない列にデータが含まれています。ヘッダーがない列のデータはインポートされません。
列のデータをインポートする必要があると確認した場合は、インポートファイルに適切なヘッダーを追加して再インポートします。
Multiple companies with this domain(このドメインに複数の会社が一致しています)
インポートファイルの「会社のドメイン名」の値に、HubSpotアカウント内の複数の会社が一致しています。インポートによって会社レコードは更新されません。
会社ホームで該当する「会社のドメイン名」の値を検索して、重複する会社を見つけます。会社レコードをマージするか、それらのいずれかを削除してから、ファイルを再インポートします。
Invalid Alternate ID(無効な代替ID)
インポートファイルに、Eメールアドレスとしてインポートされた無効な値が含まれています。インポートによってレコードが作成されず、また既存のレコードは更新されません。
正しいEメール値でインポートファイルを更新し、再インポートします。
Unknown bad request(不明で誤りのあるリクエスト)
インポートファイルに、HubSpotアカウント内の既存のレコードと一致しない無効なレコードIDが含まれています。データが既存のレコードに一致しないため、インポートによってレコードを更新できません。
IDを再確認し、正しいオブジェクトIDでインポートファイルを更新します。
Multiple owners found(複数の担当者が検出されました)
インポートファイルに、複数ユーザーに一致する「担当者」の値が含まれています。これは通常、名前で発生します(例:HubSpotアカウントにJohn Doeというユーザーが2人存在し、インポートファイルに「John Doe」という名前が含まれている場合)。インポートによって新しいレコードを作成できますが、担当者プロパティーは空白のままになります。
担当者の名前をEメールアドレスに置き換えてインポートファイルを更新して再インポートするか、影響を受けたレコード上でプロパティー値を直接更新します。
Invalid Object ID(無効なオブジェクトID)
インポート中に、オブジェクトIDを使用して既存のレコードを更新するチェックボックスが選択されました。しかし、ファイルにリストされているオブジェクトIDはHubSpotの既存のIDに一致していません。
オブジェクトIDが正しいことを確認してください。HubSpot上の既存のオブジェクトを更新しない場合は、インポート処理中にチェックボックスを選択しないでください。
Salesforceインポートエラー
- HubSpotアカウントで、コンタクト、会社、取引、チケット、または製品に進みます。
- 右上の[インポート]をクリックします。
- エラーが発生したSalesforceインポートの上にカーソルを重ねて[インポートエラーを表示]をクリックします。
- [インポートエラー]のテーブルで、エラーの上にカーソルを重ねて[詳細を表示]をクリックします。これにより、詳細情報が表示されます。
右側のパネルには、エラーの説明とともに、解決情報が表示されます。エラーの影響を受けたレコードのリストも表示されます。レコードのリンクをクリックしてレコードにアクセスし、必要に応じて変更を行います。
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