HubSpotとJiraの統合をインストールして使用する
更新日時 2023年 1月 19日
対象製品
すべての製品とプラン |
Jira統合を接続し、チケットレコードからHubSpot内でJiraの課題を作成して更新します。また、ワークフローツールを使用してチームに通知を送信したり、新しいJiraプロパティーを使用してJiraの課題を分析したりすることもできます。
連携の要件
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スーパー管理者であるか、またはHubSpotアカウントでアプリマーケットプレイス権限を付与されている必要があります。
- Jira Cloudアカウントが必要です。統合は、顧客所有のサーバーで実行中のJiraインスタンスとは同期されません。
- HubSpotアカウントにカスタマイズされたサイドバーがある場合(プロフェッショナルとエンタープライズのみ)、アカウント設定のサイドバーにJIRAカードを手動で追加する必要があります。
連携のインストール
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HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示される[マーケットプレイスアイコンmarketplace ]をクリックし、[アプリマーケットプレイス]を選択します。
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検索バーを使用してJira統合を探します。
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右上隅にある[アプリをインストール]をクリックします。
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必要要な権限を確認してから、[承認]をクリックします。
注意: JIRAアプリをアンインストールするか、統合ユーザーを切り替えると、アカウント内のすべてのチケットと関連付けが削除されます。
統合を使用する
統合が接続されたら、チケットレコードから新しいJiraの課題を作成して、既存のJiraの課題をチケットに添付し、ワークフローツールを使用してチケットを自動化してレポートすることができます。
Jiraの課題を作成して管理する
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HubSpotアカウントで、[サービス]>[チケット]を選択します。
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チケットの名前をクリックします。
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[Jira]セクションの右側のパネルで、[Jiraの課題を関連付ける]をクリックします。
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ダイアログボックスで、ドロップダウンメニューをクリックして既存のJiraの課題を検索するか、[新しいJiraの課題を作成]をクリックして新しいJiraの課題を作成します。新しいJiraの問題を作成する場合は、Jiraの詳細を入力し、関連する添付ファイルを追加します。
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既存のJiraの課題を選択した場合は[Jiraの課題を添付]をクリックし、新しいJiraの課題を作成した場合は[Jiraの課題を作成]をクリックします。
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Jiraの課題は、関連付けられたチケット、コンタクト、会社レコードの[Jira]セクションに表示されます。
- チケットタイムラインで関連付けられているJiraの課題からのコメントを表示するには、中央のパネルの[アクティビティー]タブで、[アクティビティーを絞り込み]ドロップダウンメニューをクリックします。
- [統合]セクションで、[Jira]チェックボックスをオンにします。Jiraからのコメントがすぐに同期され、チケットタイムラインに表示されます。
- Jiraの課題のレポーターを変更するには、統合ユーザーに、Jiraにおける[レポーターを変更する]アクセス権が付与されている必要があります。
- チケットレコードの[Jira]セクションで、[Jira課題のアサイン対象者]、[Jira課題の優先度]、[Jira課題のステータス]の各プロパティーの値を設定することはできません。
- HubSpotチケットとJIRAの問題の同期には、1時間から最大24時間の遅延がある可能性があります。
レコードからJiraを削除する
Jiraの課題を、その関連レコードから削除することができます。Jiraの課題が作成された時点で、またはコンタクトまたは会社のレコードに関連付けられた時点で、HubSpot内にチケットが自動的に作成されます。その後、Jiraは新しいチケットに関連付けられ、またコンタクトや会社レコードにも関連付けられます。
注:Jiraの課題の削除操作は、関連付けられているチケットからのみ完了することができます。Jiraの課題がチケットから削除されると、関連するコンタクトまたは会社のレコードからもそれが削除されます。
- HubSpotアカウントにて、[サービス] > [チケット]の順に進みます。
- Jiraの課題が関連付けられているチケットの名前をクリックします。
- 右側のパネルで、[Jira]セクションに移動します。
- 単一のJiraを削除するには、[アクション]>[Jiraの課題を削除]の順にクリックします。

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- チケットから、それに関連付けられているJiraをすべて削除するには、[アクション]>[すべてのJiraの課題を削除]をクリックします。

チケットとJiraの課題を自動化してレポートする
Jira統合を使用すると、Jiraの課題が更新され、解決されたときにチームまたは顧客に通知を送信するワークフローを作成できます。また、チケットを分析するためのカスタムレポートを作成して、添付されたHubSpotチケットの数が最も多いJiraの課題を表示することもできます。
Jira統合が接続されている場合は、以下のプロパティーがアカウントに追加され、ワークフローとレポートで使用できます。
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Jiraの課題のステータス
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Jiraの課題のサマリー
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Jiraの課題のID
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Jiraの課題の優先度
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Jiraの課題の担当者
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Jiraの課題識別子
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Jiraの課題のリンク
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Jiraの課題のレポーター
注:HubSpotでJira関連のプロパティー値を編集することはできません。
チケットのメモとコメントをJiraの課題に同期する
HubSpotチケットレコードからのメモやコメントを、関連付けられているJiraの課題に自動的に同期することができます。コメントはHubSpotとJIRA間で双方向に同期します。
- HubSpotアカウントにて、[サービス] > [チケット]の順に進みます。
- チケットの名前をクリックします。
- 右側のパネルで、[Jira]セクションに移動します。
- [Jiraの課題を関連付ける]をクリックします。
- ダイアログボックスで、ドロップダウンメニューをクリックして、Jiraの課題を選択します。[チケットのメモとコメントをこのJiraの課題に同期]チェックボックスをオンにします。その後、[Jiraの課題を添付]をクリックします。
- チケットに添付されている既存のJiraの課題については、[アクション]>[Start syncing notes and comments to Jira(メモとコメントのJiraへの同期を開始)]をクリックします。
注意: JIRAに同期されたメモとコメントは、HubSpotでメモを作成したユーザーに関係なく、統合ユーザーの下に作成されます。
ワークフローを使用してJiraチケットを作成する
チケットベースのワークフローでは、HubSpotからJiraの課題を自動作成するためのJiraの課題を作成アクションを追加できます。このアクションを使用することにより、課題のプロジェクト、タイプ、サマリー、および説明を設定できます。
注:この機能は、「Professional」および「Enterprise」でのみ利用可能です。
ワークフローにJiraの課題を作成アクションを追加するには、次の手順を実行します。
- HubSpotアカウントにて、[自動化] > [ワークフロー]の順に進みます。
- 既存のワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します。
- ワークフローエディターで、プラスアイコン(+)をクリックしてワークフローアクションを追加します。
- 右側のサイドバーで、[Jiraの課題を作成]を選択します。
- 作成するJiraの課題の詳細を設定します。
- 使用可能なプロジェクトとタイプが、HubSpotによりJiraから自動的に取得されます。
- チケットトークンを[サマリー]フィールドと[説明]フィールドに挿入することによって、登録済みチケットから直接詳細を取得することができます。例えば、「チケットステータス」トークンを追加することによって、HubSpotチケットステータスをJiraの説明に自動的に含めるようにすることができます。
- チケットの詳細の設定が完了したら、[保存]をクリックします。
注意:エピック課題タイプは、ワークフローを介して課題を作成する場合には使用できません。
ただし、EPICは、チケットレコードからJIRA課題を手動で作成するときに使用できます。
ワークフローの作成およびワークフローの設定についての詳細をご確認ください。
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