HubSpotとQuickBooks Onlineを接続する
更新日時 2023年 6月 28日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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HubSpotアカウントをQuickBooks Onlineに接続してデータを同期できます。アカウントを接続すると、2つのシステムの間でコンタクト、製品、請求書を同期することができます。また、取引レコードのタイムラインで支払い明細を確認することもできます。
連携の要件
- スーパー管理者であるか、またはHubSpotアカウントでアプリマーケットプレイス権限を付与されている必要があります。
- カスタム フィールド マッピングを作成するには、「Operations Hub Starter」以上のエディションが必要です。
連携アプリを接続する
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックし、[アセットマーケットプレイス]を選択します。
- 「QuickBooks Online」を検索し、検索結果でこれを選択します。
- QuickBooks Onlineのログイン情報を入力し、[アプリをインストール]をクリックします。
- QuickBooksサンドボックスアカウントをHubSpotに接続することはできません。
- QuickBooksのカスタムトランザクション番号は同期の際にエラーや問題の原因となることがあるため、連携を使用する場合はこの設定を無効にすることをお勧めします。
同期設定を構成する
データ同期を有効にするには:
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- [QuickBooks Online]をクリックします。
- [同期をセットアップ]をクリックします。
- [同期するオブジェクトを選択]ページで、HubSpotとQuickBooks Onlineの間で同期するオブジェクトをクリックします。次のオブジェクトを同期できます。
HubSpot | QuickBooks Online | |
コンタクト | ⇔ | 顧客 |
製品 | ⇔ | 製品とサービス |
請求書 | ← | 請求書 |
同期を有効にすると、2つのシステムの間でデータが自動的に同期されるようになります。初回の同期が完了すると、変更後10分以内にレコードが同期されます。
同期設定をカスタマイズすることもできます。HubSpotとQuickBooks Onlineの間でのフィールドのマッピングについて詳細をご確認ください。
データ同期を無効にするには:
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示されるマーケットプレイスアイコンmarketplaceをクリックします。[管理]の下に表示される[接続されたアプリ]を選択します。
- [QuickBooks Online]をクリックします。
- 同期を無効にするオブジェクトで[アクション]をクリックし、[同期をオフ]を選択します。
これにより、HubSpotとQuickBooks Onlineの間でレコードが同期されなくなります。同期を無効にした後、[同期設定を編集]をクリックすることで、再び同期を有効にすることができます。あるいは、[同期を削除]をクリックして同期を削除することもできます。
HubSpotからQuickBooks Onlineに請求書を同期する
現在のところ、データ同期で対応できるのは、QuickBooks OnlineからHubSpotへの一方向の請求書の自動同期のみです。HubSpotからQuickBooks Onlineへの方向で請求書を同期するには、HubSpotワークフローで「請求書を作成」アクションを使用する必要があります。
その他の使用可能なQuickBooks Onlineワークフローアクションについて詳細をご確認ください。
請求書オブジェクトを確認する
QuickBooks Onlineから同期された請求書、またはQuickBooks OnlineからHubSpotに手動で追加された請求書は、HubSpotの請求書オブジェクトで確認できます。請求書オブジェクトのカスタムプロパティーを作成することもできます。請求書オブジェクトを確認するには:
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト]>[コンタクト]の順に進みます。
- 左上の[コンタクト]をクリックします。ドロップダウンから[請求書]を選択します。これにより、請求書のインデックスページが表示されます。
QuickBooks Onlineから同期された請求書は、取引レコードの[請求書]カードにも表示されます。
請求書オブジェクトのカスタムプロパティーを作成するには:
- HubSpotアカウントで、メイン ナビゲーション バーの設定アイコンをクリックします。
- [プロパティー]をクリックします。
- [オブジェクトを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、[請求書プロパティー]を選択します。
- プロパティーを作成します。
請求書オブジェクトは、コンタクトのセグメント化、ワークフローのトリガー、カスタムレポートの作成を目的に使用することができます。
ワークフローやレポートで請求書プロパティーを使用する
QuickBooks Online連携がインストールされている場合、新しい請求書の次の取引プロパティーを使用してワークフローを作成することができます。例えば、期日までに請求書の支払いを行っていない顧客にフォローアップEメールを送信するワークフローを作成できます。あるいは、支払いを回収するたびにチームにSlackメッセージを送信するワークフローを作成することもできます。
新しい取引プロパティーには、次のものがあります。
- 請求書の金額
- 請求書の受取人
- 請求書番号
- 請求書のステータス
- 請求書の期日
請求書の新しい取引プロパティーを使用してカスタムレポートを作成すると、チームが取引で生み出している収益を明確に把握できます。
注:HubSpotへの複数の請求書を同じ取引レコードに同期すると、上記のプロパティーはQuickbooksで最後に更新された請求書によって上書きされます。