カレンダーをHubSpotに接続する
更新日時 2024年 4月 12日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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カレンダーの設定で、Google、Office 365、またはExchangeのカレンダーをミーティングツールに接続することができます。接続されたカレンダーによって次のことが可能になります。
- コンタクトがカレンダー上で、既存のカレンダーイベントとは重ならないようにミーティングを予約できるようにする
- HubSpotで作成したミーティングをカレンダーに同期する
- HubSpotのタスクをカレンダーに同期する(有料シートが割り当てられているSales HubとService HubのProfessionalおよびEnterpriseのみ)
- ミーティング設定ページのURLやドメインをカスタマイズする
- ミーティングリンクをチャットプロフィールに追加する
カレンダーの接続は、ミーティングツールでのスケジュール設定ページの作成、表示、または編集には必要ありませんが、ミーティングの予約には必要です。カレンダーが接続されていない場合、スケジュール設定ページはオフラインモードになります。このため、ミーティングのリクエストは可能ですが、カレンダーには自動追加されません。
カレンダーを接続するには、設定で「個人Eメールの利用」が付与されている必要があります。
注:2023年3月13日より前に作成されたアカウントでは、カレンダー設定とミーティング設定にそれぞれ1つのアカウントを接続している可能性があります。これらの接続は維持されます。ただし、2023年3月13日以降にいずれかのアカウントの接続を解除した場合、接続できるのは1つのアカウントのみになります。
GmailまたはOffice 365カレンダーを接続する
Google Apps(G Suite)、Gmail(Googleの無償版)、またはOffice 365でホスティングされているカレンダーを接続できます。カレンダーを接続する前に、次の点に注意してください。
- 自分の受信トレイをコミュニケーションツールの共有受信トレイとして接続している場合は、自分のカレンダーをミーティングツールに接続することはできません。ミーティングツールに接続できるのは、ユーザー個人の受信トレイのみです。
- カレンダーを接続すると、関連付けられている受信トレイがEメール連携設定で自動的に接続されます。カレンダーを接続した後、受信トレイの接続を解除できます。
- HubSpotと接続する前に、正しいGmailまたはOffice 365アカウントにログインしていることを確認してください。
カレンダーを接続するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [カレンダーを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスで、[Google/Gmail]または[Office 365]をクリックしてから、[カレンダーを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスの情報を確認してから、[承諾してGoogle(またはOffice 365)に接続]をクリックして、自分のカレンダーへのアクセスをミーティングツールに許可します。
- Googleのサインインページで、接続するアカウントを選択し、権限を確認します。[許可]をクリックして、カレンダーの接続を続行します。
- Office 365のサインインページで、正しいアカウントにサインインしていることを確認し、権限を確認します。[はい]をクリックして、カレンダーの接続を続行します。
ミーティングダッシュボードにリダイレクトされて、そこでカレンダー設定を管理することができます。
必須の開示事項: HubSpotは、ミーティングツールを動かすため、また、イベントをCRMのコンタクトに関連付けるために、お客さまのGoogleカレンダーとお客さまがGoogle経由でアクセスするその他のカレンダーの両方にアクセスすることができます。Hubspotは、カレンダーの作成または変更、およびカレンダー上の個々のイベントの更新を行うことができるものとします。
Exchangeカレンダーを接続する
カレンダーを接続する前に、次の点にご注意ください。
- ExchangeサーバーでExchange 2010 SP2以上が実行されていることをITチームに確認します。
- カレンダーを接続するには、ExchangeのEメールアドレスとパスワードが必要ですが、Exchangeサーバーの構成によってはHubSpotで追加情報が必要になる場合があります。カレンダーを接続する前に、以下の表を参照して、必要な情報がすべて揃っていることを確認してください。
情報(*必須) | 値の例 |
Eメールアドレス* | jdo@hubspot.com |
パスワード* | HubSpot123 |
ユーザー名 | jdoe |
Exchange URL | https://email.hubspot.com/ews/exchange.asmx |
Exchangeバージョン | Exchange 2010 SP2以上 |
注:Exchangeアカウントが2要素認証を使用するように設定されている場合、サードパーティーアプリのパスワードを入力する必要があります。サードパーティーアプリのパスワードを生成する方法については、Microsoftのドキュメントをご覧ください。
カレンダーを接続する前に、次の点に注意してください。
- 接続されているExchangeカレンダーのミーティングをキャンセルしたり再スケジュールしたりすることはできません。
- 次に示すように、ExchangeカレンダーとHubSpotカレンダーの双方向同期はサポートされていません。
- CRMレコードを介して作成されたミーティングは、Exchangeカレンダーに追加されません。
- Exchangeカレンダーで作成されたミーティングは、カレンダーイベントとしてHubSpotに同期されません。
- Exchangeカレンダーを使用してEメールにミーティング時間の提案を挿入することはできません。
カレンダーを接続するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左側のサイドバーメニューで、[全般]をクリックします。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [カレンダーを接続]をクリックします。
- ダイアログボックスで[Exchange]を選択して、[カレンダーを接続]をクリックします。
- カレンダーをHubSpotに接続した場合の動作や操作についての説明を確認した後、[続行]をクリックします。
- ダイアログボックスに以下の情報を入力します。
- Eメールアドレス:ExchangeのEメールアドレス。
- ユーザー名:ユーザー名を入力します。通常、これはEメールアドレスの@記号の前に表示される文字列か、ユーザーIDです。
- パスワード:Exchangeのパスワード。
- Exchange URL:Exchangeサーバーへのアクセスに使用するURLを入力します。
- [受信トレイを接続]をクリックします。
ミーティングダッシュボードにリダイレクトされて、そこでカレンダー設定を管理することができます。
接続されたカレンダーの設定をカスタマイズする
カレンダーを接続した後は、次の操作が可能になります。
- HubSpotに対し、カレンダーとの同期を許可できます。
- Sales HubまたはService HubのProfessionalまたはEnterpriseの有料シートが割り当てられているユーザーは、自分のHubSpotタスクをカレンダーに同期できます。
- HubSpotに対し、ミーティング設定ページの作成と追加のカレンダーの接続を許可できます。
- Sales HubまたはService Hubの有料シートが割り当てられているユーザーは、スケジュール設定ページのURLをカスタマイズできます。
- HubSpotのご契約内容に応じて、HubSpotに接続済みのカスタムドメイン上でスケジュール設定ページのURLをホスティングすることもできます。
- チャットプロフィールにスケジュール設定ページを追加できます。
カレンダーの設定を管理するには、次のようにします。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
カレンダーとタスクを同期する
既定では、GoogleカレンダーやOffice 365カレンダーを接続すると、[カレンダー同期]チェックボックスがオンになります
注:カレンダー同期では、連携によって作成されたミーティングは同期されません。
カレンダー同期が有効な場合、ミーティングをCRMのコンタクトレコードで直接作成すると、カレンダーイベントへの招待状がコンタクトに送信されます。カレンダー同期が無効な場合は、レコード上にミーティングエンゲージメントが作成されますが、カレンダーイベントの招待は送信されません。HubSpotでのミーティングのスケジュールの詳細をご確認ください。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [カレンダー同期]チェックボックスをオンにします。
カレンダーが同期されている場合、Sales HubまたはService Hubの有料シートが割り当てられていれば、HubSpotタスクをサブカレンダーに同期して、HubSpotタスクがGoogleカレンダーまたはOffice 365カレンダーに表示されるようにすることもできます。HubSpotタスクをカレンダーに同期する方法の詳細をご確認ください。
ミーティングスケジュール設定ページを有効にして、空き状況カレンダーを接続する
HubSpotと同期しているGoogleカレンダーまたはOffice 365カレンダーを接続すると、既定で[ミーティングスケジュール設定ページ]チェックボックスがオンになります。このチェックボックスがオンの場合、個人のスケジュール設定ページを作成して、ご使用のアカウントのプライマリーカレンダーでユーザーが直接空き時間を予約できるようにすることができます。さらに、連携カレンダーに別のカレンダーを接続すると、HubSpotは各カレンダーであなたの空き状況を確認してから、プロスペクトに空き時間を提示するようになります。ミーティング設定ページを作成する方法の詳細をご確認ください。
注:Gmailを使用していて、他のメールアドレスのカレンダーを閲覧する権限を持っている場合、EメールにGmail権限 Vi ew all event detailsがないと、HubSpotでカレンダーがオプションとして表示されません。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [ミーティングスケジュール設定ページ]チェックボックスをオンにします。
- [空き状況カレンダー]ドロップダウンメニューをクリックし、追加のカレンダーを選択します。
- [保存]をクリックします。
HubSpotアカウントに追加できるカレンダーは、Eメールで所有しているカレンダー、または接続されているGmailまたはOffice 365アカウントでアクセス権があるカレンダーのみです。新しいGoogleカレンダーと新しいOffice 365カレンダーを設定して共有する方法をご確認ください。プロスペクトによってミーティングが予約されると、そのミーティングイベントは個人の既定のカレンダーにのみ表示され、他の連携済みカレンダーには表示されません。
いずれかのカレンダーへのアクセス権を失った場合は、他に連携済みのカレンダーがあっても、コンタクトがあなたとのミーティングを予約できなくなります。代わりに、あなたとのミーティングを予約しようとしているコンタクトがいることを通知するEメールを受信します。その場合、アクセスを付与し直してもらうようにカレンダーの所有者に依頼するか、使用しないカレンダーを自分の設定から削除することができます。
使用しないカレンダーを管理するには:
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- カレンダーを設定から削除するには、使用しないカレンダーの横にある[X]をクリックします。
スケジュール設定ページURLと既定のスケジュール設定ページを編集する(Sales HubまたはService Hub Starter/Professional/Enterpriseのみ)
今後作成する各スケジュール設定ページについては、スケジュール設定ページURLをHubSpotのカレンダー設定で変更できます。セールスメールのテンプレートにミーティングリンクを挿入する際に使用する既定のスケジュール設定ページを変更することもできます。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に移動します。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [ミーティングURL]フィールドのURLを編集します。スケジュール設定ページURLの変更は、今後の全ての新規スケジュール設定ページに適用されますが、既存のスケジュール設定ページのURLは変更されません。
- 別のスケジュール設定ページを既定として選択するには、[既定のミーティングリンク]ドロップダウンメニューをクリックします。
スケジュール設定ページをカスタムドメイン上でホスティング
注:ドメインマネージャー内で接続されているカスタムドメインであれば、どのドメインでも、任意のユーザーがスケジュール設定ページをホスティングできます。
スケジュール設定ページに独自のカスタムドメインを使用すると、自社のブランドを反映させたり、フォームフィールドに過去のフォーム送信で収集した情報を事前入力できるようにすることができます。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [ミーティングドメイン]ドロップダウンメニューをクリックし、HubSpotアドレスの代わりにスケジュール設定ページをホスティングするカスタムドメインを選択します。ドメインマネージャーで接続されているドメインのみがドロップダウンメニューの選択肢として表示されます。
ドメインを変更すると、全てのミーティングのリンクが更新されます。
カスタムドメインのスケジュール設定ページが検索エンジンによってインデックス登録されないようにする場合は、robots.txtファイル内に「Disallow: /meetings*」を追加します。
注:カスタムドメインを使用する場合でも、他のドメインで既に使用しているスケジュール設定ページとは異なるURLスラッグが必要になります。
例えば、「http://yourcustomname.com/meetings/example」と「http://app.hubspot.com/meetings/example」は同じものとして扱われるため、「http://app.hubspot.com/meetings/example」がすでに存在する場合、「http://yourcustomname.com/meetings/example」は使用できなくなります。
スケジュール設定ページを無効にする
全てのスケジュール設定ページを削除せずに無効にするには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [スケジュール設定ページ]セクションで、[オフにする]をクリックします。
- スケジュール設定ページが再び表示されるようにするには、[有効にする]をクリックします。
ミーティングリンクをチャットウィジェットに追加する
チャットウィジェットにミーティングのリンクを組み込むと、訪問者がチャットでのコミュニケーション中にあなたのスケジュール設定ページにアクセスして時間を予約できるようになります。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[全般]に進みます。
- [カレンダー]タブをクリックします。
- [チャットプロフィール]セクションにある[メッセージ チャット ウィンドウにミーティングの予約ページへのリンクを含める]チェックボックスをオンにします。
- [チャット ミーティング リンク]ドロップダウンメニューをクリックし、ミーティングのリンクを選択します。
ミーティングツールの設定に変更を加える作業が完了したら、[保存]をクリックします。スケジュール設定ページを作成または編集する方法と、それをコンタクトと共有する方法をご覧ください。