Breeze Copilotの使用
更新日時 2025年8月7日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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HubSpotのBreeze Copilotは、営業、マーケティング、カスタマーサービスの目標達成を支援する会話型バーチャルアシスタントです。Breeze Copilotは、会社の開拓、コンテンツの生成、日常業務の実行などをサポートします。
Breeze CopilotのAI設定を管理する
スーパー管理者は、HubSpotアカウントの設定で、生成AIのツールや機能へのアクセスをカスタマイズできます。AI設定の管理について詳細をご確認ください。
- アカウントでBreeze Copilotを使用するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、上部のナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
- 左のサイドバーメニューの[アカウント管理]セクションで、[AI]に移動します。
- AI設定の[アクセス]タブで、[生成AIツールや機能へのアクセス権をユーザーに付与]スイッチと[ユーザーにCopilotへのアクセス権を付与]スイッチをオンに切り替えます。
- 完了したら、左下の[保存]をクリックします。
Breeze Copilotの使用
Breeze CopilotはHubSpotのさまざまなツールで使用できます。例えば、リストを作成したり、コンタクトレコードを要約したりできます。
- 上部のナビゲーションバーで、右上にある[Copilot]をクリックします。
- Breeze Copilotを初めて使用する場合は、右側のパネルにチュートリアルが表示されます。開始するには、[チュートリアルを終了]をクリックするか、推奨されるプロンプトをクリックします。
- 以前にBreeze Copilotを使用したことがある場合は、新しいコミュニケーションまたは最後に開いたプロンプトが右側のパネルに表示されます。
- チャットを送信するには、メッセージを入力し、右下のbreezeSendIcon送信アイコンをクリックします。
- 新しいチャットを開始するには、右上にあるaddIcon新しいチャットアイコンをクリックします。
- 過去のチャットを表示するには、右上の[チャット]をクリックします。
- プロンプトテンプレートまたはお気に入りのプロンプトを使用するには、[他のプロンプトを確認]をクリックし、プロンプトを選択します。必要な追加情報(要約する会社のドメイン名や、生成する画像の説明など)を入力し、送信アイコンをクリックします。
注:CRMレコードの読み取り、作成、編集に関するアクセス制限など、権限制限があるユーザーは、Breeze Copilotを使用してデータにアクセスしたり、これらの操作を完了したりすることはできません。
- プロンプトをお気に入りとして保存するには、メッセージにカーソルを合わせ、favorite星のアイコンをクリックします。
- 回答に、関連付けられたアクティビティーを要約するなど、追加のアクションを実行できる場合があります。アクション([要約]など)をクリックして、プロンプトを送信します。
- 回答をコピーするには、メッセージの下にあるclipboardIconクリップボードのアイコンをクリックします。
- Breeze Copilotの回答についてフィードバックを送信するには、次の手順に従います。
- 期待どおりの回答が得られた場合は、thumbsUpIcon親指を上に向けた満足アイコンをクリックします。
- 回答が期待にそぐわなかった場合は、thumbsDownIcon 親指を下に向けた不満アイコンをクリックします。
- チャットを非表示にするには、右上の[X]をクリックします。
Breeze Copilotメモリーを使用する
Breeze Copilotは、名前、役職、口調、文体、繰り返された指示など、ユーザーに関する重要な情報を記憶できます。そのため、Breeze Copilotによって提供されるサポート内容は、徐々にパーソナライズされたものになっていきます。この機能では、ユーザーが保存したメモリーとAIによって推測されるインサイトを組み合わせて使用しています。
- Breeze Copilotは、口調、プロジェクトの背景情報、望ましいコンテンツ構造のように何度も出現する会話などの一貫した手がかりを認識します。
- Breeze Copilotメモリーを手動で作成するには、次の手順に従います。
- 上部ナビゲーションバーで、右上の[Copilot]をクリックします。
- Breeze Copilotを初めて使用する場合は、右側のパネルにチュートリアルが表示されます。開始するには、[チュートリアルを終了]をクリックするか、推奨されるプロンプトをクリックします。
- 以前にBreeze Copilotを使用したことがある場合は、新しいコミュニケーションまたは最後に開いたプロンプトが右側のパネルに表示されます。
- メモリーに保存する詳細を入力し、breezeSendIcon送信アイコンをクリックします。例えば、Breeze Copilotに対し、箇条書き、親しみやすい口調を使用し、重要な点を太字にするという設定を記憶するように指示できます。
- 上部ナビゲーションバーで、右上の[Copilot]をクリックします。
- Breeze Copilotメモリーに保存された詳細を編集するには、次の手順に従います。
- 上部ナビゲーションバーで、右上の[Copilot]をクリックします。
- メモリーで編集する詳細を入力し、breezeSendIcon送信アイコンをクリックします。例えば、Breeze Copilotに対し、箇条書き、親しみやすい口調を使用し、重要な点を太字にするという設定を削除するように指示できます。
- Breeze Copilotメモリーに保存された詳細を削除するには、次の手順に従います。
- 上部ナビゲーションバーで、右上の[Copilot]をクリックします。
- メモリーから削除する詳細を入力し、breezeSendIcon送信アイコンをクリックします。例えば、Breeze Copilotに対し、箇条書き、親しみやすい口調を使用し、重要な点を太字にするという設定を削除するように指示できます。
- 完了したら、[X]をクリックして、右上のチャットを非表示にします。
Breeze Copilotを使用して、既存のテキストに基づいてコンテンツを生成する
Breeze Copilotを使用して文章を洗練させましょう。既存のテキストに基づいてコンテンツを生成できます。
既存のテキストに基づいてコンテンツを生成するには、次の手順に従います。- コンテンツに移動します。
- ウェブサイトページ:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ウェブサイトページ]に移動します。
- ランディングページ:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ランディングページ]に移動します。
- ブログ:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ブログ]に移動します。
- ナレッジベース:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ナレッジベース]に移動します。
- Eメール:HubSpotアカウントで、[マーケティング]>[マーケティングEメール]に移動します。
- CTA:HubSpotアカウントで、[マーケティング]>[リードの獲得]>[CTA]に移動します。左上のドロップダウンメニューをクリックし、[CTA]を選択します。
- SMS:[マーケティング]>[SMS]に移動します。右上の[メッセージを作成]をクリックします。
- コンテンツの名前をクリックします。
- エディターで、コンテンツのリッチテキストセクションをクリックします。ナレッジベース記事の場合は、記事本文をクリックします。
- コンテンツを生成するテキストをハイライトし、[ブラッシュアップ]をクリックし、ハイライトコマンドを選択します。
- ブランドボイスの適用:アカウントのブランドボイスを適用するように、ハイライトされたテキストを書き換えます。 詳しくは、ブランドボイスの設定をご確認ください。
- 書き換え:ハイライトされたテキストの別の表現を生成します。
- 展開:ハイライトされたテキストの内容を詳しく説明します。
- 要約:ハイライトされたテキストを要約します。
- トーンを変更:選択した特定のトーンでハイライトされたテキストを書き換えます([フレンドリー]、[専門的に]、[ウィットを利かせて]、[情感豊かに]、または[教育的に])。
- その他…:Breeze Copilotに入力されたプロンプトに基づいて、ハイライトされたテキストを書き換えます。
- Breeze Copilotは、リクエストに基づいて新しいコンテンツを生成します。
- コンテンツを使用するには、[置換]をクリックします。
- コンテンツをさらにブラッシュアップするには、[ブラッシュアップ]をクリックします。続けて、下にプロンプトを入力します。
注:コンテンツを生成できるのは、1分間に30回、1日に1,000回までです。
Breeze Copilotを使用して新しいコンテンツを生成する
ページ、ブログ記事、マーケティングEメール、CTAなどのプロンプトに基づいて新しいコンテンツを生成できます。
ページ、投稿、Eメール、CTAなどのプロンプトに基づいて新しいコンテンツを生成するには、次の手順に従います。- コンテンツに移動します。
- ウェブサイトページ:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ウェブサイトページ]に移動します。
- ランディングページ:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ランディングページ]に移動します。
- ブログ:HubSpotアカウントで、[コンテンツ]>[ブログ]に移動します。
- CTA:HubSpotアカウントで、[マーケティング]>[リードの獲得]>[CTA]に移動します。左上のドロップダウンメニューをクリックし、[CTA]を選択します。
- SMS:[マーケティング]>[SMS]に移動します。右上の[メッセージを作成]をクリックします。
- コンテンツの名前をクリックします。
- コンテンツエディターで、コンテンツのリッチテキストセクションをクリックします。
- /(半角スラッシュ)を入力してメニューを表示し、スラッシュコマンドを選択します。
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- 見出しを生成:プロンプトに基づいてセクションの見出しを生成します(SMSメッセージでは利用できません)。
- 画像を生成:プロンプトに基づいて画像を生成します(SMSメッセージでは利用できません)。
- 段落を生成:プロンプトに基づいて段落を生成します(SMSメッセージでは利用できません)。
- サブセクションを生成:プロンプトに基づいてコンテンツのセクションを生成します(マーケティングEメールやSMSメッセージでは利用できません)。
- メッセージを生成(SMSメッセージのみ):SMSメッセージを生成します。
- Breeze Copilotで、生成するコンテンツの説明を入力します。効果的なプロンプトを作成するためのベストプラクティスには、次のようなものがあります。
- できるだけ具体的にご記入ください。
- 混同や曖昧さを避けるために、シンプルで分かりやすい言葉を使います。
- Breeze Copilotがリクエストの背景情報や文体を理解できるように、例や追加情報を提供します。
- 期待どおりの出力が得られない場合は、プロンプトをさまざまに変えて試してみます。
- Breeze Copilotはリクエストに基づいて新しいコンテンツを生成します。
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- コンテンツを使用するには、[挿入]をクリックします。
- コンテンツをさらにブラッシュアップするには、[ブラッシュアップ]をクリックします。続けて、下にプロンプトを入力します。
注:コンテンツを生成できるのは、1日に1,000回までです。
Breeze Copilotを使用してマーケティングEメールを分析する
Breeze Copilotを利用して、マーケティングEメールのパフォーマンスに関する情報を得たり、Eメール到達性を改善する方法の提案を返してもらえるようになりました。
- Breeze Copilotを使用して送信したマーケティングEメールを分析するには、次の手順に従います。
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- HubSpotアカウントにて、[マーケティング]>[Eメール]の順に進みます。
- 送信したマーケティングEメールにカーソルを合わせ、[アクション]をクリックして、[パフォーマンスを要約]を選択します。


- Breeze Copilotが、重要なパフォーマンス測定指標と、Eメールに反応した(例えば、開封してリンクをクリックした)全てのコンタクトを要約します。
Breeze Copilotを使用してレポートに関する洞察を明らかにする
Breeze Copilotを使用すれば、全てのレポートを隅々まで読まなくても、レポートに関する洞察を明らかにして、重要な発見について理解し、行動することができます。
- HubSpotアカウントで、[レポート]>[レポート]の順に進みます。
- レポートダッシュボードのbreezeSingleStarBreezeアイコンにカーソルを合わせます。


- Breeze Copilotが、レポートの要点を示します。
- 続けて質問をするには、メッセージを入力し、送信アイコンをタップします。
Breeze Copilotを使用してフィードバックアンケートの回答を分析する
Service Hub有料シートをご利用の場合は、Breeze Copilotを使用してフィードバックアンケートの回答を要約できます。これは、傾向や障害を特定し、分析情報を活用してチームのパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
- Breeze Copilotを使用してフィードバックアンケートの回答を分析するには、次の手順に従います。
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- HubSpotアカウントにて、[サービス]>[フィードバックアンケート]の順に進みます。
- アンケートにカーソルを合わせ、breezeSingleStarBreezeアイコンをクリックします。要約を生成するには、少なくとも3件の回答を受信する必要があります。


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- Breeze Copilotが、送信されたフィードバックの回答を要約します。
- 続けて質問をするには、メッセージを入力し、送信アイコンをタップします。例:「チケット担当者の野田涼子の平均評価を要約してください。」
- 完了したら、[X]をクリックして、右上のチャットを非表示にします。
HubSpotモバイルアプリでBreeze Copilotを使用する
HubSpotモバイルアプリで外出先でもBreeze Copilotを利用できます。モバイルでBreeze Copilotを使用して、特定分野の新しい会社について調査する、取引レコードを要約する、タスクを作成するといった処理を実行できます。
- モバイルでBreeze Copilotを使用するには、次の手順に従います。
- デバイスでHubSpotアプリを開きます。
- 下部の[メニュー]をタップします。
- 左側のパネルで、[Copilot]をタップします。
- チャットを送信するには、メッセージを入力し、送信アイコンをタップします。
- または、既存のプロンプトをタップしてから、送信アイコンをタップします。
- チャットを非表示にするには、左上の[X]をタップします。
注:モバイルでBreeze Copilotを使用する場合、チャット履歴にはアクセスできません。
使用例:
以下の例は、一般的なセールス、マーケティング、CRMデータベース管理の目標に基づきます。
- 新規レコードの作成:あなたは、自社製品の購入に関心を持つ会社と通話中です。ミーティング中、「取引を追加」プロンプトを使用して、関連情報を含む新規取引を素早く作成できます。取引を作成したら、取引に自分自身を割り当てたり、Breeze Copilotで追加の詳細を更新したり( 「[取引]を自分に割り当て」など)、 HubSpotでプロパティー値を編集したりできます。
- メモを作成して確認:あなたは、会社のミーティングで書記を務めています。各コンタクトにアクセスしてそのコンタクトに関するメモを追加する代わりに、「コンタクトにメモを追加」プロンプトを使用して、メモを作成できます。ミーティングが終わったら、「メモを確認」プロンプトを使用して、記録されたメモを取り出すことができます。
- 特定の条件でレコードをリストする:あなたはセールスマネージャーで、来月どの取引がクローズするか監視したいと考えています。「クローズ日が2024年8月の取引を見つける」というメッセージを送信すると、クローズ日が翌月である取引のリストを取得できます。
- レコードを要約する : あなたのCRMには多くのアクティビティーを持つ会社が含まれていますが、レコード上の全てのアクティビティーをスクロールするのではなく、記録されたメモの概要を表示したいと思います。「会社[会社のドメイン名]を要約」というプロンプトを入力すれば、特定の会社プロパティー値とその会社のアクティビティーの要約を取得できます。レコードサマリーに含まれる内容についてもっと詳しく。
- フィードバックアンケートの回答を要約する:Service Hubの有料シートをご利用の場合は、フィードバックアンケートの回答を要約して、会社、取引、チケットなどのオブジェクトに関する主題やフィードバックを分析することで、手動作業を減らし、意思決定の速度を上げることができます。要約を生成するには、少なくとも3件の回答を受信する必要があります。
- ブログ記事を作成する:あなたは、ソーシャルメディアのフォロワーを増やす方法についてのブログ記事を書いています。「ブログ記事を生成」プロンプトを使用すれば、自分の会社と読者に基づく下書きが生成され、これを基にブログを書き始めることができます。アカウントをHubSpotに接続している場合は、HubSpotで、コンテンツを含むブログの下書きを作成できます。
- 画像を生成する:あなたは、スケートパークで犬の保護施設のための資金調達を行うので、ブログやソーシャルメディアのコンテンツに掲載する画像を探しているマーケティング担当者です。「画像を生成」プロンプトを使用すれば、犬を連れた子供の画像を生成することができます。画像を生成したら、[ 画像を保存 ]をクリックして、画像を直接 ファイルツールに保存します。
- セールスEメールの下書きを作成する:あなたはセールス担当者で、さまざまなシナリオ用のEメールテンプレートを必要としています。さまざまなセールスEメールプロンプトを使用して、ライフサイクルステージが異なるプロスペクトに送るEメールを生成することができます。セールスEメールプロンプトの例としては、「パーソナライズされた最初のアプローチEメール」、「リードとの関係を再び築くためのEメール」、「ソートリーダーへのEメール」などがあります。
- ワークフローを作成する:あなたはセールスマネージャーで、新規リードをセールス担当者に割り当てたいと考えています。登録トリガーやアクションを含むワークフローを作成し、このプロセスを自動化することができます。プロンプトを入力する際には、「[これが起こったら]、[こうする]」という構文を使用できます。
- 異なるアプリを比較する:あなたは、HubSpotアプリマーケットプレイスにある、2つの異なるアプリのどちらにするかを決めかねています。アプリを比較するプロンプトを入力し、連携機能、価格とサブスクリプションの要件、評価などの主要な情報を使用して、決定を下すことができます。
- 会社について調べる:あなたはプロスペクトについて調べています。プロスペクトのテクノロジーの使用状況の詳細を知り、関連するニュースを把握したいと考えています。「テクノロジーを調査」および「会社ニュースを調査」プロンプトを使用して、情報を収集できます。
注:検索可能な会社の所在地と業種の値は、Clearbitの標準属性値に基づいています。
HubSpotのAIを活用した機能の詳細をご確認ください。