コンタクトをマーケティング対象外に設定する
更新日時 2023年 1月 19日
HubSpotでは、潜在顧客に関する情報をコンタクトレコードに保存して管理します。しかし、その全てのコンタクトを必ずしもマーケティングの対象に含める必要があるとは限りません。その場合、「マーケティングコンタクト」と「マーケティング対象外コンタクト」にカテゴリー分けすることで、マーケティング対象のコンタクトのみが課金対象となり、コストを抑えられます。
注:以下の説明は、マーケティングコンタクトの料金体系に対応したMarketing Hubアカウントにのみ適用されます。貴社のHubSpotアカウントがマーケティングコンタクトを使用できるかどうかを確認する方法をご確認ください。お使いのアカウントが未対応で、マーケティングコンタクトの料金体系のご利用を希望される場合は、こちらからお申し込みください。
現在のマーケティングコンタクト数を確認する方法については、こちらでご覧いただけます。
既存のコンタクトをマーケティング対象外に設定する
コンタクトを事前にマーケティング対象外として設定することができます。設定すると、[次回の変更反映までのマーケティングコンタクト]プロパティー値が[はい]に更新されます。現在マーケティングコンタクトに設定されているコンタクトは、次回の変更反映日まで全てマーケティングコンタクトのままです。
いったんマーケティングコンタクトに設定すると、次回の変更反映日までマーケティング対象外に変更できません。次回の変更反映日にマーケティング対象外コンタクトのステータスが適用されます。
次回の変更反映日にマーケティング対象外になるよう設定するには、次の操作を実行します。
- HubSpotアカウントにて、右上に表示される[アカウント名]をクリックし、[アカウントと請求]をクリックします。
- [使用と制限]をクリックします。
- [マーケティングコンタクトを管理]をクリックします。
- ウィザードで、マーケティングコンタクトに関する情報を読み、[次へ]をクリックします。
- [エンゲージメントしていないコンタクト]のステップでは、チェックボックスをオンのままにしておくことをお勧めします。これらのコンタクトはバウンスが発生した、またはEメール配信を解除したコンタクトであるためです。これらのコンタクトをマーケティング対象外に設定する場合は、[次へ]をクリックします。それ以外の場合は、[スキップ]をクリックします。
- [フィルターおよびリスト]のステップでは、フィルターまたはリストを使用してマーケティング対象外に設定するコンタクトを選択できます。
- マーケティング対象外コンタクトを選択したら、[次へ]をクリックします。それ以外の場合は、[スキップ]をクリックします。
- [確認および更新]のステップでは、マーケティングコンタクトとマーケティング対象外コンタクトの数を確認します。確認したら、右下の[コンタクトを更新]をクリックします。
上記の手順でマーケティング対象外に設定したコンタクトは[次回の変更反映までのマーケティングコンタクト]プロパティー値が[はい]に設定されます。次回の変更反映日を迎えると、これらのコンタクトの[マーケティング コンタクト ステータス]プロパティー値が[マーケティング対象外のコンタクト]に更新されます。次回の変更反映日を確認する方法については、こちらをご確認ください。
手動でコンタクトを非マーケティングに設定
手動で連絡先を非マーケティングに設定する場合。
- HubSpotアカウントにて、[コンタクト] > [コンタクト]の順に進みます。
- マーケティング対象外に設定するコンタクトの横にあるチェックボックスをオンにします。保存済みビューを使用すると、対象外に設定するコンタクトの選択が容易になります。
- 表の一番上にある[その他]ドロップダウンメニューをクリックし、[マーケティング対象外のコンタクトに設定]を選択します。
- ダイアログボックスで、「非マーケティングに設定する」をクリックして、確認します。
上記の手順でマーケティング対象外に設定したコンタクトは[次回の変更反映までのマーケティングコンタクト]プロパティー値が[はい]に設定されます。次回の変更反映日を迎えると、これらのコンタクトの[マーケティング コンタクト ステータス]プロパティー値が[マーケティング対象外のコンタクト]に更新されます。次回の変更反映日を確認する方法については、こちらをご確認ください。
ワークフローを使用してコンタクトをマーケティング対象外に設定する
ワークフローツールを利用できる場合、次回の変更反映日にマーケティング対象外に自動的に更新されるように設定することができます。
- HubSpotアカウントにて、[自動化] > [ワークフロー]の順に進みます。
- コンタクトベースのワークフローを作成し、マーケティングコンタクトに自動設定するコンタクトの登録トリガーを設定します。
- アクションを追加し、[プロパティー管理]セクションの[マーケティングコンタクトのステータスを設定]アクションを選択します。
- 右側のパネルで、[値]ドロップダウンメニューをクリックし、[マーケティング対象外のコンタクトに設定]を選択します。
- ワークフローを有効にすると、[マーケティングコンタクトのステータスを設定]アクションの実行時に、登録トリガーの条件を満たすコンタクトがマーケティング対象外に設定されます。
上記の手順でマーケティング対象外に設定したコンタクトは[次回の変更反映までのマーケティングコンタクト]プロパティー値が[はい]に設定されます。次回の変更反映日を迎えると、これらのコンタクトの[マーケティング コンタクト ステータス]プロパティー値が[マーケティング対象外のコンタクト]に更新されます。次回の変更反映日を確認する方法については、こちらをご確認ください。
次回の変更反映日を確認する
マーケティングコンタクトがマーケティング対象外コンタクトに切り替わる更新日は、HubSpotのご契約内容によって異なります。
- 月額プランの場合、毎月の契約更新日が更新日となります(例:4月15日に購入した場合、次回の更新日は5月15日)。
- 年間契約の場合、毎月1日が更新日となります。
次回の変更反映日を確認するには、次の操作を実行します。
- HubSpotアカウントで、右上隅に表示されているアカウント名をクリックし、[アカウントと請求]をクリックします。
- [使用と制限]をクリックします。
- [マーケティングコンタクトを管理]セクションで、更新日を確認します。
次回の変更反映日を迎えると、[次回の変更反映までのマーケティングコンタクト]プロパティー値が[はい]に設定されている全てのコンタクトがマーケティング対象外に更新されます。マーケティング対象外に設定されたコンタクトは、お支払いの対象となるコンタクト数には計上されません。
注:マーケティングコンタクトの数がご契約のコンタクト数を下回っている場合でも、下の段階のコンタクト契約数にダウングレードされることはありません。コンタクト契約数に関してご不明な点がございましたら、HubSpotカスタマー サクセス マネージャーにお問い合わせください。
新しいコンタクトの既定のマーケティング コンタクト ステータスを設定する
コンタクトは、フォームやチャットフローなど、HubSpotのさまざまなツールによって作成されます。こうしたツールで作成されるコンタクトには、既定のマーケティング コンタクト ステータスが設定されています。
詳しくは、新しいコンタクトの既定のマーケティング コンタクト ステータスを設定する方法をご確認ください。
コンタクトをマーケティングコンタクトに設定するためのユーザー権限を削除する
既定では、コンタクトをマーケティングコンタクトに設定する権限が全てのユーザーに付与されています。特定のユーザーに対して操作を制限するには、次の操作を実行します。
- HubSpotアカウントにて、ナビゲーションバーに表示される[設定アイコン settings]をクリックします。
- 左のサイドバーメニューで、[ユーザーとチーム]に移動します。
- 権限を編集するユーザーの名前をクリックします。
- [アカウント] タブをクリックします。アカウント」タブが表示されていない場合は、「その他」をクリックし、「アカウント」を選択します。
- 設定アクセス」セクションで、「マーケティング連絡先」アクセススイッチをクリックしてオフに切り替えます。
- 右下の[保存]をクリックします。対象のユーザーはコンタクトをマーケティングコンタクトに設定できなくなります。