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ワークフローに関する一般的なエラーのトラブルシューティング

更新日時 2024年 5月 29日

以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。

Marketing Hub   Professional , Enterprise
Sales Hub   Professional , Enterprise
Service Hub   Professional , Enterprise
Operations Hub   Professional , Enterprise

ワークフローダッシュボードから、登録されたレコードでエラーが発生しているワークフローのリストを表示します。そこからワークフローに移動してエラーを修正することができます。

レコードが登録されない理由を知りたい場合は、代わりにワークフロー登録のトラブルシューティングの詳細をご覧ください。 

エラーがあるワークフローを特定する 

エラーがあるワークフローを表示するには:

  • HubSpotのアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  • いずれかのワークフローにエラーがある場合、[要確認]タブに赤いインジケーターが表示されます。ワークフローを表示するには、[要確認]タブをクリックします。 

needs-review-workflow

  • 問題のあるワークフローの一覧を表示します。特定のワークフローの課題を表示するには、ワークフロー名の上にマウスポインターを置き、「課題のレビュー」をクリックします。
  • [ワークフローの詳細]ページでは、「アクションログ」やワークフローの「登録履歴」など、過去90日以内に発生したイベントを確認することができます。ワークフロー詳細ページからワークフロー履歴を表示する方法について詳しくご覧ください。 
  • 課題の説明にマウスポインターを合わせ、「この課題をレビューする」をクリックすると、課題に関する詳細が表示されます。

view-workflow-issues

  • 右側の[問題の詳細]パネルで、以下の情報を確認できます:
    • 問題:問題の説明が表示されます。 
    • 問題への対処方法:問題が修正されたかどうか、問題についての通知を希望するかどうか、または問題を無視するかどうかを選択します。
    • エラーログ:エラーが発生するたびに表示されます。フィルターを使用して、オブジェクトや日付で絞り込むことができます。 
  • ワークフローに関する一般的なエラーを確認してください。ワークフローの設定方法、または登録されているレコードの問題が原因で、エラーが発生することがあります:
    • ワークフローに関連するエラーを修正するには、右上の[アクションを編集]をクリックしてワークフローエディターにアクセスします。
    • レコードに関連するエラーを修正するには、レコードの名前をクリックしてオブジェクトレコードにアクセスします。
    • 再び発生するまで全てのリスクを無視するには、[再発するまで全てを無視]をクリックします。あるワークフローでこれを選択すると、[リスクあり]タブからそのワークフローが削除されます。リスクが繰り返されたり、新たなリスクが発生したりすると、即座にこのリストに表示され、ワークフローは再び「リスクあり」になります。

ワークフローに関する一般的なエラー 

ワークフローでよく発生するエラーには、以下のものがあります。エラーの中には、手順に従って解決する必要があるものもあれば、自動的にアクションが再試行されるものもあります。[アクションログ]タブには、成功、情報、およびエラーのログイベントが表示されます。

view-action-logs

エラーログ

ワークフローまたはレコードを更新した後、再びワークフローに手動でコンタクトを登録してみることができます。 

エラー エラーの意味 エラーを解決する手順
コンタクト/会社/取引がターゲットレコードに関連付けられていないため、プロパティーを設定できませんでした [プロパティー値を設定]または[プロパティー値をコピー]アクションを実行しようとしていますが、更新対象となる関連レコードがありません。

例えば、コンタクトベースのワークフローで「プロパティー値のコピー」アクションを使用して、コンタクトに関連付けられている会社に業種プロパティーをコピーしようとしているが、コンタクトに会社が関連付けられていない場合です。 
個々のレコードについては、再び登録する前に、ターゲットレコードに手動で登録済みレコードを関連付けることができます。

今後このエラーを回避するには、登録トリガーに「AND」条件を追加して、関連するターゲットレコードがあるレコードだけを確実に登録するように設定できます。例えば、コンタクトベースのワークフローでは、「会社IDがわかっている」という条件を使用できます。


コンタクトに関連付けられた企業IDがありません 上記と同様に、このエラーは、コンタクトベースのワークフローで[会社プロパティー値をコピー]アクションを使用しているが、コンタクトに会社が関連付けられていない場合に発生します。 
ライフサイクルステージが逆行するように設定されているため、更新できませんでした [プロパティー値を設定]アクションでは、レコードの既定の「ライフサイクルステージ」プロパティーの値をファネルの中で先に進めることしかできません。

このエラーは、ワークフローでレコードの「ライフサイクルステージ」プロパティーを後方に(例えば「リード」から「登録読者」に)設定しようとした場合に発生します。

ライフサイクルステージの使用について詳細をご確認ください。 
レコードのライフサイクルステージを、現在のライフサイクルステージとは無関係に特定の値に設定するには、まず[プロパティー値をクリア]アクションを使用してください。

このコンタクトはマーケティング対象外コンタクトであるため、Eメールは送信されませんでした。  ワークフロー内のEメール送信アクションは、マーケティングコンタクトに対してのみ実行可能です。

マーケティングコンタクトについて詳しくご覧ください。 

このワークフローで既存のマーケティングコンタクトのみを登録してEメールを送信するには、登録トリガーに「AND」条件を追加し、[マーケティングコンタクトのステータス]プロパティーが[マーケティングコンタクト]であるコンタクトのみを登録することができます。

ワークフローで全ての登録済みコンタクトにこのEメールに送信するには、[Eメール送信]アクションの前に[マーケティングコンタクトのステータスを設定]アクションおよび遅延を追加することができます。なお、このアクションによってマーケティングコンタクト数が増え、請求処理に影響が生じる可能性があることにご注意ください。 


以前にこの配信カテゴリーから配信解除済み このエラーは次の2つの理由で発生することがあります:
  • コンタクトが既に手動でEメールの配信を停止した。 
  • このポータルでは、データプライバシー設定がオンになっており、コンタクトはEメールの必須配信登録にオプトインされていません。 
この場合、解決策はエラーの原因によって次のように異なります:
この受信者へのEメールが過去にバウンス(不達)になったことがある このコンタクトのEメールアドレスに送られたEメールがハードバウンスされました。

Eメールのバウンスタイプについて詳しくご覧ください。 
コンタクトのEメールアドレスが有効であることを確認してください。有効な場合は、手動でレコードからハードバウンスを削除し、再びEメールを送信してみてください。

自動送信Eメールを再送信することはできませんが、次の操作が可能です:
このEメールはHubSpotで審査中のため送信されませんでした  HubSpot の自動セキュリティーツールは、このメールにフラグを立て、確認するよう指示しました。  このEメールは、HubSpotのコンテンツ モデレーション チームによって審査されます。
  • HubSpotの利用規定に違反していると判断された場合、Eメールの送信は停止されます。 
  • EメールがHubSpotの利用規定に違反していないにもかかわらず、自動的に送信されなかった場合は:
このメールはHubSpotによってブロックされているため、送信されませんでした 

検討の結果、このEメールはHubSpotの利用規定に記載されているポリシーに違反していると判断されたか、HubSpotの自動システムによってEメールがブロックされました。 

このEメールは、HubSpotのコンテンツ モデレーション チームによって審査されます。

  • HubSpotの利用規定に違反していると判断された場合、Eメールの送信は停止されます。
  • EメールがHubSpotの利用規定に違反していないにもかかわらず、自動的に送信されなかった場合は:
受信者はエンゲージ(反応)がほぼないため除外されました グレーメール除外が以下のどちらかで有効になっています:
  • 特定の自動送信Eメール
  • アカウントのマーケティングEメール設定 

HubSpotのグレーメールおよびエンゲージ(反応)がないコンタクトについて詳細をご覧ください。 

エンゲージがないコンタクトにEメールを送信するには、グレーメール除外がオフになっていることを確認します。

まず、ワークフローの自動送信Eメールの[送信]タブで[エンゲージ(反応)がないコンタクトには送信しない]チェックボックスがオフになっていることを確認します。


その後、アカウントのマーケティングメール配信登録設定で、「エンゲージされていないコンタクトには送信しない」スイッチがオフになっていることを確認します。

過去に実行されたため、アクションはスキップされました ワークフローが「日付を基準にする」または「日付を基準にする」プロパティーのコンタクトベースのワークフローであり、アクションの設定日が経過した後にコンタクトが登録された場合。

例えば、ワークフローが11月11日にEメールを送信するように設定されているが、実行日より後の11月12日にコンタクトが登録されたとします。 
特定の日付にトリガーされるべきアクションがあるワークフローでは、このエラーを無視できます。登録されたコンタクトは、その次に実行可能なアクションまでスキップされます。

お客さまの誕生日や結婚記念日にEメールを送信するといった定期性のあるワークフローの場合、毎年繰り返すようにワークフローを設定できます。これにより、お客さまはワークフローに登録し、登録した時期にかかわらず、すべてのワークフローのアクションを実行することができるようになります。

時間枠の設定から外れています。アクションは[新しい日付と時刻]に再スケジュールされました。 [これらのアクションをいつ実行しますか]ワークフロー設定が特定の時間帯に設定されていますが、この時間帯から外れているときに登録済みレコードがアクションに到達しました。 ワークフローアクションをいつでも実行できるようにするには、ワークフローエディターで次のようにします:
  • [設定]タブをクリックします。
  • [これらのアクションをいつ実行しますか]の下で、[いつでも]を選択します。 

また、特定の時間帯にのみアクションを実行する場合は、エラーを無視して、次の対象日時にアクションを実行させることもできます。 
Eメール通知を送信できません 指定されたユーザーに内部Eメール通知を送れませんでした。

内部Eメール通知を受信するには:

情報ログ

以下は、ワークフローのアクションログでよく見られるワークフロー情報ログです。これらは後で自動的に再試行されます。

情報 情報の意味
他の更新を同時に試みていたため、ローテーションに失敗しました。アクションはまもなく再試行されます。 HubSpotでは、配分の公平性を保つ目的で、一度に1つのオブジェクトのローテーションのみが許可されます。複数のオブジェクトが同時にオブジェクト ローテーション アクションを実行しようとしている場合、1つだけが許可され、他のオブジェクトは再試行することになります。これは、同じワークフロー内の複数オブジェクトのローテーションが同時に行われようとしていたためです。
カスタムコードを実行できませんでしたが、まもなく再試行されます。 作成されたアクションを実行できませんでした。詳細はサポートチームにお問い合わせください
接続されたアプリによってHubSpotが速度制限を受けているためアクションが失敗しましたが、まもなく再試行されます。 接続されたアプリとHubSpotの間でデータ転送中に制限に達しました。このアクションは再試行されます。
Webhookを実行できませんでしたが、まもなく再試行されます。

HubSpotでは、Webhookが実行されて応答が返されるまでに一定の時間枠を許容しています。サーバーの応答が遅すぎる場合、HubSpotはそれを「失敗」としてログに記録し、アクションを再試行します。

応答側のサーバーが遅い場合、Webhookに関連付けられたアクションは実行されるかもしれませんが、期間内に応答がないためHubSpotはそれを「失敗」としてログに記録し、後ほど再試行します。

サーバーエラーが原因でWebhookに失敗しましたが、まもなく再試行されます HubSpotが外部Webhookサーバーから「失敗」応答を受け取りました。 
このアクションを実行できませんでしたが、まもなく再試行します。 作成されたアクションを実行できませんでした。詳細はサポートチームにお問い合わせください
接続されたアプリで応答に時間がかかりすぎたためアクションに失敗しましたが、まもなく再試行されます。 接続されたアプリから要求されたアクションでタイムアウトが発生しました。このアクションは再試行されます。

 

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