マーケティングコンタクトの請求について理解する
更新日時 2025年5月1日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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Marketing Hubのサブスクリプションにマーケティングコンタクトが含まれている場合、請求対象のコンタクトを選択するには、コンタクトのマーケティングステータスを設定します。マーケティングコンタクトとは、貴社が毎月HubSpotのマーケティングツール(マーケティングEメール、広告など)を通じて信頼関係を築いていくコンタクトです。マーケティングコンタクトはコンタクト契約数に含められ、HubSpotサブスクリプションの料金に影響します。マーケティング対象外のコンタクトは、マーケティング活動の対象にすることを予定していないコンタクトのことです。これらのコンタクトについては料金が発生しません。
この記事では、マーケティングコンタクトに関連する請求の概要について説明します。詳しくは、マーケティングコンタクトへのアクセスと使用についてご確認ください。
注:以下の情報は、マーケティングコンタクトを使用するMarketing Hub Starter、Professional、およびEnterpriseアカウントにのみ該当します。旧Marketing Hub アカウントにはマーケティングコンタクトがない場合があります。HubSpotアカウントにマーケティングコンタクトへのアクセス権があるかどうかを確認する方法、またはアカウントのマーケティングコンタクトをリクエストする方法をご確認ください。
重要な用語
- コンタクト契約数:HubSpotのマーケティングツールを使用して積極的に信頼関係を築いていくことができる、毎月のコンタクト数の上限。サブスクリプションの料金に含まれるマーケティングコンタクトの数は、コンタクト契約数によって決まります。
- マーケティングコンタクト:貴社が毎月HubSpotのマーケティングツールを通じて信頼関係を築いていくコンタクト。コンタクト契約数に含められ、HubSpotサブスクリプションの料金に影響します。
- 契約更新日:HubSpotサブスクリプションを更新する日付。購入日と契約期間によって契約更新日が決まります。
- 変更反映日:コンタクトをマーケティングコンタクトからマーケティング対象外コンタクトに変更する設定が有効になる各月の日付。月ごとのサブスクリプションの場合、毎月の契約更新日が変更反映日となります。例えば、4月15日にサブスクリプションを購入した場合、アカウントの変更反映日は毎月15日になります。年間サブスクリプションの場合、毎月1日が変更反映日となります。
コンタクト契約数の自動アップグレード
マーケティングコンタクトを追加して現在のコンタクト契約数を超過した場合は、直ちに次のコンタクト契約数にアップグレードされ、それに応じて、次の更新日までの料金が決まります。契約数のアップグレードのコストは、コンタクト契約数とサブスクリプション期間で決まります。
コンタクト契約数の上限を超えると、サブスクリプションの次の更新日まで、より上位のコンタクト契約数に応じた請求が継続されます。データベース内のマーケティングコンタクト数が現在のコンタクト契約数を下回った場合でも、アカウントは自動的にダウングレードされることはなく、次回の更新までアップグレードされた契約数のままになります。契約更新日は、月契約か年契約かによって異なります。
例えば、2025年3月15日に、マーケティングコンタクトのコンタクト契約数が1,000件のMarketing Hub Starterサブスクリプションを1年契約で購入したとします。最初は998件のコンタクトで開始し、全てマーケティングコンタクトとして設定しました。3月28日に、マーケティングコンタクトとして設定されたコンタクトをさらに5件追加したため、合計1,003件になりました。これにより、マーケティングコンタクト契約数が2,000件の契約への自動アップグレードがトリガーされます。サブスクリプションの次の契約更新日である2026年3月15日まで、上位のコンタクト契約数に応じて請求が行われます。
コンタクト契約数の変更反映日は、コンタクトをマーケティングコンタクトからマーケティング対象外コンタクトに変更する設定が有効になる日付です。上記の例で、最初の998件には信頼関係を築いていく必要のないコンタクトがあるため、契約数がアップグレードされないようにしたいとします。そのうち5件をマーケティング対象外のコンタクトに設定し、マーケティング対象となる追加のコンタクト用の余裕を確保します。この変更は、次回の変更反映日(この例では2025年4月1日)に有効になります。変更反映日には、993件のマーケティングコンタクトとなり、契約数を超過することなくマーケティングコンタクトを追加できます。
コンタクト契約数が自動アップグレードされないようにするには、次のようにします。
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マーケティングコンタクトを定期的に確認する:次回の変更反映日と現在のコンタクト契約数の上限を常に把握しておきます。
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コンタクトをマーケティング対象外に変更する:次回請求期間に特定のコンタクトをマーケティング対象にしない場合は、次回の変更反映日の前にそのステータスをマーケティング対象外に変更してください。
- 新規コンタクトをマーケティングとして設定するタイミングを待つ:必ず翌月に新規コンタクトを対象にマーケティング活動を行うのでない限り、変更反映日を過ぎるまで待ってからマーケティング対象として設定してください。
- ツールの設定を確認する:どのツールによってコンタクトが自動的にマーケティング対象として設定されるかを理解しましょう。特定のツールの設定を調整することで、マーケティングコンタクトが作成されないようにすることができます。
- ユーザー権限を管理する:ユーザー権限を調整して、コンタクトをマーケティングとして設定できるユーザーを管理します。
マーケティングコンタクトの管理についてご不明な点がある場合は、カスタマー サクセス マネージャーまでお問い合わせください。
マーケティングコンタクトを確認する
予期しない契約数のアップグレードが起こらないよう、マーケティングコンタクトを定期的に確認し、HubSpotアカウントの変更反映日に注意してください。「アカウントと請求」で全てご確認いただけます。
- HubSpotアカウントにて、右上に表示されるアカウント名をクリックし、[アカウントと請求]をクリックします。
- [使用と制限]タブをクリックします。
- マーケティングコンタクトの数、現在のコンタクト契約数、コンタクトの合計数が表示されます。この情報は1日ごとに更新されます。

- マーケティングコンタクト数の下にある、経時的なコンタクトの使用状況を示すグラフも確認できます。
- [マーケティングコンタクトを管理]セクションで、変更反映日を確認できます。マーケティングコンタクトのステータスはいつでもマーケティング対象外に変更できますが、変更は次回の変更反映日まで有効になりません。
- コンタクトのステータスの変更は、HubSpotの購入元である子会社の国・地域におけるタイムゾーンの午前12時に処理されます。例えば、北米でHubSpotを購入した場合は、コンタクトのステータスが米国東部標準時の午前12時に処理されます。
- マーケティングコンタクトを削除すると、他のコンタクトをマーケティングとして設定できるようになります。ただし、マーケティングコンタクト契約数はサブスクリプションの契約更新期間中にのみダウングレードできるため、マーケティングコンタクト契約数が自動的にダウングレードされるわけではありません。
ダッシュボードを作成して、マーケティングコンタクトをリアルタイムでモニタリングすることもできます。
- HubSpotアカウントで、[レポート]>[ダッシュボード]の順に進みます。
- 右上の[ダッシュボードを作成]をクリックします。
- デフォルトの[マーケティングコンタクト]ダッシュボードを選択します。
- 右側のパネルで、ダッシュボードに含めるレポートを選択します。[次へ]をクリックします。
- 必要に応じて、ダッシュボードの名前をカスタマイズし、ダッシュボードへのアクセスを許可するユーザーを設定します。詳しくは、ダッシュボードへのアクセスをカスタマイズする方法をご参照ください。
- ダッシュボードを作成するには、[ダッシュボードを作成]をクリックします。
コンタクト契約数の通知
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