HubSpotのSalesforce連携をインストールする
更新日時 2023年 1月 19日
HubSpotとSalesforceの連携機能を使用すると、HubSpotとSalesforceの間でデータをシームレスにやり取りして、マーケティング部門と営業部門で一貫した顧客対応を実現できるようになります。
注:Salesforce Selective Syncを設定する場合は、個別の設定が以下の標準要件、設定、および動作とは異なる場合があります。
始める前に
この連携を設定およびインストールするためには、Salesforceにもアクセスし、この手順とSalesforceを照らし合わせて進めていただく必要があります。
ご利用いただいているHubSpotアカウントに「アカウントアクセス」権限が付与されている必要があります。また、Salesforceアカウントで次のサブスクリプション、アクセス権限、および権限が必要です。
- APIアクセスのあるSalesforce Edition、またはSalesforce Professional
- Salesforceシステム管理者であるか、HubSpot連携権限セットが割り当てられている([Available Permission Sets(利用可能な権限セット)]セクションで、[HubSpot Integration Permissions(HubSpot連携権限)]を選択)
- 以下のすべてのユーザープロファイル管理権限が必要です
- APIが有効化されている
- セットアップと構成の表示が有効になっている
- HubSpotに同期するオブジェクト(アカウント、キャンペーン、コンタクト、リード、または商談)において「すべてを変更する」ことが許可されている
- HubSpot VisualforceウィンドウでSalesforceリード/取引先責任者レコードに関するデータを表示するために、「メタデータの変更」権限が付与されている(これが必要になるのは、Visualforceウィンドウを使用し、HubSpotに対して取引を同期する場合のみ)
- [AppExchangeパッケージのダウンロード]権限が付与されている
- タスクの[タイプ]フィールドを自分のユーザープロファイルに対して[表示]に設定している
HubSpotとSalesforceの連携の全般的な条件
- 連携に使用できる1日あたりのAPI呼び出し数には制限があります。1回のコンタクト同期には1レコードにつき最大4回のAPI呼び出しが必要ですが、この数は変動する可能性があります。
- 1つのSalesforceインスタンスに複数のHubSpotアカウントを接続するには、各HubSpotアカウントに連携を設定してインストールする必要があります。HubSpotアカウントあたり1つのSalesforceインスタンスのみ接続できます。
HubSpotのSalesforce連携をインストールする
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示される[マーケットプレイスアイコンmarketplace ]をクリックし、[アプリマーケットプレイス]を選択します。
- 検索バーでSalesforce連携を検索し、選択します。
- 右上の[アプリをインストール]をクリックします。
- HubSpotをSalesforce Sandboxに接続する場合は、[はい、Sandboxに接続します]チェックボックスを選択します。
- [Salesforceにログイン]をクリックします。
- ポップアップウィンドウでSalesforceの認証情報を入力し、[ログイン]をクリックすると、HubSpotのインストールプロセスに戻ります。
- 次に[Salesforceパッケージのインストールを開始]をクリックして、SalesforceにHubSpotをインストールします。
- HubSpotの連携パッケージをインストールするSalesforceのページにリダイレクトされます。[Install for All Users(すべてのユーザーのインストール)]を選択して[インストール]をクリックします。
- ダイアログボックスで[Yes, grant access to these third-party web sites(はい、これらのサードパーティーウェブサイトへのアクセス権を付与します)]を選択して、[Continue(次へ)]をクリックします。
- SalesforceにHubSpotの連携パッケージがインストールされます。このインストールには最大10分かかります。
- 「このアプリはインストールに長い時間がかかります。インストールが完了すると、Eメールが届きます。」というメッセージが表示される場合があります。
- [完了]をクリックし、Salesforceから「Package HubSpot Integration Install Successful(HubSpotの連携パッケージのインストールに成功しました)」といった件名のEメールが届くのを待ちます。
- Salesforceにパッケージがインストールされたら、HubSpotの接続ウィザードに戻り、[次へ]をクリックします。
- 次に、HubSpot VisualforceモジュールをSalesforceに追加します。このモジュールには、コンタクトの成立確率が表示されます。ここで、コンタクトのアクティビティーを表示して絞り込み、コンタクトをHubSpotワークフローに登録できます。まず、[SalesforceにHubSpotを追加する]をクリックします(この手順をスキップして、後でVisualforceウィンドウをインストールすることも可能です)。
- インストールページの手順に従ってHubSpot VisualforceモジュールをSalesforceに追加するか、またはSalesforceページレイアウトにHubSpot Visualforceウィンドウを追加する手順をご確認ください。
- 完了したら[次へ]をクリックします。
- 次に、HubSpotとSalesforceの間のデータ同期方法を選択します。
- [推奨されるセットアップ]を選択する場合は、[設定の確認]をクリックします。
注:[推奨されるセットアップ]を選択すると、HubSpotプロパティーとSalesforceフィールドの間のマッピングが行われます。Salesforceフィールドと一致するHubSpotプロパティーがない場合、「不明なユーザー」という新規プロパティーがHubSpot上に作成されます。
- [詳細セットアップ]を選択する場合は、[次へ]をクリックします。
- 次の画面で、コンタクトの同期設定を行います。
- [同期するコンタクトを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、[全てのコンタクト]を選択して全てのコンタクトをSalesforceに同期するか、特定のHubSpotリストを選択し、インクルージョンリストを使用してリスト内のコンタクトのみをSalesforceに同期します。
- [次へ]をクリックします。
- 次の画面で、アクティビティーとタスクの同期設定を行います。
- [SalesforceのToDoを同期する]オプションを選択して、ToDoがSalesforceで作成されるとHubSpotでタスクが自動的に作成されるようにします。
- [タイムライン同期]テーブルで、ToDoとしてSalesforceに同期するHubSpotイベントの横にある[同期]チェックボックスを選択してから、[Salesforce ToDoの項目]ドロップダウンメニューをクリックしてSalesforceで作成するToDoの種別を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- 次の画面で、オブジェクトとプロパティーの同期設定を行います。
- [コンタクト]、[会社]、または[取引]タブをクリックして、そのオブジェクトの標準プロパティーの同期タイプを設定します。[会社]タブと[取引]タブでは、フィールドマッピングを作成する前に、[会社の同期を有効にする]/[取引の同期を有効にする]を有効にしなければならない場合があります。
- テーブルに、標準的なHubSpotオブジェクトプロパティーと対応するSalesforceフィールドが示されます。各プロパティーの同期について、[Salesforceを優先](既定)、[常にSalesforceを使用]、[双方向]のうちのいずれかの同期タイプを選択します。詳しくは、Salesforceフィールドマッピングの同期タイプをご覧ください。
- [次へ]をクリックします。
- 次の画面で、コンタクトの同期設定を行います。
- 最後に、選択したデータ同期設定を確認します。データ同期タイプの設定を変更するには、[変更]をクリックします。完了したら、[セットアップを終了して同期を開始する]をクリックします。
- Salesforce連携設定ページにリダイレクトし、HubSpotとSalesforceの間のデータの同期が開始します。
Salesforce連携機能をインストールして設定しても、レコードは自動的には同期されません。SalesforceレコードをHubSpotにインポートするか、自動同期トリガーを基にして徐々に同期することができます。
Thank you for your feedback, it means a lot to us.
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