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イベント登録トリガーを設定する

更新日時 2024年 10月 2日

以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。

Marketing Hub   Professional , Enterprise
Sales Hub   Professional , Enterprise
Service Hub   Professional , Enterprise
Operations Hub   Professional , Enterprise

ワークフロー登録トリガーを設定すると、イベント完了時にレコードが自動的に登録されます。イベントトリガーは、イベント発生時にのみワークフローでアクションをトリガーする場合に使用します。

例えば、フォームが入力された時点やCTAがクリックされた時点でEメールを送信する場合に使用できます。イベントトリガーとフィルターベースの条件の違いついての詳細をご確認ください。 

  • イベントトリガー:イベントの発生時にトリガーされます。例えば、コンタクトの市区町村が「ダブリン」に変更された時点で[X]アクションを実行します。
  • フィルタートリガー:フィルター条件が満たされた時点でトリガーされます。例えば、コンタクトの市区町村が「ダブリン」のときに、[X]アクションを実行します。

始める前に

イベント登録トリガーを使用する場合は、次の点に注意してください。
  • イベント登録トリガーを使用してレコード登録のテストを行うことはできません。登録のテストでは、[かつ次のフィルターも満たすコンタクトのみを登録する]セクションのフィルターのみが考慮されます
  • イベント登録をトリガーさせるためには、イベントが発生するにレコードが作成されている必要があります。例えば、ウェブサイト訪問者がイベント登録トリガーとして設定されたカスタムイベントを完了し、その1分後にHubSpotのコンタクトになったとします。この場合、カスタムイベントが発生した後にコンタクトが作成されているため、コンタクトはワークフローに登録されません。 
  • スケジュール済みトリガーをイベント登録トリガーと併用することはできません。
  • コール イベント トリガーは、HubSpotから開始したコールでのみ使用できます。
  • マーケティングEメールを使用してイベント登録トリガーを設定する場合:
    • イベント登録に使用できるのは、A/Bマーケティングおよび自動配信マーケティングEメールのみです。
    • 特定のマーケティングEメールが定義されていない場合、一括配信マーケティングEメールを含む全てのマーケティングEメールに対して行われたアクションにより、レコードがイベント登録トリガーに合致することがあります。 

イベント登録トリガーを設定する

イベント登録トリガーを設定する場合、全てのトリガーはOR演算子で区切られます。つまり、いずれか1つのイベント登録トリガーが発生すれば、レコードはワークフローに登録されます。

イベント登録トリガーを設定するには、次のようにします。
  • HubSpotのアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  • ワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します。
  • ワークフローエディターで[トリガーを設定]をクリックします。
  • 左側のパネルで、[イベントの発生時]を選択します。
  • [トリガーを追加]パネルでイベントトリガーを選択します。
  • 同じトリガーグループ内で[+トリガーを追加]をクリックし、トリガーをさらに定義します。例えば、「広告ネットワーク」または「インタラクションタイプ」で[広告インタラクション]イベントトリガーをさらに指定することができます。 
  • 別のトリガーグループを追加するには、[+トリガーグループを追加]をクリックし、トリガーグループの設定を続行します。
  • イベントトリガーを設定したら、[完了]をクリックします。
     

 

  • 追加のフィルターに基づいてワークフローに登録されているレコードをさらに絞り込むには、[かつ次のフィルターも満たすコンタクトのみを登録する]セクションで[+フィルターを追加]をクリックします。
    • ワークフローに登録するレコードを絞り込むために、追加のプロパティーを選択できます。 
    • 絞り込みフィルターを追加する前に、イベントトリガーを保存しておく必要があります。 
    • 絞り込みフィルター条件を使用する場合、メイントリガーからのイベントが発生する時点でレコードはこれらのフィルターを満たしている必要があります。 
  • 既定では、レコードは初めて登録トリガーを満たした場合にだけワークフローに登録されます。再登録を有効にするには、[このワークフローにコンタクトを再登録する必要がありますか?]セクションで、[はい、トリガーが発生するたびに再登録]を選択します。 
  • 完了したら、[保存]をクリックします。
     

 

ワークフロー登録トリガータイプを変更する 

[フィルター条件への適合時]トリガーまたは[スケジュールに従う]トリガーを使用してワークフローを作成した場合、[イベントの発生時]トリガーを使用するようにワークフローを更新できます。ワークフローのトリガータイプを変更するには、次のようにします。 

  • HubSpotのアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
  • ワークフローの名前をクリックするか、新しいワークフローを作成します。
  • ワークフローエディターで[[オブジェクト]登録トリガー]をクリックします。
  • 左のパネルで、[トリガーのタイプを変更]をクリックします。
  • ダイアログボックスで、[確認]をクリックします。 
  • イベント登録トリガーの設定を続行します。 


 

イベント登録トリガー

イベントを完了しなかったレコードは登録できません。例えば、フォームを送信しなかったコンタクトは登録できません。ただし、ワークフローでif/then分岐を使用してイベントが発生したかどうかを判断できます。イベントワークフロー登録トリガーについて、下の表に詳細を記載します。

ワークフローのタイプ カテゴリー イベント 詳細
コンタクト 広告 広告インタラクション 広告に反応があったときにトリガーされます。
コンタクト コール

コールの終了

HubSpotで開始されたコールが終了するとトリガーされます。 

コールが手動で記録された場合にはトリガーされません

コンタクト コールの開始

コールがHubSpotから開始されたときにトリガーされます。

コールが手動で記録された場合にはトリガーされません

全てのワークフロータイプ CRM

オブジェクトの作成 CRMで新規オブジェクトが作成されたときにトリガーされます。このイベントには関連付けられているプロパティーはありません。

登録から不要なオブジェクトをフィルターで除外するために、絞り込み条件を使用する必要があります
全てのワークフロータイプ プレイブックのログ記録 CRMでプレイブックがレコードのログに記録されたときにトリガーされます。 
全てのワークフロータイプ プロパティー値の変化 CRMのレコードでプロパティー値が更新されたときにトリガーされます。このトリガーは、つまりいずれかのプロパティーの値が変更されたということを示します。

リストベースのフィルターとは異なり、[過去[X]日間に更新があった]のような履歴演算子は考慮されません。
コンタクト カスタムイベント カスタムイベントの発生 既存のコンタクトレコードでカスタムイベントが発生したときにトリガーされます。詳しくはカスタムイベントの作成についてご確認ください。

カスタムイベントのトリガーでは既存のレコードのみが登録されます。訪問者がコンタクトにコンバージョンされていない場合は、ワークフローに登録されません。

場合によっては、訪問者がコンタクトになるに、カスタムイベントがトリガーされることもあります。このような場合、まだコンタクトではないため、ワークフローには登録されません
コンタクト Eメール

Eメール内リンクのクリック コンタクトがマーケティングEメールのリンクをクリックしたときにトリガーされます。

Eメールイベント登録トリガーをさらに定義する場合、未加工URLオリジナルURLの両方の条件に、ユーザーによって追加された全てのクエリーパラメーターとHubSpotによって追加されたトラッキングパラメーターが含まれます。このフィルター条件を使用する場合、[次のいずれかと等しい]の代わりに、[次のいずれかが含まれる]を使用することが推奨されます。
コンタクト Eメールの直帰 マーケティングEメールがコンタクトに送信されて、直帰した場合にトリガーされます。
コンタクト Eメールの配信 マーケティングEメールがコンタクトに配信されるとトリガーされます。
コンタクト Eメールの送信 マーケティングEメールがコンタクトに送信されるとトリガーされます。
コンタクト Eメールの開封 コンタクトがマーケティングEメールを開封するとトリガーされます。
コンタクト Eメールの返信 コンタクトがマーケティングEメールに返信するとトリガーされます。
コンタクト Eメール配信登録状況の更新 コンタクトがEメール配信登録ステータスを更新したときにトリガーされます。
コンタクト フォーム

フォーム操作 コンタクトがフォームのテキストフィールドをクリックするとトリガーされます。ユーザーがフォームを送信するには、フォームを操作する必要があるため、このイベントはフォーム送信の前にトリガーされます。ただし、ユーザーはフォームを操作しても送信しない場合があります。
コンタクト フォーム送信

フォームが送信されたときにトリガーされます。 

URLでトリガーを設定する場合、以下の要素に注意してください。

URLの例:https://www.hubspot.com/search

ベースURL:プロトコルやクエリーパラメーターを除いたURL(例:www.hubspot.com/search)。

URLドメイン:ドメインのみ(例:HubSpot.com)。

URLパス:ドメインの後のセクション(例:/search)

コンタクト フォーム表示

コンタクトがフォームを表示したときにトリガーされます。

フォームを表示したユーザーは、すでにCRMのコンタクトである必要があります。訪問者がまだコンタクトになっていない場合、登録はトリガーされません。

コンタクト、会社、取引、チケット 連携 連携イベントの発生 コンタクト、会社、取引、またはチケットレコードで連携イベントが発生するとトリガーされます。

HubSpotアカウントにアプリをインストールすると、連携のタイムラインイベントはいずれもワークフロー イベント トリガーとして表示されます。
コンタクト、会社、取引、およびカスタムオブジェクト リスト リストメンバーシップの変更 レコードがリストで追加または削除されたときにトリガーされます。
コンタクト ミーティング

ミーティングの予約 コンタクトがHubSpotミーティングツールを使用してミーティングを予約したときにトリガーされます。 
コンタクト ミーティングの成果の変更 ミーティングの成果がアカウントで変更されたときにトリガーされます。
コンタクト セールスドキュメント(Sales Hub およびService Hub ProfessionalおよびEnterpriseのみ)

コンタクトによるドキュメント表示の終了 コンタクトがセールスドキュメントの表示を終了したときにトリガーされます。これは、ユーザーがドキュメントの外をクリックして表示を完了したときに発生します。
コンタクト コンタクトによるドキュメントの表示 コンタクトがセールスドキュメントを表示したときにトリガーされます。コンタクトがドキュメントを表示し終わったかどうかにかかわらず、ドキュメントが初めて表示されたことを意味します。
コンタクト コンタクトへのドキュメントの共有 セールスドキュメントがコンタクトと共有されたときにトリガーされます。
コンタクト シーケンス(Sales HubおよびService Hub ProfessionalおよびEnterpriseのみ)

コンタクトによるシーケンス経由のミーティング予約 コンタクトがシーケンスを通じてミーティングを予約したときにトリガーされます。
コンタクト コンタクトのシーケンス登録 コンタクトがシーケンスに登録されたときにトリガーされます。
コンタクト コンタクトのシーケンス完了 コンタクトがシーケンスを完了したときにトリガーされます。
コンタクト コンタクトのシーケンス登録解除 コンタクトがシーケンスから登録解除されたときにトリガーされます。
コンタクト ワークフロー経由でのコンタクトのシーケンス登録解除 コンタクトがワークフローを通じてシーケンスから登録解除されたときにトリガーされます。他のソースから登録が解除された場合、このイベントはトリガーされません。
コンタクト 手動でのコンタクトのシーケンス登録解除 コンタクトが手動でシーケンスから登録解除されたときにトリガーされます。他のソースから登録が解除された場合、このイベントはトリガーされません。
コンタクト ウェブサイト

CTAクリック コンタクトがCTAやウェブインタラクティブをクリックするとトリガーされます。 
コンタクト CTA表示 コンタクトがCTAまたはウェブインタラクティブを表示するとトリガーされます。 
コンタクト CTAクリック(旧) コンタクトがCTA(旧)をクリックするとトリガーされます。 
コンタクト CTA表示(旧) コンタクトがCTA(旧)を表示するとトリガーされます。 
コンタクト ページの訪問

コンタクトがランディングページまたはウェブサイトページを表示したときにトリガーされます。ユーザーがページを表示し、訪問者からコンタクトにコンバージョンされていない場合、ワークフローはトリガーされません。

URLでトリガーを設定する場合、以下の要素に注意してください。

URLの例:https://www.hubspot.com/search.

ベースURL:プロトコルやクエリーパラメーターを除いたURL(例:www.hubspot.com/search)。

URLドメイン:ドメインのみ(例:hubspot.com)。

URLパス:ドメインの後のセクション(例:/search)。

このイベントトリガーを設定するときには、トレイリングスラッシュが考慮されます。例えば、イベント登録トリガーが「/get-started-with-hs/のいずれかが含まれるURLパス」に設定されていても、訪問者の移動先URLが「www.hubspot.com/products/get-started-with-hs」の場合、ワークフローはトリガーされません。 

コンタクト ウェブサイトまたはEメール メディアの再生 コンテンツ(ウェブサイトページやEメールなど)に埋め込まれたメディアファイルをコンタクトが再生すると、トリガーされます。
コンタクト ワークフロー ワークフロー目標の達成 コンタクトがワークフローの目標を達成したときにトリガーされます。 
全てのワークフロータイプ ワークフロー

ワークフローへの登録 オブジェクトがワークフローに登録されたときにトリガーされます。
全てのワークフロータイプ ワークフローからの登録解除 オブジェクトがワークフローから登録解除されたときにトリガーされます。

イベントトリガーとフィルターベースのトリガーの違い 

フィルターベースのトリガーとイベントベースのトリガーの違いを以下の表でご確認ください。

トリガー フィルターベースのトリガーの動作 イベントベースのトリガーの動作
リストのメンバーではない(コンタクトワークフロー) リストから削除されたコンタクト、またはリストに追加されずにポータルに追加されたコンタクトは、このワークフローに登録されます。 2つのイベント(「オブジェクトの作成」イベントと「リストからの削除」イベント)があります。トリガーを設定する際に、「OR」を使用して両方のイベントを追加できます。つまり、ワークフローに入るコンタクトをさらに絞り込むことができます。
再登録 既定では、オブジェクトが初めて条件を満たした時点で登録されるか、再登録の条件を設定することもできます。 オブジェクトは一度だけ登録するか、またはイベントが発生するたびに登録することができます。 
関連付けオブジェクトのプロパティーデータ   「フィルターを追加」ステップでデータを設定する際に、クロスオブジェクトデータにアクセスできます。

データパネルを使用すると、ワークフローで関連付けされたオブジェクトプロパティーを取得することができます。
フィルターをかけていない(例えば、フォームに入力していない、ページを表示していない、配信登録を申し込んでいないなど) イベントが発生していなくてもワークフローをトリガーできます。 イベントとは、何かが発生することに基づいています。このため、イベントが発生しなかったかどうかを判断することは不可能です

ただし、ワークフローで「if/then」分岐を使用して、イベントが発生したかどうかを判断できます。

 

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