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HubSpot以外のフォームを使用する

更新日時 2023年 8月 17日

以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。

すべての製品とプラン

HubSpot以外のフォームとは、外部サイト上に設置された、HubSpot上で作成されていないHTMLフォームです。HubSpot以外のフォームツールを使って、ウェブサイトでHubSpot以外のフォームが送信されると同時に自動的に収集を開始します。ウェブサイト上の外部フォームは、HTMLコード内の<form>タグに基づいて識別されます。

HubSpot以外のフォームツールを使用するには、外部ページにHubSpotトラッキングコードを設置するか、HubSpot WordPressプラグインを使用する必要があります。トラッキングコードを追加してツールをオンにすると、HubSpot以外のフォームへの送信は、HubSpotで収集されるようになります。

フォームが送信を捕捉していない場合は、HubSpot以外のフォームの一般的な問題について詳細をご確認ください。

始める前に

HubSpot以外のフォームを使用する場合は、以下の点に注意してください。 

  • 1つのアカウントで作成できるHubSpot以外のフォームは10,000件までです。Hubspot以外のフォームの数が10,000件を超えると、HubSpotは送信されたものを拒否します。
  • HubSpot以外のフォーム送信は、訪問者が送信ボタンをクリックするたびに収集されます。外部フォームで検証が行われる場合、複数の部分的な送信が発生する可能性があります。例えば、訪問者が必要なフィールドに情報を入力せずにフォームを送信しようとした場合、必要な情報を入力して再度送信する必要があります。HubSpotでは、部分的な送信と完全な送信の両方が収集されます。 
  • HubSpot以外のフォームツールは、トラッキングコードに依存しています。HubSpotでは、トラッキングコードが正常にロードされた場合にのみ、フォーム送信を収集できます。例えば、ページ上でJavaScriptの競合が発生している場合や、訪問者のブラウザーのセキュリティー拡張機能でスクリプトがブロックされている場合には、フォーム送信は収集されません。
  • HubSpot以外のフォームを使用する場合、同じCookieに関連付けられている全ての送信は、同じコンタクトレコードに追加されます。例えば、訪問者が同じデバイスとブラウザーを使って特定のフォームを複数回送信した場合、送信ごとに異なるEメールアドレスを使用していても、全ての送信は1人のコンタクトに帰属します。 

このような動作は外部要因によるものであるため、HubSpotではそれらを防ぐことはできません。代わりに、開発者と協力してHubSpotの「フォームへのデータ送信」APIまたは既存のフォーム連携を使用して、HubSpot以外のフォームを直接接続することを検討できます。

HubSpot以外のフォーム送信をキャプチャーするための要件

フォーム送信をHubSpotで収集するには、フォームが次の要件を満たしている必要があります。

  • 静的HTMLフォームである。
  • HTMLの<form>タグで囲まれている。
  • Eメール入力フィールドがある。Eメールフィールドの入力タイプが、<input type="email">のようなemailになっている。
  • フォーム上で、標準的なフォーム送信用の<input type="submit">ボタンを使用している。
  • <iframe>内に埋め込まれていない
  • フォームの送信イベント、または送信ボタンのクリックイベントに関連付けられたJavaScriptがフォームにバインドされていない。 
  • ページの読み込み完了後にフォームが読み込まれない。最初のページ読み込み時に存在していたフォームからの送信内容のみが収集される。
  • フォームが単一ページのアプリにない。ほとんどの単一ページのアプリでは、別のページに移動するとHTMLが読み込まれません。その結果、HubSpotはこれらのフォーム送信をキャプチャーできません。 
  • クレジットカード番号などの機密情報フィールドが含まれていない
  • 非表示フィールドが含まれていない。非表示フィールドからの情報は収集されません。

HubSpot以外のフォームの設定を管理する

HubSpot以外のフォームツールを使用している場合、フォーム送信データはlocalStorageに保存されてからHubSpotに戻され、新しいコンタクトが作成されるか 同じEメールアドレスを持つ既存のコンタクトが更新されます。

注:HubSpot以外のフォームで[送信]ボタンがクリックされるたびに、HubSpot上でフォーム送信がトリガーされます。例えばユーザーがすべての必須フィールドに記入せずに送信ボタンをクリックした場合も、この操作がHubSpotによってフォーム送信として記録されます。

ページ上でHubSpot以外のフォームからの情報収集を有効または無効にするには、次の手順に従います。

  • HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示される設定アイコンsettingsをクリックします。
  • 左側のサイドバーメニューで、[マーケティング]>[フォーム]に移動します。
  • [HubSpot以外のフォーム]タブをクリックします。
  • HubSpot以外のフォームを有効または無効にするには、[ウェブサイトフォームからデータを収集]スイッチをクリックしてオン/オフを切り替えます。
  • HubSpot以外のフォームの送信時にEメール通知を送信するには、[収集されたフォーム送信のEメール通知の宛先]フィールドに既存のHubSpotユーザーのEメールアドレス(複数可)を入力します。 
  • マーケティングコンタクトへのアクセス権を付与されている場合は、[HubSpot以外のフォームから作成された新規コンタクトをマーケティングコンタクトに設定]スイッチをクリックしてオン/オフを切り替えることにより、コンタクトの既定のマーケティングステータスをマーケティングマーケティング対象外に設定します。



HubSpot以外のフォームフィールドとHubSpotプロパティーのマッピング

HubSpot以外のフォームフィールドに送信されたどのデータも、HubSpotの単行テキストフィールドタイプのプロパティーのみに一致します。他のフィールドタイプと、HubSpot以外のフォームのフィールドを一致させることはできません。 

対応する単一行テキスト フィールド タイプのプロパティーが検出できない場合、送信されたデータはコンタクトレコードに保存されません。このようなフォームフィールドに送信された詳細は、フォーム送信データにあります。

HubSpotの既定のプロパティーに一致するフォームフィールドまたはラベルを作成するか、フォームフィールドの名前またはラベルに一致するカスタム コンタクト プロパティーを作成できます。ただし、HubSpot以外のフォームのフィールドを手動でマッピングすることはできません。フォームフィールドとHubSpot内の既存のコンタクトプロパティーとのマッピングが、以下の順序でHubSpotにより自動的に試行されます。

  1. コンタクトプロパティーの内部名を含むフィールド名
  2. コンタクトプロパティーの名前を含むフィールドラベル
  3. コンタクトプロパティーの内部名を含むフィールドラベル
  4. コンタクトプロパティーの名前を含むフィールド名

注:プロパティー内部名はアルファベットのみとなります。日本語や中国語などアルファベット以外の言語のコンタクトプロパティー内部名マッピングは機能しません。これらのフィールドは、コンタクトプロパティー名にのみマッピングされます。 


HubSpot以外のフォームのテキストフィールドへの日付入力を管理する 

外部フォームで日付を収集するためにテキストフィールドを使用している場合、データ属性を使用して、送信された日付の値を解釈できます。フォーム送信が収集されるときに、このデータはISO規格のYYYY-MM-DD形式に標準化されます。

例えば、データ属性を使用して、送信された値がDD/MM/YYYY形式または他の指定された日付形式であることを識別できます。フォーム送信が収集され、値12/03/2013が HubSpot に送信されると、ISO 規格の HubSpot の対応するプロパティーに2013-03-12としてマッピングされます。

注:データ属性を使用するには、HTMLに関するある程度の知識があり、HubSpot以外のフォームのHTMLにアクセスできる必要があります。 

HubSpot以外のフォームのフィールドにデータ属性を追加するには、次の手順に従います。
  • HubSpot以外のフォームから、フォームのHTMLにアクセスします。
  • フォームの日付フィールドで、フォームフィールドの<input> htmlを更新して、データ属性data-hs-cf-date-formatおよび対応する日付形式が含まれるようにします。この手順は、日付の値を収集するテキスト入力でのみ使用してください。 
    • 例えば、MM-DD-YYYY形式の日付プロパティーを収集している場合、入力の形式は<input type="text" data-hs-cf-date-format="MM-DD-YYYY"/>になります。
    • データ属性の設定時に、以下のサポート対象の日付形式を使用することができます。
DDMMYYYY DD/MM/YYYY DD-MM-YYYY DD.MM.YYYY DD MM YYYY
MMDDYYYY MM/DD/YYYY MM-DD-YYYY MM.DD.YYYY MM DD YYYY
YYYYMMDD YYYY/MM/DD YYYY-MM-DD YYYY.MM.DD YYYY MM DD
YYYYDDMM YYYY/DD/MM YYYY-DD-MM YYYY.DD.MM YYYY DD MM

 

HubSpot以外のフォームを管理する

HubSpot以外のフォームを管理するには、次の手順に従います。
  • HubSpotアカウントにて、[マーケティング]>[リード情報の収集]>[フォーム]の順に進みます。
  • 左上の[フォームタイプ] ドロップダウン メニューをクリックして、[HubSpot以外]を選択します。
  • HubSpot以外のフォームの上にカーソルを置き、[アクション]ドロップダウンメニューをクリックします。

    • 名前を変更:フォームの名前を変更します。
    • 情報を表示このフォームの送信が収集された最新のページのURLと最初の送信日が表示されます。[詳細情報]をクリックすると、このフォームのセレクターが表示されます。
    • 送信を表示:フォームの詳細ページとフォーム送信の概要を確認できます。
    • 送信をエクスポート:CSV、XLS、またはXLSXファイルとしてフォームでの全ての送信をエクスポートできます。
    • MailChimpリストを編集:送信の宛先にするMailChimpリストを編集できます。
    • Eメール通知を編集:フォーム送信の通知Eメールアドレスを編集できます。
    • フォルダーに移動:フォルダーにフォームを移動します。
    • アクセス管理 ( CMS Hub and Marketing Hub Enterprise only) :このHubSpot以外のフォームにアクセスできるユーザーとチームを選択します。HubSpotアセットのパーティション分割について詳細をご確認ください。 
    • HubSpotにコピー:HubSpotフォームにフォームを変換できます。
    • 削除:フォームダッシュボードからフォームを削除します。HubSpot以外のフォームはHubSpot上でホスティングされていないため、この操作によって外部サイト上の実際のフォームが削除されることはありません。

 

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