HubSpotのSalesforce連携をインストールする
更新日時 2022年 2月 24日
HubSpotとSalesforceの連携により、HubSpotとSalesforceの間でデータをシームレスに受け渡し、マーケティングチームとセールスチームの間で一貫性を確保することができます。
注:Salesforce Selective Syncを設定する場合は、個別の設定が以下の標準要件、設定、および動作とは異なる場合があります。
始める前に
この手順では、連携の設定とインストールプロセスの一環として、都度Salesforceにもアクセスすることになります。
HubSpotアカウントに「アカウントアクセス」権限がなければなりません。また、Salesforceアカウントに次のサブスクリプション、アクセス権限、および権限が必要です。
- APIアクセスが可能なSalesforceエディション、またはSalesforce Professional。
- Salesforceシステム管理者であるか、HubSpot連携権限セットが割り当てられていること([Available Permission Sets(利用可能な権限セット)]セクションで、[HubSpot Integration Permissions(HubSpot連携権限)]を選択)。
- 以下のすべてのユーザープロファイル管理権限が付与されていること。
- APIが有効化されている。
- セットアップと構成の表示が有効になっている。
- HubSpotに同期するオブジェクト(アカウント、キャンペーン、コンタクト、リード、または商談)についての「すべてを変更する」ことが許可されていること。
- 「メタデータの変更」権限が付与されていること(HubSpot VisualforceウィンドウでSalesforceリード/取引先責任者レコードに関するデータを表示するため)。これが必要になるのは、Visualforceウィンドウを使用し、HubSpotに対して取引を同期する場合のみです。
- [AppExchangeパッケージのダウンロード]権限があること。
- タスクの[タイプ]フィールドを自分のユーザープロファイルに対して[表示]に設定していること。
HubSpotとSalesforceの連携での全般的な前提
- 連携に使用できる1日あたりのAPI呼び出し数には制限があります。1回のコンタクト同期には1レコードにつき最大4回のAPI呼び出しが必要ですが、この数は変動します。
- 1つのSalesforceインスタンスに複数のHubSpotアカウントを接続するには、各HubSpotアカウントに連携を設定してインストールする必要があります。HubSpotアカウントごとに1つのSalesforceインスタンスのみ接続できます。
HubSpotのSalesforce連携をインストールする
- HubSpotアカウントにて、メインのナビゲーションバーに表示される[マーケットプレイスアイコンmarketplace ]をクリックし、[アプリマーケットプレイス]を選択します。
- 検索バーを使用してSalesforce連携を検索して選択します。
- 右上の[アプリをインストール]をクリックします。
- HubSpotをSalesforce Sandboxに接続する場合は、[はい、Sandboxに接続します]チェックボックスを選択してオンにします。
- [Salesforceにログイン]をクリックします。
- ポップアップウィンドウでSalesforceの認証情報を入力し、[ログイン]をクリックします。ログインすると、HubSpotのインストールプロセスに戻ります。
- 次に、SalesforceにHubSpotをインストールします。[Salesforceパッケージのインストールを開始]をクリックします。
- HubSpotの連携パッケージをインストールするためにSalesforceにリダイレクトされます。[Install for All Users(すべてのユーザーのインストール)]を選択して[インストール]をクリックします。
- ダイアログボックスで[Yes, grant access to these third-party web sites(はい、これらのサードパーティーウェブサイトへのアクセス権を付与します)]を選択してオンにし、[続行]をクリックします。
- SalesforceにHubSpotの連携パッケージがインストールされます。このインストールには最大10分かかる場合があります。
- 次のようなメッセージが表示されることがあります。「このアプリはインストールに長い時間がかかります。インストールが完了すると、Eメールが届きます。」
- [完了]をクリックし、Salesforceから「Package HubSpot Integration Install Successful(パッケージHubSpot Integrationのインストールに成功しました)」といった件名のEメールが届くのを待ちます。
- Salesforceにパッケージがインストールされたら、HubSpotの接続ウィザードに戻り、[次へ]をクリックします。
- 次に、HubSpot VisualforceモジュールをSalesforceに追加します。このモジュールには、コンタクトの成立確率が表示されます。ここで、コンタクトのアクティビティーを表示して絞り込み、コンタクトをHubSpotワークフローに登録できます。[SalesforceにHubSpotを追加する]をクリックします。この手順をスキップして、後でVisualforceウィンドウをインストールすることも可能です。
- インストールページの手順に従ってHubSpot VisualforceモジュールをSalesforceに追加するか、またはSalesforceページレイアウトへのHubSpot Visualforceウィンドウの追加に関する詳細をご確認ください。
- 完了したら、[次へ]をクリックします。
- 次に、HubSpotとSalesforceの間のデータ同期方法を選択します。
- [推奨されるセットアップ]を選択する場合は、[設定の確認]をクリックします。
注:[推奨されるセットアップ]を選択すると、HubSpotによってHubSpotのプロパティーとSalesforceのフィールドの間のマッピングが行われます。Salesforceフィールドと一致するHubSpotプロパティーがない場合、「不明なユーザー」による新規プロパティーがHubSpot上に作成されます。
- [詳細セットアップ]を選択する場合、[次へ]をクリックします。
- 次の画面で、コンタクトの同期設定を行います。
- [同期するコンタクトを選択]ドロップダウンメニューをクリックし、[すべてのコンタクト]を選択してすべてのコンタクトをSalesforceに同期するか、特定のHubSpotリストを選択し、リスト内のコンタクトのみをインクルージョンリストを使用してSalesforceに同期します。
- [次へ]をクリックします。
- 次の画面で、アクティビティーとタスクの同期設定を行います。
- Salesforce ToDo同期]スイッチをクリックしてオンに切り替え、ToDoがSalesforceで作成されるとHubSpotでタスクが自動的に作成されるようにします。
- [タイムライン同期]テーブルで、ToDoとしてSalesforceに同期するHubSpotイベントの横にある[同期]チェックボックスをオンにしてから、[Salesforce ToDo種別]ドロップダウンメニューをクリックしてSalesforceで作成されるToDo種別を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- 次の画面で、オブジェクトとプロパティーの同期設定を行います。
- [コンタクト]、[会社]、または[取引]タブをクリックして、そのオブジェクトの標準プロパティーの同期タイプを設定します。[会社]タブと[取引]タブでは、フィールドマッピングを作成する前に、[会社の同期を有効にする]/[取引の同期を有効にする]スイッチをクリックしてオンに切り替えなければならない場合があります。
- テーブルに、標準的なHubSpotオブジェクトプロパティーと対応するSalesforceフィールドが示されます。各プロパティーの同期について、同期タイプを選択します。[Salesforceを優先](既定)、[常にSalesforceを使用]、[双方向]のいずれかです。Salesforceフィールドマッピングの同期タイプをご覧ください。
- [次へ]をクリックします。
- 次の画面で、コンタクトの同期設定を行います。
- 最後に、選択したデータ同期設定を確認します。データ同期タイプの設定を変更するには、[変更]をクリックします。完了したら、[セットアップを終了して同期を開始する]をクリックします。
- Salesforce連携設定ページにリダイレクトされ、HubSpotとSalesforceの間のデータの同期が開始されます。
Salesforce連携機能をインストールして設定しても、レコードは自動的には同期されません。SalesforceレコードをHubSpotにインポートするか、自動同期トリガーをベースにして少しずつ同期することができます。
Thank you for your feedback, it means a lot to us.
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