Breezeスタジオでアシスタントやエージェントを使用する
更新日時 2025年10月28日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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Marketing Hub Starter, Professional, Enterprise
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Sales Hub Starter, Professional, Enterprise
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Service Hub Starter, Professional, Enterprise
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Data Hub Starter, Professional, Enterprise
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Content Hub Starter, Professional, Enterprise
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Smart CRM Professional, Enterprise
Breezeスタジオでは、HubSpotマーケットプレイスから特定のニーズに合わせてBreeze Agentsをカスタマイズできます。また、Breezeカスタムアシスタントを構築して、アカウント内のユーザーにターゲットを絞った情報を提供することもできます。
注:AI機能の有効なデータ入力では、プロンプトを含め機密情報を共有しないでください。管理者はアカウント管理設定で生成AI機能を設定できます。HubSpot AIがお客さまのデータを利用して信頼性の高いAIを提供し、お客さまがご自身のデータを管理する方法については、HubSpot AI Trustに関するよくある質問(FAQ)をご覧ください。
始める前に
この機能を使い始める前に、事前に必要な手順について、またこの機能を使用する場合の制限事項と潜在的な考慮事項について十分に理解しておいてください。
要件を理解する
Breezeスタジオでエージェントとアシスタントを編集および実行するには、以下の要件を満たす必要があります。- [AI設定]で、以下のスイッチをオンに切り替えます。
- 生成AIツールや機能へのアクセス権をユーザーに付与
- CRMデータ
- 顧客へのコンバージョンデータ
- ファイルデータ
- ユーザーにBreezeアシスタントへのアクセス権を付与
- ユーザーにBreezeスタジオユーザー権限を付与します。
制限事項と考慮事項について
- 一部のエージェントとアシスタントを使用するには追加のサブスクリプションが必要です。例えば、ターゲットアカウント向けにパーソナライズされたコンテンツを作成するエージェントには、Content Hub ProfessionalまたはEnterpriseが必要になる場合があります。
- エージェントが使用するツールの中には、追加のユーザー権限が必要なものもあります。例えば、導入事例を生成するツールでは、ユーザーが導入事例にアクセスできることが必要な場合があります。ユーザーがこのツールでエージェントを実行するには、スーパー管理者が[設定]で対応する権限を割り当てる必要があります。
- HubSpotが開発したエージェントのデフォルトの入力、手順、およびツールを編集、削除、または再配置することはできません。
アシスタントとエージェントを理解する
エージェントもアシスタントもAIを使用してチームの効率を向上させますが、動作は異なります。
| エージェント | アシスタント | |
| 目的 | HubSpotアカウント内のタスクを自動化し、アクションを実行します。 | HubSpotアカウント内の情報や、お客さまがアップロードした情報を、質問への回答やHubSpotユーザーへの文書提供のために使用します。 |
| スピード | 複雑さのために遅くなります | より速い |
| 使用箇所 | Breezeスタジオ | Breezeアシスタント |
| 使用例: | 詳細なリード分析レポートを生成する。 | 提供された会社文書を使用して、新入社員の質問に回答する。 |
アシスタントを使用する
チームはBreezeアシスタント内でアシスタントにアクセスして、質問に答えたり、ガイドを提供したりできます。組み込みのアシスタントはHubSpotマーケットプレイスからダウンロードできます。Breezeスタジオでは、あらかじめ用意されているアシスタントをカスタマイズしたり、カスタムアシスタントをゼロから作成したりできます。
HubSpotマーケットプレイスからアシスタントをインストール
HubSpotマーケットプレイスでは、エージェント、アプリ、テーマ、モジュールに加えて、あらかじめ用意されているアシスタントをダウンロードできます。
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[マーケットプレイス]の順に進みます。
- アシスタントのカードをクリックします。
- ダイアログボックスで、アシスタントの情報を確認します。
- 開発元:アシスタントの作成者。
- 概要:アシスタントの機能のサマリー。サマリー全体を表示するには、[さらに表示]をクリックします。
- 機能:アシスタントで利用できる個々の機能の説明。
- 詳細情報:アシスタントの作成者にサポートを依頼するためのリンクを含む、アシスタントに関する追加情報。
- 左上の[追加]をクリックします。
アシスタントを作成またはカスタマイズする
Breezeスタジオでは、カスタムアシスタントをゼロから作成したり、HubSpotマーケットプレイスから追加したアシスタントをカスタマイズしたりすることができます。
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[Breezeスタジオ]の順に進みます。
- [アシスタント]タブをクリックします。
- 新しいアシスタントを作成するには、右上の[アシスタントを作成]をクリックします。既存のアシスタントを編集するには、アシスタントのカードにマウスポインターを合わせ、メニューアイコンをクリックして[設定]を選択します。
- アシスタントの編集画面で、ページ上部のedit編集アイコンをクリックし、アシスタントの名前を入力します。
- [歓迎メッセージ]セクションで、アシスタントを使用するユーザーに表示されるメッセージを入力します。
- [アシスタントの手順]セクションで、アシスタントが行う操作とユーザーとの対話方法の説明を入力します。

- [このアシスタントのアクセス可能な情報を設定]セクションでは、アシスタントがユーザーの質問に回答するために引き出すことができる情報を設定します。
- [このアシスタントができること]セクションで、[ウェブ参照]を選択し、ボットが検索エンジンを使用して質問への回答を見つけることを許可します。また、[HubSpotのCRMレコードを読み取る]をオンにして、ボットがそのデータにアクセスすることを許可することもできます。
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- [ナレッジ]セクションで、[ナレッジを追加]をクリックして、アップロードしたナレッジボールトと、ビジネスに関するコンテキストを追加します。Breezeスタジオでのナレッジボールトの使用方法について、詳細をご確認ください。
- [このアシスタントについて]セクションで、アシスタントの目的の説明を入力します。
- アシスタントのアイコンを編集するには、現在のアイコンをクリックして、HubSpotのファイルツールから画像を選択するか、新しい画像をアップロードします。
- アシスタントをテストするには、右列のテストアシスタントにプロンプトを入力してから、send送信アイコンをクリックします。
- アシスタントの編集とテストが完了したら、右上の[公開]をクリックして、Breezeアシスタントのユーザーがアシスタントを利用できるようにします。
アシスタントを使用する
- 上部ナビゲーションバーの右上にある[Breezeアシスタント]をクリックします。
- 右側のパネルで、左上の[アシスタント]ドロップダウンメニューをクリックし、カスタムアシスタントを選択します。
- Dashworksからアプリを追加するには、[アプリを追加]をクリックしてから、含める各アプリを選択します。
- プロンプトを入力し、send送信アイコンをクリックします。
エージェントを使用する
HubSpotでは、特定の複雑なタスクを効率化するためにエージェントを活用できます。HubSpotマーケットプレイスでは、アシスタント、アプリ、テーマ、モジュールに加えて、あらかじめ用意されているエージェントをダウンロードできます。その後、Breezeスタジオでエージェントをカスタマイズできます。
HubSpotマーケットプレイスからエージェントをインストール
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[マーケットプレイス]の順に進みます。
- エージェントのカードをクリックします。
- エージェントの情報を確認します。
- 開発元:エージェントの作成者
- インストール数:このエージェントをインストールしたHubSpotアカウントの数。
- 概要:エージェントの機能のサマリー。サマリー全体を表示するには、[さらに表示]をクリックします。
- 機能:エージェントで利用できる個々の機能の説明。
- エージェント機能:エージェントがデフォルトで使用するツール。
- 詳細情報:エージェントの作成者にサポートを依頼するためのリンクを含む、エージェントに関する追加情報。
- 左上の[追加]をクリックします。
Breeze Agentsをカスタマイズ
Breezeスタジオでは、追加の手順、ツール、ナレッジボールトを使用してエージェントをカスタマイズできます。
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[Breezeスタジオ]の順に進みます。
- エージェントの名前をクリックします。
- 右上の[エージェントを設定]をクリックします。
- このエージェントのコピーを編集するには、エージェントエディターの右上にある[複製]をクリックします。
- [このエージェントがユーザーから必要とするもの]セクションで、セットアップ時に必要なフィールドに入力します。
- エージェントに情報を提供するカスタム入力を管理するには、次の手順に従います。
- [設定時]セクションで、[入力を管理]をクリックします。
- 新しいカスタム入力を追加するには、右側のパネルで[入力を追加]ドロップダウンメニューをクリックし、入力形式を選択します。
- 入力のカードに、入力の名前と説明を入力します。
- エージェントの実行に入力が必要な場合は、[必須]チェックボックスをオンにします。
- カスタム入力を再配置するには、入力のカード上にあるdragHandleドラッグ&ドロップアイコンをクリックし、入力を新しい場所にドラッグします。
- カスタム入力を削除するには、入力のカードにある[X]をクリックします。
- [エージェントの指示]フィールドで、エージェントの既定の指示を確認します。このフィールドは編集できません。
- 指示を追加するには、[さらに指示を追加]をクリックし、エージェントのトーン、構造、出力形式に関する追加のコンテキストを入力します。
- [このエージェントがアクセスできる内容]セクションでは、このエージェントがタスクを完了するために使用できる既定のツールを確認します。これらのツールは削除できません。
- ツールをさらに追加するには、[ツールを追加]をクリックします。Breezeスタジオでのツールの使用について、詳細をご確認ください。
- [ナレッジ]セクションで、[ナレッジを追加]をクリックして、追加のコンテキストを含むナレッジボールトを追加します。Breezeスタジオでのナレッジボールトの使用方法について、詳細をご確認ください。
- 自動化をサポートするエージェントの場合は、[このエージェントを自動化]セクションで[トリガーを選択]をクリックし、自動化を実行するタイミングのトリガーを設定します。自動化を使用するには、ProfessionalまたはEnterpriseの契約が必要です。
- 右側の列で、エージェントが実行されるたびに使用されるフィールドに入力します。必須フィールドにはアスタリスク*が付いています。
- [エージェントを実行]をクリックして、エージェントの現在の設定をテストします。
- 追加のテストを実行するには、右上の[新しいテスト]をクリックします。
- エージェントの編集が完了したら、右上の[公開]をクリックして変更内容を公開します。
Breeze Agentsを実行
Breeze Agentを公開したら、Breezeスタジオから実行できます。
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[Breezeスタジオ]の順に進みます。
- エージェントの名前をクリックします。
- エージェントが実行されるたびに使用されるフィールドに入力します。必須フィールドにはアスタリスク*が付いています。
- [エージェントを実行]をクリックしてエージェントを起動します。エージェントの実行にかかる時間は、必要なタスクの複雑さによって異なります。
- エージェントの実行が完了したら、エージェントの出力を確認します。デフォルトでは、出力は読みやすさを考慮して最適化されます。代わりにマークダウンで出力を表示するには、右上の[ビジュアル出力]スイッチをオンに切り替えます。
- エージェントが出力の生成に使用しているソースを表示するには、次の手順に従います。
- [アクティビティー]列で、アクションの下にある[[#]ソース]ボタンをクリックします。
- ポップアップボックスでウェブサイトをクリックしてソースを表示します。

- 出力をPDF形式でダウンロードするには、次の手順に従います。
- ページの上部にある[PDFをエクスポート]をクリックします。
- エクスポートの準備ができたら、上部のナビゲーションバーのnotification通知アイコンをクリックします。
- 右側のパネルで、[エクスポート通知]をクリックしてダウンロードを開始します。
- 出力への直接リンクを作成するには、[リンクをコピー]をクリックします。このリンクを表示できるのは、エージェントを実行して出力を作成したユーザーと、アカウントのスーパー管理者のみです。
エージェントの出力を確認
エージェントの実行後は、いつでもその出力を確認できます。
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[Breezeスタジオ]の順に進みます。
- エージェントの名前をクリックします。
- 左側の[履歴]セクションで、確認する実行をクリックします。
- 調整を含めてエージェントを再度実行するには、[アクティビティー]列にプロンプトを入力し、send送信アイコンをクリックします。
- ナビゲーションを容易にするために実行の名前を変更するには、[履歴]列のメニューアイコンをクリックし、[名前を変更]を選択します。次に、実行の新しい名前を入力します。
アシスタントまたはエージェントのアクセス権を管理
Breezeスタジオでは、どのユーザーが各エージェントやアシスタントにアクセスできるかを制御できます。デフォルトでは、スーパー管理者はエージェントとアシスタントを編集でき、全てのユーザーはそれらを実行できます。
- HubSpotアカウントにて、[Breeze]>[Breezeスタジオ]の順に進みます。
- アシスタントのアクセス権を編集する場合は、[アシスタント]タブをクリックします。
- エージェントまたはアシスタントの上にマウスポインターを置き、verticalMenuメニューアイコンをクリックして、[設定]を選択します。
- エディターで、左列の[このエージェント/アシスタントについて]セクションで[アクセス権を管理]をクリックします。
- アクセスオプションを選択します。
- 自分だけがエージェント/アシスタントを編集および実行:エージェントまたはアシスタントを作成したユーザーのみが編集または実行できます。
- 自分だけがエージェント/アシスタントを編集し、全員が実行:エージェントまたはアシスタントを作成したユーザーのみがその設定を編集できます。全てのユーザーがエージェントまたはアシスタントを実行できます。
- 全員がエージェント/アシスタントを編集および実行:全てのユーザーがエージェントまたはアシスタントの設定を実行および編集できます。
- ユーザーおよびチームを割り当てる:エージェントまたはアシスタントの「実行」または「実行および編集」アクセス権を持つ個々のユーザーおよびチームを選択します。
- エージェントまたはアシスタントの編集が完了したら、右上の[公開]をクリックします。
