HubSpot CRMのコール機能で電話をかける
更新日時 2020年 12月 8日
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HubSpotの通話ツールを使用すると、ブラウザーまたは電話機からコンタクトを呼び出し、コールをHubspotのコンタクトのタイムライン上に記録することができます。開始する前に、コールの電話番号を登録してください。
注:モバイルアプリのHubSpot Sales Calling(VoIP)で電話をかけるオプションは使用できなくなりました。HubSpotモバイルアプリから行われるコールは、携帯電話事業者経由になります。モバイルアプリからのコールに関する変更の詳細をご覧ください。
HubSpotアカウントのコール時間(分数)はサブスクリプションによって異なります。上限まで100分を切ると、アカウントにアラートが表示されます。通話中に上限に到達した場合、その通話は完了できますが、その月はそれ以上の通話を行うことができません。通話時間は毎月初日にリセットされます。
電話機またはブラウザーから電話をかける
- HubSpotのアカウントで、レコードに移動します。
- レコードの名前をクリックします。
- 左側のパネルで、コールアイコンcallingをクリックします。
- コンタクトがすべてのコミュニケーションからオプトアウト済みの場合、コンタクトにはコールの前に、コミュニケーションを行うことについての1回限りの法的根拠を提示する必要があります。ダイアログボックスで、[1回限りの法的根拠を提示]をクリックして、法的根拠を設定し、コンタクトとのコミュニケーションを行える理由を説明します。すべてのコミュニケーションをオプトアウト済みのコンタクトには、アカウントのGDPR設定がオフになっている場合でも、法的根拠を設定する必要があります。
注:こうした機能はHubSpotに組み込まれていますが、状況に応じた最適なコンプライアンス上のアドバイスについては自社の法務部門にご相談ください。
- ダイアログボックスで、[コール]ドロップダウンメニューをクリックして呼び出す電話番号を選択します。
- コンタクトレコードから電話をかける場合、既定では、通話ツールはコンタクトの[電話番号]プロパティーに保存されている電話番号を使用します。[+別の電話のプロパティーを追加]をクリックして、別の電話番号をこのリストに追加することができます。
- 別のオブジェクトレコードから電話をかける場合は、発信先のコンタクトまたは会社を選択します。
注:発信先または発信元が米国以外のコール機能対応の国の場合、電話番号に国コードを含める必要があります。「+」を含めた形式も、含めない形式も使用できます。HubSpotでは、コンタクトの電話番号プロパティーに設定された番号にも電話をかけられます。コンタクトの電話番号の値が設定されていない場合は、電話番号を追加します。
- ダイアログボックスで、[発信者]ドロップダウンメニューをクリックして発信者の電話番号を選択します。
- ドロップダウンメニューをクリックして、[電話からコール]または[ブラウザーからコール]を選択します。
- [電話からコール]を選択した場合は、自動システムから電話がかかってきて、コンタクトに電話がつなげられます。
- [電話からコール]を選択した場合は、自動システムから電話がかかってきて、コンタクトに電話がつなげられます。
注:[電話からコール]オプションを使用する場合は、2回の発信が行われます。1回目は記録をセットアップするための1台目の電話機への発信、2回目は実際のコールを行うための2台目の電話機への発信です。このため、使用されるコールの分数が2倍になります。
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- [ブラウザーからコール]を選択した場合は、コンピュータ音声を使用してコールを行い、ポップアップウィンドウが表示されます。
- 受信者の発信番号には、[発信者]ドロップダウンメニューで選択された電話番号が表示されます。コールが接続されたら、ポップアップウィンドウ内で、内線番号の入力、コールの録音、自分のミュート、メモの記入を行うことができます。
- 内線番号を入力するには、右上の[キーパッド]をクリックして、内線番号を入力します。
- コールを録音するには、右上の[録音]をクリックします。一方の同意でよい州の場合、通話の録音が自動的にオンになります。それ以外のすべての地域で録音を有効にするには、通話相手から同意を得る必要があります。この場合、[録音]をクリックした後に確認があります。コンタクトにコールを録音することを伝えた上で、[告知しました]をクリックします。
注:通話中に録音を停止すると、通話の録音はまったく保存されません。通話の録音が保存されない理由の詳細をご確認ください。
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- 通話中に自分の声をミュートするには、右上の[ミュート]をクリックします。
- 使用しているマイクまたはスピーカーデバイスを変更するには、[音声]ドロップダウンメニューをクリックします。
- [音声]ドロップダウンメニューの横で、ネットワーク品質スコアを確認することができます。このスコアは、平均オピニオン評点(MOS)を使用して測定されます。ネットワーク品質が悪い場合は、ネットワーク接続を改善するために、別のネットワークを利用を検討するか、自社のITチームに報告してください。通話ツールの使用に関する技術的要件の詳細をご覧ください。
- テキストボックスにコールに関するメモを追加します。ツールバーを使用してテキストを書式設定し、リンク、画像、および添付ファイルを追加します。
- 通話を終了するには、[電話を切る]をクリックします。

- 通話が終了した時点で、メモを追加したり、[成果を選択]ドロップダウンをクリックして、コールの成果を選択したりできます。
- コールとミーティングタイプのカスタマイズが有効になっている場合(Sales Hub ProfessionalおよびEnterpriseのみ)は、[コールタイプを選択]ドロップダウンメニューをクリックしてコールタイプを選択できます。
- [コールを保存]をクリックします。
サードパーティーの電話事業者をHubSpotに接続した場合は、サードパーティーの事業者を使用して電話をかける方法を確認してください。
レコードタイムライン上のコールを表示する
保存したコールは、コンタクトのタイムライン上に表示されます。
- コールに関連付けられたレコードを編集するには、[関連付け]ドロップダウンメニューをクリックします。
- コンタクトタイムラインの一番上にアクティビティーにをピン留めするには、[ピン留め]をクリックします。
- すべての関連記録のタイムラインからコールを削除するには、[削除]をクリックします。
- コールの成果を編集するには、[成果]の下にあるドロップダウンメニューをクリックします。
- コールタイプを編集するには、[タイプ]の下にあるドロップダウンメニューをクリックします。
- コールの詳細を表示するには、[詳細]ドロップダウンメニューをクリックします。
- 記録されたコールにコメントを追加するには、[コメントを追加]をクリックします。
割り当てられたSales Hub EnterpriseまたはService Hub Enterpriseシートを使用している場合、コールが保存された後で、コンタクトのタイムラインでコールの文字起こしにアクセスできます。書き起こしのためには通話が録音されている必要があります。文字起こしは、添付ファイルとしてコンタクトのタイムラインに表示されます。
- [コールの文字起こし]をクリックして、文字起こしを開きます。
- [コールの文字起こし]パネルで[タスクを作成]をクリックして、コール中の通話内容に基づいてフォローアップタスクを作成します。[タスクを作成]パネルにタスクの詳細を入力してから、[作成]をクリックします。

タスクを作成するオプションが表示されるようにするには、コール中に次の単語を使用する必要があります:send、provide、deliver、share、schedule、arrange、organize、plan、add、set up、reach out、call、meet、contact、confirm、validate、approve、accept、authorize、sign、check、get back to you。フォローアップタスクの提案を作成するには、これらの言葉を「let me」、「I will」、または「why don't I」と組み合わせて使用する必要があります。
注:コールの文字起こしが表示されるまで、最大で通話時間と同じ時間がかかる場合があります。通話時間が長いほど、文字起こしにかかる時間も長くなります。通話の書き起こしにはGoogleのサービスが使用されています。現時点では英語のみで利用可能です。
HubSpotでは文字起こしの品質に応じて、それぞれの文字起こしに「Good」、「Fair」、または「Poor」のラベルが付きます。品質を決定する基準は、文字起こしに含まれる単語のうち、正しいと思われる単語の数です。
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