シーケンスを作成および編集する
更新日時 2020年 11月 23日
シーケンスツールを使用して、ターゲットを絞った一連のEメールテンプレートを指定したタイミングで自動送信することで、徐々にプロスペクトを育成できます。コンタクトをフォローアップするように思い起こさせるためのタスクを自動的に作成することもできます。コンタクトがEメールに返信するか、ミーティングを予約すると、そのコンタクトは自動的にシーケンスから登録解除されます。
HubSpotのLinkedIn Sales Navigatorとの統合を使用している場合、InMailまたは接続リクエストを送信するためのタスクを作成することができます。
もう1つの自動化ツールはワークフローです。ワークフローを使用して、一連のアクションの中でコンタクト、会社、取引、チケット、見積もりを自動登録するための登録トリガーを設定できます。ワークフローを使用することにより、マーケティングEメールキャンペーンの実行やプロパティー値の更新など、マーケティング、営業、サービスのプロセスを自動化します。ワークフローを使用する方法をご確認ください。
注:シーケンスツールを使用できるのは、Sales Hub ProfessionalまたはEnterpriseまたはService Hub ProfessionalまたはEnterpriseシートを割り当てられており、HubSpotに個人用Eメールアドレスを接続しているユーザーのみです。シーケンスの送信に、コミュニケーション受信トレイに接続されているチームEメールアドレスを使用することはできません。シーケンスを作成および編集するには、シーケンス権限も持っている必要があります。
シーケンスを作成する
Eメールテンプレートとタスクリマインダーを使用してシーケンスを作成します。必要に応じてEメールやタスクが実行されるよう、シーケンスステップ間の遅延をカスタマイズできます。
ご注意ください:アカウントで作成できるシーケンスの数には制限があります。アカウントですでに作成されているシーケンスの合計数は、シーケンスダッシュボードの右上に表示されています。これらの制限について詳しくは、HubSpotの製品/サービスカタログをご確認ください。
- HubSpotアカウントにて、[自動化] > [シーケンス]の順に進みます。
- [シーケンスの作成]をクリックします。
- 左側のパネルで、[最初から開始]を選択するか、事前に作成されているシーケンステンプレートを選択します。[シーケンスの作成]をクリックします。
- シーケンスエディターで、edit鉛筆アイコンをクリックし、シーケンスの名前を入力します。
シーケンスにステップを追加する
- ステップを追加するには、+プラスアイコンをクリックします。
- 右側のパネルで、アクションを選択します。自動配信Eメールを追加したり、タスクのリマインダーを作成したりできます。
- 自動配信Eメールを送信するには、[自動配信Eメール]をクリックします。
- 新しいテンプレートを作成するには、[新規Eメールテンプレートを作成]をクリックします。
- 既存のテンプレートをフィルタリングで絞り込むには、[既存のEメールテンプレート]ドロップダウンメニューをクリックするか、検索バーを使用してテンプレートを検索します。次に、リストからテンプレートを選択します。
- 自動送信Eメールがシーケンスの最初のステップではない場合、Eメールテンプレートの上にあるドロップダウンメニューを使用して、次のEメールを送信するまでの日数または週数を設定します。
- タスクリマインダーを作成するには、[Eメール]、[電話]、または[やるべき仕事]をクリックします。
- タスクのタイトルを入力します。
- タスクを高優先度としてマークするには、[優先度]ドロップダウンメニューをクリックします。
- タスクをキューに追加するには、[キュー]ドロップダウンメニューをクリックします。
- [コメント]フィールドにタスクの詳細を入力します。下部のツールバーを使用して、テキストのフォーマット設定、リンクの挿入、またはスニペットの挿入を行います。
- Eメール タスク リマインダーを作成する場合は、フォローアップタスクにEメールテンプレートを追加できます。タスクが完了すると、Eメール作成ウィンドウで、Eメールテンプレートの内容が自動的に入力されます。
- [Eメールテンプレートを追加]をクリックします。
- 既存のテンプレートをフィルタリングで絞り込むには、[既存のEメールテンプレート]ドロップダウンメニューをクリックするか、検索バーを使用してテンプレートを検索します。次に、リストからテンプレートを選択します。
注:コンタクトレコードでEメール作成ウィンドウを自動的に開き、それにシーケンスEメールタスクで選択されたテンプレートの内容を入力するには、タスクキューにEメールタスクを追加する必要があります。そうでない場合は、タスクが作成された後に、コンタクトレコードからEメールを手動で確認して送信する必要があります。
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- [追加]をクリックします。
- タスク実行までの経過日数または週数を設定するには、タスクステップを追加した後、ドロップダウンメニューを使用して遅延を設定します。Eメールが送信された直後にタスクを実行する場合は、[タスクをただちに作成]を選択します。
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- 既定では、タスクが完了するまでシーケンスが一時停止されます。シーケンスを一時停止すると、タスクの完了にさらに時間が必要な場合、そのシーケンスは続行されないようになります。タスクが未完了でもシーケンスを続行するには、[タスクを完了せずに続行]チェックボックスをオンにします。
- 既定では、タスクが完了するまでシーケンスが一時停止されます。シーケンスを一時停止すると、タスクの完了にさらに時間が必要な場合、そのシーケンスは続行されないようになります。タスクが未完了でもシーケンスを続行するには、[タスクを完了せずに続行]チェックボックスをオンにします。
- HubSpotのLinkedIn Sales Navigatorとの統合を使用している場合、InMailを送信したり接続リクエストを送信したりするためのタスクを作成することができます。キュー内のタスクが完了すると、コンタクトのレコードに対してLinkedIn Sales Navigatorが開き、InMailまたは接続リクエストを送信することができます。
注:LinkedIn Sales Navigatorのタスクは自動的には実行されません。
-
- 右側のパネルで、[Sales Navigator - InMailを送信]または[Sales Navigator - 接続リクエスト]をクリックします。
- タスクのタイトルを入力します。
- タスクを高優先度としてマークするには、[優先度]ドロップダウンメニューをクリックします。
- タスクをキューに追加するには、[キュー]ドロップダウンメニューをクリックします。
- [コメント]フィールドにタスクの詳細を入力します。このフィールドを使用することにより、InMailまたは接続リクエストに含めるメッセージを入力できます。タスクが完了しても、LinkedIn Sales Navigatorのポップアップボックスにメッセージが自動的に入力されるわけではないことに注意してください。下部のツールバーを使用して、テキストのフォーマット設定、リンクの挿入、またはスニペットの挿入を行います。
- シーケンスが完成するまでステップを追加します。各シーケンスで使用できるのは5件のEメールテンプレートに制限されますが、タスクリマインダーは必要な数だけ追加できます。
ご注意ください:シーケンスにタスクが含まれている場合、それらのタスクはシーケンスにコンタクトを登録したユーザーに割り当てられます。
シーケンス設定を編集する
シーケンスにステップを追加したら、フォローアップEメールの送信時間や既定のタスク作成時間などのシーケンス設定を編集できます。これらの設定は、シーケンスの最初のステップには適用されません。最初のステップの後に実行されるEメールおよびタスクのみに適用されます。
- [設定]タブをクリックします。
- 既定では、シーケンスのフォローアップEメールは営業日にのみ送信されます。土曜日と日曜日にEメールを送信する場合は、[営業日にのみEメールを送信してタスクを作成]スイッチをクリックしてオフに切り換えます。
ご注意ください: 営業日にのみEメールを送信するようにシーケンスが設定されている場合、遅延ではステップ間の営業日のみがカウントされます。たとえば、木曜日の午後5時にEメールが送信され、その3日後にフォローアップEメールが送信されるようにスケジュールされている場合、前のEメール送信から3営業日後の翌週火曜日の午後5時にフォローアップEメールが送信されます。
- 受信者の受信トレイでシーケンス内の各Eメールをまとめてスレッド化する場合は、[Eメールを返信としてスレッド化]スイッチをクリックしてオンに切り換えます。シーケンスEメールのスレッドの詳細をご確認ください。
- シーケンスで各フォローアップEメールを送信するタイミングをカスタマイズするには、[次の時間に自動送信Eメールを送信]時間選択ピッカーを使用して時間範囲を設定します。HubSpotは機械学習データを使用して、指定された時間範囲内でEメールを送信する最適な時間を決定します。たとえば、HubSpotは以前のEメールがいつ開封されたか、シーケンスにコンタクトを登録するときにどのタイムゾーンが選択されたかを確認して、最適な時間を決定します。HubSpotがEメールを送信する最適な時間を決定する方法の詳細をご確認ください。
- シーケンスで既定の時間にフォローアップタスクが作成されるようにするには、[タスク]セクションで、[タスクの作成時刻]時間選択ピッカーをクリックし、ドロップダウンメニューから新しい時刻を選択します。
- コンタクトがシーケンスEメールに返信した時点で、同じ会社のEメールアドレスを持つコンタクトのすべてがシーケンスから登録解除されるようにすることができます。それには、[コンタクトを同じ会社から登録解除]スイッチをクリックしてオンに切り換えます。
- 右上の[保存]をクリックします。
保存した後は、シーケンスにコンタクトを登録するか、または以下の手順でシーケンスステップを編集する方法を確認できます。
シーケンスを編集する
シーケンステンプレートを編集し、シーケンスに含まれるタスクを更新したり、シーケンスの設定を調整したりできます。シーケンスの中に現在アクティブなコンタクトがある場合は、アクティブシーケンスの変更がコンタクトに与える影響について詳細をご確認ください。
- シーケンスの中のステップを並べ替えるには、右上にある[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[上に移動]または[下に移動]を選択します。
- Eメールテンプレートまたはタスクをシーケンスから直接編集することができます。
- テンプレート名の横にある鉛筆アイコンedit
をクリックします。
- Eメールテンプレートを編集し、[既存のテンプレートを更新]をクリックして編集内容を現在のテンプレートに追加するか、[新規テンプレートとして保存]をクリックして新しいテンプレートとして保存します。
- テンプレート名の横にある鉛筆アイコンedit
- タスクを編集するには、右上の[アクション]ドロップダウンメニューをクリックして、[タスクを編集]を選択します。
- シーケンスからステップを削除するには、右上の[アクション]ドロップダウンメニューをクリックし、[削除]を選択します。
- シーケンスステップの編集が完了したら、次の手順を実行します。
- 既存のシーケンスに加えたばかりの変更を適用するには、[既存のシーケンスを保存]をクリックします。
- 加えたばかりの変更を含む新しいシーケンスを完全に作成するには、[コピーを作成]をクリックします。新しいシーケンスの名前を入力し、[保存]をクリックします。