ワークフロー登録に関する問題のトラブルシューティング
更新日時 2025年9月4日
以下の 製品でご利用いただけます(別途記載されている場合を除きます)。
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Marketing Hub Professional, Enterprise
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Sales Hub Professional, Enterprise
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Service Hub Professional, Enterprise
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Data Hub Professional, Enterprise
レコードが予期せずワークフローに登録される(または登録されない)場合に考えられる理由についてご確認ください。ワークフローのエラーを解決しようとしている場合は、ワークフローの一般的なエラーをトラブルシューティングする方法をご覧ください。
レコードが正常にワークロードに登録されない
あるオブジェクトがなぜワークフローに登録されないかを診断し、オブジェクトがワークフローに登録されない一般的な理由と、解決のための一般的な手順をご確認ください。
ワークフローエディターからのワークフロー登録のトラブルシューティング
- HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
- ワークフローの名前をクリックします。
- 左上の[ヘルプ]>[登録をトラブルシューティング]をクリックします。
- 右側のパネルでドロップダウンメニューをクリックし、登録されるはずだったレコードを選択します。
- [日付範囲]および[期間] ドロップダウンメニューをそれぞれクリックして、登録が行われるはずだった期間を選択します。
注:このツールでサポートされているフィルターは、プロパティー、リスト、およびフォーム送信のみです。
ワークフローの詳細からワークフロー 登録をトラブルシューティング
- HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
- ワークフローの名前にカーソルを重ねて、[その他]>[詳細を表示]をクリックします。

- [登録履歴]タブに移動します。
- イベントにカーソルを重ねて、[これが登録された理由は?]をクリックします。右側のパネルで、オブジェクトの登録の詳細を確認できます。
よくある理由
理由 | 解決手順 |
レコードがワークフローの登録トリガー条件を満たしていない | レコードがワークフローの登録トリガーに適合していることを確認します。
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ワークフローが有効になる前にレコードがリストに追加されたが、既存のレコードを登録するように設定されていなかった | 登録条件にリストを使用する場合、レコードがリストに入るときにのみ、レコードが登録されます。 レコードがリストに入っているのにまだ登録されていない場合、ワークフローが有効になった時点で登録トリガーを満たす既存のレコードを登録する設定になっていたかどうか、確認してください。その場合は、ワークフローエディターでリストを手動で選択して登録できます。 |
ワークフローが有効になった時点でレコードがワークフローの登録トリガーを満たしていたが、既存のレコードの登録が設定されていなかった | ワークフローを有効にする際、[いいえ、ワークフローを有効にした後でトリガー条件に合致する会社のみを登録します]オプションが選択されました。したがって、登録トリガーを今後満たすレコードのみがワークフローに追加されます。
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レコードがワークフロー登録解除の対象になった | レコードのオブジェクトタイプによっては、以下のような場合に、登録の時点でレコードが自動的に登録解除されることがあります:
レコードが上記の条件を満たしていないにもかかわらず突然、登録解除された場合は、接続設定[他の全てのワークフローから登録を解除する]または[特定のワークフローから登録を解除する]がオンになっている別のワークフローにコンタクトが登録された可能性があります。 |
レコードは以前にワークフローに登録され、再登録が有効になっていない | 既定では、レコードがワークフローに登録されるのは、ワークフロー登録トリガーの条件を初めて満たしたとき、または手動で登録されたときのみです。 再登録を可能にするには、 ワークフローに再登録トリガーを追加します。 |
レコードで、「次の値より大きい」または「次の値より小さい」フィルター付きの日付プロパティーが使用されている | 「過去[x]日を超える」または「過去[x]日以内」というフィルターを含む日付プロパティートリガーがレコードで使用されている場合、トリガーは日の開始時にのみ検査されます。これにより、レコード登録が遅延する可能性があります。 |
ワークフローがオンになっていない | レコードはオンになっているワークフローにしか登録できません。ワークフローをオンにするには:
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レコードが予期せずワークフローに登録される
レコードが予期せずワークフローに登録された場合、「診断」ツールを使用して、そのレコードがいつ登録されたか、どのようなイベントで登録が発生したかを調べることができます。
ワークフロー登録の問題を診断する
- HubSpotアカウントにて、[自動化]>[ワークフロー]の順に進みます。
- ワークフローの上にマウスポインターを置き、[その他]をクリックします。次に、[詳細の表示]を選択します。
- [登録履歴]タブをクリックします。
- 登録イベントに関する詳細をさらに表示するには、登録イベントの上にカーソルを置き、[これが登録された理由は?]をクリックします。
- 右パネルの[登録情報]タブで、登録の日時とレコードが登録された理由を確認します。このビューには、登録時の正確な値が表示されます。
- プロパティー値またはフォーム送信登録トリガーを使用している場合、レコードがワークフローに登録されたときのプロパティーの状態に関する詳細を表示するには、[詳細]をクリックします。
- レコードがワークフローに登録される原因となったイベントの詳細を確認するには、[レコードタイムライン]タブをクリックします。
- 右上の[CRMで表示]をクリックして、HubSpotアカウントでレコードを開きます。
- [完了]をクリックして[登録履歴]画面に戻ります。
レコードが予期せず登録される理由
以下は、レコードが予期せずワークフローに登録される一般的な理由と、今後これを防止する方法です。
理由 | 解決手順 |
登録トリガーにORロジックが含まれている | ワークフロー の登録トリガー にORロジックが含まれている場合、レコードが登録トリガーのうち 1 セットを満たすだけで登録の対象となります。 たとえば、ワークフローに次の登録トリガーが設定されているとします。
ライフサイクルステージが顧客となっているコンタクトは、フォームに入力しなかったとしても、ワークフローに登録されます。 このようなコンタクトが登録されないようにするには、条件をOR演算子ではなくAND演算子で区切る必要があります。ANDとORロジックの詳細をご確認ください。 |
登録トリガーで[次のいずれも含まれない]または[次のいずれとも等しくない]が使用されている(コンタクトベースのワークフロー) | [次のいずれも含まれない]または[次のいずれとも等しくない]フィルターを使用するコンタクトベースのワークフローは、選択したプロパティーに指定の値がないコンタクトを登録します。プロパティーが空白の場合は、登録トリガーを満たします。この条件は、コンタクトに関連付けられているレコード(関連する会社など)にも適用されます。 このような設定は特に、登録の基準にアナリティクスや関連プロパティーを使用しているワークフローに影響する可能性があります。
アナリティクスと関連プロパティーはほぼ瞬時に処理されて、その値が入力されます。したがって、HubSpotがプロパティーに値を設定する前にワークフローの登録が行われる可能性があります。例えば、ワークフローでコンタクトの登録条件を「IPの国が米国と等しくない」としている場合、HubSpotでプロパティーの値「米国」が設定される前に、値が未指定としてコンタクトが登録される可能性があります。 プロパティーに値が指定されていないコンタクトがワークフローに登録されないようにするには、次のようにします。
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登録トリガーに[値がない]が含まれている | 登録トリガー[値がない]は、指定されたプロパティーに値がないレコードを検索します。登録されたレコードは、登録後にそのプロパティーに値が入った場合でも、ワークフローに残ります。 このため、HubSpotによって自動入力されるプロパティーを使用すると、意図しない登録が発生することがあります。HubSpotはプロパティーの値をほぼ瞬時に入力しますが、入力前にワークフローの登録が行われる可能性もあります。 同様の問題を回避するには、次のようにします。
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登録トリガーに「値がある」が含まれている | 登録トリガー「値がある」は、指定されたプロパティーに何らかの値があるレコードを検索します。このため、プロパティーを頻繁に更新する場合や、手動での編集が必要な場合に、意図しない登録が発生することがあります。 例えば、営業担当が5つの取引プロパティー値をまとめて更新するとします。「金額に値がある」場合にトリガーされる取引ベースのワークフローがあります。営業担当は、自動的に保存される「金額」の値を入力します。少しの時間の後、値を変更することにしました。これにより、複数のワークフローへのレコード登録が発生する可能性があります。 同様の問題を回避するには、次のようにします。
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