ワークフローを作成する
更新日時 2023年 3月 21日
ワークフローを作成すると、ビジネスプロセスを自動化し、チームの効率を高めることができます。コンタクト、会社、取引、見積もり、およびチケットに関するレコードの登録やアクションの実行を自動的に行うための登録条件を設定します。登録済みのコンタクトに関連付けられた会社を更新するといった、関連レコードに対するアクションも実行できます。
ワークフローを作成すると、ワークフローダッシュボードの[Created in workflows(ワークフローで作成)]タブに表示されます。フォーム、Eメール、チケット、取引などの他のツールで作成したワークフローは、[Created in other tools(他のツールで作成)]タブに表示されます。ワークフローの整理について詳細をご確認ください。
ワークフローのオブジェクトとタイプを選択する
ワークフローツールでは、ワークフローを一から作成することができます。また、ワークフローテンプレートを使用してガイドを表示することもできます。どのセットアップフローを選択するかによって、オブジェクトとワークフローの種類を選択するよう促されることもあります。
ワークフローの作成を開始するには、次の手順に従います。
- HubSpotアカウントにて、[自動化] > [ワークフロー]の順に進みます。
- ワークフローは、ゼロから作成することも、テンプレートから作成することも可能です。
- ワークフローを一から作成する場合は、右上の「ワークフローを作成」> 「一から」をクリックします。
- テンプレートから新しいワークフローを作成するには、右上の「ワークフローを作成」> 「テンプレートから」をクリックします。
- 既存のワークフローを編集または複製するには、ワークフローの上にカーソルを置き、[複製]または[編集]をクリックします。
ゼロから始める
ワークフローを一から作成する場合。
- 左側のパネルで[(オブジェクト)ベース]を選択して、ワークフローのオブジェクトを選択します。これにより、ワークフローに登録できるレコードのタイプが決まります。ワークフローの作成をゼロから始める場合は、以下のオブジェクトのいずれかを選択できます。
-
- コンタクト
- 会社
- 取引
- 見積もり(「Sales Hub Professional」または「Enterprise」)
- チケット(Service HubのProfessionalまたはEnterprise)
- カスタムオブジェクト(Enterpriseのみ)
- コミュニケーション
- フィードバック送信(Service HubのProfessionalまたはEnterprise)
- サブスクリプション
- 支払い
- 右側のパネルの[タイプを選択]で、ワークフロータイプを選択します。
- [空白のワークフロー]:空白のワークフローから始めて、独自の登録トリガー、アクション、遅延を追加します。
- [スケジュール済みワークフロー](「Operations Hub Professional」および「Enterprise」のみ):ワークフローのスケジュールを設定し、毎日、毎週、毎月、毎年など、事前定義された間隔で定期的に実行します。その後、独自の登録トリガー、アクション、遅延を追加します。スケジュール済みワークフローの作成について詳細をご確認ください。
- [特定の日付]または[コンタクトの日付プロパティー](コンタクトベースのワークフローのみ):空白のワークフローから始めて、特定の日付、または登録するレコードの特定のプロパティーに設定された日付に基づいて実行されるアクションを追加します。特定の日付またはコンタクトの日付プロパティーを基づくワークフローの作成について詳細をご確認ください。

- [次へ]をクリックします。
- 編集用鉛筆アイコンをクリックし、ワークフローに名前を付け、説明を追加します。
- [保存]をクリックします。

テンプレートを使用する
目標に沿ったワークフローテンプレートを使用し、自動化プロセスを合理化します。また、テンプレートを閲覧することで、さまざまなワークフロー自動化オプションを検討することができます。
テンプレートを使ってワークフローを作成する。
- テンプレートライブラリーから、ワークフローの目的に合ったテンプレートを検索します。
- 機能や目的別にテンプレートを絞り込むには、左のサイドバーでカテゴリーを選択します。
- 特定のテンプレートを検索するには、右上にある検索キーワードを入力します。
- テンプレートの詳細を確認するには、「プレビュー」をクリックします。ダイアログボックスでは、テンプレートがHubSpotのサブスクリプションと互換性があるかどうかを確認することができます。また、以下の内容を確認することができます。
- 目的:このワークフローの目的および目標。
- 含まれるトリガーとアクション:このテンプレートに含まれる登録トリガーとワークフローアクション。
- 用意するもの:マーケティングメールやフォームなど、プレースホルダーアクションに入力するために用意する必要があるアセット。
- テンプレートを選択したら、「テンプレートを使用する」をクリックします。ワークフローエディターでは、テンプレートにプレースホルダーのアクションが表示され ます。.エディターでアクションの編集、追加、削除が可能です。
登録トリガーを設定する
登録トリガーは、ワークフローにレコードを自動的に登録する条件です。レコードを手動で登録する場合は、登録トリガーボックスを空白のままにします。手動登録に関する詳細をご確認ください。
この手順の概要を確認するには、以下の動画をご覧ください。
![]() |
HubSpot Academyの全レッスン:ワークフローの深堀りをご覧ください。 |
- ワークフローエディターで、[トリガーを設定]をクリックします。ワークフローの登録トリガーの設定について詳細をご確認ください。
- 右側のパネルで、登録トリガーのフィルタータイプを選択します。トリガーを設定し、[フィルターを適用]をクリックします。

- レコードは既定で、初めて登録トリガーを満たした場合にだけワークフローに登録されます。再登録を有効にするには、次の手順に従います。
- 右側のパネルで、[再登録]タブをクリックします。
- [再登録]スイッチをクリックしてオンに切り替えます。
- 再登録に使用するトリガーを選択します。ワークフローに再登録トリガーを追加する方法をご確認ください。
- 必要に応じて、さらに登録トリガーを追加します。
- 完了したら、[ 保存 ]をクリックします。
アクションを追加する
ワークフローにアクションを追加する。例えば、マーケティングメールの送信やレコードの割り当てにワークフローを使用することができます。HubSpotで利用できるさまざまなワークフローアクションについて、詳しくはこちらをご覧ください。
アクションの追加後は、そのアクションを複製または移動することでワークフローを効率的に作成できます。また、ワークフローアクションにメモを残して参照したい場合は、ワークフローアクションにコメントを追加する方法を学んで ください。
注:利用可能なアクションは、ご契約に応じて異なります。ロックされたアクション(ロック済み)を使用するには、アカウントをアップグレードする必要があります。
アクションをワークフローに追加するには、次の手順に従います。
- +プラスアイコンをクリックします。
- 右側のパネルで、アクションを選択します。ワークフローアクションを選択する方法をご確認ください。
- アクションの詳細を設定してから、[保存]をクリックします。また、アクションを仮追加する場合は、アクションの詳細は入力しないまま[保存]をクリックします。ワークフローをオンにする前には、仮のアクションを仕上げる必要があります。プレースホルダーアクションについて、詳しくはこちらをご覧ください。
- プラスアイコン+をクリックして、さらにワークフローアクションを追加します。
- 大きなワークフローを構築する場合は、ワークフローの構造の表示や素早い操作のためにワークフローミニマップを活用できます。ワークフローミニマップを使用するには、次の手順に従います。
- ワークフローの左上にある[ミニマップを表示]をクリックします。
- ミニマップが開いている状態で、ワークフローアクションの上でアクション名を表示したり、ミニマップの特定の領域をクリックして移動したりできます。
- ミニマップを閉じるには、ミニマップの右上にある左矢印のアイコンをクリックします。
- 公開前にワークフローの変更が必要な場合、終了マーカーが黄色く表示されます。アラートのリンクをクリックし、変更が必要な箇所を確認する。

設定を管理する
ワークフロー設定の管理について詳細をご確認ください。
ワークフローの設定を管理するには
- ワークフローの設定を管理するには、「設定」タブをクリックします。
- General タブでは、アクションを実行する曜日と時間を選択し、Salesforceからコンタクトを登録し、キャンペーンをワークフローに関連付けます。
- Unenrollment and suppressionタブで、ワークフローからレコードを自動的に削除または除外するための unenrollment and suppression criteria を設定します。
- 通知]タブでは、ワークフローの登録率が一定以上増減した場合に、ユーザーやチームに通知する電子メールを設定します。
ワークフローをオンにする
ワークフローは設定後、オンにすると自動化が始まります。仮のアクションを保存していた場合は、ワークフローをオンにする前にそのアクションを仕上げる必要があります。ワークフローを有効にしたら、ワークフロー履歴を表示することにより、登録されたレコードを確認できます。
この手順の概要を確認するには、以下の動画をご覧ください。
![]() |
HubSpot Academyの全レッスン:ワークフローの深堀りをご覧ください。 |
ワークフローを確認してオンにするには、次の手順に従います。
- 右上の「レビューと公開」をクリックします。
- 現時点で登録トリガーを満たしているレコードを登録するか、今後トリガーを満たすレコードのみを登録するかを選びます。
- ワークフローをオンにした後にだけ登録トリガーを満たしたオブジェクトを登録するには、[いいえ、ワークフローを有効にした後にトリガー条件に合致する[オブジェクト]のみ登録します]を選択します。
- 登録トリガーを満たす既存のオブジェクトを登録するには、[はい、現時点でトリガー条件に合致する既存の(オブジェクト)を登録します]を選択します。
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- ご使用のアカウントがMarketing HubのStarter、Professional、またはEnterpriseの場合、コンタクトベースのワークフロー内の[リストを使用してこれらのコンタクトを表示]をクリックして、条件を満たすコンタクトの静的リストを表示できます。リストは自動的に保存され、リストダッシュボードからアクセスできます。
- ご使用のアカウントがMarketing HubのStarter、Professional、またはEnterpriseの場合、コンタクトベースのワークフロー内の[リストを使用してこれらのコンタクトを表示]をクリックして、条件を満たすコンタクトの静的リストを表示できます。リストは自動的に保存され、リストダッシュボードからアクセスできます。
- 接続や登録解除など、その他のワークフロー設定を確認してから、[有効にする]をクリックします。
- ダイアログボックスで、[はい、オンにします]をクリックします。