HubSpotユーザー権限ガイド
更新日時 2021年 4月 12日
対象製品
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アカウントアクセス権限を付与されているHubSpotユーザーは、HubSpotアカウントの新しいユーザーと既存のユーザーの権限をカスタマイズできます。[ユーザーとチーム]設定にアクセスしてユーザー権限を更新する方法をご覧ください。権限の更新を有効にするには、ユーザーは一度アカウントからログアウトしてからログインしなおす必要があります。
カスタマイズ可能なアクセスのレベルとしては他にも、プロパティー編集アクセス権の特定ユーザーへの限定や特定ユーザーへのコンテンツアクセス権の割り当てがあります。
コンタクト、会社、タスク
コンタクトには既定で、すべてのユーザーがアクセスできます。[コンタクト]タブでは、コンタクト、会社、タスクなど、CRM関連機能の権限と制限をきめ細かく設定できます。コミュニケーション受信トレイのユーザー権限を管理するには、コミュニケーション受信トレイの作成方法に関するドキュメントを確認してください。
コンタクトアクセス
- [表示]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに表示を許可するコンタクト、会社、およびタスクを管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのコンタクトと会社をユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- ユーザーに[表示:担当のみ]の権限が設定されている場合、コンタクトホームとリストツール(Marketing Hubのみ)には自身が担当しているコンタクトのみが表示されます。
- [コミュニケーション]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーにEメールの送信、通話、ミーティングのスケジュールを許可するコンタクトおよび会社を管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]、[なし]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのコンタクトと会社をユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- [編集]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに編集と削除を許可するコンタクト、会社、およびタスクを管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]、[なし]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのコンタクトと会社をユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
注:担当の権限は、既定の担当者プロパティーとカスタムHubSpotユーザー フィールド タイプのプロパティーに基づきます。チームの所有権を付与されているユーザーは、割り当てられたチームのメンバーが担当するレコードと、親子関係にあるチーム(Enterpriseアカウントのみ)の子チームのメンバーが担当するレコードにアクセスできます。
カスタム オブジェクト アクセス
カスタムオブジェクトには、以下の設定が適用されます。
- [表示]:カスタム オブジェクト レコードの表示権限をユーザーに付与する場合、このスイッチをオンに切り替えます。
-
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのレコードをユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- ユーザーに[表示:担当のみ]の権限が設定されている場合、カスタムオブジェクトのホームには自身が担当しているコンタクトのみが表示されます。
- [編集]:カスタム オブジェクト レコードの編集権限をユーザーに付与する場合、このスイッチをオンに切り替えます。
-
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのレコードをユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- ユーザーに[表示:担当のみ]の権限が設定されているユーザーの場合、カスタムオブジェクトのホームでは自身が担当しているコンタクトのみを編集できます。
CRM設定アクセス
以下の設定は、コンタクト、会社、取引、チケット、およびタスクに適用されます。
- ワークフロー:チェックボックスを選択して、ユーザーにワークフローツールを「削除」、「編集」、または「表示」するためのアクセス権を付与します。ユーザーに「削除」アクセス権を付与するには、そのユーザーに「編集」アクセス権も付与されている必要があります。
- [一括削除]:コンタクト、会社、取引、チケット、およびタスクを一括削除する権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。これによりユーザーは、例えばリストやダッシュボードの中からコンタクトを削除することができます。コンタクトアクセスのための編集権限を付与されている場合は、この権限がなくても、個々のレコードからコンタクト、会社、取引、チケット、タスクを削除できます。
- [インポート]:HubSpotアカウントにコンタクト、会社、および取引をインポートする権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [エクスポート]:HubSpotアカウントからコンタクト、会社、および取引をエクスポートする権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [プロパティーの設定を編集]:HubSpotアカウントでプロパティーを作成または編集する権限と、リード スコアリング ツールへのアクセス権をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
[マーケティング]
[マーケティング]タブで、マーケティングの公開に使用するツールの権限を設定します。
- [マーケティングアクセス]:Eメールツールなどのマーケティングツールにアクセスしたり、マーケティングEメールからコンタクトをオプトアウトしたりするためのアクセス権をユーザーに付与する場合、このスイッチをオンに切り替えます。スイッチをオンにすると、HubSpotのマーケティングツールに関する権限の詳細オプションが表示されます。
- [広告]:広告ツールの公開アクセス権または読み取りアクセス権を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。
- [ブログ]:ブログツールの公開、書き込み、または読み取りアクセス権をユーザーに付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。書き込みアクセス権を持つユーザーは、ブログツールでコンテンツを作成できますが、新しい記事を公開したり公開中の記事を更新したりすることはできません。
- [Eメール]:Eメールツールの公開、書き込み、または読み取りアクセス権をユーザーに付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。
- 「書き込み」アクセス権を持つユーザーは、Eメールを作成することはできますが、マーケティングEメールを送信したり、自動化用のEメールを保存してワークフローで使用したりすることはできません。
- ユーザーがマーケティングEメールを公開および削除するには、「公開」アクセス権が付与されている必要があります。
- ユーザーがコンタクトのバウンスを解消するには、少なくとも「読み取り」アクセス権が付与されている必要があります。
- [ランディングページ]:ランディング ページ ツールの公開、書き込み、または読み取りアクセス権を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。書き込みアクセス権を持つユーザーは、ランディングページを作成できますが、新しいページを公開したり公開中のページを更新したりすることはできません。
- [ウェブサイトページ]:ユーザーにウェブサイト ページ ツールの公開、書き込み、または読み取りアクセス権を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。書き込みアクセス権を持つユーザーは、ウェブサイトページを作成できますが、新しいページを公開したり公開中のページを更新したりすることはできません。
注:CTA(call-to-action)を作成するには、ブログ、Eメール、ランディングページ、またはウェブサイトページの書き込みまたは公開のアクセス権限がユーザーに付与されている必要があります。
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- [URLリダイレクト]:URLリダイレクトツールのユーザーに読み取りまたは書き込み権限を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。書き込みアクセス権を持つユーザーは、URLリダイレクトを作成および更新できます。
- [HubDB](CMS Hubのみ):ユーザーにHubDBの公開、書き込み、または読み取りアクセス権を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。
- [読み取り]:ユーザーはテーブル行のデータの閲覧とデータのエクスポートができますが、データを追加できません。
- [書き込み]:ユーザーはテーブルへの行の追加、ロックされた行の複製、データのインポート、データのエクスポートを行うことができます。
- [公開]:ユーザーは新しい行の追加、既存の行の編集、テーブルからの行の削除を行うことができます。
注:HubDBテーブルの設定の更新、作成、複製、公開停止、削除を行うには、アカウントアクセス権限でユーザーの[HubDBテーブルを編集]が有効になっている必要があります。
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- [ソーシャルパブリッシング]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに公開を許可するソーシャルアカウントを管理します。[すべてのアカウント]、[本人のアカウントのみ]、または[下書きのみ]のソーシャル権限を持つユーザーは、すべての共有ソーシャルアカウントについてソーシャルモニタリング、公開時、およびレポート上での確認ができるだけでなく、接続済みのソーシャルアカウントも表示できます。
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[すべてのアカウント]:ユーザーは接続したソーシャルアカウントまたは任意の共有ソーシャルアカウントに公開できます。ソーシャル設定の編集も可能です。
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[本人のアカウントのみ]:ユーザーは自分が接続したソーシャルアカウントにのみ公開できます。
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[下書きのみ](Marketing Hub Enterpriseのみ):ユーザーはソーシャルアカウントに公開できませんが、自分が接続したソーシャルアカウントまたは任意の共有ソーシャルアカウントでのソーシャル投稿の下書きを作成できます。
- [なし]:ユーザーはソーシャルツールにアクセスできません。ユーザーがログインしても、ナビゲーションメニューにはソーシャルツールが表示されません。
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- [リスト]:ユーザーにリストツールへのアクセス権を付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [フォーム]:ユーザーにフォームツールへのアクセス権を付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [レポート]:ユーザーにレポートツールへのアクセス権を付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。レポートツールには、トラフィックアナリティクス、ページパフォーマンス、他社比較、トラッキングURLビルダー、イベント(Marketing HubEnterpriseのみ)、レポート設定が含まれます。
- [コードテンプレートおよびモジュールを編集]:コードテンプレートおよびモジュールの編集権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。[コードテンプレートおよびモジュールを編集]権限がないユーザーは、テンプレートマーケットプレイスにアクセスできません。
- [グローバルコンテンツを編集]:ウェブサイトのためのグローバルコンテンツとテーマの編集権限をユーザーに付与する場合、このスイッチをオンに切り替えます。
- [コンテンツステージング]:ユーザーにコンテンツ ステージング ツールへのアクセス権を付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [ウェブサイト設定を編集]:ウェブサイト設定の編集権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [アセット マーケットプレイス アクセス権]:HubSpotマーケットプレイスからモジュールおよびテンプレートをインストールするための権限をユーザーに付与する場合、このスイッチをオンに切り替えます。
- [ファイル]:ファイルマネージャーからファイルを追加、編集、および削除するアクセス権をユーザーに付与する場合、このスイッチをオンに切り替えます。この権限のないユーザーでもファイルマネージャーでファイルを表示できます。
- [ソーシャルパブリッシング]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに公開を許可するソーシャルアカウントを管理します。[すべてのアカウント]、[本人のアカウントのみ]、または[下書きのみ]のソーシャル権限を持つユーザーは、すべての共有ソーシャルアカウントについてソーシャルモニタリング、公開時、およびレポート上での確認ができるだけでなく、接続済みのソーシャルアカウントも表示できます。
[セールス]
[セールス]タブでは、セールステンプレート、ドキュメント、コール、ミーティング、Eメール連携など、取引機能とセールス機能の権限と制限をきめ細かく設定します。
セールスアクセス
- [セールスアクセス]:セールステンプレート、ドキュメント、コール、ミーティング、およびEメール連携へのアクセス権をユーザーに付与するには、このスイッチをクリックしてオンに切り替えます。スイッチをオンにすると、HubSpotのセールスツールに関するより詳細な権限が表示されます。
- [製品ライブラリーを管理]:製品ライブラリーで製品を作成および編集するためのユーザーアクセス権を付与するには、このスイッチをクリックしてオンに切り替えます。
- [テンプレート]:テンプレートを作成、編集、および削除するためのユーザーアクセス権を付与するには、このスイッチをクリックしてオンに切り替えます。Sales HubおよびService Hubの有料シートを割り当てられたユーザーは、テンプレートの作成/編集権限が付与されていなくても、テンプレートの表示および送信が可能です。
- [Sales Starter/Professional/Enterprise]:シートで利用できる以下のセールスツールへのアクセス権をユーザーに付与するには、[Sales Starter/Professional/Enterprise]のスイッチをクリックしてオンに切り替えます。
注:購入済みのシートをすべて割り当てている場合は、[別のユーザーを購入]をクリックしてユーザーをアップグレードすることができます。Sales Hubの有料ユーザーの管理をご覧ください。
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- 予測:ドロップダウンメニューを使用して、ユーザーがフォーキャストツールと収益目標を表示または編集できるかどうかを制御します。
- 編集:ドロップダウンメニューをクリックし、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]、または[なし]を選択します。
- 表示:ドロップダウンメニューをクリックし、[すべて]、[チームのみ]、または[担当のみ]を選択します。
- 予測:ドロップダウンメニューを使用して、ユーザーがフォーキャストツールと収益目標を表示または編集できるかどうかを制御します。
-
- [プレイブック]:プレイブックの公開または書き込みアクセス権をユーザーに付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。プレイブックの公開および書き込みの権限を編集できるのは、アカウントアクセス権限を付与されたSales Hub Enterpriseユーザーのみです。
- [シーケンス]:シーケンスを作成および編集するためのアクセス権をユーザーに付与するには、このスイッチをクリックしてオンに切り替えます。Sales Hub ProfessionalまたはEnterprise、あるいはService Hub ProfessionalまたはEnterpriseの有料シートを割り当てられたユーザーは、シーケンスの作成/編集権限が付与されていなくても、シーケンスの表示および送信が可能です。
- [シーケンスを一括登録]:Sales Hub ProfessionalおよびEnterpriseのユーザーの場合、これは既定で有効になっています。シーケンス内のコンタクトを一括登録するためのユーザーのアクセス権を削除するには、このスイッチをクリックしてオフに切り替えます。オフになっている場合、ユーザーはコンタクトを1つずつ登録できます。
取引へのアクセス
以下の設定は取引に適用されます。
- [表示]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに表示を許可する取引を管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当ての取引をユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- [編集]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに編集を許可する取引を管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]、[なし]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当ての取引をユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- ユーザーに取引の新規作成や既存の取引の編集を許可しない場合は、[なし]を選択します。
注:担当の権限は、既定の担当者プロパティーとカスタムHubSpotユーザー フィールド タイプのプロパティーに基づきます。チームの所有権を付与されているユーザーは、割り当てられたチームのメンバーが担当するレコードと、親子関係にあるチーム(Enterpriseアカウントのみ)の子チームのメンバーが担当するレコードにアクセスできます。
サービス
[サービス]タブでは、チケットとサービスツールの権限と制限をきめ細かく設定できます。
チケットへのアクセス
以下の設定はチケットに適用されます。
- [表示]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに表示を許可するチケットを管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのチケットをユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
- [編集]:ドロップダウンメニューをクリックして、ユーザーに編集を許可するチケットを管理します。
- オプションは、[すべて]、[チームのみ]、[担当のみ]です。
- [チームのみ]または[担当のみ]を選択した場合、未割り当てのチケットをユーザーが確認できるようにするには、[未割り当て]チェックボックスをオンにします。
注:担当の権限は、既定の担当者プロパティーとカスタムHubSpotユーザー フィールド タイプのプロパティーに基づきます。チームの所有権を付与されているユーザーは、割り当てられたチームのメンバーが担当するレコードと、親子関係にあるチーム(Enterpriseアカウントのみ)の子チームのメンバーが担当するレコードにアクセスできます。
Service Hubアクセス
- [Service Hubアクセス]:ユーザーにサービスツールへのアクセス権を付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。スイッチをオンにすると、HubSpotのサービスツールに関する詳細な権限が表示されます。
- [お客様のフィードバックアンケート]:[書き込み]チェックボックスをオンにすると、フィードバックツールでアンケートを作成する権限がユーザーに付与されます。
- [ナレッジベース記事]:ユーザーにナレッジ ベース ツールの公開または書き込みアクセス権を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。書き込みアクセス権を持つユーザーは、ナレッジベース記事を作成できますが、記事を公開または更新することはできません。
- [ナレッジベース設定]:ナレッジベース設定の編集権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。この権限では既定で、ナレッジ ベース ツールの公開アクセス権もユーザーに付与します。
- [Service Starter/Professional/Enterprise]:Service Hub Starter、Professional、またはEnterpriseのシート(存在する場合)をユーザーに割り当てるには、[Service Starter/Professional/Enterprise]スイッチをオンに切り替えます。Service Hubの有料ユーザーの管理に関する詳細をご覧ください。
- [プレイブック権限を設定]:ユーザーにプレイブックツールの公開または書き込みアクセス権を付与するには、該当するチェックボックスをオンにします。プレイブックのユーザーの公開および書き込みの権限を編集できるのは、アカウントアクセス権限を付与されているService Hub Enterpriseユーザーのみです。
レポート
[レポート]タブでは、ダッシュボード、レポート、およびアナリティクスの作成、編集、表示を実行するための権限をユーザーに付与できます。
ダッシュボード、レポート、アナリティクスなど、さまざまなレポートツールへのアクセス権をユーザーに付与するには、[レポートへのアクセス]スイッチをクリックしてオンに切り替えます。以下に示されているダッシュボード、レポート、およびアナリティクスの特定の権限を付与するためのチェックボックスをオンにします。
- [作成/担当]:ダッシュボードとレポートの作成と担当のための権限をユーザーに付与します。
- [編集]:アクセス可能なダッシュボード、レポート、アナリティクスの編集権限をユーザーに付与します。作成と担当のための権限をユーザーに付与する場合、これを選択します。
- [表示]:ダッシュボード、レポート、アナリティクスのツールの表示権限をユーザーに付与します。[レポートへのアクセス]スイッチがオンになると、既定でオンになります。
アカウント
[アカウント]タブでは、アカウント管理に対する権限と制限をきめ細かく設定できます。
- [マーケティング コンタクト アクセス]:コンタクトをマーケティングコンタクトまたはマーケティング対象外のコンタクトとして設定するための権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [アプリ マーケットプレイス アクセス権]:HubSpotマーケットプレイスからアプリをインストールするための権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。この権限のないユーザーでも、サードパーティーウェブサイトからのアプリ、Eメール統合、カレンダー統合、およびLinkedIn Sales Navigatorはインストールできます。
- [ドメインを追加して編集]:ドメインの接続/編集権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
アカウントアクセス
アカウントアクセス権限では、ユーザーアカウントの管理アクセス権を付与します。
権限が有効になると既定で以下の権限が付与され、スイッチをオフに切り替えると無効にできます。
- [ユーザーを追加して編集]:ユーザーに他のユーザーを追加または編集する権限を付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。アカウントアクセス権限を付与されたユーザーは、自身に所有権がある権限のみを他のユーザーに付与できます。アカウントアクセス権限を付与されたユーザーにセールスアクセス権限がない場合、他のユーザーにセールスアクセス権限を割り当てることはできません。これは役割にも適用されるため、権限を共有している役割のみを割り当てることができます。
- [チームを追加して編集]:他のユーザーをチームとして編成する権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [チームによるパーティション化]:HubSpotアセットをパーティション化する権限を特定のユーザーとチームに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。この権限を持つユーザーはすべてのパーティション化されたアセットを表示することもできます。
- [アカウントの既定設定を編集]:アカウントの名前、言語、タイムゾーン、通貨、既定の日付および数値の形式を編集する権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。この権限を付与されたユーザーは、プライバシーポリシーのアラートを設定および編集できます。
注:ProfessionalまたはEnterpriseアカウントのユーザーとして複数の通貨を使用している場合にアカウント上の既定の通貨を編集するには、スーパー管理者でなければなりません。
- [請求先を変更して契約上の名前を変更]:HubSpotアカウントの請求情報を変更する権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [レポートおよびダッシュボードを編集]:レポートやダッシュボードの編集/表示/割り当て権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [HubDBテーブルを編集]:HubDBテーブルの設定変更、作成、複製、公開停止、削除を行う権限をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
アカウントアクセス権限を持つユーザーは既定で次の操作も行うことができます。
- チャットボットの作成と編集
- 個人の非公開テンプレートの表示と送信
- コールとミーティングのタイプの作成と編集
- 製品ライブラリーでの製品の作成と編集
- 新しいレコードを作成するときに表示するフィールドの編集
- すべてのユーザーの[ログに記録しない]リストの編集
- アカウントのコンテンツアクティビティー履歴のエクスポート
- すべてのコミュニケーション受信トレイの表示
- レコードのサイドバーのカスタマイズ
スーパー管理者
スーパー管理者には、すべてのツールおよび設定へのアクセス権が付与されます。ただし、有料のSales HubまたはService Hubの機能を除きます(有料シートが必要)。スーパー管理者はアカウントのAPIキーにもアクセスできます。
別のユーザーをスーパー管理者として設定できるのはスーパー管理者のみです。ユーザーをスーパー管理者にするには、[アクション]ドロップダウンメニューをクリックして[スーパー管理者権限を付与]を選択します。
パートナーアカウント
[パートナー]タブでは、HubSpotアカウント上のユーザーにパートナーツールへのアクセス権を付与し、これらのユーザーをクライアントポータルのパートナー従業員として指定できます。[パートナー ツール アクセス]がオンに切り替えられるまでは、既定でパートナーアカウント上のどのユーザーにもパートナーツールへのアクセス権が付与されません。
- [パートナー ツール アクセス]:パートナーツールへのアクセス権をユーザーに付与するには、このスイッチをオンに切り替えます。
- [パートナーダッシュボード]:パートナーダッシュボードの書き込みまたは読み取りアクセス権をユーザーに付与するには、該当のチェックボックスをオンにします。
- ソリューションディレクトリ:[書き込み]チェックボックスを選択して、ユーザーにディレクトリへの「書き込み」アクセス権を付与します。
- [パートナー従業員]:クライアントのHubSpotアカウント上にユーザーを追加する際にパートナー従業員として設定するには、HubSpotパートナーアカウント上でこのスイッチをオンに切り替えます。
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